人嫌いな人の特徴&心理を紹介!人間嫌いになる原因や克服方法とは?
人との付き合いを嫌い、交流を避ける傾向がある人のことを「人嫌い」といいます。
世の中には「なんでそこまで!」と驚くほど、人嫌いな人っていますよね。
または、自分自身が人嫌いで生活しづらいと悩んでいる人もいるでしょう。
今回の記事では、人嫌いな人の特徴や心理を紹介します。
また、人間嫌いになる原因や克服方法についても解説するので、自分を人嫌いだと自覚している人はぜひチェックしてみてください。
Contents
人嫌いな人に共通する特徴
人嫌いな人たちには、いくつかの共通する特徴があります。
さっそく、人嫌いな人の特徴をチェックしていきましょう。
人と関わることを極力避ける
人嫌いの人は、人と関わることを極力避けようとします。
人間関係を構築したり、コミュニケーションを取ったりするのが苦手で、話しかけられてもどう返していいのか悩んだり、嫌悪感を抱いたりします。
人付き合いがストレスになるので、飲み会や合コン、他人の家などのような人と関わる場に、自分から足を運ぶことはほとんどありません。
会話をするときは相槌が中心
人嫌いな人は、自分自身のことを聞かれたり、話したりすることに苦手意識を持っています。
下手に会話に踏み込んでしまえば、自分に話題を振られる可能性が高くなるので、それを避けるために自然と相槌が中心になります。
「へぇ~」「なるほど」などと言っておけば相手に踏み込まれる心配もなく、会話を上手く乗り切れると考えているのです。
また、必要以上に会話することなく、すぐに話を切り上げようとするのも、人嫌いな人によく見られる特徴です。
単独行動が好き
人嫌いな人は、人と騒いだり、遊びに出かけたりといった集団行動を好みません。
そのため、基本的に1人で行動する傾向があります。
仕事に関しても、人に頼むより自分でやったほうが早いと考え、他人に業務を割り振るようなことはあまりしません。
平日も休日も1人でいれば孤独感に苛まれるような気もしますが、人嫌いな人は寂しい思いをするどころか、楽しいと感じて満喫できるのです。
仕事や趣味に没頭している
人嫌いな人は、仕事でもプライベートでもできるだけ人との関わりを避けています。
そのため、仕事や趣味に没頭し、自分の世界に入り込むことで、簡単には話しかけられないような空気感を醸し出すことも少なくありません。
常に話しかけにくいオーラを放ちながら、仕事や趣味に打ち込んでいる人は、人嫌いの可能性大です。
基本的にポーカーフェイス
人嫌いな人は基本的にポーカーフェイスで、感情を表に出すことがありません。
人嫌いの中には「人間不信タイプ」が多く、他人を基本的に信用できないことから、自分の気持ちを悟られないようにポーカーフェイスを装う傾向があります。
笑うことはおろか、「悲しい」「怒り」などの感情も出さないので、「何を考えているのかわからない…」と周りから敬遠されることが多いです。
そのミステリアスな雰囲気が魅力的に思われることもありますが、人間味が全くないと、友人や異性に好意を抱かれることはないでしょう。
人嫌いな人の心理
人を一時的に嫌いになったり、不快に思ったりすることは誰にでもありますが、人嫌いと呼ぶレベルまで人間を嫌っている人は、どんな価値観や感情を持っているのでしょうか。
ここでは、人嫌いな人の心理を紐解いていきます。
自己肯定感が低い
人嫌いな人は、自己肯定感が低い傾向にあります。
過去に人間関係や勉強などで失敗を繰り返したり、社会的に取り返しのつかないミスをしたりして、自分に自信をなくしているのかもしれません。
自分がダメな人間と思い込むあまり、「こんな自分を受け入れてくれる人なんていない」「人と関われば悪口を言われてしまう」と悲観的になり、心を閉ざしている場合があるのです。
ネガティブ思考
ネガティブ思考から、「自分なんて好かれているわけがない」「仲良くしてくれるはずがない」と思い込み、人嫌いになっていることもあります。
マイナスにしか物事を捉えられないため、人と関わるときにはバリアを張ったり、話しかけられてもそっけなくしたりしてしまうのです。
また、ネガティブ思考な性格の人は、人の良い面でなく、悪い面ばかりを見てしまいがちです。
悪いところばかりに目がいってしまうと、人と関わりたくない気持ちがより一層強まるので、人間を避けずにはいられなくなるのです。
人を信用できない
人を信用できないという心理が、人嫌いのベースになっていることもあります。
恋人から酷い裏切りを受けたり、友人から騙されたりといった人間関係で心に傷が残るような経験は、簡単に忘れられるものではありません。
どんなに時が経っても、「もう傷つきたくない」「人と関わるのが怖い」という思いが消えなければ人間不信になり、心の距離を取ろうとするのは自然なことかもしれません。
なぜ?人嫌いになった原因
人嫌いになる心理に至るまでには、以下の2つのことが深く関係している可能性大です。
- 幼少期の環境
- 過去のトラウマの経験
ここからは、人との付き合いを嫌うようになってしまう原因について、詳しく見ていきましょう。
幼少期の環境
人嫌いは、幼少期の環境が関係していることが多いです。
たとえば、以下のような環境にいた場合、人嫌いになってしまうことがあります。
- 親の干渉が酷い
- 親に厳しく叱られていた
親からしたらしつけのつもりでも、何かあるごとに注意されたり叱られたりしていれば、精神的に萎縮してしまい、その影響を残したまま成長します。
大きくなっても「叱られるかも」「否定されるかも」という考えが消えずに、他人との関わりを避けるようになってしまうのです。
また、親に褒められる機会が少なかったことで、自己肯定感が低くなり、「こんな自分は愛されない」と思い込むことから人嫌いになる場合もあります。
過去のトラウマ経験
過去のトラウマ経験は、人嫌いになる原因の1つです。
以下のような経験は、人の心に大きな傷を残し、人嫌いを誘発します。
- いじめ
- 失恋
- DVやモラハラ
- ストーカー被害
人から受けた傷は人と関わることで癒えるものですが、トラウマになるほど傷ついていると、再び傷つけられることを恐れてしまい、人付き合いを避けてしまうのです。
トラウマが根深ければ根深いほど、人間を信用できずに心を閉ざしてしまいます。
脱・人間嫌い!人嫌いな人におすすめの克服方法
人嫌いなことが原因で世の中に生きづらさを感じている人は、「人嫌いから脱却したい!」と考えていることが多いはずです。
ここからは、人嫌いな性格を克服する方法を紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
人が嫌いな理由をピックアップする
人嫌いを克服したいなら、まずは人が嫌いな理由をピックアップするのがおすすめです。
人が嫌いな理由を言葉にして見つめ直すことで、「人を嫌う原因」や「どうすれば人を好きになれるのか」ということが自然と見えてきます。
マイナスな部分に目を向けるのは勇気がいることですが、人嫌いを直すためには必要なステップです。
自分を変えるために勇気を出して、人嫌いな理由を具体的に紙に書き出したり、スマホのメモ機能を使って打ち出したりしてみてください。
人に些細なお願いをしてみる
人嫌いを改善するには、人に些細なお願いをしてみるのも有効な克服法の1つです。
人との関わりを避け続けていては、いつまで経っても人を好きになれません。
意図的に話す機会を持つことで、人を見る目が変わっていくはずです。
この方法のポイントは、「ペンを貸してください」「ものを取ってほしい」というような、気軽に引き受けてもらえるようなことをお願いすることです。
自分には無理で本当に助けてもらいたいことをお願いすると、万が一相手に断られた場合に人嫌いが根深くなることもありえます。
人と関わる練習と捉えて、些細なお願いをすることからはじめてみましょう。
自分の頼みを素直に聞いてくれる人との関わりを増やすことで、自然と感謝の気持ちが芽生え、人嫌いを克服できるかもしれません。
人の良いところに目を向ける
人間嫌いを克服するためには、人の良いところに目を向けてみましょう。
どんなに好かれている人にも、欠点はあるものです。
相手の嫌な部分ばかりを見ていては、他人を「悪」としか見られず、好きになることもできません。
人の悪いところよりも、良いところを探すようにすれば、もっと関わりたいと思える人が現れる可能性があります。
魅力的な部分を感じる友人や同僚と接することで、「人と一緒に過ごすのって楽しい」と思える日がくるはずです。
小さな成功体験を積み重ねる
小さな成功体験を積み重ねることも、人嫌いを克服する方法として有効です。
人に嫌われるのが怖くて自己防衛本能が強く働き、人間嫌い度が高いなら、自分に自信をつけることが人嫌いを克服する第一歩といえます。
成功体験をたくさん得るためには、以下の方法を参考にしてみてください。
- 簡単にクリアできる目標を立てる
- 目標をクリアするために、無理のない範囲で努力する
- 努力に工夫を凝らして効率を上げてみる
- 目標達成によって成功体験を得る
- 次の目標を定めてチャレンジを繰り返す
ポイントは、簡単にできることを目標にすることです。
また、効率よく達成できるように工夫することも大事です。
難しい目標を立ててクリアできなかったり、非効率な方法でクリアできない日々がダラダラ続いたりすれば、自己嫌悪に陥ってしまい成功体験は得られません。
人嫌いを克服するために、ぜひポイントを押さえながら、成功体験を積み重ねていってください。
人嫌いな人が恋愛する際に相性のいい相手
人嫌いな人が恋愛できない人生を歩むかというと、そんなことはありません。
人嫌いな人と相性のいい相手なら可能性はあります。
最後に、どんな異性が人嫌いな人と相性がいいのかチェックしてみましょう。
干渉や束縛は一切しない
人嫌いな人は、干渉や束縛を一切しない人との相性がいいです。
人から話を振られたり、逆に質問されたりすることが苦手なため、干渉や束縛なんてもってのほかです。
しつこく要求をしてこないけど、困ったときにはさり気なくサポートしてくれる…そんな気配り上手な人であれば、問題なく付き合うことができるでしょう。
また、精神的に自立していて必要以上にベタベタしてこない人も、人嫌いな人とは相性がよく、良好な関係を築ける可能性が高いです。
結婚を急かすことがない
結婚を急かすことがない人も、人嫌いな人と好相性です。
人嫌いな人は、人間関係を築くのが得意ではないので、相手から関係を強く求められると嫌悪感や不安感が強くなってしまいます。
恋愛もスローペースで育む傾向があることから、気持ちを尊重してくれて、結婚も急かすことがない人とは交際が長続きするでしょう。
適度な距離感をキープしてくれる
適度な距離感をキープしてくれる人も、人嫌いな人と上手に付き合うことができます。
馴れ馴れしい人や、急にパーソナルスペースに入り込んでくる人は、人嫌いな人が最も苦手とするタイプです。
反対に適度な距離感を保ってくれる人は、一緒にいても苦にならず、居心地がいいと感じます。
人嫌いな人は相手が距離感を大切にしてくれると、安心して心を開くことができるのです。
まずはマッチングアプリで人嫌いを克服してみよう
人嫌いを克服する方法はいくつもありますが、今までと違うように生きるのはそう簡単ではありません。
なので、まずはマッチングアプリを利用するのもおすすめです。
自分のペースでやり取りできますし、上手くいけば付き合えることだってあるかもしれません。
おすすめのマッチングアプリは【ハッピーメール】。
累計会員登録者数2,500万人を突破しているので、きっとあなたのことを理解してくれる人に出会えるはずですよ。
人嫌いなことで生活に支障がでるなら病気の可能性も…
人嫌いな男性・女性には、幼少期の環境だったり、過去のトラウマが関わっていたりなど、それ相応の原因があるものです。
人嫌いだと自覚している人は、その原因を取り除き、努力を重ねれば克服できる可能性があります。
しかし、生活に支障が出るほど人嫌いが深刻な場合は、対人恐怖症などの病気の可能性も否定できません。
気になる人はあまり思いつめずに、医療機関への診察を検討してみてください。