占い依存症は危険!なりやすい人の特徴&脱却方法を解説【占い師監修】
雑誌やテレビの占いを楽しみに見ている人は多いでしょう。
しかし、中には占いにのめり込みすぎて「占い依存症」になってしまう人もいます。
では、占い依存症にはどうしてなってしまうのでしょうか。
この記事では、占い依存症になる原因やなりやすい人の特徴、占い中毒から脱却する方法について徹底解説します。
Contents
占い依存症とは
占い依存症とは、生活の中の些細な判断も占いに頼りっきりになってしまう状態をいいます。
過剰に信頼しているので、占いがないと精神状態が不安定になってしまうほど。
占い依存症の人はラッキーグッズをわざわざ購入したり、良い結果がでるまで他の占いを調べたりと過剰に反応してしまうのです。
占い依存症は占いをしたことがある人であれば、誰でも陥る可能性を秘めています。
興味本位で占ってもらったことをきっかけに、いつの間にか依存してしまうのが占い依存症の怖さなのです。
占い依存症の危険性
占い依存症は占いに頼りっきりになる以外にも、様々な危険性があるのです。
こちらでは、占いに依存することで起きる危険性について紹介します。
判断力が低下する
占いに依存すると、何事も占い結果で判断しようとするため判断力が低下してしまいます。
生活の中の些細な迷いも占いに頼ってしまうので、自分で考えて判断することがなくなるのです。
占い結果を参考にして判断することは、決して悪いことではありません。
しかし、自分の行動全てを占いで決めてしまうのはやめましょう。
借金を抱える可能性がある
占い依存者は悩みや不安を解消すべく、何度も占い師に相談してしまうので、中には借金を抱えてしまう人も。
未来の不安を少しでも解消したい、占ってもらわないと不幸になってしまうという心理状態から、お金がなくても占い鑑定してもらおうとするのです。
借金を抱えてまで占ってもらう必要があるのか、冷静になってよく考えてみましょう。
人間関係の悪化を招く
占いに依存していると人間関係の悪化を招く可能性があります。
占い師の発言が全て正しいと考えてしまい、家族や友達などの周りの意見を聞こうとしません。
さらに「あなたも占い師に相談してみたら良い」と自分の意見を相手に押し付けようとすることも。
その結果、心配してアドバイスをくれていた人たちも徐々に離れていってしまうのです。
占い依存症チェック【自己診断】
占い依存症の危険性について紹介しましたが、自分が依存状態にあるのかを判断するのは難しいですよね。
そこで、こちらでは占い依存症かどうか自己判断するためのチェック項目を用意しました。
自分にいくつ該当するものがあるか数えてみましょう。
- 電話占いサイトなど鑑定料のある占い鑑定を頻繁に利用している
- 悪い結果の場合は、別の占い師にもう一度相談する
- 一日に何度も占い結果やアドバイスを思い出す
- 占ってもらった後に憂鬱な気分や不安な気持ちになる
- 占いは必ず当たる、と絶対的な信頼がある
- 同一の相談内容を何人もの占い師に鑑定してもらう
- 占い師のアドバイス通りにすればうまくいくと思っている
- 悩みや不安などを相談できるのは占い師しかいない
- 占いをやめようとしたけどやめられなかった
- 占い師に相談しないと自分で判断できない
- 占いに毎月結構な金額使っている
- 鑑定料が高いほど当たると思っている
いかがでしたでしょうか。
当てはまる項目が多いほど占い依存症である可能性は高いでしょう。
しかし、当てはまる数が少ないからといって油断は禁物。
占い依存症は気づかないうちにどんどんハマっていくので、一つでも当てはまった人は占い中毒にならないように注意しましょう。
これが原因!占い依存症に陥る心理
占い依存症の原因とは、心の中にある不安な気持ちです。
自分の人生や恋人との関係など、どうなるかわからない未来への強い不安を解消しようと繰り返し占い師を頼ってしまうのでしょう。
しかし、未来のことは誰にもわかりません。
占いがなければ不幸になるという考えは、思い込みであることを受け止めることが大切ですよ。
占い依存症になりやすい人の特徴5選
占い依存症になるのは、一体どのような人たちなのでしょうか。
実は依存症に陥る人には、いくつかの特徴があるのです。
こちらでは、占い依存症になりやすい人の特徴を5つ紹介します。
自分に自信がない
占い依存症になりやすい人は、自分に自信がない傾向があります。
自分の考えに自信が持てないので、周囲の人や占いに頼ろうとするのです。
占い師に相談すれば自分に自信がなくても解決できるという安心感から、繰り返し鑑定を依頼するようになります。
自分で考えることがなくなるので判断力が低下し、何事に対しても占い結果に依存してしまうのです。
周囲に相談できる人がいない
友達や家族など周囲に相談できる人がいない人も、占い依存症になりやすいです。
相談者が近くにいるというのは非常に心強いもの。
しかし、周囲に相談できる人がいない人は自分で抱え込んでしまい、すがる思いで占い師に相談するのです。
誰かに悩みを打ち明けられる、アドバイスが貰えるという安心感から、占い依存症に陥ってしまうのでしょう。
真面目な性格をしている
真面目な性格をしている人も、占い依存症になりやすい特徴の一つ。
何事に対しても真剣に手を抜かずにこなそうとするので、ストレスや不安感を溜め込みがち。
そんな不安な生活から目を背けたい、解消されたいという気持ちから占いにのめり込んでしまうのです。
また、真面目な性格の人は、占い結果やアドバイスをそのまま信じ込みやすい傾向にあります。
占い結果通りに行動しているうちに、占いがないと不安定な状況になってしまうのです。
スピリチュアルを信じる
スピリチュアルを信じる人も占い依存症に陥りやすいでしょう。
占いには血液型や生年月日から診断をするものや、タロット占いやオーラ占いなど直感的な診断方法など様々な種類があります。
このような直感的な占いは、スピリチュアルを信じる人がハマりやすい傾向があり、自分の性格や悩みを言い当てられたことで「霊的な力がある!」と思いハマっていくのです。
スピリチュアルや占いを信じることは悪いことではないですが、自分の意見や気持ちも大切に行動しましょう。
ストレスが溜まっている
日頃のストレスが溜まっているのも、占い依存症に陥りやすい人の特徴です。
ストレスが強い人は、人間関係や仕事、恋愛などに不満や不安を抱え込んでしまいがち。
そうした不満や不安を解消する方法として占いを利用するのです。
悩みや相談事は人に話すだけでもスッキリとした気分になれます。
占い師に相談することで気分がスッキリとするので、何度も利用するうちに占い依存症になっていたということも少なくないです。
やめたい!占い依存症の脱却方法
占いに頼ってしまうのをやめたいのに、やめられなくて悩んでいる人は多いでしょう。
頭ではやめたいと思っていても中々抜け出せないのが依存症の怖さです。
そこでこちらでは、占いに頼ることをやめたい人のための占い依存症克服方法を紹介します。
利用頻度を減らす
いきなり占いすることを一切禁止することは難しいので、まずは利用頻度を減らしていきましょう。
毎月10回電話占いやトーク占いを利用していたのであれば、8回、6回と少しずつ利用回数を減らしてみてください。
また、複数の占いサイトを利用しているという人は、利用するサイトを絞っていくのも有効ですよ。
徐々に利用頻度を減らして、無理なく占いがない環境に慣れていきやすいでしょう。
他の楽しみを見つける
占い以外に楽しいと感じるものを見つけることも大切なポイントです。
趣味や習い事など占い以外で楽しめるものがあれば、案外簡単に占い依存症から脱却できるかもしれません。
映画鑑賞や読書なども良いですが、スポーツや料理教室などで人と関わるものがおすすめです。
体を動かしたり交流したりすることは、心身ともにリフレッシュしやすくなります。
考え方もポジティブになるので、不安から占いに頼るということも少なくなるでしょう。
小さな成功体験を積み重ねる
占いを必要としない人になるために、小さな成功体験を積み重ねることも大切です。
占い依存症の人は自分の判断に自信が持てず、占いに頼ってしまいがち。
そのため、自分に自信を持てるような行動をすることで、占いに頼らずに行動できるようになるでしょう。
小さな成功体験を積み重ねることで、どんどんポジティブな自分になっていきます。
日記をつけたり、筋トレをしたり、決めた時間に起きたり、どんな些細なことでも良いので成功体験を積み重ねていきましょう。
周囲の人を頼ってみる
友達や家族など周囲の人を頼ってみましょう。
占い依存症の人は占い結果こそが全てと考えているので、周囲の意見を無視して相談することはありません。
占いから抜け出すのには、占い以外に相談できる場所を作ることも大切です。
勇気を出して、占い依存症から抜け出したいことを相談してみましょう。
自分一人では難しいことも、周囲のサポートがあればできることがたくさんありますよ。
カウンセリングを受ける
どうしても占い依存症から脱却できない場合は、カウンセリングを受けることも視野に入れましょう。
依存度が高い人は自分一人で克服するのは難しく、ストレスばかりが増えていく可能性もあります。
色々試したけど依存状態から抜け出せない場合は、カウンセリング治療を受けるのもおすすめですよ。
占い依存症を脱却するためにマッチングアプリに頼るのもアリ
陥っても良いことがない占い依存症を脱却するためには、人と関わることが非常に重要です。
相談したり話を聞いてもらったりすることで、心がリフレッシュされ自分を客観視することができます。
自分の周りに頼れる存在がいないなら、マッチングアプリ「ハッピーメール」で探しましょう。
累計登録者数3,000万を越えるサービス運営22年の老舗のマッチングアプリなら、きっと見つけられるはず。
しかも女性は無料で利用することができますし、安心の24時間サポートもついています。
今すぐ登録して信頼できる人に出会い、占い依存症からの脱却を目指しましょう。
占い依存症の末路は決して明るくない
占い依存症になると人間関係が悪化したり、借金を抱えたりと様々な危険性が潜んでいます。
判断力も低下してしまうので、生活に支障が出てしまう人も少なくありません。
悪循環に陥りどんどん占いにのめり込んでいくのも依存症の怖いところ。
占い依存症とわかったら、少しでも早く脱却することが大切です。
どうしても占い依存症から抜け出せないときは、カウンセラーに頼ることも考えましょう。
占いは天気予報や道路標識のようなもので、起こりそうな問題に備えるためのものといえます。
全てを占いに委ねるではなく、雨具を上手に使ったり、ブレーキやアクセルを上手に使うことができる人が占われ上手といえるのかもしれません。
占いジプシーにならないためには、自分の未来への信頼をしっかりと根付かせることが大切になってきます。
依存する占いではなく、未来を切り開くツールとしての占いにしてください。
占いを本気で頼るときは、しっかりと調べて信頼のおける占い師さんを探すことをおすすめします。
- 占い依存症とは占いがないと不安になってしまう状態のこと
- 借金を抱えたり、人間関係が悪化したりと占い依存症は危険性も高い
- 自分に自信がなく真面目な性格な人は占い依存症に陥りやすい
- 依存症克服のために、まずは占いの利用回数を減らすことから始めよう
占い師の「天宮日向子」です。
自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、がはっきりしていない人は依存度が高くなりやすいと、実際に占いの仕事をしていて感じることがあります。
まず、占いはイエスかノーかを決めるものではありません。
占いによって予想された未来は、自分の力で変えられるということを理解していれば依存することはなくなるでしょう。
一喜一憂するではなく、占いの結果を元にどうしていくかを考えてこそ占いは生きてきます。
本記事を参考に占い依存度チェックしてみてください。