なぜこだわりが強いのか?こだわりが強い人の特徴&付き合い方を解説
幼少期に家族から「こだわりが強い子」といわれたことはありませんか?
そして、大人になった今もそう思われている人は少なくないはずです。
こだわりが強い人は、「人は人、自分は自分」という心理を持っています。
周りがなにを言っても聞く耳をもたなかったり、自分の主張を貫こうとしたりするなど、こだわりが強い人のイメージはあまりよくありません。
この記事では、こだわりが強い人の特徴や心理、付き合い方について解説していきます。
自分らしさを持っているのは良いことですが、あまりのこだわりの強さに周囲の人間が迷惑を被ったり、ただの「頑固者」と思われることも少なくありません。
こだわりが強い人との接し方に悩んでいる人や、もしかして自分もそうかもしれない、と思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
こだわりが強い人の特徴7選
こだわりが強い人たちにはいくつか特徴があります。
自分や周りの人に当てはまっていないか、チェックしながら見てみてください。
こだわりが強すぎると、人間関係にも悪影響をもたらすかもしれませんよ。
ひとつのことにのめり込む
こだわりが強い人は、特定の物事に夢中になってのめり込む傾向にあります。
これは、職人タイプの人に多い特徴です。
自分の好きなことや興味があるものにはどこまでもハマります。
職人気質の人は、モノだけでなく恋愛に対しても同じで、一度好きだと思った相手のことはとことん追いかける特性があります。
研究職や、何かの専門家に向いているかもしれません。
どんなことに対しても一途で、情熱的な性格ともいえますね。
集中力が高い
集中力が半端ないのも、こだわりが強い人の特徴です。
こだわりをどんどん追求・改善していき、気づいたら相当な時間が経っていたということも少なくないでしょう。
こういうタイプの人は、仕事などで高い集中力を発揮して、ときには周りから頼られる存在になることもあります。
しかし、集中しているときに声をかけられたり、邪魔をされたりすると機嫌が悪くなることも珍しくありません。
興味のないことには無関心
こだわりが強い人は、興味のないことに関しては、驚くほどに無関心です。
逆に興味のあるものに対しては感情が爆発します。
その落差が大きいので、客観的に見てわかりやすいでしょう。
興味の範囲が狭く、特定のものにしか関心をもたないという人も、こだわりが強い傾向にあります。
人に対しての興味が薄いと、社会生活でうまくコミュニケーションをとるのが苦手になっていきます。
完璧主義者
こだわりが強い人は完璧主義なところがあり、どこまでも追求してパーフェクトにするための努力を惜しみません。
そして、自分のこだわりがあるものには、妥協することや中途半端な行動を許さない傾向にあります。
仕事でも、完璧にこなしたいと思うので最後まで気を抜かずやり抜こうとします。
恋愛の場面では、高すぎる理想を掲げている人も少なくありません。
マイペース
良くも悪くもマイペースであることも、こだわりが強い人ならではの特徴です。
自分ルールをもっている人ほど、他の人に合わせるといった協調性がありません。
とてもマイペースな性格のため、自分のペースを乱されたり、予定と違うことをされたりするのを嫌がる傾向にあります。
状況に合わせた行動ができず、周りの人に迷惑をかけることもあるでしょう。
他人のことを気にしていない
こだわりが強い人は、自分の考えに強い自信をもっているため、周りの目や他人からの評価をまったく気にしません。
基本的に、自分が満足できるかどうかという部分を大切にしているので、周りからどう思われようと気にしないのです。
だからこそ、こだわりの強さを前面にアピールできるのでしょう。
観察眼が鋭い
興味があることに対しては、「なんでも知りたい」という強い心理が働くため、こだわりが強い人は観察眼が鋭くなります。
高い集中力と追求心があることで、他の人が気づかないような、細かい部分まで目が行き届くのです。
とくに専門性の高い分野にこだわりがあるという人は、仕事でその力を発揮すると周りに驚かれることもあるようです。
こだわりが強い人のメリット・デメリット
「こだわりが強い人」には、メリット・デメリットがあります。
この項目では、こだわりが強い人にみられるメリット・デメリットを紹介します。
確認していきましょう。
こだわりが強い人のメリット
まずは、メリットを紹介します。
芯の強い人間に見える
こだわりが強い人は、自分の中に「これだ!」という譲れないものがあがります。
ちょっとやそっとのことでは自分の意見を変えない姿勢に芯の強さを感じる人も少なくありません。
そのブレない姿勢に周囲の信頼を得ることが多いという長所があります。
ひとつの分野で才能が開花しやすい
こだわりが強い人は、ひとつの物事を深く考え追及する力があるというメリットがあります。
そのため、ある分野で突然才能が開花することが多いです。
どのような分野でも才能が開花する人は少なからず何かしらのこだわりを持っています。
こだわりを持っているということはそのことに関して他の人よりも興味や関心が強いということなのです。
並外れた集中力がある
並外れた集中力を発揮することがあるのもこだわりが強い人のメリットです。
こだわるということはある種の執着といえます。
執着は並の人には得難い集中力を発揮することができます。
その並外れた集中力で得た知識や経験はずば抜けた特別なものになるのです
自身に満ち溢れている
こだわりが強い人は、自身に満ち溢れて見えるというメリットがあります。
何事に対しても自分のなかに正解があるため、感情がブレにくくいつも堂々として見えるのです。
自身に満ち溢れた姿は信頼を得やすく、公私ともに頼られる存在になることが多いでしょう。
こだわりが強い人のデメリット
デメリットには以下のようなことがあります。
他人に理解されないことがある
こだわりは言い換えれば自分ルールです。
本人にとっては重要なことでも他人からすれば些細なことであることは少なくありません。
他人からすれば「なんでそんなにこだわるの?」と理解されないことが多いというデメリットがあります。
空気が読めないと思われる
こだわりに関して譲れないものを持っているため、周囲の人間から空気が読めない人と思われるデメリットがあります。
少し我慢すれば物事が円滑に進む状況でもこだわりを捨てることができないため、周囲の人間にはわがままな人に見えてしまいます。
本人と周囲の意見にギャップが生まれやすく空気が読めないと思われることも少なくありません。
一般常識に疎い
こだわりが強い人は興味・関心が一極集中することが多いため一般常識に疎いというデメリットが生まれます。
好きなことはとことんこだわりますが、興味のないことはどうでもいいという人が多いのです。
普通の人なら当たり前の常識が通用しないことが多く、日常会話につまずくことも少なくありません。
知っている情報に偏りがあるため一般常識に疎いというデメリットが生まれやすいのです。
お金がかかる
こだわりが強いと生きていくうえでお金がかかるというデメリットがあります。
普通の人なら「これくらいかな」と満足できても、こだわりが強いため満足できません。
こだわりの服や生活するスタイルを維持するために、他人には理解できないお金の使い方をしています。
こだわりを守るために、お金がかかるのは大きなデメリットです。
こだわりが強くなる原因
こだわりが強い人は、なぜこんなにもこだわりが強いのでしょうか。
その原因について解説していきます。
自分の世界を大切にしているから
自分の世界を大切にしていると、年々こだわりが強くなっていきます。
こだわりが強い人は例外なく、自分の中の世界やルールを大切にしています。
周りからの目を気にしていないので、自分のこだわりをとことん貫けるのです。
周囲から批判されたり、毛嫌いされたりしたときに好戦的になることもありますが、それは自分の世界を守りたいからかもしれません。
自己肯定感が高いから
こだわりが強くなる原因として、自己肯定感の高さも挙げられます。
こだわりが強い人は、自分で集めた情報や知識に対して絶対的な自信をもっており、ときにはそれを他人に無意識のうちに自慢してしまうことがあります。
周囲の人が知らない知識を自分が知っていることで、「自分はすごいんだ」という、誇らしく自信に満ちた心理状態なのかもしれません。
自分で決めて行動することが多いから
自分の意志をもって行動することが多いために、こだわりが強くなるケースもあります。
他人任せではなく自分で決断する習慣がある人は、自分の考えに妥協することができない傾向にあります。
自分のペースを乱されまいとして、他人からなにか言われても聞く耳をもちません。
そのため、柔軟に対応することが難しく、一度決めたことは納得がいくまで最後までやり抜こうとします。
ときには周囲から、一緒に仕事がやりにくい人と思われることも…。
常人じゃ気にすら止めないような物のズレ具合を気にする… 何かする時の絶対譲らないマイルールがある… 一人で勝手にやる分には何も問題ないですが 仕事や恋愛において、そんな人と一緒にいると疲れてしまいますよね。
今回は『こだわりが強い人』の特徴や原因、上手く付き合う対処法をご紹介します♪
ぜひ参考にしてみてくださいね♡
ちょっと厄介なこだわりが強い人との付き合い方
こだわりが強い人は、社会性が薄く自分のペースを乱されることを嫌がります。
一緒にいたらちょっと厄介だと思うこともあるかもしれませんが、関わることが避けられないなら社会人として上手く付き合っていかないといけません。
最後に、こだわりが強い人へ対処法や認識の仕方について解説していきます。
ちょっとした工夫で付き合いやすくなるはずなので、参考にしてみてください。
ほどよく褒めて相手の欲求を満たす
こだわりが強い人は、周りの意見を聞かないという人が多いですが、一部例外があります。
それは、自分がこだわっていることに対して褒められたり、認められたりしたときです。
このときばかりは気分が良くなるため、周りの声を聞こうとするでしょう。
がっつり褒めると調子に乗られてしまう可能性があるので、ほどよく褒めることがポイントです。
こだわりがある部分に理解を示す
こだわりが強い人は、その部分に関して自信と誇りをもっているため、相手から否定されることを嫌います。
頑固な性格なので、一度距離をとられると修復するのは難しいかもしれません。
そんなこだわりが強い人には、心から同意できなくても、「わかるわ~」などの言葉や態度で、そのこだわりについて理解していることを示しましょう。
「この人はこういう人なんだ」と、自分の中で割り切って接することが、良好な関係を築く際のポイントです。
お互いにとって心地よい距離感を保つ
お互い心地のよい距離感をキープするのも選択肢のひとつ。
「人に合わせるのが面倒」と考えているこだわりの強い人は、基本的に1人でいることを好みますが、中にはこだわりを押し付けてくる人も存在します。
そんな人と無理をして関わると自分自身が疲れてしまいますし、強いストレスを感じることでしょう。
こだわりの部分に共感できない場合は、あまり親密になりすぎないことがお互いのためかもしれません。
短所とみなすのではなく個性だと認識する
こだわりが強いということを立派な個性だと認識すると、相手の行動が嫌になることはなくなるでしょう。
また、相手の得意なことを認めることで、その分野で困ったことがあれば気兼ねなく聞いたり、頼みごとをしたりできるはずです。
「こだわりが強くて面倒なところがあるけど、抜かりなくしっかりやってくれる」など、短所だと思っていた部分を長所だと認識して、リスペクトの気持ちで歩み寄れば、相手も喜んで応えてくれるでしょう。
こだわりが強い人と交際中なら、新しい恋を探すべき!?
適度なこだわりはいいのですが、強いこだわりを持つ人は厄介です。
交際すると何かと不満が溜まることもあるでしょう。
強いこだわりを持っている人と交際しても、将来的に嫌な思いをするのはあなた自身です。
もし不満が溜まるようなら、別の恋を探してみませんか?
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こだわりを頭ごなしに否定するのはNG
子供のようにこだわりが強い人、周りにいませんか?
しかし、こだわりが強いというのは、それだけ物事に対して一途で熱意があるということです。
その人の素敵な能力だと認めることができれば、相手への接し方が変わってくるでしょう。
自分がいいと思っていることを悪く言われるのは、誰だって気持ちのいいことではありませんよね。
相手の考えや意志を否定せずにしっかりと向き合うことで、相手の良さも見えてくるはずです。