お嬢様言葉の9つの特徴&3つの鉄則!上品な挨拶から悪口の言い方まで解説
言葉どおり“お嬢様が使うような言葉”のお嬢様言葉。
お嬢様言葉って品があって素敵ですよね。
美しく上品な言葉遣いは女性の魅力をさらに引き立ててくれます。
この記事では、そんなお嬢様言葉が話せるようになりたい人必見情報を網羅的に紹介していきます。
Contents
お嬢様言葉の3つの鉄則
お嬢様言葉での基本的な挨拶は「ごきげんよう」です。
相手を気遣う意味もある「ごきげんよう」という言葉を「おはよう」や「こんにちは」、「さようなら」などの代わりに挨拶言葉として広く使用します。
このようにお嬢様言葉にはさまざまな掟があるのをご存知ですか?
ここでは、挨拶の他にもあるお嬢様言葉の鉄則を3選まとめました。
まずは基本ルールから確認していきましょう。
言葉を省略しない
お嬢様言葉では省略された言葉を使用するのはNGです。
- あざーす → ありがとうございます
- それな → 私もそう思います
- 〇〇っす → 〇〇です
などのように、言葉を省略しないことでお嬢様のような品のある話し方になります。
省略形を多様する若者言葉などは使用しないようにしましょう。
年齢・立場・性別関係なく敬語
基本的にお嬢様言葉を話すときは相手に関係なくいつも敬語です。
敬語で話すことは、きちんと伝えたいという丁寧な思いの表れでもあるのです。
友人、家族などの親しい間柄でも相手への尊敬の念も込めて敬語で話すことでお嬢様言葉だけでなく、心もお嬢様化することができますよ。
相手を立てる話し方をする
相手を立てる話し方はお嬢様言葉の基本です。
前述した敬語の中でも、相手への敬意を表す『尊敬語』や、自分がへりくだることで相手を高く置く『謙譲語』を使えば、相手を敬い立てることができます。
<尊敬語>
先生が言った → 先生がおっしゃいました
<謙譲語>
先生に言いました → 先生に申し上げました
などが例として挙げられます。
また、上品さを失わないためにも、決して相手をけなすような言い方はしてはいけません。
常に謙虚な気持ちを持って人と接すれば、自然と言葉も丁寧になりますよ。
お嬢様言葉で大切な9つの言葉遣いの特徴一覧
お嬢様言葉で大切な特徴や言葉遣いを9つ紹介します。
このポイントを押さえれば、一気にお嬢様言葉に近づけますよ!
早速、お嬢様言葉一覧をチェックしましょう。
ワードが綺麗かつ丁寧
お嬢様言葉の特徴①は、使用する言葉の一つひとつが綺麗で丁寧なことです。
そこに「とりあえず伝わればいい」というような乱暴さは全くありません。
しっかり相手に伝えるために一語一句丁寧にワードチョイスすることが大切なのです。
汚い言葉は使わない
お嬢様言葉の特徴②は、汚い言葉を使わないこと。
『言魂(ことだま)』という言葉があるように、自分が使った言葉は自らに返ってくるといわれています。
自分に汚いイメージが返ってこないようにするためにも「クソ」「ちきしょう」などのネガティブな言葉は使用せず、できるだけ美しい言葉を使用するように心がけましょう。
否定的な感情もオブラートに包む
お嬢様言葉の特徴③は、否定的な感情をオブラートに包むことです。
直接的に否定的な言葉を使わないことで上品なイメージを保つことができます。
思わず出そうになる否定的な言葉はグッとこらえてオブラートに包み、柔らかく落ち着いた印象に変えましょう。
具体的な言い回しのイメージは、後ほどの「悪口もお嬢様言葉に変換したら面白い」ページで紹介します。
「お」「ご」をつける
言葉の始めに『お』や『ご』を付けた言い回しをするのは、わかりやすいお嬢様言葉の特徴ではないでしょうか。
お嬢様言葉の特徴④は、「お話し」や「ご連絡」のように名詞や形容詞の先頭に「お」や「ご」をつけることです。
基本的には、
- 『和語』とよばれる訓読み漢字には「お」をつける
└ 例:お菓子、お電話、お料理
- 『漢語』とよばれる音読み漢字には「ご」をつける
└ 例:ご意見、ご住所、ご飯
というように使い分けます。
しかし、中には例外の言葉もあるので、判断が難しい場合には「お」や「ご」を付けやすい言葉に選び変えて表現するのがおすすめです。
一人称は「わたくし」
お嬢様言葉の特徴⑤は、自分のことを「わたくし」と呼ぶことです。
一般的によく使われる一人称として「わたし」が挙げられますが、お嬢様言葉では自分のことを「わたくし」と呼称しましょう。
人に対してのみならず自分を呼ぶときも丁寧語を使うことで、よりお嬢様らしい印象になるのです。
日常会話で自分のことを「わたくし」と呼ぶようにすれば、周囲に育ちがよさそうなイメージを与えることができます。
対人は「〇〇さま」
お嬢様言葉の特徴⑥は、人のことを呼ぶ際に「さま」とつけることが挙げられます。
人のことを苗字や名前で呼ぶ際に「〇〇さん」と呼ぶことが一般的ですが、お嬢様言葉を使うなら『〇〇さま』と呼びましょう。
「おとうさま」「おかあさま」「おねえさま」「おにいさま」など身内にも「さま」を付けると、さらにお嬢様らしくなります。
「さん」より「さま」の方がより丁寧で相手を敬う表現になり、お嬢様言葉の文脈にも相性が良いのです。
賛同には「さようでございますか」
お嬢様言葉の特徴⑦は、「さようでございますか」という丁寧なあいづちです。
相手に賛同する際は「そうですか」ではなく、より丁寧な「さようでございますか」という表現を選びましょう。
「さようでございますか」は漢字にすると「左様でございますか」となり、相手の意見に肯定・賛同するという意味で使います。
ゆっくりとした口調で「さようでございますか」といえば、お嬢様の風格を感じさせられます。
語尾を伸ばすだらしない話し方はしない
お嬢様言葉の特徴⑧は、語尾を伸ばす話し方をしないことです。
たとえば「わたくしぃ~」というように、語尾をのばすような話し方ではお嬢様言葉を使っていたとしても品がない印象になります。
お嬢様言葉の凛とした雰囲気を崩すだらしのない話し方は辞め、メリハリのある言葉遣いを心がけましょう。
ありがとうの前に「どうも」
お嬢様言葉の特徴⑨は、ありがとうの前に「どうも」をつけることです。
相手に感謝を伝える際は、ありがとうの前に「どうも」を付けることで一気に上品さがアップします。
すこしカジュアルな場面などでも使えるお嬢様言葉であり、爽やかな振る舞いで「どうもありがとう」と声をかければ、お嬢様のような雰囲気を醸し出すことができますよ。
独身アラサーOL ミサキは、親友のアヤ、後輩のカズヤといつものように仕事終わりの飲み会を楽しんでいた。
酒に身を任せて、日頃の鬱憤をぶちまけるミサキにカズヤが「先輩、口悪いですよね…」と言い放つ。
そこでアヤが「お嬢様言葉を意識してみたら?」と提案。
お嬢様言葉の要素を取り入れて上品な女性になればモテる!という言葉を信じ、早速実践してみたミサキだったが…
ストーリーに乗せてわかりやすく、楽しく解説していますので、本記事と合わせてぜひご覧ください!
もはやネタ…悪口もお嬢様言葉に変換したら面白い!
「悪口もお嬢様言葉にすれば面白い」とSNSなどで度々話題になっています。
上品なイメージのある京都人の古い文化でも、同じように悪口に工夫が施されていたといわれており、一見ネタのように感じられますが実際に使われるものもあるのです。
ここではお嬢様言葉に変換したら使える悪口6選を紹介していきます。
「世渡りにたけてらっしゃる」
『世渡り上手』は人を形容する際に褒める意味で使われることが多いですが、お嬢様言葉にすると「ずるい」という意味を指します。
そもそも世渡り上手とは「世の中で生活をしていくことが上手なさま」という意味の言葉ですが、相手に直接伝える場合は皮肉交じりのニュアンスを含むのです。
そんな悪口もオブラートに包むことができるのは、お嬢様言葉ならではともいえるでしょう。
「ふくよかでいらっしゃる」
お嬢様言葉で「ふくよかでいらっしゃる」は「太ってる」という意味を持ちます。
「デブ」とか「太ってる」などの言葉は相手をけなす意味合いが強いですが、『ふくよか』は「ふくよかで可愛らしい」とポジティブな意味で使うことができるのです。
しかし、「ふくよかでいらっしゃる」とお嬢様言葉では、太ってる人に対する悪口になるので注意が必要です。
「まぁ、自信がおありで」
「堂々としている」「自信に満ち溢れている」という褒め言葉として使われる場面も多い「自信がおありで」という言葉。
お嬢様言葉では「いばっている」という悪口になります。
「まぁ」と先頭につけることでより上品な印象になっていますが、『驚いている風』というのが皮肉のポイントにもなっているのです。
「庭師が必要ですわね」
お嬢様が庭を眺めてぽつりと一言「庭師が必要ですわね」といった場合はそのままの意味になりますが、肌を見ていった場合は「ムダ毛の処理が必要」という意味になります。
お嬢様言葉では汚い言葉を使わないので、ムダ毛は生い茂る草木に例えられているのです。
「天使の呟きかしら?」
メルヘンなイメージのする「天使の呟きかしら?」という言葉ですが、これはおならが聞こえた時に使われる言葉です。
「あら、なにか聞こえたわ。天使の呟きかしら?」というのは「誰かおならした?」という意味になるのです。
おならも『天使の呟き』に言い換えられると、美しいもののように感じられますね。
「薔薇の木を伐採なさって?」
最後はこちら「薔薇の木を伐採なさって?」という言葉。
「薔薇の花を摘む?悪口なの?」と思われた人も多いことでしょう。
お嬢様をイメージするときに「お庭には薔薇園があって、ティータイムにローズヒップティーを飲んでそう」と思いませんか?
そんなイメージのお嬢様にとって「薔薇の木を伐採する」とは、お嬢様言葉で「大きいほうの用を足す」という意味を持ちます。
汚い言葉は使わないという執念すら感じられそうな言い回しともいえるでしょう。
マッチングアプリでは上品なお嬢様言葉を駆使しよう!
メッセージのやり取りが中心のマッチングアプリでは、相手の言葉遣いから人柄を判断するという人が多いでしょう。
そのため、上品なお嬢様言葉を使えば、男性に好印象を与えられる可能性があります。
恋活・婚活中の女性は、ぜひ試してみてください。
まだマッチングアプリを利用していないのであれば、ハッピーメールを活用するのがおすすめです。
身長や居住地、職業など条件を絞ってプロフ検索できるため、自分の理想にマッチした男性との出会いを叶えることができます。
メッセージ交換のときはお嬢様言葉を駆使して、気になる人のハートを射止めましょう!
大人気のお嬢様言葉を美しく使いこなそう!
上品でおしとやかな女性が好きな男性も多いため、お嬢様言葉は恋愛市場でも人気があります。
この記事で紹介したポイントを押さえれば、お嬢様育ち?と思われる日もそう遠くはありません。
注意点を守りながらお嬢様言葉を身に着けることで、自然と所作も美しくなれますよ!