もはや嘘つき?話を盛る人の11個の心理&振り回されないための対処法
友達や職場には何でも大げさに話したがる人が一人や二人いるものです。
なかにはもはや嘘つきレベルで話を盛る人もいて、どこまで信じていいのかわからなくなってしまいます。
なぜ彼らは大げさに話してしまうのでしょうか。
今回のページでは、話を盛る人の11個の心理と振り回されないための対処法について解説します。
なぜ?話を盛る人の心理とは
何でも大げさに話していると、虚言癖を疑われて信用を失ってしまうこともあります。
リスクが高いにも関わらず、なぜ大風呂敷を広げてしまう人がいるのでしょうか。
まずは、話を盛る人の心理について見ていきましょう。
面白いと思われたい
周りの人に面白いと思われたいがために話を盛る人は少なくありません。
みんなを驚かせる話をしたくても、奇想天外な出来事はそう頻繁には起こりませんよね。
そのため、取るに足らない内容に尾ひれをつけてウケを狙っているのです。
サービス精神旺盛ともいえますが、彼らが一番気にしているのは自分自身の評判です。
「すごい」と言われたい
「すごい」と言われたくて話を盛る人もいます。
一目置かれる存在になりたくて、人の話を自分の話として語ったり、できないことをできると言ったりしてしまうのです。
会話の中心にいたい
常に会話の中心にいたい人も、話を盛ることが多いです。
彼らの多くは自己中心的な性格で、自分が主役でなければ気が済みません。
他の人が注目されているのが許せなく、自分に関心を集めようと大げさな話をします。
尊敬されたい(威厳を持ちたい)
プライドが高く、後輩や若い世代に尊敬されたい欲求が強い人も、話を盛りがちです。
職場の上司や先輩に多いタイプで、過去の栄光を大げさに語りたがります。
自らの威厳を保ちたいがために「俺の若い頃は~」「私たちの時代は~」と昔の自慢話を得々と語り、相手が感心する顔を見て悦に入るのです。
異性にアピールしている
普段は普通に会話をしていても、異性がいると急に話を盛り出す人もいます。
自分がいかに魅力的かを異性にアピールしたくて、つい話が大きくなってしまうのです。
モテたい気持ちは誰にでもありますが、話を盛り過ぎると周りをうんざりさせてしまいます。
話を盛るのがクセになっている
話を盛るのがクセになっている少々厄介なタイプも存在します。
日頃から話を盛っているので、どこまでが事実で、どこから盛っているのか本人もわかっていないことが多いです。
感覚が麻痺してしまい、何の抵抗もなく大げさに話を盛ってしまいます。
嫌われたくない恐怖心がある
自信のなさから話を盛ってしまうこともあります。
「ありのままを話しても受け入れられないだろう」「話を楽しくしないと嫌われてしまう」と思い込み、本当のことが言えなくなってしまうというわけです。
自分で自分の良さを自覚できていないために、足りない部分を盛って補おうとしてしまうのでしょう。
周囲から認められたい
周囲から認められたいがために、つい話を大きくしてしまう人は承認欲求を満たしたい欲が強めです。
仕事や勉強で良い結果を出して周囲に認めてもらおうと努力するはずが、自尊感情が低いと頑張るよりも簡単に高評価を得ようとします。
自分のことを過小評価していたり、自虐的だったりする節があるでしょう。
他人と自分を比較している
職場の同僚やクラスメイトとの会話のなかで話を盛りたがるのは、他人と自分を比較している可能性大です。
他人ができないエピソードを作り上げることで、自らの希少性をアピールしているのでしょう。
蓋を開けてみると自信がないタイプだったり人と話すのが苦手だったりすることがあります。
自分がこの場で一番じゃないと嫌
話を盛る人のなかには、ナルシストな性格からつい話を盛ってしまう人もいます。
「自分がこの場で一番じゃないと嫌」「注目されないとつまらない」と、自分勝手な理由で嘘をつき続けてしまうのです。
自分で嘘話なことは気づいているものの、優越感・自尊心を満たすことには変えられません。
病気の可能性も・・・
話を盛ることがやめられなかったり、過度になってきたりする場合は病気の可能性も考えられます。
たとえば演技性パーソナリティ障害の場合、自分が他人に注目されていないと不快に感じてしまうため、人目を引くための行動を繰り返します。
女性に多い病状ですが、男性に多いのは自己愛性パーソナリティ障害です。
自分を過大評価し、自分の能力や実績を誇張しがちなのが特徴。
もしかして…と思ったら「医療関連サイトにある心理テストで傾向を知る」「精神科医でカウンセリングを受ける」などから向き合うことをおすすめします。
話を盛る人に振り回されない5つの対処法
わかりやすいホラ話なら惑わされることはありませんが、ウソか本当かわかりにくい盛り方をされると騙される人も出てきます。
大げさな作り話をする人と、どのように付き合っていくのがいいのでしょうか。
最後に、話を盛る人に振り回されない5つの対処方法を紹介します。
話半分で聞き流す
話を盛る人とわかっているなら、話半分で聞き流すのがおすすめです。
ウソの多い話を真面目に聞いていると、どうしても惑わされてしまいます。
それが重要な話なら、他の人からも回ってくるはずです。
盛るとわかっている相手から聞かなくてもいいと割り切りましょう。
その場から離れてしまう
相手が話し始めたら、さりげなくその場から離れてしまうのも一つです。
聞き手がいると、彼らは調子づいてしまいます。
話すたびに席を外し続けていれば、相手も「この人は聞いてくれない」と気付いてくれるはずです。
盛ったことを指摘する
その場から離れるのが難しいときは、話の途中で盛ったことを指摘しましょう。
指摘の仕方は以下の通りです。
- あまりに話が大げさな場合→「さすがにそれは盛ってるよね」
- 以前に聞いた話と違う場合→「前はこう言ってたよね?」
- 盛ってるか確信がない場合→「その情報は本当〜?」
自分を良く見せたくて話を盛るのですから、それを指摘されるのは彼らにとっては好ましくありません。
毎回突っ込みが入るようになれば、彼らも大げさに話しにくくなるはずです。
ただし、上司や先輩といった目上の立場の人への指摘は控えるのが無難です。
逆ギレされたり、今後の関係性に影響したりする可能性もあるので注意しましょう。
気になる部分は聞いてみる
話を盛る人の話は辻褄が合わなくなってしまうことも珍しくありません。
話の綻びが見えれば、盛っているなと誰もが気付くものです。
スルーしてしまうのもアリですが、気になった場合は聞いてみてはいかがでしょうか。
「一人で残業って言ってたけど上司も残業してたって聞いたよ」「この前おすすめしてくれた著者の本読んだけど話が違った」など、聞くからには明確に異なる部分も合わせて意見するようにしてください。
そうすることで、この人にウソは通用しないと思われるはずです!
他の人に事実確認する
オオカミ少年の話にもあるように、大風呂敷を広げる癖がある人を信用しきるのは危険です。
かといって多少の真実が含まれていると、全てがウソと決めつけるわけにもいかないでしょう。
そこで賢明な対処法は、事実確認を他の人にとることです。
第三者に裏を取ることで、本当のところを知ることができますし、事実と答え合わせすることでどの程度話を盛る人なのか見当もつくはず。
告げ口のようでやりにくい部分もあると思いますが、惑わされないためにも必要性がある行為だと言い聞かせて向き合いましょう。
人の本性を見抜いて恋愛を有利に進めよう
話を盛る人は信頼に欠けるので、恋愛のパートナーとしてふさわしくありません。
恋愛で幸せをつかみたいなら、相手の本性を見抜く力を磨きましょう。
積極的に出会いの場に足を運んで、多くの出会いを重ねれば、人を見抜く力が鍛えられます。
効率よく出会いを探すなら、マッチングアプリ「ハッピーメール」がおすすめです。
累計会員数3,000万を突破しているので、数多くの出会いが期待できます。
ぜひハッピーメールで、たくさんの出会いを通して、素敵なパートナーを見つけましょう。
話を盛る人の会話は信じきらないようにしよう!
誰でも一度くらいは話を盛った経験はあるでしょう。
就活の面接で採用してもらうために話を盛ったり、好きな人に認められたくて大きく言ったりなど思い当たることがあると思います。
しかし、ここぞという駆け引き場面だけではなく、常に話を盛る習慣がついてしまっている人は要注意です。
自分に都合のいい方向に話を広げていくため、信じてしまうと痛い目に合うかもしれません。
話を盛る人との会話は信じきらず、ここで紹介した対処法を参考に向き合い方を思考しましょう。
見抜く力がつけば、きっと仕事にも恋愛にも生かすことができますよ。
- 話を盛る人の心理は、人にどう思われるかという自分勝手なものがほとんど
- 話を盛る人に振り回されないためには、聞き流すか事実確認を取るのがおすすめ
- 話を盛る人の会話は信じきらないように注意しよう