【ありがた迷惑】お節介な人の特徴とは?心理・行動・対処法も解説!
日本人は親切で優しい人が多いといわれることがありますが、親切というよりもお節介な人と出会うことがありますよね。
お節介な人たちは、相手を思っているつもりで自分勝手な言動をすることがあるので、ありがた迷惑と感じる人もいるでしょう。
もしお節介な人と出会ったとき、どのように対応すればいいのでしょうか。
この記事では、「お節介」の意味やお節介な人の特徴・心理・対処法などを詳しく解説します。
Contents
お節介(おせっかい)とは
はじめに「お節介」とは、具体的にどのような意味を指すのか確認してみましょう。
言葉の意味
「お節介」とは、余計な世話を焼いたり必要のない口出しをしたりすることです。
自分は良かれと思ってしていることでも、ただの自己満足で相手にとって迷惑や邪魔になるような言動であれば、それは「お節介」となってしまうのです。
類語
お節介の類語には、以下のような言葉があります。
- 余計なお世話
- 独りよがり
- 親切の押し売り
- 押し付けがましい
- ありがた迷惑
- 差し出がましい
このように、いい意味で使われることはない表現ばかりです。
「お節介」と「親切」の違い
人に何かをしてもらったときに、お節介と感じることがあれば、親切と感じることもありますよね。
それでは、「お節介」と「親切」の違いについて確認してみましょう。
「親切」は、「相手の立場に立ち、思いやりを持って人のために何かをすること」という意味があります。
お節介な人も親切な人も、相手に何かをしてあげることには変わりありません。
両者の違いとして、相手の気持ちを考えた行動をとれているかどうかが重要なポイントになります。
お節介な人の特徴
それでは、お節介な人は具体的にどのような特徴があるのか見てみましょう。
人と関わることが好き
お節介な人は基本的に人と関わることが好きで、1人でいるよりも人と接していたいと思っているところがあります。
コミュニケーション能力が高く人見知りをしないので、自分から積極的に周りの人に関わっていくのが特徴です。
人から相談されやすい
お節介な人は良くも悪くも世話好きなので、人から相談されやすい傾向があります。
人と関わることが好きなため、相談事を持ちかけられても面倒と感じることはありません。
相手の話を親身になって聞き、いろいろなアドバイスをします。
また、ボランティア精神が強く、困っている人がいると放っておけないのもお節介な人の特徴です。
人に任せることが苦手
リーダータイプで自分が引っ張っていきたいお節介な人は、人に任せることが苦手な一面があります。
たとえば、友人同士で飲み会の計画を立てるとします。
お節介な人は他の人が幹事役をしているのに、お店や日時、人数設定などの情報を聞いて、あれこれ口出しをして自分が仕切ろうとするのです。
周りの人から煙たがられることも少なくありません。
空気が読めない
自分では気遣いのつもりでも、周りから見ると空気が読めない人と思われてしまうのもお節介な人の特徴です。
相手がまだ話しているのに勝手に話しはじめたり、ナイーブな話題を深掘りしてきたりします。
お節介な人は、相手の感情やその場の空気を読めないからこそ、親切ではなく余計なお世話になってしまうのです。
自信家
お節介な人は自信家なところがあるので、相手が求めていなくても強気に自分の意見を主張したりアドバイスしたりします。
自分の考えは正しくて、周りの人は自分の意見を必要としていると信じているのです。
自信家タイプの人は、見下す態度で助言や説教をすることも多々あるので、周りからうざいと思われてしまうことが少なくありません。
お節介な人の心理
お節介な人は、どうして余計なお世話と思われるような行動をとってしまうのでしょうか。
お節介な人の心理をチェックしてみましょう。
良かれと思っている
お節介な人はわざと嫌がらせをしているわけではなく、良かれと思って行動しています。
そこに悪意はなく、自分では「親切」のつもりなのですが、かえって相手の迷惑になっていることが多々あります。
お節介をされた人は嫌な気持ちになっても文句を言いにくいので、本人は気づいていないことが多く、悪意がない分余計にタチが悪いかもしれません。
人の行動やプライベートな部分が気になる
お節介な人の中には、善意ではなくただの好奇心から世話を焼いてくる人もいます。
とにかく相手のことが気になるという欲求が大きいのです。
「彼氏はいるの?」「最近悩んでることある?」など、信頼関係ができていない状態でプライベートの話を聞き出しては、満足しています。
いい人アピールがしたい
いい人アピールがしたいという打算的な心理から、お節介になる人もいます。
相手を思う気持ちよりも自分の評価を上げたいという気持ちが強い傾向があるので、本当の意味で親切な行動とはいえませんね。
他人に必要とされたい
お節介な人は承認欲求が強く、他人に必要とされることで自分が価値ある存在だと認めてほしいと思っていることがあります。
誰かに頼りにされることで、自分の存在意義を見出すのです。
お節介な人の中には自信家もいますが、自分に自信が持てずに不安からお節介になっている人も少なくありません。
見返りを求めている
相手に親切にするときは、自分への見返りは求めないものです。
しかし、お節介をする人は、見返りを期待して世話を焼いているケースもあります。
感謝されたい、何かあったときに助けてもらいたい、自分の評判を良くしたいなど理由はさまざまです。
「やってあげた」という気持ちが伝わってくるので、正直対応するのが面倒臭いと思われることが多いようですね。
彼氏彼女の関係でもちょっぴりうざい…お節介な人のあるある行動
どんなに仲のいい人であっても、彼氏彼女の関係でも、たびたびお節介を焼かれるのはちょっぴりうざいもの。
ここではお節介な人がやらかしがちなあるある行動をまとめました。
先回りしてあれこれ介入しようとする
好きな人には何でもしてあげたいと思うお節介な人は、先回りしてあれこれやりすぎてしまうことがあります。
- 料理や片付け、掃除など勝手に家事をしようとする
- 付き合って間もない段階で、仕事の働き方や貯金について口出しする
- 相談されてもいないのにアドバイスをする
これらの言動に思い当たる節がある人は、お節介と思われている可能性大です。
自分のやり方や考え方を押し付ける
自分のやり方や考え方を相手に押し付けるのもお節介な人あるあるです。
「それは間違ってる」「絶対こうするべきだよ!」などと、相手を受け入れずに自分の価値観ばかりを押し付けます。
まだ深く信頼関係を築けていない友達や恋人は、自分の意見を言いにくいかもしれませんね。
まるで自分のおかげかのように自慢する
ちょっとアドバイスしただけのことでも、相手が成功すると「ほら、言った通りだったでしょ?」とまるで自分のおかげかのようにドヤ顔で自慢するのもお節介な人あるあるです。
相手が上手くいったことは自分の手柄だと思ってしまうので、さらにお節介に拍車がかかることも。
ちょくちょく物をあげる
相手に何かをしたいという気持ちが強いため、ちょくちょく物をくれる場合もあります。
もらって嬉しいものならいいですが、「いらないな…」と思うものまでくれるので困ってしまう人もいるでしょう。
いらぬ一言を発する
相手を思うあまり、余計な一言まで発してしまうのもお節介な人にありがちです。
言動を否定したり注意したりと口うるさいため、嫌気がさしてしまう人も少なくありません。
たとえ心から心配しての助言だとしても、いらぬ一言ならありがた迷惑でしかないでしょう。
お節介な人の対処法
「お節介だけど他にいいところがいっぱいあるし、付き合いは続けていきたい!」と円満な人付き合いを望むなら、お節介な人と上手くやっていく対処方法を試してみましょう。
余計なアドバイスは軽やかに受け流す
お節介な人は、いろいろとアドバイスしてくることがあります。
自分にとって必要だと思うアドバイスは受け入れて、余計なアドバイスだと思うものは軽やかに受け流してしまいましょう。
「いつも気にかけてくれてありがとう!」と感謝の言葉をきちんと伝えて、あとは自分の好きなようにやればOKです。
気に障ったときは心の中でツッコむ
お節介な人の言動が気に障って、イライラすることもあるはずです。
しかし、お節介を焼いてきた人が仕事場の上司や先輩、ママ友など、自分の意見を言いにくい人たちなら、心の中でツッコミを入れて適当に合わせておくのがおすすめです。
「お節介星人現る!」「今日はいつもに増して自信満々だ~!」など、心の中で実況したりして面白おかしく処理すれば、相手を傷つけることなく、自分のストレスも溜まりません。
ときにははっきり断ることも大事
お節介な人は相手の気持ちや空気を読めないことがあるため、過剰なお節介を焼いてくる場合もあります。
もし、お節介を焼かれるのが苦痛に感じたら、ときにはハッキリと断ることも大事です。
とくに恋人同士の場合、長く付き合っていくにはお互いを理解していかなければいけません。
喧嘩腰にならないように気をつけて、自分の意思をきちんと伝えましょう。
お節介が好きな人も!?お世話好きな人と出会える方法とは?
お節介な行動や言動はネガティブに捉えれがちですが、実は「余計な世話をされるくらいがいい」という世話好きな人もいます。
「ついついお節介なことしてしまったな…」と感じる事が多い人でも、時に誰かにとっての魅力になるということを忘れずに。
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親切心をこじらせてお節介にならないよう注意!
お節介な人は親切心から行動しているつもりですが、実は相手との距離感を間違っている場合が多々あります。
恋人同士でも相手を思う気持ちをこじらせすぎると、ただのお節介になってしまうので注意してくださいね。
「自分ってお節介だったかも」と感じた人は、まずは自身の固定観念を疑い、相手の気持ちを考えてから行動してみることが大切です!
- 「お節介」とは、余計な世話をしたり必要のない口出しをしたりすること
- お節介な人の特徴は、人と関わるのが好き・空気が読めない・自信家など
- お節介な人の心理は、良かれと思っている・人のプライベートが気になる・他人に必要とされたいなど
- お節介な人のあるある行動は、先回りしてあれこれ介入する・自分のやり方や考え方を押し付ける・いらぬ一言を発するなど
- お節介な人の対応は、余計なアドバイスは受け流す・心の中でツッコミを入れて適当に合わせる・ハッキリと断るなどの方法がおすすめ