【嫌い避けとの違い】好き避けをする男女の心理とその特徴とは?

気になる相手が現れたら、自分のことを積極的にアピールし、良い印象を与えようと頑張るのが一般的ですよね。
しかしなかには気になる相手だからこそ、意識してしまい好き避けをする人も多くいます。
相手からの反応がないからと諦めてしまい、「せっかくの両思いが実らなかった」というケースも少なくありません。
こういったすれ違いを避けるためにも、好き避け行動の理由、特徴や心理状態を知ることが大切です。
対処法がわかれば、両想いになれるかもしれません。
意中の人の気持ちが分からない、と悩んでいる方は紹介するアプローチ方法を参考にしてみてくださいね。
Contents
『好き避け』ってどんな行動?
好き避けとは、好意を持っている相手だからこそ、「どう対応したら良いのかわからない」「好意を持っていることに気づかれたくない」といった想いから、そっけない態度や冷たい態度をしてしまう行為のことです。
これはある意味「好きですサイン」を出している行動と取ることができます。
恋愛上級者のなかには、意図的にそっけない態度をとって気を惹こうとする人もいます。
そのため、相手の行動を間違えて捉えてしまうと、うまくいくはずの恋愛もダメになってしまう可能性があるので注意が必要です。
『嫌い避け』との違い
相手が冷たい態度を取ったからといって、全てが好き避けとは限りません。
逆に興味がなく、関わりたくないから避けている可能性もあります。
そのため、相手の心理をしっかり見極めることが重要です。
好き避けの場合には、冷たい態度を取りながらも、裏には好意が隠れています。
たとえば、メールやラインをした際、態度とは裏腹に返信が早かったり、なんとなく緊張しているような態度だったりとぎこちない印象があります。
それに対し嫌い避けの場合には、メールやラインをしても既読にすらならなかったり、何らかの誘いもきっぱりと断ってきたりします。
相手の対応をよく見て、慎重に判断しましょう。
職場で目を合わさない
気になる相手ができると、ついついその人を目で追ってしまうものです。
しかし、好き避けをする人は、目が合うと反らすような態度をとります。
とくに職場の場合には、本人や周囲の人間に好意を持っていることを知られたくないため、わざと目を合わさず、好意がない態度をとりがちです。
不自然な感じがしたら、それは好き避け行為かもしれません。
既婚の自分に声をかけてこない
恋愛感情は、時に意志とは別のところで動いてしまうことがあります。
「不倫は絶対にダメ」と思っている人でも、知らず知らずのうちに既婚者に心惹かれることもあるでしょう。
あなたが既婚者で、あなたに好意を抱いている相手がいる場合には、「既婚者を好きになってはいけない」という想いから、好き避けをしているかもしれません。
「これ以上惹かれないために距離を置いた方が良い」と、そっけない態度や避けるような態度で気持ちを抑えている可能性があります。
好き避けをする男性の心理と特徴
男性のなかには、恋愛下手な人も少なくありません。
恋愛に慣れた男性であれば、気になる女性が現れたら積極的にアプローチすることができますが、恋愛経験が少なくシャイな男性は、思ったように行動に移せない人も多くいます。
恋愛下手な男性は、なぜ好き避けの態度を取ってしまうのか、その心理を紹介します。
恥ずかしい
恋愛経験が少ない男性は、女性とうまくコミュニケーションが取れない傾向にあります。
ましてや、好意を抱いた女性を目の前にすると、「何を話したら良いだろう」「どう接したら良いのだろう」と緊張し、うまくアプローチすることができなくなってしまいます。
恥ずかしいという想いから結果的に、好き避けの行為をとってしまうのです。
プライドが高い
仕事ができ、周りからも人気がある男性は、想像以上にプライドが高いもの。
意中の相手ができた時、そのプライドが邪魔をすることがあります。
プライドが高い男性は、「好意を抱いていることを誰にも知られたくない」「振られたくない」という想いが強く、自分からアプローチすることができずについ冷たい態度を取ってしまうことがあります。
なかには、「この俺が、自分からアプローチなんてできない」と上から目線で考えている人もいるでしょう。
性格がツンデレ
子どもの頃、好きな女の子をいじめる男の子っていましたよね。
実は、そんな子ども心によって、好き避け行為をする男性もいます。
「気を惹きたい」「自分のことを見て欲しい」という想いから、ツンデレな態度を取り、振り向かせようとします。
好き避けをする男性の行動
気になる男性が、自分に冷たい態度を取った時「これって、好き避け?それとも嫌い避け?」と迷う女性も多いでしょう。
この判断を間違えると、後に大きな後悔に繋がることもあります。
男性心理をしっかり把握し、意中の相手の本心を見極めましょう。
近くにいるけど話さない
二人でいる時、男性が何も話さないと「つまらないのだろうか?」「私と話をしたくないのだろうか?」と不安になるものです。
しかし、男性のなかには好き避け行動として、話さない人も少なくありません。
気になる女性から話しかけられたことで緊張してしまい、話せなくなっている場合や、恥ずかしくて何を話したら良いのかわからなくなっているケースも考えられます。
これを判断するには、あなたが話しかけた時の反応をチェックすることがおすすめです。
反応が薄かったり、その場から早く離れようとする場合は、嫌い避けと考えた方が無難です。
他の男性に近づかれたら不機嫌になる
好き避け行動か嫌い避け行動か、判断つかない場合は、他の男性と接している姿を見せることでわかることもあります。
好き避け行動の場合には、あなたが他の男性と楽しそうに接している姿を見ると、不機嫌になるはずです。
全く気にしていないようであれば、嫌い避け行動の可能性が高いでしょう。
好き避けをする女性の心理と特徴
男性にとって、女性は「なにを考えているか分からない」ということが多いのではないでしょうか。
とくに、好き避け行動をする女性には、どうアプローチしたら良いのか迷う男性が多いはず。
では、女性はどんな心理で好き避け行動をしているのか紹介します。
好きな人に嫌われたくない
女性が好き避け行動をする心理として、「好きだからこそ、おかしな行動をして嫌われたくない」という想いから、知らず知らずのうちに好き避け行動をしてしまう人もいます。
嫌われたくないために、好き避け行動になっている女性の多くは恋愛経験が少なく、アプローチ方法が分からないタイプが多い傾向にあります。
性格が天邪鬼
女性のなかには、素直に自分の気持ちを表現できない人もいます。
好意を抱いている相手となると、余計に素直になれない女性も多いでしょう。
そんなタイプも、好き避け行動しやすい傾向にあります。
本当は、「振り向いてほしい」「気づいてほしい」という想いがあるにも関わらず、素直に態度に出すことができず、避ける様な態度を取り、結果好き避け行動をしてしまいます。
アプローチをされたい
女性のなかには、どんなに好きな男性ができても、自分からアプローチをしない人もいます。
「アプローチや告白は、女性側からではなく男性側から」と考えている女性も少なくありません。なかにはプライドが高く、「自分からアプローチするなんて考えられない」という人もいるでしょう。
そのため、男性からアプローチさせるために、あえて好き避け行動をして、自分の存在をアピールする人もいます。
好き避けをする女性の行動
好き避けをする女性の行動として多いのは、目が合うと反らすというもの。
目が合うということは、常にあなたに視線を向けているということですから、何度も目を反らすようなことが続いた場合には、好き避けの可能性が高いでしょう。
また、二人きりになると会話が続かず、おかしな空気になる場合には、女性が意識し過ぎて話せなくなっている可能性があります。
「嫌われたくない」「好かれたい」という想いから、何を話せば良いのか分からず、いつも通りの饒舌が消えてしまう人も多いでしょう。
飲み会で近くに席をとっても、他の人とばかり話す
職場や仲間内の飲み会の際、好意を抱いている男性が隣の席や向いの席になることもあります。
本来であれば嬉しい状況ですが、好き避け行動をしてしまう人は、この状況をうまく活かすことができません。
その結果、「話したい」という気持ちがあっても緊張してしまい、あなた以外の人とばかり話をしてしまいます。
Lineやメールの返信をわざと遅らせる
女性のなかには、好意を抱いている男性を振り向かせようと、計算した行動をする人もいます。
Lineで連絡をした際、既読になったのにすぐに返信がこなかったり、長い間既読にならなかったりする場合には、「あなたからのメッセージを、待っていたわけではありません」というアピールのため、時間を置いている可能性があります。
以前までは、すぐに返信がきていたのに、急に返信が遅くなったという場合には好き避けをしている可能性が高いでしょう。
好き避けする人に告白を成功させる方法
好意を抱いている相手に、好き避け行動をされている人は「自分から、アプローチするしかない」と考えているでしょう。
しかし、好き避け行動をする人の心理は複雑なので、告白も工夫が必要です。
では、好き避けする相手に効果的なアプローチ方法を紹介します。
男性⇒女性へのアプローチ方法
好き避けをする女性たちは、恋愛経験が少ない人、自分に自信がない人、プライドが高い人に分かれます。どのタイプも、まずは諦めずにアプローチし続けることが大切です。
好意を抱いているからこその好き避け行動ですから、女性心理を踏まえた上で積極的に攻める必要があります。
それでは、好き避け行動をする女性への効果的なアプローチ方法を紹介します。
積極的に好意をアピール
好き避けをされると、「嫌われている」「これ以上のアプローチは嫌がられる」と諦めてしまう人も少なくありません。
しかし、好き避けは好意を持っているからこその行動、ということを忘れてはいけません。
あなたのアプローチ次第では、いい結果にも悪い結果にもなり得るのです。
そっけなくされたり、冷たくされたりしても、まずは諦めずに積極的にアプローチを続けることが成功の鍵となるでしょう。
サプライズをする
女子は基本的に、好きな男性からサプライズをされると嬉しいものです。
好き避けをしている女性も、サプライズされることで、素直に心を開くかもしれません。
付き合ってもいない相手にサプライズというと、「何をすれば良いのだろう」と思うかもしれませんが、ささいなことで大丈夫。
たとえば、職場恋愛なら机の上に「いつも、ありがとう」といったメッセージを添えたお菓子を置くなど、相手が受け入れやすいサプライズをすることがポイントです。
Lineを送る
好意を抱いている男性には、「緊張して、うまく話せない」という女性も多くいます。そんな女性へのアプローチ方法は、余裕を持って接することができるLineがおすすめです。
Lineであれば、あなたが送ったメッセージに「どう返信しよう?」と考える時間があります。
もちろん、相手の状況を見て送るタイミングには配慮が必要ですが、仕事が終わり、家でゆっくりとしているような時間帯に「今日は、忙しそうだったけれど大丈夫?」など優しいメッセージを送ることで、相手も素直に返信することができるでしょう。
女性⇒男性へのアプローチ方法
女性から、男性にアプローチするのはかなり勇気がいりますよね。
それが好き避け行動をする男性が相手であれば、ハードルはさらに高くなります。
それでは、好き避け行動をする男性への効果的なアプローチ方法を紹介します。
コミュニケーションはメール・Lineが基本
好き避け行動をする男性は、「恥ずかしい」という想いを抱えています。
そのため、周りに人がいる場所で話しかけたりするのはタブー。
コミュニケーションを取りたいときは、メールやLineがおすすめです。
メールやLineであれば、周りを気にする必要もありませんし、男性にとっても本心を出しやすくなるでしょう。
グループ交際から攻める
好き避け行動をする男性のなかには、恋愛経験が少ないが故に、女性とうまく接することができない人もいます。
こういったタイプの男性には、最初から2人きりの時間を取ろうとするのではなく、友達や同僚を巻き込んだ関係性を作っていくことがおすすめです。
数人であれば、男性も恥ずかしがらず、会話やデートができるはずです。
グループ交際に慣れてから、2人の関係に発展させていきましょう。
とにかく褒める
好き避け行動をする男性のなかには、自分に自信がない故に、恋愛から遠ざかっている人もいます。
そんな時には、自信を持ってもらうために、褒めることが効果的です。
女性に褒められて不快な想いをする男性はいません。
あなたが良いと思っている点をあげて、どんどん褒めていきましょう。
男性に自信を与えることで、好き避け行動を解消していくことがおすすめです。
好き避けと嫌い避けを見極めて行動しよう
好き避けは、好きだからこそ起こしてしまう行動です。
本来であれば、好意を抱いている相手から避けられるのは辛いものですが、真意に気づくことができれば、諦めることなく効果的なアプローチができます。
しかし、好き避けをする相手にアプローチするには、どんな理由で好き避けをされているのかしっかり判断することが大切です。
その判断を間違えてしまうと、あなたに抱いていたはずの想いが消えてしまうこともあります。
好き避けをする相手には、相手の気持ちを考えながら、慎重なアプローチを心がけましょう。