アイスブレイクネタ11選！ビジネスで使えるものから体を動かすゲームまで

「アイスブレイク」という言葉を聞いたことはありますか？

アイスブレイクとは初対面の人が集まる場所や、会議や研修などの硬い雰囲気の場所で自己紹介やゲームを行い緊張をほぐす手法のことです。

アイスブレイクを行うことでたくさんのメリットが得られるといわれています。いくつか覚えておくとビジネスシーンでも役立ちますよ。

今回の記事では、ビジネスで使えるものから教育学でも使える体を動かすゲームまで、アイスブレイクネタを11選紹介していきます。

アイスブレイクとは？

アイスブレイクとは不安や緊張を氷にたとえて、その硬い氷を壊すという意味の言葉です。

たとえば

• 学校の新入生オリエンテーション
• 新入社員研修
• 地域の集まり
• お見合いパーティー

などの主に初対面の人が集まる場所で、参加者の緊張をときほぐすために自己紹介や簡単なゲームを行うことを「アイスブレイク」といいます。

アイスブレイクを取り入れることで、参加者同士でのコミュニケーションがとりやすくなり、活動への積極的な参加を促すことができます。

また、初対面の人同士だけでなく、すでに顔見知りの人が集まる場所でも使うことが可能です。

会社の会議やミーティングの始まり、疲れてきた頃などに行うことで硬い雰囲気を和らげることもできますよ。

アイスブレイクを行うことで得られるメリット

アイスブレイクにはさまざまなメリットがあり、取り入れることで会議や研修がより良いものになるのです。

アイスブレイクを行うことで得られるメリットを紹介します。

緊張が和らぐ

初対面の人同士が集まる場所や仕事でのかしこまった席では、どんな人でも緊張してしまいますよね。

アイスブレイクの簡単なゲームを楽しむことで、硬い雰囲気をなくし、出席者の緊張を和らげることができます。

また、リラックスすることで頭がやわらかくなるので、会議やミーティングでも良いアイデアが出ることが多くなるでしょう。

コミュニケーションがとりやすい

発言しにくい場や、初対面の集まる研修参加者同士のコミュニケーションをとるのに最適なのがアイスブレイクです。

ゲームを取り入れた自己紹介を行うことで、自然と会話しやすい空気になります。

緊張が溶けて空気が和むことで、積極的に発言できる素晴らしい会になることでしょう。

お互いを知るきっかけになる

普段あまり話したことがない人でも、アイスブレイクのゲームを行うことで一緒に盛り上がり、親しくなることができます。

前述でも紹介した、自己紹介系のアイスブレイクでは、プライベートの話題や好きなものなど相手の情報を多く知ることができるので意外な接点が見つけられるかも。距離が近づくチャンスにもなりますよ。

ビジネスシーンで使えるアイスブレイクネタ5選

社内研修などのビジネスシーンで使えるアイスブレイクは覚えておくと役に立ちます。会社の雰囲気作りの手助けにもなるため、転職者や退職者の増加を食い止める引き金になりますよ。

所要時間の短い簡単なゲームを中心に、ビジネスシーンで使えるアイスブレイクネタ5選を紹介します。

実は…から始める「自己紹介」

自己紹介に「実は…」から始めるというルールを入れたアイスブレイクです。

このアイスブレイクは「実は」という意外な内容を盛り込まなければならないので、普段は話さないような自分のプライベートな内容を気軽に話すことができます。

たとえば

• 実はヒップホップが趣味です
• 実はイギリスに留学経験があります
• 実は猫を3匹飼っています
• 実はスニーカー集めにハマっている靴マニアです

などと普通の自己紹介とは違って、面白く印象的なものになるので、その人の顔や名前を自己紹介の内容と結びつけて覚えやすくなるというメリットもあります。

自分を紹介してもらう「他己紹介」

「他己紹介」は少人数のグループに分かれて、それぞれのグループでインタビューを行い、インタビューで得た情報から、別の人に自分を紹介してもらうという方法です。

知っている人同士でもできますが、初対面同士でグループを組むことで親しくなれる効果が期待できます。

誰かに紹介してもらうことで、自分ではいいにくい長所や特技などポジティブな内容を参加者に知ってもらえることもメリットです。

成功体験を引き出す「ヒーローインタビュー」

「ヒーローインタビュー」はペアを作り、インタビューする人がインタビューされる人に「人生で一番活躍したとき」を聞き出すというアイスブレイクです。

インタビューする側が相手にどんどん質問を投げかけることが重要で、成功体験を上手に聞き出すことができれば場も盛り上がります。

一通り終わったら、インタビューする人とされる人を交代して行うのが良いでしょう。

緊張感がほぐれる「指遊び」

「指遊び」といってもさまざまなタイプの遊びがありますが、ここでは代表的な「親指小指体操」を紹介します。

ゆっくりとスタートして、徐々にスピードを上げていくので意外と難しく大盛り上がり間違いなし！さらに、指遊びを行うことで緊張感がほぐれると共に、脳の活性化にも繋がります。

アイデアを出し合う会議の前に行えば、より良いアイデアが生まれるでしょう。

脳の働きが活性化「硬貨スケッチ」

5円玉や100円玉などの硬貨の大きさを思い出しながら描く「硬貨スケッチ」。普段は使わない頭を使うので、脳の働きの活性化に役立ちます。

紙とペンさえあればOKなので、簡単に取り入れやすいのも魅力ですね。

答え合わせで硬貨を重ね合わせると、「毎日見てるのに〜」「全然違うんだけど〜」と大盛り上がること間違いなしの鉄板ゲームです！

オンライン会議でもアイスブレイクは可能！

コミュニケーションが取りにくいオンライン会議でもアイスブレイクを活用すれば楽しむことができるので、ぜひ行ってみてください！

オンラインミーティングツールで自己紹介をチャットで行っていきます。

その際に、子供の頃のあだ名や最近うれしかったこと・ハマっていること、など項目を決めて、実際に話すだけでなく文字で伝え合います。

• 使い慣れない機能を使える
• みんなの情報を一気に知れる
• 共通点が見つかりやすい
• 発言できない人がいない

など多くのメリットがありますよ。

アイスブレイクを利用して、離れている人ともコミュニケーションを取っていきましょう！

【人数別】体を動かすアイスブレイクネタ6選

体を動かすことで、緊張して固まった体をほぐしたり、リラックス効果を得られたりとさまざまなメリットがあります。

最後に、体を動かすアイスブレイクネタ6選を紹介します。参加人数に合ったアイスブレイクを選んでみてください。

少人数でも楽しめるアイスブレイク

まずは、5〜10名程度の少人数でも楽しめるアイスブレイクを紹介します。

プラスアクション

「プラスアクション」は頭と体の両方を使うアイスブレイクです。

ルールを説明します。

少人数で行うときは何周できたらクリアなどと決めると盛り上がるでしょう。

ジェスチャーゲーム

ジェスチャーゲームは1人がお題になりきって、他のメンバーが当てるというゲームです。

レクリエーションとしてやったことがある人も多いと思いますが、アイスブレイクとしても使えます。

お題は分かりやすい動物やスポーツ、有名人にすることでゲームの進行もスムーズに進み、アイスブレイクとしても盛り上がるでしょう。

時間当てゲーム

「時間当てゲーム」は参加者に目を閉じてもらい、スタートと合図をしてからちょうど1分経ったと思うタイミングで手を上げてもらうゲームです。

ファシリテーションがタイマーを管理して、1分のタイミングに1番近かった人を発表します。

時間の感覚を意識させたり、集中力を高めたりするためにも、会議や研修などビジネスの場で活用できるアイスブレイクです。

大人数で盛り上がるアイスブレイク

次に、10人以上の大人数でも参加者全員で盛り上がれるアイスブレイクを紹介します。

宝探しゲーム

新入社員研修におすすめのアイスブレイクです。

大きな会議室や研修会場にあらかじめ宝を準備しておき、複数のチームに分かれて宝探しを行います。

宝探しのヒントとして会社に関するクイズや謎解きを入れるなど、新入社員研修の内容を盛り込むこともできますよ。

新聞のばし

「新聞のばし」は1日分の新聞を丸めたり折ったりして、できるだけ長く新聞紙を伸ばすゲームです。

グループに分かれて競い合うことで盛り上がることができるでしょう。

参加人数によって、新聞紙の量を変えたり制限時間を設けたりもできるので、大人数でもできるアイスブレイクです。

バースデーチェーン

「バースデーチェーン」は自分の誕生日を参加者同士でジェスチャーで伝え合い、誕生日の早い順に並ぶというゲームです。

最後に順番に誕生日を発表し、順番が正しかったら成功です。指や体を使って数字を表すのはOKですが、言葉を発してはいけません。

喋ってはいけないのがもどかしいのと、正解を目指すには全員で協力する必要があるので盛り上がること間違いなしでしょう。

和やかな雰囲気づくりにアイスブレイクは効果抜群！

みんなが緊張して硬くなってしまいそうなビジネスシーンでアイスブレイクは効果抜群です。

今回紹介したアイスブレイクを実践することで、参加者全員が楽しみながら緊張を和らげることができるでしょう。

コミュニケーションがとりやすくなり、会議や研修の効果をより高めることができますよ。

アイスブレイクを取り入れて、和やかな雰囲気を作りましょう！