HSPの可能性もアリ?雑談が苦手な人の特徴や雑談力をつけるコツを紹介
「職場の人と世間話がうまくできない」「異性と2人きりになったときに何を話せばいいのかわからない」など、雑談が苦手な人は意外と多いです。
話題は何でもいいとはいうものの、何でもに困ってしまいますよね。
そこで、今回は雑談をする目的や雑談が苦手な人の特徴、雑談力をつけるコツを詳しく紹介します。
雑談力をつけて、社内や恋愛のコミュニケーションに活かしましょう。
【男女共通】雑談が苦手な人の特徴とは?
雑談に対して苦手意識を持っている男性・女性には共通点があります。
ここでは、雑談が苦手な人の特徴を紹介します。
仕事とプライベートを分けている
仕事とプライベートを分けている人は、「メリハリをつけて働きたい」「職場の人と馴れ合いの関係になりたくない」という考えを持っている傾向があります。
そのため、仕事内容とは関係のない会話をするのが苦手になりやすいです。
人に対して関心がない
人に対して関心がないと、雑談をするにもどんな話をすればいいのかわからなくなります。
仕事の話はできても、雑談になると急に苦手意識を持ってしまうのです。
感情表現が上手くできずにリアクションが薄くなってしまうので、「冷たい人」と思われてしまうケースも少なくありません。
予想外の質問に答えられない
雑談が苦手な人は、予想外の質問に答えられないというのも特徴のひとつです。
予想外の質問をされるとうまく答えられずに言葉に詰まってしまいます。
ちゃんと対応できなかったことに落ち込んでしまい、よけいに「雑談はしたくない」と苦手意識が強まってしまうでしょう。
自分のことを話すのが苦手
雑談では、自分の考えていることやプライベートで起きた出来事など、自分自身の話を会話のネタにする場合も少なくありません。
しかし自分の話をするのが好きではない人であれば、雑談することに良いイメージを持てないでしょう。
そのため、雑談が苦手になってしまいます。
人からの評価を気にしてしまう
人からの評価を気にしてしまう人は、雑談であっても「相手はどう感じるだろう?」と深く考えてしまいます。
そのため、自分の意見を素直に言葉にできず、リラックスして会話を楽しめません。
人と話すことが億劫になり、雑談することに抵抗感を持ってしまいます。
HSPかも?雑談に苦手意識を持つ理由
雑談が苦手と感じる場合、「HSP」の可能性もあります。
HSPは生まれつき感受性が強く敏感な気質を持つ人のことで、日本人の5人に1人が当てはまるといわれています。
ここでは、HSPの人が雑談に苦手意識を持つ理由を3つ紹介するので、該当するものがあればHSPと向き合う必要があるでしょう。
相手の顔色が気になる
HSPの人は、言葉や目線、声色、仕草などから相手の感情を感じ取る力に長けています。
また、良心的で他人のことを優先する傾向があるため、相手の顔色を気にしすぎてしまうのも特徴です。
不快な気分にさせていないか心配になって自分の発言にも気を使いすぎてしまうので、「雑談をしていても疲れる」と苦手意識を持ってしまうのです。
理解してもらえないと思っている
HSPの人は敏感な性質から、他人に感情移入しすぎたり周囲の環境に影響を受けやすかったりします。
周りの人との考え方や感じ方の違いがストレスとなり、生きづらさを感じることも多いです。
そのため、「どうせ理解してもらえない」「自分と話しても楽しくない」とネガティブに考えてしまい、雑談を楽しめなくなります。
沈黙に耐えられない
相手の気持ちの変化に気づきやすいHSPの人は、沈黙に耐えられないのも雑談に苦手意識を持つ理由のひとつです。
空気を読みすぎてしまい、「何か話さなきゃ」と焦ってしまうからです。
気を使いながら話すので、雑談したあとはドッと疲れが出てしまうでしょう。
「もしかして…」と思ったら、専門医に相談するのがおすすめ
HSPは生まれつきの特性なので、根本的な治療法はありません。
しかし、自分の特性や対処法をきちんと知ると、気持ちが楽になったり周りの人たちと関係性を築きやすくなったりします。
雑談が苦手なのは、発達障害(アスペルガー症候群)が原因となっている場合もあります。
「もしかして…」と思ったら、精神科医や心療内科医に相談してみましょう。
雑談が苦手な人が雑談力をつけるコツ7選
最後に、雑談が苦手な人が雑談力をつけるコツを7つ紹介します。
職場や恋愛相手との雑談を楽しめるよう、ぜひ今日から実践していきましょう。
聞く側に徹する
雑談をするときは相手の話を聞く側に徹しましょう。
話をよく聞いてくれる人には好感を持ちやすく、コミュニケーションを取っていて楽しいという印象を与えられます。
自分の話をするのが苦手でも、相手の話を聞くことを重視すれば会話が広がりやすくなりますよ。
感情のある相槌をする
雑談が苦手だと、「うん」「へー」「そうなんですね」など単調な相槌になりがちです。
雑談を盛り上げたいなら、感情のある相槌をするようにしましょう。
たとえば、
- 「えー!」と驚く
- 「残念でしたねー…」 と共感する
- 「あー!なるほど!」と納得する
など、相手の話の内容に合わせて感情がわかる相槌を打つことで、相手は話しやすくなります。
相槌を打ちながら、ジェスチャーや表情も合わせるとより効果的ですよ。
褒め言葉を使う
相手を褒めると好意が伝わり、相手も好意を返してくれやすくなります。
そうすることで、自然と会話が広がり信頼関係も築けて一石二鳥です。
「今日のコーディネートとても素敵ですね」「ネイルかわいいね」など、些細な褒め言葉でOK!
嫌味なく褒めるのがポイントですよ。
質問して話を広げてもらう
「この前のお休みはどこか出かけました?」というように、相手に質問して話を広げてもらうのも雑談力の重要なポイントです。
相手が話を広げてくれたら、相槌を打ったりリアクションをとったりして興味を示しましょう。
ただし、質問攻めにしすぎると不快感を与える可能性もあるので注意してくださいね。
楽しそうな表情をする
雑談をしているときは雰囲気を良くするために、楽しそうな表情をするのも大切です。
無表情や不満げな表情だと相手は話しにくくなり、印象も悪くなります。
雑談中は口角を上げて、意識的に笑顔を作るようにしましょう。
また、悲しい話題のときは悲しい顔をするなど、話の内容に合わせて表情を作ることもポイントです。
話の引き出しを増やす
話の引き出しを増やすと、会話が途切れても新しい話題を振りやすくなります。
引き出しが多いといろいろな人とコミュニケーションを取ることができるので、会話のネタになりそうなものをチェックしておきましょう。
【雑談におすすめの話題】
天気・交通情報・ファッション・トレンド・近所の美味しい飲食店・出身地の情報・最新ニュース・休日の過ごし方・趣味・好きな(嫌いな)食べ物…など
ギャップを身につける
ギャップがあると意外性が魅力となって、好印象を与えることがあります。
- パンツスーツの事務員だが普段はおしゃれ好き
- 趣味はアウトドアなものが多い
- 本・映画・ゲーム・動画などに詳しい…など
「〇〇さんって意外とこうなのね」となるだけで、雑談に花が咲きますよ。
雑談への苦手意識を克服して相手と距離を縮めよう!
雑談がうまくできなかった経験があると、人と会話をするのを避けてしまいがちです。
しかし、社会人の仕事術として雑談力を身につけると風通しの良い職場環境になり、上司や後輩とも良好な人間関係を築きやすくなります。
また、雑談力が高いと会話が盛り上がりやすいので、恋活・婚活に活かすことができます。
相手との距離を縮めるために、今回紹介した情報を参考にして雑談への苦手意識を克服しましょう!
- 雑談が苦手な人の特徴は、「仕事とプライベートを分けている」「人に関心がない」「自己開示が苦手」など
- 雑談が苦手なのはHSPの可能性もある
- 雑談力をつけるコツは、聞く側に徹したり質問をして話を広げてもらったりするのがおすすめ