「尊み秀吉」の意味や使い方とは?尊みを感じる瞬間やツイートも紹介!
SNS文化の発達にともなって、さまざまなネットスラングも増えてきました。
きちんと意味を知れば的確に今の感情を表現できるワードもたくさんあり、よくわからない言葉だからと距離をとってしまうのはもったいないことかもしれません。
そこで、今回の記事では「尊み秀吉」という言葉の意味や使い方について、具体的なツイートを紹介しながら解説していきます。
「尊み秀吉」とは一体どんな表現なのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
Contents
「尊み秀吉」とは
最初に「尊み秀吉」の意味や由来について見ていきましょう。
意味・由来
「尊み秀吉(とうとみひでよし)」とは、とても素晴らしい・最高といった意味の「尊い」に、安土桃山時代の武将「豊臣秀吉」の名前を掛け合わせた造語です。
「尊み秀吉」の産みの親は、『アイドルマスターシンデレラガールズ』などの出演で知られる声優の松井恵理子さん。
彼女がTwitterで「尊み秀吉、よかったら尊いとき使ってください」と投稿したことで、SNSを中心に広まっていきました。
意味は「尊い」と同様、素晴らしいものやかけがえのないものに対する賛美として使われます。
「豊臣」と「尊み」の語感が似ていることから置き換えられたと考えられますが、あくまで言葉遊びの一種であり、秀吉がついていることに深い意味はありません。
とはいえ、普通に「尊い」というよりも、よりインパクトある尊さを主張できることは間違いないでしょう。
そもそも「尊い」とは
「尊い」という言葉は、そもそも「ありがたい」「非常に価値がある」といったことを意味します。
■例 「尊い命」「尊い努力の結果」
得難い対象や、尊敬すべき事象・行動について使われることが多いです。
近年SNSで多用されている「尊い」は、主に作品やキャラクター、アイドルなどへのあふれ出る感情や高揚を表す言葉として使用されています。
■例 「推しが好きすぎて尊い」
かけがえのない対象への賛辞であることには変わりないのですが、より個人的な感情を込めて使われるようになったといえるでしょう。
Twitterで使われている尊み秀吉の画像
「尊み秀吉」は、以下のような画像とともに使用されることが多いです。
まれいたそと志貴くんの絡みが尊すぎて尊み秀吉。 pic.twitter.com/Mv5u2uiX2q
— アウル (@MangaloveTubasa) February 16, 2020
これかな pic.twitter.com/8GaAVWkjEj
— つばさ (@kotokono0802) November 27, 2017
実際に歴史の教科書に載っている豊臣秀吉の絵が、シュールさを引き立たせていますね。
「尊み秀吉」の使い方
続いて、具体的な「尊み秀吉」の使い方を紹介していきます。
「尊み秀吉になりそう」
きっとこれは尊いものになるという予感がしたら「尊み秀吉になりそう」と宣言しましょう。
推せるキャラやアイドルを見つけてしまったとき、あるいはアニメなどの好きな作品がより素晴らしい展開になりそうだと感じたときに、ぜひ使ってみてください。
「天下統一レベルの尊み秀吉」
百姓から天下人になった豊臣秀吉にかけている表現です。
天下統一できるほどの力強い尊さを持っている対象に対して使います。
たとえば、猫好きにとって猫は見れば見るほど尊みを感じる生き物です。
ペットの猫自慢をするときはぜひ「うちの猫、本当に天下統一レベルの尊み秀吉」と主張するとよいでしょう。
「無理、尊みが秀吉すぎる」
「尊み秀吉」だけでは言い表せないほどの尊さを感じたときの表現です。
ここでの「無理」は「最高」の意味。
もしもあなたの推しの尊さが最高潮に達した際は、「尊みが秀吉すぎる」と感謝しましょう。
「尊みが秀吉な感じ」
日常的な会話でも「尊み秀吉」を取り入れることは可能です。
たとえば、紹介した漫画について友人から「どんな内容?」と聞かれたときに、その尊さを伝えたいなら「尊みが秀吉な感じ」とニュアンスを説明することができます。
はっきり言って具体的な内容は一ミリも伝わりませんが、とにかく語彙力をなくすほどに尊いということだけは伝わるはずです。
これぞ尊み秀吉…!尊みを感じる瞬間
推しや好きなキャラはもちろん、三次元の好きな人や恋人、そして人物以外に対しても尊みを感じることはあるものです。
ここでは、そうした尊みを感じる瞬間をピックアップしてみました。
一生懸命な姿を見たとき
一生懸命にひたむきな努力をしている姿には、誰しも心打たれるものです。
それが推しや好きな相手だった場合、尊さは10倍にも100倍にもなるでしょう。
もっと力になりたい、応援したいという気持ちが強まってしまうのは、その相手に「尊み秀吉」を感じているからです。
今まで知らなかった一面を知ったとき
いつもチャラい人がふとした瞬間に見せる真剣な表情や、隙がなさそうな人のおっちょこちょいな一面など、今まで知らなかったギャップが垣間見えると、思わず尊さを感じてしまうものです。
そんな一面もあったんだ!という驚きとともに新たな魅力を知った興奮が、尊み秀吉的感情を加速させるのです。
心の底から美しいと思ったとき
自分の好みにドンピシャな相手を見てしまったとき、心の底から美しいと思ったとき、人は拝みたくなるような尊さを感じるものです。
それは、美しい絵画や芸術作品を観たときの感動に近いのかもしれません。
また、あまりに美しい景色などを見たときも、同様に尊さを感じることがあります。
美しいものはそれだけ人の心を動かす力がある、という証拠かもしれませんね。
尊み秀吉な画像付きツイートを紹介
最後に、尊み秀吉な画像付きツイートをまとめて紹介していきます。
もふもふニャンコ
https://twitter.com/mifuyu_916/status/1228890910504538240
動物の中でも絶大な人気を誇る猫。
愛らしい仕草や鳴き声に癒されている人は多いのではないでしょうか。
とくに猫ちゃんたちが寄り添ってもふもふしている姿は、尊み秀吉以外のなにものでもありません。
恋愛作品のワンシーン
https://twitter.com/__1984710/status/1228961913641418754
佐藤健さんのドSっぷりが話題となったドラマ『恋はつづくよどこまでも』は、尊みの宝庫と言っても過言ではありません。
とくにヒロインの顔をわしづかみにする胸キュンシーンがアドリブだったと聞けば、あまりの尊さに悶絶不可避です。
ふかさくえみさんの創作漫画
【創作漫画】セーブ回数に制限のある女の子の話 1/6 pic.twitter.com/YuLyYZvNSv
— ふかさくえみ@「鬼桐さんの洗濯」連載中 (@i_moni) January 23, 2019
漫画家ふかさくえみさんによる創作漫画『セーブ回数に制限のある女の子の話』。
特殊な記憶システムを持つ女の子のピュアな恋心が、胸を打つ素敵なお話です。
主人公の女の子とクラスメイト男子の優しくも切ないやりとりに、誰もが「尊み秀吉すぎる!」と叫びたくなってしまうでしょう。
「萌え」という言葉で表現しきれないときは「尊み秀吉」を使おう!
以前、推しなどの対象への好きすぎる感情を示す言葉の代表といえば「萌え」でした。
萌えは「かわいい」や「愛らしさにときめく」といった感情を表したものです。
しかし、今となってはやや古めかしい表現であり、物足りなさを感じる人も少なくないでしょう。
「萌え」よりももっと湧き上がる強い感情を表現したいときに「尊い=尊み秀吉」はピッタリの言葉です。
推しへの情熱をより的確な形で主張したい!という場合は、ぜひ「尊み秀吉」を活用してみてはいかがでしょうか。