自分に甘い人の特徴や原因とは?自身のために甘い考えを改善する方法を伝授

あなたは人生の中で誰かに、「○○さんって自分に甘いよね」と言われた経験はありませんか?
もしくは「私(俺)って自分に甘いかもなぁ」と自覚している部分はありませんか?
今回の記事では、自分に甘い人の特徴や原因、改善法について伝授していきます!
自分に甘い人は損をすることもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
自分に甘い人は成長する機会を失っている
男性でも女性でも、自分に甘い人は幼い年齢で精神がストップしている可能性が高いです。実際の年齢は大人でも、精神年齢が10代ぐらいで止まっているイメージです。
とくに両親から可愛がられてばかりで、あまり叱られずに育ってしまうと「このままでいいや」と思い、自己成長する機会を逃してしまいます。
それが行きすぎてしまうと、自己愛性パーソナリティ障害という精神病を患ってしまう場合もあります。
楽な道を選んでばかりいる人は、自己改善する必要があるかもしれません。
【自己診断】自分に甘い人の特徴
次に紹介するのは、自分に甘い人の特徴です。
セルフチェックにも役に立ちますので、日頃の行いを振り返りつつ見ていきましょう!
後回しにする癖がある
人間誰しも面倒くさいと思うことはあります。
たとえば、仕事から帰ってきてからの家事は、正直いって後回しにしたくなるものです。たまにならいいですが、毎回後回しにしてそれが癖になっている人は自分に甘い証拠です。
そういう人は期限ギリギリにならないと重い腰が上がらず、仕事の重要なタスクすら後回しにして、トラブルに発展してしまう…なんてこともあるでしょう。
恋愛においても、恋人からの連絡を「後ででいいや」と放置したり、デートに平気で遅刻したりすることも少なくありません。
プライドが高い
プライドが高いことも、自分に甘い人の特徴です。
とくに幼少期に怒られたり注意されたりせず、両親に甘やかされて育ってしまうと、折り合いの付け方が身についていないので、「注意された=自分の敵」と捉えてしまうのです。
社会に出ても先輩や上司に注意されると、必要以上にストレスを溜め込みます。そのため、周囲からも「プライドが高くて自己中心的な性格」と思われやすいでしょう。
プライドは高いのに責任感は皆無なタイプだと、厄介な人と認識されてしまいます。
他人への配慮に欠ける
自分に甘い人は、他人には厳しく、相手の都合を考えることがありません。
自分中心で、他人への配慮に欠けるので、周囲の人たちがどうしてほしいのか理解できずにいます。
「手伝いますか?」などの言葉がなく、サポート精神が乏しく見えると、他の会社員や上司から「あの人自分勝手すぎて使えない」という評価をもらいがちです。
また、接待にも向かず取引先の人から苦情がくるなんてことも珍しくありません。
諦めが早い
物事に対する諦めの早さは、自分に甘い人の最大の特徴と言っても過言ではありません。
たとえば、受験勉強やダイエットなどの自分を追い込む場面で、「自分には無理だ」と判断したらパッと努力するのをやめてしまいます。
こういった流れから、成功体験を得られないまま、逃げ癖がついてしまうのです。
いざ「ピンチ!」という場面では、どうにかズルできないか・どう逃げだすかということばかりを考えているでしょう。
お金にだらしない
自分に甘い人は、金銭面のだらしなさも特徴的です。
目先のことだけしか見えておらず、「欲しい」と思ったものは後先考えずにポンポン買ってしまって、あとから生活費が苦しくなる…なんてことも。
そんな事態でも「周りがなんとかしてくれる」と考え、家族や友達からお金を借りようとするでしょう。
借りても返す目処がない人は、信頼を失って気づけば1人ぼっちになる可能性も否定できません。
生活保護費をパチンコにつぎ込む人は、自分に対する甘さがある象徴的人物ですね。
こんな心理が!自分に甘くなる原因
自分に甘い人は、どのような心理が働いて自らを甘やかしてしまうのでしょうか。
自分に甘くなる原因や理由について紹介していきます。
いい結果が出るかわからないのに頑張れないから
どんな結果になるかは、やってみなくては誰にもわかりません。
その成功への確証がないことで、自分の気持ちが萎えて頑張れなくなる人がいます。これが自分に甘くなる大きな原因です。
とくに「一生懸命取り組んでたけど、結果が出ずにバカバカしくなった」という人は、昔の経験を繰り返したくないと考えています。
成功の確証がないのに、頑張っても無意味だと感じているのです。
また、同じ環境にいる中の成功体験者が少ないとなれば「頑張っても無駄だな」と諦め、「適当でいいや」と自分に甘くなってしまいます。
我慢することができないから
我慢することができないことで、自分に甘くなってしまう人もいます。
幼少期に好きなものを何でも買ってもらっていたり、なにかと優遇されたりしてきたような人は、我慢をすることに慣れていません。
我慢をする必要性を感じてないことも、悪い意味での自由奔放さにつながっているのでしょう。
- 見たい番組をリアルタイムで鑑賞したいから約束をドタキャンする
- ダイエット中に美味しそうなケーキをもらい、我慢できずに完食する
- アクセサリーがどうしても欲しいから彼氏におねだりして買ってもらう
このように、我慢強さがなく自分の欲求に正直に生きていると、誰から見ても自分に甘い人になっているのです。
なんとかなると思っているから
自分に甘い人は、基本的に楽観的です。「なんとかなるっしょ」「誰かが助けてくれるはず」というように、危機感を全く感じていません。
「ここで気を抜いちゃおう」「ちょっと休憩してから頑張ればいいよね」、そんな一時の気のゆるみは誰にもあるものです。
しかし、それを常に態度に出してしまえば、周囲から「だから○○は自分に甘いんだよ!」と言われて当然です。
悪い意味で人に頼りすぎた結果、自分を甘やかす癖がついてしまったのかもしれません。
掲げている目標が低いから
目標設定が低すぎることも、自分に甘くなる大きな原因です。
自分に甘い人は、向上心がそもそもありません。それも自分を甘やかすことを加速させている1つの要因です。
恋活でたとえるなら、「いつか恋人ができたらいいな~」程度の願望で、具体性にも欠けている傾向があります。
反対に「来年結婚するために、来月中に恋人を作る!」と、目標を明確に掲げている人との行動の差は歴然です。
頑張って苦労して到達するような目標を掲げるというのは、自分には難しいと感じているのかもしれませんね。
過去から学ぼうとしないから
人は何かミスをしたら「次はこうならないように気をつけよう」と、対策を考えて成長していくものです。
しかし、過去の経験から何も学ばないと、それが原因でどんどん自分に甘くなっていってしまいます。
「私(俺)のせいではなく、相手が悪い」などと人のせいにして、自分の過ちを正当化する人もいるでしょう。
そんな学びのない人は、毎回同じところでつまずいて成功を掴めないため、適当になってしまうのです。
自分に甘い考えを改善する方法
あなたの努力次第で、自分に対しての甘い考えを取っ払う改善方法はいくつかあります。
以下に紹介することを、1つでもいいのでチャレンジしてみてください。
なりたい自分を設定する
誰だって「こうなりたい!」という自分の理想像は持っているものです。そのために何をすべきかを考えたとき、自然と道は見えてくるでしょう。
ただし、自分に甘い人は目標について考えたとき「面倒くさい」「努力したくない」という考えが浮かんでしまうことがあります。
自分が今やりたいかやりたくないかで判断するのではなく、将来の思い描いている自分のために必要なことかどうかを判断基準にすると、自然と行動したくなるはずです。
「今」をゴールにするのではなく、なりたい自分をゴールに置いて考えると、ワクワク感が出てきて重い腰も上がるのでおすすめです!
他人の見習うべき部分を取り入れる
みんなが憧れるような素敵な人を見て、「どうせ自分にはなれないけどね」と諦めるのは早いです。
他人のいい部分を見習い、自分の行動や生活にも取り入れることで、あなたという人間は何倍にも魅力的になっていきます。
見習ってマネをしていくと、自分の考えや行動の甘さが如実になることでしょう。自分の行動を改めることができるので、自身への甘さも薄れていくはずです。
精神的にも金銭的にも自立している人を参考にすることをおすすめします。
「言い訳しない」と決める
誰かから注意されたり自分の中でまずいと思ったとき、言い訳をして正当化する癖がある人は、そこも改善していきましょう。
まず「言い訳をしない!」と決めることが大事です。誰かに注意されたときに素直に受け入れ、「すみませんでした」と謝る心を養ってください。
少しずる賢い部分が出て、「どう言い訳しよう」と頭に浮かぶこともあるかもしれませんが、「やってしまった…謝ろう」と素直に自分の非を認めるほうが気持ち的に楽です。
その素直さによって、人間関係もスムーズにいきますよ!
できない理由を考える前にまず行動する
何かと理由をつけて、嫌なことから目を背ける傾向がある人は、できない理由を探す前に、まず行動に移してみることをおすすめします。
「これ面倒くさいなぁ、そういえば見たいアニメがあるし、今日はいっか」とダラダラ過ごしてしまうと、永遠に負のループから抜け出せません。
面倒に感じることこそ、先に済ませてしまえば後々楽になります。いざ取り掛かってしまえばスムーズに進むこともあり、終わった後には達成感を味わうこともできます。
「自分もやればできるんだ!」と自信につながりますので、自分自身を目一杯褒めてあげてくださいね!
誘惑のない環境に身を置く
自分に甘い人は、誘惑のない環境に身を置くことをおすすめします。
たとえば何かをするとき、ついゲームや漫画、携帯を触ってしまう癖があるなら、誘惑に負けない工夫をして対処しましょう。
誘惑要素が物であれば、家族や信頼できる友達、恋人に「私(俺)が何か言っても本当に終わるまでは絶対に返さないでね!」と告げて預かってもらうのもアリです。
もっとも効果的なのは捨ててしまうこと。日常生活に支障が出ないものは、どんどん手放していきましょう。
また、家での勉強や仕事が苦手なら、図書館やカフェに行くことで気が引き締まりますよ。
他にも、ダイエットや恋活・婚活、筋トレなど、同じ目的を持つ人が集うコミュニティに参加して、近況報告を習慣にするのも、モチベーションが維持ができるのでおすすめです。
自分に甘すぎるとみんなから嫌われる末路を迎えるかも…
自分に甘すぎて「他の人にどう思われようが自分の勝手」と、傲慢で自己中心的な態度をとっていると、いつか周囲との関係がなくなり、誰もいなくなってしまうでしょう。
人を思いやる気持ちを持ち、指摘してくれる人に対して感謝の気持ちを忘れずに接していれば、自然と人は集まってきます。
自分の甘さから成長できずにいるのはもったいないことです。時間をかけて少しずつ着実に自分に甘い考えを改めていきましょう!