お節介の意味|お節介な人の特徴やうざいタイプの対処法を解説!

あなたの身近に「お節介な人」はいませんか?
親切で面倒見のよい人物ではあるのですが、押しが強く厄介な部分に困った経験のある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、お節介な人の特徴やうざいタイプへの対処法を解説していきます。
お節介な相手への対応に困っている人はぜひ参考にしてくださいね。
Contents [hide]
お節介の意味
「お節介(おせっかい)」とは、他人に余計な世話を焼いたり口出しをしたりすることを意味する言葉です。
相手がべつに望んでいないのに、手出しや口出しをしてくる行為であり、されたほうは「面倒だな」と思ってしまうことが多いでしょう。
まれにお節介が実を結ぶこともありますが、基本的には余計なお世話であるといえます。
お節介と思いやりの違い
人のためを思って行動するのなら「思いやり」なのでは?と思うかもしれません。
しかし、「お節介」と「思いやり」には大きな違いがあります。
相手のために「良かれと思って」行うという意味では同じなのですが、その行動の発端が異なるのです。
思いやりの場合、相手からのSOSや明らかに困った状況を受けてサポートする行為です。
一方、お節介の場合は悩みや相手の気持ちを勝手に想像して手出し・口出しをしてくるため、相手のニーズとのズレが生じてしまいます。
つまり、お節介とは「相手が求めていない手助けやアドバイス」をする行為であり、自己満足の意味合いが強いといえます。
ゆえに、された側としては迷惑に感じてしまうのです。
周りにお節介な人はいる?
成人男女200人に「周りにお節介な人はいるか」アンケート調査したところ、約35%の人が「いる」と回答しました。
つまり、10人いれば3〜4人程度はお節介な人がいる可能性があるということになります。
会社の同僚やクラスメイト、あるいは友人関係などを見渡せば1人、2人くらいは「お節介な人」がいるかもしれません。
もし面倒な「お節介な人」に困ったときはどうすればいいのでしょうか。
後述では、お節介な人に共通する特徴と適切な対処方法を紹介していきます。
お節介な人に共通する7つの特徴
お節介な人は、以下のような共通した特徴を持っています。
早い段階で距離を詰めたがる
お節介な人は、早い段階で他人との距離を詰めたがります。
そのため人懐っこく人当たりのいいタイプに見えますが、他人の踏み込んでほしくないプライベートにまで干渉するため、しばらく経つと厄介なことに気付くでしょう。
また、スキンシップが多くやたら近距離で話すなど、物理的距離も近いことが多いです。
自分のことは後回しになる
お節介な人は自分のことを後回しにしがちです。
一見親切なようですが、自分の仕事を疎かにしてまで他人の世話を焼きたがるので、どこかで迷惑を被る人が出てきます。
また、それを指摘してもあまり意に介しません。
人と接することが好き
お節介な人は基本的に人と接することが大好きです。
みんなで集まったりイベントごとに参加したりと、他人と触れ合うことで充実感を得られるタイプだといえます。
放っておけないタイプ
お節介な人は他人を放っておくことができません。
一人でいる人を仲間に入れようとしたり困っている人には必ず声かけしたりと、ある意味では親切なのですが、求めていない人にとっては裏目に出ることもあります。
また、そうすることが「正しい」と思い込んでいるため、放っておいてほしい人にとっては厄介です。
仕切るのが好き・中心になりたい
お節介な人は仕切るのが好きで、自分がいつも中心でありたいと思っています。
自分が常に先頭に立ってイニシアティブを取りたいという願望があり、そのため他人のやることに手出し・口出ししてしまうのです。
また承認欲求も強く、他人に頼られたい・いい人アピールがしたいがゆえに行動している側面も少なくありません。
お節介を焼くことで、自分自身がより好かれると思い込んでいるフシがあるのです。
自信があって正義感が強い
自信があり正義感が強いのも、お節介な人たちに見られる特徴です。
何事も清廉潔白・正しく行動すべきと思っているため、グレーゾーンなことが許せません。
しかし、ケースバイケースなことにもそうした価値観を持ち出すため、かえって面倒になるパターンもしばしばです。
価値観を押し付けるところがある
お節介な人は自分の価値観を押し付けてくる傾向があります。
常に自分の価値観が正しく、そのことに絶対的自信を持っているため他人の意見に耳を傾けません。
しかも、自分の基準で他人にアドバイスしたり手出ししたりしてくるため、価値観の異なる人にとっては正直厄介です。
うざいお節介な人を対処する方法
本人にとっては正義感や親切から行われる「お節介」。
しかし、ターゲットにされた人としては迷惑極まりないものです。
そこで、うざいお節介な人から逃れるための上手な対処方法を紹介していきます。
同じようにお節介を焼く
お節介な人が面倒なときは、相手にも同じようにお節介を焼いてみましょう。
お節介をする人でもされたときは「嫌だな」「迷惑だな」と感じるはずです。
そして相手が「やめて」と否定的な態度を示してきたら、あなたのやっていることは同じだよ、とスムーズに伝えることができるでしょう。
お節介は不要なことを伝える
お節介を焼かれそうになったら「それは不要」だと、はっきり伝えるのもおすすめです。
お節介な人は断り切れないタイプをターゲットにすることが多いです。
ゆえに、先手を打って断ってしまえばお節介な人もそれ以上手出しできなくなります。
人間関係の最初に一線を引けるという意味でも有効な方法です。
お節介されないように自衛する
お節介してくる人がうざいなら、最初からお節介されないよう自衛するのも1つの手です。
困りごとや弱みを見せず、何かしてもらっても必要以上に感謝しないようにしましょう。
手助けが必要ない人だと理解させられれば、それ以上お節介を焼いてくることはありません。
相談・悩みは聞かせない
お節介な人相手に相談したり悩みを打ち明けたりするのはNGです。
お節介な人に悩み相談するのは、エサを撒いているのと同じこと。
困っていると知れば喜々として手出し口出ししてくるので、面倒そうな人にはそうした情報を与えないようにしましょう。
話し半分に適当に聞いておく
ある程度防御してもお節介が止まないこともあるでしょう。
そうした相手の意見は、話半分に適当に聞き流すのがおすすめです。
真面目に向き合ってしまうと、こちらが疲れてしまいストレスが溜まります。
「また言ってるな」くらいの適当な態度でいれば、相手もお節介のしがいがないとそのうち離れていくでしょう。
お節介がありがた迷惑なときは伝えるのも優しさ!
お節介な人は一見親切なようですが、求めていないことにまで手出しや口出しをしてくるので少々厄介です。
もし、身近なお節介に困っているのならしっかり対策をとることをおすすめします。
お節介な人は「良かれと思って」という心理で行動しているため、「それは必要じゃない」「迷惑だ」ときっぱり伝えることも時には必要です。
良い距離感を保つことができれば、お節介な人とも円滑に付き合っていけるはずですよ。
- お節介とは、他人のことに余計な手出しや口出しをしてくること
- 親切は相手から求められるが、お節介は求められていない余計なお世話であり自己満足の側面が強い
- お節介な人は、早い段階で距離を詰めたがる・人と接するのが好き・自信があって正義感が強いといった特徴がある
- お節介な人には、スキや弱みを見せずに「お節介」をきっぱり断ることが大事