優しいとは?意味や使い方を解説!本当に優しい人と上辺だけ優しい人の特徴・やさしい人になる方法も
男女を問わず、優しくされると嬉しいものです。
優しい人が好きという人も多くいますが、実際に『優しい』とはどのような言動を指すのでしょうか。
今回の記事では、優しいという言葉の意味と使い方を解説します。
本当に優しい人と上辺だけ優しい人の特徴・やさしい人になる方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
そもそも『優しい』の意味や使い方は?
『優しい』という言葉にはさまざまな意味がありますが、よく使われるのは性格に関する意味でしょう。
思いやりがあり情が細やかであったり、素直でおしとやかだったりすると『性格が優しい』と言われます。
また『優しい』には見た目や様子が上品で美しいという意味もあります。
優男(やさおとこ)という言葉もありますが、すらりとした上品な男性あるいは情が細やかな男性という意味です。
見た目にも内面にも使われる『優しい』ですが、『優しい人』と言う場合、たいていは思いやりのある性格という意味で使われます。
本当に優しい人の特徴
見た目の優しさは一目瞭然ですが、内面の優しさは目に見えない分、判断が難しいこともあります。
まずは、本当に優しい人の特徴について見ていきましょう。
見返りを求めない
本当に優しい人は人を助けても見返りを求めることはありません。
たとえば『忘己利他(もうこりた)』という仏教用語があります。
これは『己を忘れて他を利する』、つまり他人のために働いている時には自分のことは忘れているという意味です。
他人のために尽くし、他人が助かるとよかったと喜ぶのです。
その喜び以上の見返りを求めようという気持ちが微塵もないのが、本当に優しい人といえるでしょう。
何も言わずに行動できる
本当に優しい人は他人のことをよく見ています。
何も言わずともやるべきことを自ずと理解し、助けを求められる前に行動できます。
そして用が済めば、すっと離れていってしまうのです。
時には本人が気づかないところで手助けし、誰にも言わず誰にも知られないままということも少なくありません。
しっかりNOと言える
本当に優しい人は、他人を甘やかすことは本人のためにならないと知っています。
そのため、時には恨まれ役になることも厭わず言うべき時にはしっかりとNOと言えます。
自分が冷たいと言われようと、それが相手にとって最も良い選択であれば迷わず行動できるのです。
誰に対しても優しい
本当に優しい人は相手を見て態度を変えることはありません。
誰に対しても平等に優しく接することができます。
よく思われたいと思っていないので、どんな相手であっても同じような態度を貫くのです。
感謝の気持ちを忘れない
自分のことのように相手のことを思いやれるのが本当に優しい人です。
人の気持ちを理解できるので、些細なことに対しても感謝の気持ちを忘れることはありません。
人が自分のために動いてくれるのは決して当たり前ではないことを彼らは知っているのです。
あえて見守ることができる
他人のやり方が危なっかしいとすぐに手を出してしまう親切者もいます。
それも人助けに違いありませんが、助けた相手が学びの機会を失ってしまうことも事実です。
本当に優しい人は手助けすべきかどうかを判断し、時にはあえて見守ることができます。
すぐに助けてあげればスムーズかつ楽に仕事が進むはずですが、目の前の楽が常に正しいとは限りません。
迅速に結果を出すよりも、その過程が大事な時もあるのを真に優しい人は知っているのです。
上辺だけ優しい人の特徴
『やらぬ善よりやる偽善』という言葉もありますが、見せかけの優しさは本人の気分次第で手のひらを返されるリスクがあります。
ここでは、上辺だけ優しい人の特徴を見ていきましょう。
思ってもいない言葉をかける
上辺だけ優しい人は、思ってもいない言葉を口にします。
ウケのいい言葉をかけて、相手や周囲からの賞賛や感謝を手に入れようとしているのです。
善人と思われたいがための言葉ですから、高評価さえ得られれば後は見向きもしません。
「手伝うよ」と言って何もしなかったり、「いつでも連絡して」と言って返信しなかったり、行動が伴わないことも多いといえます。
損得勘定で相手に近づく
親切心をアピールしつつ損得勘定で相手に近づくのも、優しいのは上辺だけの人に多く見られる特徴です。
自分が利益を得るために優しさを装って近づいているだけなので、自分に利がなくなればすぐに離れてしまいます。
周りに人がいる時は困っている人に「手伝うよ」と声をかけるのに、他社の目がなくなると、それ以上手伝うことはありません。
嫌われたくない気持ちが強い
上辺だけの優しさは自分が良く思われるための方便です。
嫌われたくない気持ちが強く、他人に好かれる手段として人に優しくしているだけで、相手を思ってのことではありません。
もちろん動機が自己満足だから悪いということではありません。
相手も助かり自分も満足できるなら、それでもいいでしょう。
問題は自分が始めた親切を自分の都合でやめてしまうことです。
まだ助けが必要な段階でも、褒めてくれる人がいなくなったからと途中で放り出されると、相手は困ってしまいます。
動機が何であれ、自ら手伝うと名乗り出たのなら、相手がいる以上最後までやり遂げる必要はあるはずです。
途中で投げ出してしまえば上辺だけと言われても仕方がないでしょう。
否定せず全て肯定する
嫌われたくなくて何でもハイハイとうなづいてしまうのは真に優しいとはいえません。
否定せず全て肯定するのは、自分の保身しか考えていない態度です。
真に相手を思うなら「それは違う」と言わなければならないこともありますし、言えば相手に恨まれることもあるでしょう。
相手のご機嫌を取るだけでは優しさとは言えないのです。
本物の優しさを持つ人になる方法
人として本当に優しい人になりたいものですが、どうすればよいのでしょうか。
最後に、本物の優しさを持つ人になる方法を解説します。
想像力を鍛える
当然のことですが、人の心の中にあるのは全て自分が考えたことです。
「私はこうしたい」「私はこうしてほしい」など主語は全て『私』です。
本物の優しさを手に入れたいなら主語を『私』から『あの人』に変える意識を持ちましょう。
想像力を鍛えることで「あの人はどうしたいのだろう」「あの人はどうしてほしいのだろう」と相手の立場に立って物事を考えられるようになります。
自分がじれったいから手を出す、自分が褒められたいから親切にするといった『私』主語の発想は上辺だけになりやすいでしょう。
とはいえ誰でも意識しなければ、自然と『私』を主語にして考えてしまいます。
『私』を忘れて『あの人』の立場に立って考えてみましょう。
価値観の違いを理解する
人はひとりひとり違います。
自分がそうだからといって、相手もそうだとは限りません。
自分の価値観に合わない相手を「何てわがままなんだ!」と決めつければ、人に優しくすることはできないでしょう。
大切なのは価値観の違いを理解することです。
「自分はこうしたいけど相手はしたくないかもしれない」と考えられるようになれば、相手に何が必要かがわかってくるはずです。
相手にとっての最善が何かがわかれば、本当の優しさを実践できるようになるでしょう。
思いやりの気持ちを持つ
相手の考え方を理解し、相手の立場になって考えられるようになれば、自然と思いやりの気持ちが持てるようになります。
自分が相手を絶対助けるんだという強い気持ちを持つ必要はありません。
あくまで相手の意思を尊重し、自分にやれる範囲のことをするのが望ましいといえます。
優しくするからといって相手の要求に全て応えなければならないわけではありませんし、それはむしろ相手が経験する機会を奪うようなものです。
思いやりとは何でもやってあげることではありません。
相手のためにも、時には厳しく接することを忘れないでくださいね。
自分に対しても優しくなる
たまに自分を犠牲にしてまで他人に尽くそうとする人もいますが、それは自己肯定感が低いのが原因で、優しさとは別物です。
本物の優しさを手に入れようと思ったら、自分に対しても優しくなりましょう。
他人のために犠牲にならなくても自分を否定する必要はありませんし、ダメな自分でも周囲の人は受け入れてくれるはずです。
完璧な人間など存在しないのですから、他の人と助け合いながら自分のできる範囲でやれることをやりましょう。
そう考えれば人に優しくするのに気負いはなくなるはずです。
自分ができないことを他の誰かがやってくれたなら、お返しに自分もできることをやってあげましょう。
そうすればみんなハッピーになれるはずです。
「ハッピーメール」で本当に優しいパートナーと出会おう
上辺だけでなく、相手のことを思って行動してくれる人は恋のパートナーとして理想的です。
本当に優しい人と付き合えたら、お互いを高めあえる関係が築けるはず。
素敵な出会いを探すなら、マッチングアプリ「ハッピーメール」を利用してみましょう。
累計会員数3,500万を突破しているので、たくさんの出会いが期待できます。
20年以上の運営実績がある老舗のマッチングサービスなので、初めての方でも安心して利用できるのも魅力です。
ぜひハッピーメールを活用して、本当に優しいパートナーを見つけてくださいね。
時に優しく時に厳しく相手を思いやれる本当に優しい人を目指そう
優しさは目に見えないだけにその本質を知るのは難しいかもしれません。
しかし例え自己満足の優しさであっても、最後までやり遂げる意思があるなら上辺だけと蔑む必要はないでしょう。
「偽善は嫌だから」と何もしない人より「手伝ってやるからうんと感謝しろ」と言いながら最後まで力を貸してくれる人の方が有難いはずです。
とはいえ、手伝わないのがその人なりの優しさの場合もあります。
もし自分がその人の立場だったら、どう振る舞うのがその人のためか考える習慣をつければ、自ずと答えは見えてくるはずです。
一朝一夕に身につくものではありませんが、時に優しく時に厳しく相手を思いやれる本当に優しい人を目指してみてくださいね。
- 優しいという言葉は見た目にも内面にも使われるが、性格に対して使われることが多く、思いやりがあり情が細やか・素直でおしとやかといった意味がある
- 本当に優しい人は見返りを求めない・何も言わずに行動できる・しっかりNOと言える・誰に対しても優しい・感謝の気持ちを忘れない・あえて見守ることができるといった特徴がある
- 上辺だけ優しい人の特徴には、思ってもいない言葉をかける・損得勘定で相手に近づく・嫌われたくない気持ちが強い・否定せず全て肯定するなどがある
- 本物の優しさを持つ人になる方法は想像力を鍛える・価値観の違いを理解する・思いやりの気持ちを持つ・自分に対しても優しくなる
- 時に優しく時に厳しく相手を思いやれる本当に優しい人を目指そう