無関心な人の特徴とは?関心がないメリットと無関心になる方法を徹底解説
「無関心」と聞くと、なんとなくネガティブなイメージが湧いてきますよね。しかし、無関心になることで得られるメリットがあることをご存知ですか?
無関心でいることは、必ずしもネガティブな心理ではないのです。
今回の記事では、関心がないメリットと無関心でいる方法を紹介します。
色々な情報で心が疲れてしまっている人も、スルースキルを磨いてリセットしてみましょう。
Contents
無関心は心の防衛機能
「無関心」を国語辞書のデジタル大辞泉で調べてみると、
“関心がないこと。興味を持たないこと。また、そのさま。”
引用元:https://dictionary.goo.ne.jp/jn/214687/meaning/m0u/
と記載されています。
「その事柄に興味を示さない行為」となりますが、無関心は心の防御機能のひとつとして働くことがあるのです。
人は、嫌なことやショックを受けた事柄をトラウマとして捉え、同じような状況に陥ったとき、また嫌な思いをしないようにブロックする本能が働くことがあります。
以前と同じようなショックを受けないよう、「関心がないもの」として脳へ無関心になる指令を送り、心の防御をはかっているのです。
無関心という心理には、単に興味がある・ないだけではなく、その人が生きてきた人間関係や状況が関係している場合があります。
ストレスフリー?無関心な人の特徴
人のことをあまり気にしていない無関心な人って周りにもいますよね。無関心な人には共通した特徴がいくつかあります。
さっそく見ていきましょう!
誰も信用していない
過去に信用していた人に裏切られた経験のある人の中には、他人を全く信用できなくなっている人たちもいます。
裏切りというショックを受けないために、人と極力関わらないという選択をして、無関心になることがあります。
「信用した=傷ついた」と脳にインプットされた状態で、人を信用しないことで自分を守っているのです。
冷静沈着
感情の起伏があまりなく、常に冷静沈着な性格をしていることも無関心な人の特徴です。
自分の感情が動くことによって、嫌な思いをしないように無関心でいる場合があります。
楽しい会話をしていても感情をあまり表に出さないため、周囲から「無関心で感情のない人」と思われてしまうこともあります。
人に左右されない
無関心な人は、他人に左右されず自分の意見をしっかり持っている人が多いです。
言い換えれば、自分のペースで行動して他人に対する配慮が欠けている、とも取られやすい傾向があるでしょう。
空気を読むことも、無関心な人にとっては面倒くさい行為なのです。
世間話・噂話に興味がない
会社で何気なくする世間話や噂話に、全く入ってこない人っていますよね。
ただ無関心だからという場合もあるでしょうが、過去に噂話などで嫌な思いをした経験があるのかもしれません。
噂話などでトラブルに巻き込まれたくないと思っていて、無関心になっている可能性もあります。
世の中の大半が他人事
無関心な人は、世の中の大半の出来事を他人事だと思っています。
ニュースで報道されるような大きな事故や事件、社会や政治の話題に至るまで全て他人事と考えて興味を示すことがありません。
自分に直接関係のないことや自分の知らないことは、関りがあったとしても他人事と思い込む節があります。
無関心になるメリット
一見すると無関心でいることはデメリットに感じる印象が強いですが、実はメリットがいくつか存在します。
次は、スルースキルを身につけるメリットを紹介します。
周囲に振り回されることがなくなる
無関心になることで、周囲に振り回されることがなくなり、ストレスを減らす効果が期待できます。
とくに会社では、人の仕事に関わったおかげで自分の作業が増えて大きなストレスがかかることもありますよね。
周囲の意見に振り回されず、無関心でいることで、余計なものを抱え込む可能性を払拭できる場合があります。
誰かと比べることがなくなる
意識していなくても、人は誰かと自分を比べてしまうことがあります。自分のライフスタイルや仕事、スタイルに至るまで目標がある人は尚更でしょう。
人と比べることで、必要のない劣等感が生まれることがあります。それがなくなることで、自分を認めやすくなり気持ちを楽にすることができます。
人生が自分のものになる
周りに対して無関心でいることで、「人生を自分のものとして生きる」という生き方ができるようになります。
自分のペースで自分の思ったことだけをする生活は、今までとは違う充実感に満たされるはずです。
他人は関係なく、自分の心の声を素直に聞いて過ごすことができれば、心の穏やかさを取り戻せるでしょう。
無関心になるデメリット
周りを気にせず無関心になることで得られるメリットは多いですが、社会人としての生活にはデメリットも生じます。
人間関係が希薄になる
人との会話に無関心になることは、他人との関わりを避けることとなるため、人間関係を作るのが難しくなります。
人と関わりをあまり持たなくなることで信頼関係を築きにくく、仲間内でも職場でもデメリットを感じる場面が多々あるかもしれません。
チームワークを必要とするイベントや業務に携わっている場合は、「責任感がない人」として見られてしまう可能性があります。
ビジネスに影響する
会社で周りからの情報や全体的な状況に無関心になってしまうと、仕事にも影響を及ぼします。
また、仕事自体に無関心になってしまうと面白かった仕事もつまらなく感じる可能性があります。
仕事上で必要な情報でさえシャットダウンしてしまうと、自分の業績やスキルが低下する恐れがあるため注意が必要です。
コミュニケーション能力が低くなる
これは人間関係が気薄になることにも通じることですが、無関心を続けることでコミュニケーション能力が低くなり、人との関わり自体が苦手になることもあります。
会社で営業担当をしている場合、コミュニケーション能力の低さは死活問題で、業績にも影響を与えてしまうことが考えられます。
コミュニケーション能力が低くなることで、好きな人とも会話ができない…なんてことにもなりえるので、無関心でいるのはほどほどがいいですね。
無関心な人になるための方法
無関心にはメリット・デメリットがあることがわかりました。
デメリットもかなり大きいリスクとなるため、あらゆる事柄に無関心になるのではなく、自分がストレスを感じる事柄のみを選んで無関心でいることがおすすめです。
最後に、無関心になるための方法について紹介していきます。
自意識を捨てる
周りを気にするあまり、人から見られたときの自分ばかりを気にしてはいませんか。周りからどう思われるか、嫌われないかなど他人の評価を気にしていると、無関心でいることは難しくなります。
過剰に他人からの見栄えを気にしている人は、まずは自意識を捨てることで無関心になりやすくなります。
自分の心に従う
周りに振り回されやすいと感じている人は、もっと自分の心に素直に従ってみるのがおすすめです。
自分より他人の気持ちを重んじるあまり、自分の心の声が解らなくなってしまっている場合もあります。他人の意見に振り回されていては、無関心になることはできません。
人の気持ちも大切ですが、まずは自分の気持ちを優先させてみることで、無関心になれる場合があります。
SNSを控える
SNSではさまざまな情報が飛び交い、無意識に自分と比較する機会をつくります。SNSは楽しい反面、人と比べてしまいやすく、ストレスを感じやすいツールです。
周りが発信する情報を見ないことでストレスを減らし、不要な情報に無関心でいることができるようになるでしょう。
自分に甘くする
なんでも完璧にこなそうと思うと、周りと合わせる必要性が出てきて無関心ではいられなくなってしまいがちです。
とくに仕事では、完璧を求めると同僚や後輩の仕事内容が気になり口を出しやすくなります。
たまには自分に甘くして、「まぁいいか」と完璧主義をやめることも無関心には必要なことです。
自分だけの人生を歩む
「自分の人生は自分のもの」そう思う生き方ができれば、過剰に周りの目や評価を気にする必要がなくなります。
仕事や趣味など、自分が目標を見いだせるものに没頭することで、周囲の反応を気にせずに無関心でいることができます。
そうすることで充実感がもて、日々の生活が楽に感じることもあるでしょう。
心地いい距離感を保てるようなパートナーを見つけよう!
無関心は恋愛においても、パートナーと良好な関係を築く上では必要な場合もあります。
相手に干渉しすぎることが、別れの原因になったり、「恋人がいても一人の時間が欲しい」という人は意外と多いからです。
あえて無関心な部分を持つことで、パートナーと心地の良い距離感でい続けることもできます。
程よく無関心に、そして心地いい距離感を保てるようなパートナー探しをしたい方は、マッチングアプリ「ハッピーメール」を使ってみてください。
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適度な無関心が心を強くする
全てに対して無関心になることは、仕事や人間関係にも大きな支障をきたします。とくに企業で働く社会人、営業職の男性や女性はコミュニケーション力を求められる職種のためデメリットになります。
だからこそ、無関心でいる事柄は、自分でチョイスする必要があるでしょう。
適度に無関心でいることによって、周りの目から解放されて自分らしく振る舞うことができます。
人との関わりに疲れたときには、適度に無関心になって心の平穏を取り戻せるといいですね。