リア充の意味や使い方とは?由来・勘違いされやすい意味も解説!
リア充は本来ネットスラングですが、最近では普段の会話でも耳にしますよね。
意味はわかるものの、具体的にはどのような人を指すのかピンと来ないという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、リア充の意味や使い方とあわせてその由来と勘違いされやすい意味について解説します。
Contents
リア充とは?
リア充はネットで生まれたスラングです。
まずは、リア充の意味と由来について押さえておきましょう。
リア充の意味・使い方
リア充は『りあじゅう』と読み、実社会での生活を楽しんでいる人を指す言葉です。
『リア』はリアル、『充』は充実の略となっています。
ブログやSNSといったネットだけのバーチャルリアルな関係ではなく、現実世界での交友関係や趣味などが充実している人が『リア充』です。
逆に家に引きこもってネットばかりしている人は『非リア充』や『非リア』といわれます。
リア充の由来
『リア充』というネットスラングは2005年頃、2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)で誕生したといわれています。
当初はインターネットの世界に入り浸る人々が、実生活を充実させられていない自らの状況を自虐的に言い表したものでした。
もともとは『リアル充実組』で、それを省略したのが『リア充』です。
略語の『リア充』はネットスラングとして定着し、次第に多くの人に使われ広まっていきました。
2007年には『ネット流行語大賞』で21位に入り、2011年には『女子中高生ケータイ流行語大賞』の金賞を獲得しています。
リア充が使われ始めた当初は一人でもリアルな友達がいればリア充でしたが、ネットを利用する人が増えるにつれ、定義は次第に変わってきました。
人間関係に恵まれていたり、リアルで開催されるイベントに多く参加していたり、今やリア充と呼ばれる条件はさまざまです。
恋人がいるリア充に対して羨望と嫉妬を込めた「リア充爆発しろ」というフレーズも使われています。
リア充の勘違いされやすい意味
リア充といえばパーティー好きのヤンキーやギャルといった勘違いも多く見られますが、真面目なタイプのリア充もいます。
必ずしも明るく派手好きな人たちだけがリア充と呼ばれるわけではありません。
また、恋人がいるのがリア充といった勘違いも多く見られます。
確かに恋愛している人は実生活が充実していることが多いですが、『リア充=恋人がいる』というわけでもありません。
多くの友達と一緒に充実した日々を過ごしているなら、恋人の有無に関わらず『リア充』と呼ばれます。
リア充な人の特徴
実生活を楽しんでいるリア充ですが、具体的にはどのような人物が当てはまるのでしょうか。
ここでは、リア充な人の特徴を見てみましょう。
コミュニケーション能力が高い
実社会で良好な人間関係を築くには、積極的に人と交流する必要があります。
それだけにリア充と呼ばれる人は、コミュニケーション能力が高い人が多い傾向にあります。
初対面の相手にもにこやかに応対し、上司や先輩が相手でも物おじせず会話を楽しめるので、誰とでも仲良くなれるのです。
後輩や年下の相手にも横柄な態度を取らず、友好的に接する姿は誰からも慕われ、充実した関係性を作り上げられます。
友達や知り合いが多い
多くの人に愛されるリア充な人は、友達や知り合いが多いのも特徴です。
飲み会や遊びの誘いにも嫌な顔をせず気軽に応じます。
人付き合いも良いので、周りには自然と人が集まりいつも多くの友人に囲まれてます。
仕事もしつつ趣味も多い
リア充な人は好奇心旺盛で、何にでも精力的に取り組むパワーの持ち主です。
興味があればすぐに挑戦してみるフットワークの軽さもあるため、仕事もしつつ趣味も多く、公私ともに忙しい毎日を過ごしています。
やりたいことが山のようにあるリア充に、ぼんやりしている時間はないのです。
月に1回以上は旅行に行く
リア充な人は常にアクティブで、月に1回以上は旅行に行くという人も珍しくありません。
時間さえあれば日常を脱け出し、新たな刺激を求めて見知らぬ土地へと出かけていきます。
一人旅もあれば友達と一緒に出かけることもあり、旅先でもさまざまな人と出会ってはさらに人脈が広がっていくのはリア充ならではでしょう。
季節ごとのイベントには全て参加する
常に楽しもうという気持ちを持っているリア充な人は遊び仲間にも恵まれているため、季節ごとのイベントには全て参加します。
春は花見、夏は花火大会と海水浴、秋にはハロウィン、冬はクリスマスやカウントダウンなど、イベントが目白押しです。
そのため、リア充のスケジュール帳はいつも予定で埋まっています。
SNSの投稿が充実している
リアルな生活を満喫しているリア充だけに、SNSの投稿も充実しています。
非リア充はSNSを充実させるために投稿しますが、リア充にとってSNSはリアルな思い出を仲間とシェアする場です。
すでに日常が充実しているため、結果としてSNSの投稿も充実したものになるのです。
恋人が途切れない
リア充に恋人は必ずしも必要ではありませんが、人間関係が充実しているだけに自然と出会いも多く、恋人が途切れないリア充は少なくありません。
コミュニケーション力が高く、どんな相手にも気を使えるため、異性にモテるのは当然といえるかもしれませんね。
リア充になるにはどうすればいい?
現実生活を充実させてリア充を目指したいものですが、どうすればよいのでしょうか。
リア充の充実した現状を支えているのは、人間関係です。
多くの人と出会う機会を求めて行動を起こすよう心がけましょう。
人間関係が広がらない原因のひとつに、フットワークの悪さがあります。
面倒だからと飲み会や遊びの誘いを断ってばかりいては、付き合いが悪い人と見なされ、次第に距離を置かれてしまうでしょう。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、楽しむつもりで人の誘いに気軽に乗ってみるのがおすすめです。
まだ誘ってもらえるほどの距離感でなければ、まずは自分から挨拶するところから始めましょう。
新しい習い事や趣味を始めてみるのも手です。
新しい出会いがあれば、新たな人間関係を築いていくこともできるでしょう。
積極的に人と関わる気持ちと、相手を思いやる気遣いを忘れなければ、少しずつ人と繋がっていけるはずです。
焦らず、楽しみながら前向きに取り組んでいきましょう。
リア充はリアル(現実)が充実している人の略!
『リア充』はネットで生まれたスラングで、リアル(現実)が充実している人の略です。
もともとネットのヘビーユーザーが自虐を込めて使い始めた言葉でしたが、今や実社会でも使われるようになってきました。
最初は一人でもリアルな友達がいればリア充と呼ばれていましたが、最近では大勢の友達に囲まれている人に対して使われることが増えてきています。
リア充と聞くと、ヤンキーやギャル系だったり恋人がいたりといった勘違いも少なくありません。
しかし真面目な人でも恋人がいなくても、大勢の友達に囲まれてリアルな生活が充実していればリア充なのです。
人との繋がりを大切にして充実した人間関係を築いていきましょう。
- リア充とは、実社会での生活を楽しんでいる人を意味するネットスラングで、元はネットのヘビーユーザーがインターネットに入り浸っている自分自身を自虐した言葉だった
- リア充には、ヤンキーやギャルだったり恋人がいたりといった誤ったイメージがあるが、真面目な人でも恋人がいなくても、多くの友人に囲まれて充実した実生活を送っていればリア充と呼ばれる
- リア充な人の特徴は、コミュニケーション能力が高い・友達や知り合いが多い・仕事もしつつ趣味も多い・月に1回以上は旅行に行く・季節ごとのイベントには全て参加する・SNSの投稿が充実している・恋人が途切れない
- リア充になるには、多くの人と出会う機会を求めて、フットワーク軽く行動を起こそう