群れる人の心理や特徴とは?メリット・デメリット&群れない人になる方法
孤独になるくらいなら、多少合わない人がいてもグループに属していたいと考える人は少なくありません。
しかし、1人で考え行動することは、自分の成長においてとても重要です。
今回の記事では、群れる人の心理や特徴、群れることのメリット&デメリットについて解説していきます。
群れない人になるための心得も紹介していきますので、群れることを卒業したい人はぜひ参考にしてください。
Contents
群れる人の心理
日本人は、群れる人が多い傾向にあります。
もちろん個人差はありますが、みんなと同じ行動をしていれば安心できるという集団心理が大きく影響しているのでしょう。
ここでは、群れる人の心理的特徴について解説していきます。
孤立するのが怖い
群れる理由として、孤立するのが怖いという心理が大きく影響しています。
日本人には、子供の頃からの教育や環境によって、集団行動や協力体制、協調性を重んじる姿勢が大切という概念が備わっています。
無意識に群れることが当然であると認識している人が多いはずです。
そのため、「独りぼっちになったらどうしよう…」という孤立に対する恐怖心が働き、自分を偽ってでも周囲に合わせてしまいます。
とくに自尊心が低い人は、「認められる自分でいたい」ということへの強い執着から、「独りぼっち=誰からも認められない残念な人」として、孤立に対する恐怖心が人一倍強い傾向にあります。
目立ちたくない
群れる人の多くは自己肯定感が低く、自分に自信がないため、目立ちたくないと思っています。
目立たなければ批判されることも少ないという理由から、集団に埋もれている人もいます。
また、子供の頃に人と違う考えを持ったことで仲間外れにされたり、実際に批判されたりいじめられたりした人もいるでしょう。
それがトラウマとなってしまい、「変に目立つと仲間外れにされてしまう」「嫌われる原因をつくってしまう」という思い込みから、群れることを選ぶ人がいるのも事実です。
仲間と感情を共有したい
群れる人の中には、仲間と感情を共有したいという心理が強く働いている人もいます。
誰にでもなにかしらの不安や悩みがあり、1人で抱えるよりも人に話すことで気持ちが楽になることがあります。
人から意見を聞くことで、悩みが解消される場合もあるでしょう。
また、楽しい時間や感情を仲間と共有することで、1人だけでは味わうことができない喜びや充実感を得ることができ、最高の思い出になることもあります。
恐怖心から群れる人と違って、みんなと楽しみたいといったポジティブな心理傾向です。
群れる人の特徴
群れる人には、いくつかの特徴があります。
ここでは、群れる人に見られる代表的な特徴を7つ解説していきます。
「自分は群れる人かもしれない」と思っている人は、ぜひチェックしてみてください。
コミュニケーション能力が高い
群れる人は、コミュニケーション能力が高い傾向にあります。
そもそもコミュニケーションがとれなければ、集団行動が成り立たず、結果的に孤立してしまうでしょう。
楽しい話題を提供したり相手を褒めたりなど、常に円滑なコミュニケーションを心がけているからこそ、上手く集団に溶け込むことができるのです。
群れる人は、人と適度な距離感で、群れに属していられるよう努めています。
受け身で流されやすい
受け身で流されやすいのは、群れる人の代表的な特徴といえます。
自己主張はあまりせず、行動的なタイプではない人ほど、相手の意見や行動に合わせるほうが楽に感じるのです。
また、好んで群れる人の中には、自分の意見を持っていない人も多く存在します。
仮に自分の意見を持っていたとしても、自己主張をすることで、浮いてしまうことや疎外されてしまう可能性を恐れ、仕方なく相手に合わせることも少なくありません。
広く浅い交友関係
群れる人は、深い人間関係を構築するよりも、広く浅い交友関係になりがちです。
自分の本心を話して嫌われるリスクを負いたくないので、心を開いて本音をなんでも話せるような深い人間関係は築けません。
相手と価値観に差が生じていても、集団から抜けることが怖いため、差し支えない浅い会話や対応になり、結果的に広く浅い交友関係になってしまうのです。
みんなでワイワイするのが好き
単純に、みんなでワイワイするのが好きという理由で群れを好む人もいます。
1人よりもみんなといたほうが楽しい、人数が多ければ多いほど盛り上がる、と考えている大人数が好きなタイプです。
実際、単独行動よりみんなで過ごしたほうが、はるかに楽しくなる場面は多くあります。
また、何気ない集まりでも、みんなと過ごすからこそ、最高の思い出になることもあるでしょう。
寂しがり屋
群れる人の中には、1人でいることが苦手という寂しがり屋なタイプも存在します。
1人でいると孤独を感じてしまう人は、友達に囲まれているだけで寂しさを紛らわすことができます。
このようなタイプの人が群れる理由は、単純に寂しいことから逃れたいだけ…というケースも少なくありません。
そもそも、人間は孤独に弱い生き物です。
群れたがることは、ある意味本能的なものなのかもしれませんね。
見栄っ張り
群れる人の特徴として、見栄っ張りであることも挙げられます。
「あの人、友達がたくさんいるよね」「いつも人に囲まれて楽しそう」と人脈があるように見られたくて、常に集団でいることも。
見栄っ張りの人は、プライドが高く、1人でいることで「かわいそう」「寂しそう」と思われることが我慢なりません。
過去に、独りぼっちで馬鹿にされている人を目の当たりにしたことがある人は、「独りぼっち=カッコ悪い」という固定観念が強いでしょう。
支配欲や独占欲が強い
群れる人の中には、支配欲や独占欲が強い人もいます。
支配欲が強い人は自分を取り巻く環境を支配したい気持ちが強く、自らグループをつくり、そのグループのリーダー的存在になることで心を満たそうとするのです。
こういう人は独占欲も強い傾向があり、同性に対しても嫉妬心を抱くほど特定の人を独占したがります。
あえてグループをつくって支配欲や独占欲を満たそうとする行動は、男性よりも女性に多く見られる特徴です。
群れることのメリット
群れることのメリットとして、まず問題や感情を共有できることが挙げられます。
1人だと解決できなかったことが、問題を共有することで新たな解決策を知ることができたり、1人だと楽しめないこともみんなでやるから楽しさが倍増したりすることもあるでしょう。
みんなと一緒にいると、寂しさを感じることもないはずです。
また、集団で行動しているとコミュニケーション能力が高まることもメリットでしょう。
相手の気持ちを汲み取ることは、仕事でも恋愛でも必須スキルです。
たとえ会話の内容にさほど興味がなかったとしても、柔軟な対応と笑顔でその場の空気を壊さずに過ごすことができます。
群れることのデメリット
群れることにはデメリットもあります。
まず、群れることで自分よりも周りの意見を優先し、人に合わせるという同調圧力により、おのずとストレスがつきまといます。
好きなことが思うようにできませんし、それに慣れてしまうと、人任せで無責任なタイプになる可能性も否めません。
気乗りしない誘いに参加しなければならないなど、気を使うことで好きなことができず、無駄な時間が増えて自分で自分の可能性をせばめてしまうことも…。
さらに、自分の本心を伏せて上辺だけの人付き合いをしていては、自分のよき理解者やなんでも話せる親友といった深い人間関係の構築が難しくなります。
群れない人になるためのポイント
群れない人になりたくても、群れることに慣れすぎて、なにから変えればいいのかわからない人も少なくないでしょう。
ここでは、群れない人になるための具体的な方法として、3つのポイントを紹介します。
他人に合わせることに疲れている人や、周囲を気にせず自由気ままに行動できるようになりたい人は、ぜひ心がけてみてください。
嫌いな人や苦手な人に無理して合わせる必要はない
群れない人になりたいと思っているなら、嫌いな人や苦手な人に無理して合わせることをやめてみましょう。
居心地の悪さを感じるグループに所属する必要はありません。
グループから距離を置くことで、周囲から「あの人、寂しそう」「友達いなくてかわいそう」と思われるかもしれませんが、気にする必要はありません。
「群れない人=孤独」ではなく、たとえ一匹狼に見えても、実際は一緒にいるとリラックスできる友人や理解者がいるものです。
他人からの評価を気にせず、自分が一緒にいてリラックスできる友人だけと過ごすことで、群れる人から脱却できるでしょう。
「独りぼっち」は寂しいことではない
子供の頃からの教育や環境により、「独りぼっち=寂しい」という固定観念がある人も少なくありませんが、それは間違いです。
考え方や過ごし方によっては、独りぼっちは決して寂しいことでも、悪いことでもありません。
1人の時間は、自分のために好きなように使うことができます。
自分がやりたいと思っていたことを思う存分することは心の栄養になりますし、自分と向き合うことで結果的に自分の成長に繋がります。
独りぼっちに対するマイナスな固定観念を捨て、1人の時間を過ごしてみると、自分自身が本当にやりたいことが見えてくるなど、新たな趣味や目標ができることもあるでしょう。
自分はどうしたいかを考えて行動する
群れない人になりたいのであれば、自分はどうしたいかを考えて行動してみましょう。
自分が何をしたいのか改めて見つめ直し、本心に従って行動してみることで、1人で過ごすことの楽しさや充実感を感じられるようになります。
たとえば、自分で計画を立てて1人旅を楽しむのもいいですね。
自分軸で行動することで、今までなんでも人任せだった自分から、1人で決断し行動できる自分に変化していきます。
これを癖づけることで、自立心が養われ、1人で過ごす気楽さまで感じられるようになるでしょう。
群れる人を卒業したら人としての魅力がアップするかも
別に群れたくて群れているわけではない人は、知らず知らずのうちにストレスを抱えている可能性があります。
無理して他人に合わさずに自分らしく群れずに生きることで、今まで以上に成長できたり、人としての魅力がアップするかもしれません。
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「でも、そもそも異性との出会いの機会がないし…」という人も、なかにはいるかもしれません。
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群れるのをやめると成功するかも?
群れることで、「自分は孤独ではない」という安心感を得られるかもしれませんが、常に自分の感情を押し殺し、愛想笑いを振りまくことにいつか疲れを感じる日がくるでしょう。
ときには他人と一定の距離を置くことも大切です。
仕事ができる人ほど群れないものですし、不自然なおべっかやご機嫌とりをしないほうが、よい人間関係が築けるものです。
自分と向き合うことで物事が上手くいき、仕事や恋愛においても成功する可能性が高まるかもしれませんよ。