ヒステリー女のドン引きな症状や特徴とは?上手な対処法も徹底解説

気に入らないことがあると大声で怒鳴り散らしたり、突然激しく感情をぶつけてきたりする「ヒステリー女」。
そんな「ヒステリー女」の行動にドン引きした経験がある男性もいるのではないですか。
この記事ではそんなヒステリー女と出会ったときのために、ヒステリーの意味や原因、その特徴や行動、上手な対処法を徹底解説します。
今まさにヒステリー女に悩んでいる人も、これから出会う可能性がある人もしっかりとチェックしておきましょう。
Contents
ヒステリーの意味とは
まずはじめに、ヒステリーにはどのような意味があるのか確認してみましょう。
ヒステリーの意味を辞書で調べてみると、
- さまざまな感情的葛藤 (かっとう) が原因となって起こる一種の神経症。実際に病気ではないのに痛みや運動・知覚の麻痺 (まひ) 、発熱・嘔吐 (おうと) などのほか、健忘などの精神症状を訴えるもの。一般に女性に多いといわれたが、男性にもみられる。
- 感情を統御できず、激しい興奮・怒り・悲しみなどをむき出しにした状態。ヒス。「ヒステリーを起こす」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
と記されています。
一般的には性格や気質を表す意味で使われることが多いですが、「ヒステリー」には神経症の意味も含まれています。
精神医学や心理学では「神経症」の1つ
もともとヒステリーと呼ばれてきた神経症は、身体表現性障害のひとつである「転換性障害」や「解離性障害」が該当します。
【転換性障害】
ストレスなど心理的要因から、運動麻痺や感覚麻痺、けいれん発作などの身体症状が現れます。
喉に異物感や圧迫感が起こる「咽喉頭異常感症」も転換症状のひとつです。
【解離性障害】
心理的なストレスから守るために、多重人格と呼ばれる「解離性同一性障害」という症状や、「離人症」などあらゆる精神症状が現れます。
ヒステリー症状がひどい場合は、このような神経症が原因の場合もあります。
歴史からみるヒステリーの意味
「ヒステリー」の語源はギリシャ語で「子宮」という意味のある「hustéra」に由来しています。
古代から子宮が原因で起こる女性特有の病気という認識がありましたが、男性にも起こることや偏見的な意味合いがあることから、精神医学用語としては使われなくなりました。
ヒステリー症状が男性より女性に多いと思われる原因とは
ヒステリー症状が女性に多いとされる原因について解説します。
脳の構造が違うため
脳には「脳梁(のうりょう)」と呼ばれる神経線維の束があり、左右の脳をつないでいます。
この脳梁が女性の方が太く情報交換が活発なことから、感情を言葉に出しやすくヒステリーを起こしやすいという考えがあります。
このような脳の違いは男性脳・女性脳と呼ばれ話題にもなりましたが、最近では脳に性差はないという研究結果も出ているそうです。
男性でも怒りっぽい人や感情的になる人は多くいますから、女性の脳の構造が違うからヒステリーになりやすいとは言い切れないかもしれません。
女性ホルモンの影響
女性特有の理由を挙げるなら「女性ホルモン」の影響が考えられます。
女性ホルモンが乱れると、自律神経の乱れにつながり精神的に不安定になることも。
女性ホルモンの乱れは、生理や更年期の影響で一時的に起こりますが、日常的なストレスや生活習慣にも影響を受けます。
急にイライラしていたり泣き出したりするなら、女性ホルモンの乱れで気分がコントロールできなくなっている可能性もあるでしょう。
「うつ病」の可能性も
うつ病というと気分が落ち込んだ状態が続くイメージがありますが、20〜30代女性に増えている「非定型うつ病」という病気は、落ちこんだり明るくなったりと気分が変わるのが特徴です。
時にはキレやすくなったりイライラしたりすることもあるため、ヒステリーと思われる場合もあります。
神経性の症状やうつ病などの病気は性格的な問題ではないため、適切な治療方法や治療薬で対処することが大切です。
ヒステリー女の5つの特徴&行動
それでは、「ヒステリー女」に捕まらないためにも、その女性によく見られる5つの特徴と行動をチェックしていきましょう。
不安症で嫉妬深い
ヒステリーな女性は不安症で嫉妬深いことが多くあります。
友人女性と食事をしたり、少しでも他の女性を褒めるようなセリフを言ったりすると、浮気を疑って急に怒り出す場合もあるでしょう。
自分から離れてしまう不安感が強く、なんにでも嫉妬するような女性はヒステリー女の可能性が高いです。
自己愛・承認欲求が強い
ヒステリーになる女性は自己愛や承認欲求が強い傾向があります。
そのため、自分は特別な存在だと認めて欲しい気持ちがあり、その思いが叶わなかったときに相手に強く当たってしまうことがあります。
自分よりも他の人が人気になっていたり、注目が集まっていないと機嫌が悪くなったりする女性は要注意です。
自信がなくてネガティブ発言が多い
不安感や嫉妬、承認欲求の強さなどは、自分に自信がないことからきているケースもあります。
常に誰かに見てもらっていないと安心できず、相手の立場を考えずに気持ちを押し出してしまいます。
ヒステリー女というと自信家で強気なイメージがありますが、SNSでネガティブ発言が多く、わざと自分を下げるような言い方をするのもひとつの特徴です。
物の扱い方が悪くて行動が荒い
強気な言葉だけでなく、物の扱い方が悪くて行動が荒いのもヒステリー女の特徴です。
自分の気持ちをアピールするためや、感情を抑えきれずに物に当たります。
物を投げたり飲み物をわざと大きい音で置いたりするなど、態度が大きい女性だなと感じたら注意しましょう。
感情の起伏が激しく怒りっぽい
ヒステリーな女性は気分をコントロールできないため、感情をむき出しにします。
楽しんでいると思ったらちょっとしたことで泣き出したり、人前でも関係なく大声で怒りはじめたりします。
普通の人では考えられないほど、尋常じゃない怒りをぶつけてくるのもヒステリー女の特徴です。
ヒステリー女の上手な対処法
ヒステリー女と出会ってしまったときのために、上手な対処法を知っておきましょう。
極力関わらない
ヒステリー女と出会ったときの一番の対処方法は、極力関わらないことです。
ヒステリーな性格を持った女性と関わってしまうと、感情をぶつけられたり余計な気遣いをしたりするなど面倒な場面が多々あります。
関わりを持つ前にその場を立ち去るのがおすすめです。
当たり障りなく褒める
極力関わらないようにしても、仕事や友人などのつながりがあり、どうしても話さなければいけないケースもあるでしょう。
ヒステリー女の特徴には、自己愛が強く承認欲求が高いというものがあります。
否定するような発言をすると、感情がヒートアップして周りを気にせず怒鳴り散らす可能性もありますから、当たり障りなく褒めて余計なことを言わないようにするのが無難です。
誤解を生むようなことを言わない
ヒステリーを避けるためには、相手の話を聞いてあげたり優しく接したりする方法もありますが、誤解を生むようなことは言わないようにしましょう。
自信がなく、不安感を抱いている女性にはつい優しくしたくなるかもしれません。
しかし、もしも恋愛感情があると誤解されてしまったときには、面倒なことになる可能性もあります。
恋愛に発展させる気がないなら、相手を勘違いさせるような発言や行動は避けた方がいいでしょう。
ヒステリーな人とは穏やかに接して平和に過ごそう!
ヒステリーな女性は感情の起伏が激しく、一緒にいると疲れてしまうことがあります。
ましてや恋愛関係となると、その気苦労は並大抵のものではないでしょう。
できることならヒステリー女とは出会わないようにしたいと願うのは当然です。
しかし、万が一出会ってしまったなら、なるべく穏やかに接して平和に過ごせるよう対処することが大切です。