気分屋な人に共通する特徴や心理とは?付き合い方や直し方も徹底解説!
「昨日は賛成していたのに、今日は反対」
「ショッピングに行きたいと呼び出されたのに、やっぱり行く気分じゃなくなったと断られる」
など、気分がコロコロ変わる気分屋な人っていますよね。
彼らは一体どのようなことを考えて、そのような行動をとっているのでしょう。
今回は気分屋の人によく見られる特徴や上手な付き合い方、性格を改善する方法まで紹介していきます。
Contents
気分屋とは
そもそも気分屋とは、どのような性格の人を指す言葉なのでしょうか?
案外知らない気分屋の定義について、まずは押さえていきましょう。
言葉の意味
気分屋とは、そのときの気分に左右されて行動を決める人のことをいいます。
つまり、行動が一貫しておらず、そのときの気分次第でとる態度が変わる人のことです。
仕事の同僚や友達でも、昨日はとても機嫌が良かったのに、今日は周りの人に当たるくらい機嫌が悪いなど、コロコロと態度が変わるタイプの人のことを指します。
普通の人は機嫌が悪くても仕事など大人な対応が必要な場面になれば、自分の気分を抑えて行動することができます。
しかし気分屋の人は常に自分の感情に従って行動するため、周りのことを考えず自分の気分のままに行動し、そしてそれについて反省することがないのです。
「気分がコロコロ変わる病気」とは
一方、気分屋という言葉では片付けられないような「気分の変化に関りのある病気」と関係している場合もあります。
一般的に気分障害と呼ばれる病気で、自分でもうまく感情がコントロールできないため、異様にテンションが高くなったり突然ふさぎ込んだりと、日常生活にも支障をきたします。
気分障害は大きく分けて、うつ病と躁うつ病の2種類があり、病気の一種です。
この場合、過剰なストレスや精神的苦痛が症状の引き金になっていることが多いので、心療内科や精神科で適切な診断を受けることが大切です。
気分屋な人に共通する特徴
さまざまな場面で出会う可能性のある気分屋の人たち。
自分の感情のままに動いているように見える彼らにも、共通する特徴があります。
気分屋であることを見分けるためには、どのような点に注目したらいいのか見ていきましょう。
裏表がなくはっきりしている
気分屋の人は自分の感情を抑えずに生きているため、よくいえば裏表がなくはっきりしています。
余計なことを考えることがないため、「やりたいときはやる」「やりたくないときはやらない」というオンとオフがしっかり決まっているのです。
仕事中はとても明るくコミュニケーション能力も高いのに、終業時間になった途端、飲み会の誘いをしても断ってサッと帰ってしまう人がいますよね。
実はそういう人も気分屋に当てはまるのです。
空気を読まない
大人になると、言いたいことがあっても空気を読んでぐっと心に留めておくことも多いですよね。
しかし、気分屋の人は周りの空気を読まずに、自分の思っていることを発言してしまいます。
そもそも、なぜ空気を読むのかといえば周囲の状況や反応を気にするからです。
気分屋の人は、自分の発言によって周りの空気が変わることや周囲の反応を気にしていないため、空気を読むべき場面でも正直に発言してしまいます。
八つ当たりすることがある
感情が抑えられない気分屋の人の中には、八つ当たりをすることで自分の感情を表すタイプの人もいます。
この場合はやっかいで、声をかけた人は悪くないのに適当な理由をつけて理不尽に絡んでくるのです。
機嫌が悪くてもそれを抑えて対応するのが大人ですが、このタイプの人が職場の上司や同僚にいると、ストレスが溜まる原因になることもあります。
飽きっぽく長続きしない
気分屋はその名の通り気分のままに生活しているため、ひとつのものに興味をもっても飽きやすく長続きしないのが特徴です。
長時間かけてこつこつと根気よく行うような作業は、気分屋の人には向いていません。
途中で飽きて、放り出してしまう可能性が高いからです。
切り替えが早いという点から見れば長所にもなるのですが、夢中になるものとそうでないものの差が激しいので、周囲から見ると「すぐ飽きてしまう人」という評価をされがちです。
気持ちの切り替えが早い
ひとつのことにこだわらず、すぐに別のことを考えはじめられるのは気分屋の人の長所といえます。
気持ちの切り替えが早いと悩んでいる時間も短いため、「くよくよせずにすぐ前を向ける人」と言い換えることもできます。
しかし、あまりにも気分の切り替えが早いと「人間味のない人」「冷たい人」とみられてしまう可能性が高いです。
気分屋な人の心理
気分屋でない人にとっては、周囲の気分屋の人たちは一体何を考えて行動しているのか不思議に感じることもあるでしょう。
気分屋の人はどのような心理状態なのか、彼らの内面について紹介していきます。
情緒不安定
熱くなるのも早ければ、冷めてしまうも早い気分屋の人。
そのジェットコースターのような感情にときには自分自身も振り回され、情緒不安定になってしまうこともあります。
急にガクンと気分が沈むため周りの人も心配しますが、飽き性の気分屋の人はネガティブな感情すら長続きしません。
ポジティブとネガティブの振り切れ方が極端なため、自分の中の感情を処理しきれないのです。
優柔不断
感情に振り回されるということは、すぐに気持ちが変わってしまうということでもあるので、気分屋の人は優柔不断ともいえます。
一度決めたように見えても、後から「やっぱりこっちで」と変えてしまうこともあります。
優柔不断な一面があるため、すぐに意見をコロコロと変えてしまうのかもしれません。
甘えたい
気分屋は女性の方が多いといわれています。
なぜなら恋人など特定の男性の前で気分屋の一面を見せる場合、それは男性への「甘えたい」という欲求が影響しているからです。
恋人の気持ちを試したり、素直に気持ちを伝えられなかったりという姿が、男性から見ると気分屋のように見えてしまう場合があります。
自分の恋人が気分屋だと思う場合、それは言葉にできないあなたへの愛情表現なのかもしれません。
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【対処法】急に不機嫌になる気分屋な人との上手な付き合い方
プラスの面ももちますが、マイナスの面も多くもつ気分屋の人。
そんな人たちと上手に付き合うには一体どうしたらいいのでしょうか?
気分の上がり下がりが激しい気分屋の人と付き合う際の、対処法を紹介します。
気分屋な彼氏・彼女
自分の彼氏や彼女が気分屋だった場合は、彼らの短所だけを見るのではなく、気分屋の長所を見つけることが大切です。
たとえば気分がすぐ変わって何を考えているのかわからないという面は、言い換えればミステリアスで刺激的な人、ということになります。
男女の恋愛の駆け引きを楽しむにはもってこいの性格です。
また、機嫌が悪いときと良いときのギャップが激しいため、ちょっとした優しさにときめいてしまうこともあります。
そういった良い面を探していくことが、気分屋の恋人と上手く付き合う方法です。
気分屋な上司・同僚
気分屋な上司や同僚が相手の場合、彼らの機嫌で理不尽に怒られたりすることも多いかと思います。
ストレスを極力溜めないために、試してほしい考え方は「自分が悪い訳ではない」という思考をもつことです。
気分屋な人はあなたに過失がなくても、自分の感情に左右されて勝手に怒ります。
「自分が悪いんじゃないか?」と機嫌を伺っていると、自分自身が心理的に追い込まれ病んでしまう可能性があるので気をつけましょう。
気分屋な友達
友達となるとなかなか縁も切りにくいものですよね。
気分屋な友達への対処法は、「機嫌が良いときだけ絡む」のが一番です。
機嫌が悪いときに、わざわざ気を揉んで仲良くしようとする必要はありません。
相手にとってはその機嫌の悪さも一過性のものなので深く考えず、「あ、今日は機嫌が悪いんだな」という程度の感覚で受け流すようにしましょう。
【改善法】気分屋な性格の直し方
自分が気分屋だという自覚がある方、そしてそれを直したい方には、感情に左右されにくくする改善法を紹介します。
気分屋な性格に自分自身が振り回されて悩んでいるという方は、ぜひこの記事で紹介していることを参考にしてみてください。
整理整頓して自分と向き合う
気分屋は自分でも何がしたいのか、どれが自分の本当の感情なのかわかりません。
そのため、まずは感情を整理整頓し自分の本当の気持ちと向き合うことが大切です。
複数の感情が入り混じって頭の中では整理できない!という場合は、紙に書き出してみるのもよいでしょう。
そこから感情をランキング形式にして「自分がいま最も優先したいことは何なのか」を導き出すのがおすすめです。
小さな目標を設定する
気分屋の人は飽き性で、ひとつのことが長続きしない傾向があります。
大きな目標を設定してしまうと達成するのが難しくなるため、まずは小さな目標を設定し、そのひとつを達成できるよう努力してみるのがおすすめです。
たとえば、仕事だったら「この案件に関して、今日はここまで集中して終わらせる」など、具体的な目標を立てると達成しやすくなります。
続けることにより自信がつき、段々と気分屋の一面が改善されていくはずです。
周りの迷惑を考えて「我慢」を覚える
気分屋の人は周囲のことを考えずに行動しがちです。
それを改善するためには「客観的な目線で自分を見る」ことが大切になってきます。
気分で周りを振り回してしまったと感じたら、一度自分のやったことを振り返り、「もし周りの人が先ほどの自分と同じ行動を取ったら、自分はどう思うだろう」と考えるのです。
周りの迷惑がわかったら、我慢してみようと思えるはずです。
感情のままに行動しないことを少しずつ心がけていきましょう。
気分屋さんとの恋は難しいけどハマるかも・・・
気分屋の特徴を文字だけで見てれば、関わりたくない…と思った人も多いでしょう。
しかし気分屋には良いときもあったり謎めいていて惹かれたり、と恋のきっかけが潜んでいるのです。
気分屋な彼・彼女にハマってしまうと抜け出せないことも。
気分屋との恋は、自分の感情を上手くコントロールし相手をもコントロールできるようにならないといけません。
もちろん気分屋との恋を楽しめるなら問題ないでしょう。
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気分屋な人に振り回されず上手に付き合おう
気分屋な人は悪い面だけではなく、良い面も持っています。
しかし、いつも彼らに合わせて行動していると、相手の気分屋な一面がエスカレートしていくだけでなく、自分もストレスが溜まってしまいます。
気分屋の人の行動に過度に反応せず、適切な距離をとって付き合っていくことが、彼らとの関係を円滑にするカギです。
自分の心の健康のためにも、無理をしない人間関係を築くことを心がけていきましょう。
- 気分屋の人は気分次第でとる行動が変わる
- オンとオフがはっきりしており裏表がない
- 情緒不安定なため一緒にいると振り回されることがある
- 気分屋な上司に怒られても自分を責めない
- 気分屋を直すには自分の感情と向き合うことが大切