フラグが立つ・フラグ回収の意味とは?使い方を例文でわかりやすく解説

ネットや誰かとの会話で「それ○○フラグじゃん!」と意見されたことはありませんか?
しかし、「今更フラグについて聞けない…」「なんとなくわかるけど上手く説明できない」「文字は見たことあるけど、意味まではわからない」とお困りの人もいるかもしれません。
今回のページでは、「フラグ」という言葉の使い方や意味について深く追求していきます。
意外と利便性の高い言葉なので、フラグとは何かを理解して使いこなせるようになってください。
Contents
ネットでよく見るフラグとは
ネットやSNSでよく見かける「フラグ」とはどういう意味なのか、一緒に見ていきましょう。
「フラグ」の意味
SNSなどで使われているインターネット用語の「フラグ」は、「伏線」「予測」という意味をもちます。
たとえば、「成功ルート」「失敗ルート」など分岐の多い乙女ゲームをはじめとするシミュレーションゲームやアドベンチャーゲームなどで、「セリフや行動の選択など、数々の条件が揃わなければクリアできない」というケースでは、「フラグを立てなければ先に進めない」ということになります。
基本的に、ストーリー展開に必要不可欠なイベントに関連して、あらゆるフラグが発生します。
この概念をもとに、ゲームやアニメ、漫画などの作品だけにとどまらず、日常的な会話でも幅広く用いられるようになりました。
フラグ回収とは
フラグ回収とは、あらゆるストーリーの伏線を回収するという意味です。
それはゲームやアニメだけでなく、実は日常生活でもよくあることです。
メッセージ性が強くわかりやすいフラグ回収もあれば、「え!?そこに繋がってたの!?」というくらい、なかなか気付けないフラグ回収もあったりします。
有名漫画『ワンピース』でたとえるなら、たびたび「海賊王に俺はなる!」と言っているルフィが、物語の最後で海賊王になる瞬間が、ストレートに予想がつく…という場面が、わかりやすい例といえるでしょう。
フラグは1つとは限らず、物語に散りばめられた数々の伏線を分析して、今後の展開を考察して楽しむこともフラグを回収するまでの醍醐味です。
【例文】フラグの使い方まとめ
フラグの意味の概要は理解できても「実際どうやって使えばいいのかわからない」ということもありますよね。
実はフラグという言葉は日常生活においても簡単に使うことができるんです。
そこで、次に紹介するのはフラグの使い方についてです。
各言い回しごとに例文を交えているので、ぜひ参考にしてみてください。
フラグを立てる
「フラグを立てる」とは、何かをするための条件が揃うことや、次に何かを行うための条件を揃えることを指します。
- 「この先に進むためには、フラグを立てることが必要不可欠だ」
- 「もしかしてフラグを立てないとあのアイテム取れないの!?」
- 「ボスを倒すのに必要なアイテムをゲットしたから、完全にクリアフラグが立った」
自らの意志でフラグを立てることで、なんらかの事象の発生が期待できます。
フラグが立つ
「フラグ」という言葉を耳にしたときに、よく聞くのが「フラグが立った」という言い回しでしょう。
これは、計画的にフラグを立てることとは違い、意図せず外的要因でフラグが立つケースに使われます。
- 「もう少しで仕事終わるのに、部長が皆の分の出前頼んでた…これは残業フラグが立ったかもしれない」
- 「好きな人から3回目のデートに誘われた!これって告白フラグ立ったんじゃない!?」
- 「あのバッター今日やけにストレッチしてる…エラーフラグ立ったかも」
幅広く使われる言葉なので、日常生活でも使いやすいのが特徴ですね。
フラグが折れる
「フラグが折れる」とは、なんらかのフラグを立てた、もしくは立った際にお決まりパターンの展開ではなく、予想外の出来事に見舞われるなどして、思い通りにいかなかった場面で使われるフレーズです。
- 「最近彼女が冷たいから、このままじゃ振られるかも…と思ってたけど、記念日のサプライズをしてくれた!嫌なフラグが折れて良かった~!」
- 「最近クラスの男子がやたら質問攻めしてくるだけど、これって私に気がある!?…と思ったら、私の友達のことで恋愛相談されて見事にフラグが折られた」
このように「フラグが折れる」という言い回しは、良い意味でも悪い意味でも使うことができます。
フラグを回収する
「フラグを回収する」とは、フラグが立った状態から考えられる通りの結果になったということを意味します。
フラグ回収に至るまでの経過については、状況によって時差が生じます。
- 「真冬に半袖で外に出て遊んだ!でも私、風邪引かない自信あるよ!」
⇒翌日「ヘックシュ!何か寒気がすると思ったら、38度の熱が出た。我ながら最低なフラグ回収…」
- 「最近やたらと前から気になってた同僚に誘われるけど、もしかして俺好かれてる?」
⇒1ヶ月後「本当に告白されたー!フラグ回収ごちそうさまです!」
1つ目は「風邪引かない」と言っていますが、実は「風邪」という発言自体がフラグになっています。
2つ目は恋愛において文句なしに最高の展開です!
〇〇フラグあるある
フラグには、「こうしたら結果的にこうなる」というように、ある程度の展開パターンが読めます。
ここでは「○○フラグ」と表現されている、各フラグのあるあるを紹介していきます。
死亡フラグ
漫画や小説、アニメ、映画でよく見られるのが「死亡フラグ」といわれるものです。
死亡フラグとは、とあるキャラクターが死んでしまうことが予想されるような展開のときに使われるフラグのことです。
- 「俺、この戦いが終わったら、結婚するんだ」
- 「俺の手術が成功したらさ、前一緒に食べに行ったレストランにまた行こうよ」
- 「ここは私が食い止めておく!心配しなくても後で合流するから、そんな顔しないのっ(笑)だから…行きなさい!」
一番上の構文は死亡フラグとしてとくに有名なフレーズです。
推しのキャラクターが危機的状況に陥ったときに、「前向きな発言は死亡フラグだからやめて!」と思ってしまう人も少なくありません。
生存フラグ
「生存フラグ」は、本来死ぬはずだった出来事でも、奇跡的に生き延びた展開のことを指します。
誰がどう見ても死ぬだろうと思われるような絶望的なシチュエーションにありがちです。
確実に死んだことがわかるシーンが描かれないため、意外とわかりやすいかもしれません。
- 「ここから落ちたんじゃ無事に助かるはずがない…でも行くしかないんだ」
- 「この技をくらって生き残れた奴なんて存在しねぇんだよぉ!」
明らかに致命傷を負って、誰もが死んだと確信していたけど、実は生きていた…!という、非常に盛り上がるフラグです。
恋愛フラグ
少女漫画や恋愛ドラマなんかにもよくある、お決まりのパターンがまさに「恋愛フラグ」です。
初対面では嫌な印象だったのに、ギャップを見て好きになりはじめたり、同性が嫉妬して意地悪したりなど、本当にありがちな流れなので、その後の展開がとてもわかりやすいのが特徴です。
- 「普段は冷たい印象なのに、なんで小さい子にあんな優しい顔するの…?あれ、何かドキドキしてる?」
- 「何か今日学校来るときに人にぶつかったんだけど、そいつ謝らないし無愛想でさ~…え?今日転校生来るの?あぁー!あのときの無愛想な男!」
まさしく恋の予感がするフラグです。
残念ながら、日常生活でちょっと優しくしてくれた異性に対して、すぐに「これって恋愛フラグ!?」と勘違いしてしまう人もいます。
負けフラグ
「負けフラグ」は、格闘ゲームなんかで「これはもう余裕で勝てるな」と勝ちを確信し、手を抜いたときに起きるフラグです。
勝ちと過信をして余計なことをしてしまい、そのせいで負ける展開で使われることが多いです。
- 「何このプレイヤー、俺よりランク下じゃん!ちょっとギリギリの戦いを演出してみるか(笑)」
⇒ギリギリの戦いを演出するどころか、必死に戦った末に「え、嘘だろ…俺の負け…?」
- 「雑魚相手に大技使うのは酷ってもんかな?(笑)」
⇒「くそ!そんな強いなんて聞いてないぞ!」と敗北間際にテンパる
漫画やアニメでは雑魚キャラとわかりやすくするための記号として負けフラグを立てることも多いです。
他に「失敗フラグ」という言葉もよく使われ、失敗フラグとは成功を確信したようなセリフを吐いたときに立つフラグであり、負けフラグと似た言葉なので合わせて覚えたいですね。
風邪フラグ
「風邪フラグ」は日常生活では比較的よくあるフラグです。
ちょっとした風邪の症状をアピールすることは、立派な風邪フラグといえるでしょう。
- 「最近残業続きで頭がなんか痛くてダルいんだよねぇ」
- 「彼氏がインフルになっちゃって看病を数日してたんだ~」
ドタキャンしたい予定があるときなど、あなたもこれまで一度は意図的に風邪フラグを立てた経験があるかもしれません。
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相手とのコミュニケーションの中で立てられたフラグを敏感に見抜き、素敵な恋愛へと発展させていきましょう!
気になったことはメモしておくと、後々相手のフラグを見抜けるかもしれませんよ。
フラグはその先の展開を予期させるヒント
フラグというのは、これから何か起こるためのヒントです!
必ずしも悪いことではなく、良い方向へ進めるフラグもありますが、フラグが折れてしまう可能性もゼロではありません。
もし自分自身がワクワクするようなフラグが立ったとき、明るい未来につながるフラグ回収を期待して楽しく過ごしましょう!