ハブられる人の特徴や原因とは?関係に合わせた対処法で解決しよう!
いつの間にか周囲の人からハブられた経験はありませんか?
仲間や同僚に避けられてしまうのは辛いですが、何の理由もなくハブられることは少ないでしょう。
何度もハブられたことがあるのならその人自身に原因があるのかもしれません。
そこで今回の記事では、ハブられる人の特徴や原因、さらにはハブられた場合の対処法を紹介していきます。
Contents
ハブられるの意味とは?
「ハブられる」とは、みんなの集まりに呼ばれなかったり飲み会の連絡がもらえなかったりするなど、仲間外れにされることを意味します。
とはいえ、積極的に攻撃されるようなことはなく、なんとなく距離を置かれる状態であることが多いです。
以下では「ハブられる」という言葉の語源や使い方について詳しく見ていきましょう。
方言?語源とは
「ハブられる」の語源とされているのが、遠州地方(静岡県西部辺り)の方言「はぶせ」です。
「はぶせ」は除外や仲間外れを意味する言葉であり、まさに「ハブられる」の語源として有力視できるものといってよいでしょう。
また「はぶせ」のほかには、村の中での付き合いをしてもらえない制裁を意味する「村八分」から来ているという説も存在します。
諸説あるため語源をはっきり限定することはできませんが、昔から「ハブられる」と近い言葉があったというのは興味深いところです。
類語
「ハブられる」の類語としては以下のものを挙げることができます。
- 仲間外れにされる
- 蚊帳の外に置かれる
- 爪弾きにされる
- のけ者にされる
- ないがしろにされる
- 村八分にされる
- 冷や飯を食わされる
- 干される
「ハブられる」の類語は種類が多いですが、文脈や表現したいニュアンスに合わせて使い分けるとよいでしょう。
ハブられる人の特徴や原因
趣味のサークルやママ友など、コミュニティの中でハブられやすい人には共通した特徴が見られることが多いです。
続いては、そうしたハブられる人の特徴や原因を詳しく見ていきましょう。
空気が読めない
大人になるほど、場の空気が読めない人はハブられるようになります。
急に突拍子もない発言をしたり、周囲の雰囲気を壊したりするような人はハッキリ言って面倒なものです。
その場では何も言われなくても、本人がいないところでは「あの人ちょっと空気読めてないよね」と噂になりがち。
そうしたみんなの気持ちが一致することで、ハブられてしまう可能性は高まるでしょう。
職場で活躍できるタイプ
社会人においては、職場で活躍できる有能なタイプがハブられることがあります。
この場合、本人の性格や態度に問題はないのですが、その優秀さが鼻につくと敬遠されてしまうのです。
いわゆる妬みの類なので、もし仕事上の能力差のせいで同僚からハブられたとしても気にしないのが一番でしょう。
自慢話をよくする
自慢話をよくする人はハブられることが多いです。
正直、他人の自慢話ほどつまらないものはありません。
「私の彼氏は高学歴だから」「うちの実家は裕福だから」といった自慢ばかりされても、周囲はリアクションに困るだけ。
一緒にいても会話が弾まないからと、自然と周囲からハブられることになるのです。
上から目線が多い
上から目線で尊大な態度の人もハブられる可能性が高いでしょう。
「そんなことも知らないの?」「これって常識じゃない?」といった偉そうな物言いをしたり、周りを下にみて失礼にイジったりする行動は相手に不快感を与えるだけです。
そうしたタイプの人は、本人が知らないうちに周囲からハブられるようになります。
嘘つき
嘘つきもハブられる要因の1つです。
嘘ばかりついている人は周りに「嘘つき」として認識されているものです。
信頼度が低いので、周りもトラブルに巻き込まれないよう当然警戒するでしょう。
嘘つきと付き合うのはリスクがあるので、この場合ハブられても仕方ないといえます。
ネガティブ
ネガティブで愚痴が多いのもハブられる特徴の1つです。
せっかく楽しい話をしているのに「でも…」「それって…」と、ネガティブな意見をしてくる人は不愉快な存在です。
「あの人と話していると暗い気持ちになってしまう」と、みんなで楽しく過ごしたい場所には呼ばれなくなるのです。
誘いをすぐ断る
誘いをすぐ断るタイプの人は、ハブられ要員になる可能性が高いです。
本人にマイナス要素がなくても、誘ってもこないことが続くと「あの人は断る人」として認識されるようになります。
結果として、どうせ誘ってもこないからと声かけの対象から外れてしまうのです。
ハブられたくなかったら、数回のうち1回は誘いに乗り「参加する」意志を見せることが大切です。
連絡が取れない・返事が遅い
連絡が取れない人や返事が遅い人もハブられやすいです。
全員の返信がこないと話を次に進めることができないため、主催者は大変な思いをします。
そのため、いつも連絡が取れない人や返事が遅い人は、予定を取りまとめるにははっきり言って邪魔な存在だと思われてしまうのです。
レスポンスが遅い人は、「もう面倒だな」とハブられても仕方ないでしょう。
いじめっ子だった
過去いじめっ子だった人は、大人になった途端ハブられる側になることがあります。
いじめっ子はいじめていた相手だけではなく、周囲の傍観者にも水面下では嫌われていることが多いです。
同級生や先輩という枷がなくなってしまえば、いじめをするような面倒な人とは関わりたくないと思う人が大半でしょう。
とくにひどいいじめやイジリをしていた人ほど、ハブられる可能性は高いです。
ハブられたとき対処法
もし急にハブられるようになってしまった場合、私たちはどうすればいいのでしょうか。
続いては、万が一自分がハブられたときの上手な対処方法を紹介します。
ハブられた理由を考える
ハブられるには何かしらの原因があるものです。
まずは自分自身にハブられるような理由がなかったか、よく考えてみましょう。
相手に失礼な態度をとっていた、不快にさせるような言動を繰り返していたなど、もし思い当たることがあれば改善することが大切です。
関係によっては聞いてみるのもアリ
どんなに考えても、ハブられた原因がわからない場合もあるでしょう。
もし相手がもともと仲の良かった友達や同僚など、話しやすい関係性なら直接聞いてみるのもアリです。
ハブられた理由を聞き出すのは勇気がいるかもしれませんが、もやもやしているよりはマシではないでしょうか。
自分が悪いときは素直に謝る
きちんと返信をしない、相手に無礼な態度をとっていたなど、明らかに自分が悪かった場合は素直に謝ることをおすすめします。
ハブられて辛かったかもしれませんが、相手もあなたを避けるほど嫌な気持ちだったということを理解しましょう。
その上で誠心誠意謝罪すれば、改めて関係性を構築することができるかもしれません。
辛いときは距離を置く
こちらの言動に問題がないにも関わらず、理不尽な理由でハブられるパターンもあります。
妬みや意地悪であなたをハブってくるような相手とは、お付き合いを続けても良いことはありません。
逃げるようで嫌だと思うかもしれませんが、あなたの心を守るためには付き合いを断つという選択肢も必要です。
もしどうしても辛いのなら、ハブってくるグループとは距離を置くことをおすすめします。
新しいコミュニティを作る
付き合いの長かった仲間からハブられると、絶望感を覚えてしまうかもしれません。
しかし、世界はその人たちだけで構成されているわけではありません。
ハブられながら関係を続けるよりは、いっそのこと新しい友人・知人を見つけるのがおすすめです。
新たなコミュニティを作れば、ハブってくるような人たちのことは気にならなくなるはず。
無理をして嫌な人とお付き合いをするよりも、価値観の近い人たちとの心地よい関係づくりを心がけましょう。
ハブられて気にしないのはNG!悪い部分は改めよう!
どんな人でも、一度くらいハブられた経験があるのではないでしょうか。
もちろん理不尽な理由でハブられることも多いですが、コミュニティを変えても何度もハブられてしまうなら要注意です。
頻繁にハブられるなら、自分にもなにかしらの理由があるはず。
自分自身の言動を振り返って、相手に不快な思いをさせてなかったかしっかり見つめなおすことをおすすめします。
自分でわからない場合は、親しい友人や信頼できる人に聞いてみてもよいでしょう。
そこで悪い部分を指摘されても怒らずに、冷静に受け止めることが大事です。
欠点を改めて反省することができれば、もう人間関係でハブられるようなことはなくなるはずですよ。
- 「ハブられる」とは、コミュニティから仲間外れにされることを意味する
- 空気が読めない・自慢話が多い・上から目線など、他人を不快にさせる言動が多い人はハブられやすい
- 誘っても断ってばかり、すぐに返信がこないタイプの人は次第にハブられるパターンが多い
- 妬みや意地悪といった理不尽な理由でハブられることもある
- もしもハブられてしまったら、自分の言動を振り返り悪いところを改めることが大切