情緒不安定な女性の特徴&原因・地雷女と思われないための対処法を解説
些細なことでイライラしたり泣いたりする情緒不安定な女性。
ふとしたはずみで心のバランスを崩してしまうことは、誰にでもあるものです。
しかし不安だからと感情を爆発させれば、「地雷女」と呼ばれてしまいます。
今回の記事では、情緒不安定な女性の特徴や原因、地雷女と思われないための対処法を解説していきます。
ネガティブな感情に支配されがちな女性は、心の健康を取り戻しましょう!
Contents
情緒不安定になりやすい女性の特徴
特別大きな問題を抱えているわけでもないのに、些細なことで不安になったり怒りが湧いたりするなら、情緒不安定な状態といえます。
自分でもコントロールできない気持ちの揺れに悩まされている女性は少なくないでしょう。
以下のような特徴がある女性は、情緒不安定になりやすいので要注意です。
ネガティブ思考
何かに挑戦する際にリスクを考えることは、失敗を避けるためにとても大切です。
しかし慎重になり過ぎると、ネガティブ思考に陥ってしまうことがあります。
そうなれば失敗する可能性ばかりに気を取られ、前に進むのは怖くなるでしょう。
悪い方向にしか考えられなければ、不安を覚えるのは当然です。
ネガティブ思考な女性は些細なことにも不安を感じてしまうため、情緒不安定になりやすい存在といえます。
自己肯定感が低い
情緒不安定になりやすい女性は、自己肯定感が低い傾向にあります。
自分に自信がないため、常にストレスを抱えて心に余裕を持てません。
それゆえに些細なことがきっかけで感情を爆発させてしまうことがあるのです。
また「私にはできない」と思い込むことで、本当にできない自分を実現させてしまうケースもあります。
これを社会心理学の世界では「予言の自己成就」といいます。
きっとできないだろう…と思い悩むことに時間を割いてしまい、実力を発揮できない状況を生み出してしまうわけです。
当然「私にはできる」と予言することも可能ですが、自己肯定感が低い女性はポジティブに考えることができません。
マイナスなことばかりが頭をよぎり、精神状態が不安定になってしまうのです。
繊細
繊細な神経の持ち主も情緒不安定になりやすい傾向があります。
繊細な人は共感性が高く、思いやりを持って他人に接することができます。
しかし同時に人の痛みや不安も共有できてしまうため、ストレスを溜め込んでは不安定な精神状態に陥ってしまうのです。
刺激のある恋愛を好む
情緒不安定になりやすい女性は、刺激のある恋愛を好むことが特徴のひとつです。
劇的な状況に自ら飛び込んでいくものの、ジェットコースターのような恋愛にメンタル的な辛さを感じてしまいます。
スリルのない恋愛に魅力を感じないため、片思いでも両想いでも心が安定することはありません。
大変な経験をしている割に男性自身にはそれほど執着はなく、刺激を求めて恋愛遍歴を重ねていくのが情緒不安定になりやすい女性の共通点です。
情緒不安定な女性の原因
男性に比べて女性は情緒不安定になりやすいといわれますが、それはなぜなのでしょうか。
ここでは、情緒不安定な女性の原因について説明します。
生理
女性が情緒不安定になりやすい原因のひとつに、生理があります。
月経前症候群(PMS)の場合、生理が近づくと女性ホルモンの分泌量が急激に変化することで、体調不良を引き起こしがちです。
気持ちが落ち込んだりイライラしたりといった精神面への影響もあり、個人差はあるものの、生理前に情緒不安定になる女性は少なくありません。
更年期でも女性ホルモンの減少によってイライラしやすくなるといわれますが、それと似た状態といえます。
運動不足
意外に思うかもしれませんが、運動不足が情緒不安定の原因になることもあります。
運動をしないと脳内の神経伝達物質「セロトニン」が生成されなくなり、自律神経のバランスが乱れて情緒が不安定になってしまうのです。
気持ちが沈んでいるときは運動する気になれないかもしれませんが、むしろそういうときこそ体を動かすのがおすすめです。
睡眠不足
十分な睡眠が取れていないと、精神面に悪影響を及ぼす可能性があります。
慢性的な睡眠不足は、感情や行動を司る脳の前頭前野の機能低下を招きます。
前頭前野の機能が低下すれば、些細なことでイライラしたり必要以上に落ち込んだりして、情緒不安定になるのです。
病気の可能性もある
病気が原因で情緒不安定になってしまうこともあります。
何事にも興味が持てず、気分が落ち込んだりいくら寝ても疲れが取れなかったりといった状態が続くようなら、うつ病の可能性があります。
自責の念が強く不眠がちであれば「定型うつ病」、他責傾向が強く過眠になりがちなら「非定型うつ病」と判断できるでしょう。
また、気分の浮き沈みが激しく、落ち込んだかと思ったら異常に興奮するというように感情の浮き沈みが激しい状態が続くなら、双極性障害かもしれません。
心配事はとくにないのに、漠然とした不安を強く感じる場合は、不安障害と診断される可能性もあります。
一口に精神疾患といっても種類はさまざまです。
生活に支障が出るほど情緒不安定な状態が続く場合は、病院を受診して医師に相談してみましょう。
情緒不安定の対処法・治し方はコレ!
不安定な精神状態はできるだけ早く解消したいものですが、何から手をつけたらいいかわからないという方は多いのではないでしょうか。
ここでは、情緒不安定の治し方について解説していきます。
自分に合った改善方法を見つけて試してみてくださいね。
ストレス発散をする
ストレス社会の現代では、上手にストレス発散をすることがとても大切です。
適度に身体を動かす習慣をつければストレス解消だけでなく、運動不足も改善され、寝つきもよくなります。
とくに一定のリズムで体を動かす運動は、精神を安定させる神経伝達物質「セロトニン」を活性化してくれるため、メンタルケアに最適です。
リズム運動には縄跳びやウォーキング、ダンス、水泳などさまざまな種類があるため、楽しめそうなものに挑戦してみてください。
忙しくて身体を動かす時間がないときは、ガムを20分程度噛む咀嚼運動だけでもある程度の効果が期待できますよ。
心が辛くなったら深呼吸をする
心が辛くなったら深呼吸をするだけでも、不安な気持ちを落ち着かせることができます。
口から大きく息を吐いたら、今度は鼻から大きく空気を吸いましょう。
このときのポイントは腹式呼吸を意識することです。
深呼吸を繰り返すことで副交感神経が優位に働き、イライラした気持ちを抑えてくれます。
深呼吸なら、仕事中でも外出先でもできますよね。
不安な気持ちに襲われたら、その場で大きく息を吐いてゆっくりと吸いましょう。
規則正しい生活を心がける
心身の健康には生活リズムを整えることが大切です。
日頃から規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
早寝早起きを習慣づけることはもちろん、栄養バランスのいい食事をとることもポイントです。
規則正しい生活を送るようになれば、自然と情緒不安定な状態を改善できるでしょう。
漢方薬や低用量ピルを試してみる
女性特有の月経前症候群は毎月、生理前に表れる症状です。
あらかじめわかっているのですから、症状が重い女性は対策を立てておくとよいでしょう。
月経前症候群の中でも、とくに精神面のトラブルが強い場合、月経前不快気分障害(PMDD)と診断されることがあります。
主な症状は、抑うつ気分・極端な不安・イラつき・興味の減退などがあり、早ければ生理の10日くらい前から症状が表れます。
場合によっては投薬治療もできるので婦人科を受診し、医師と相談のうえで漢方薬や低用量ピルを試してみましょう。
情緒不安定な女性への接し方
月経前症候群をはじめ、女性には精神的にデリケートな時期があります。
身近に情緒不安定な人がいたら、相手の気持ちに寄り添い、話を聞いてあげましょう。
普段はポジティブな性格の人でも気持ちが落ち込んでいると、どうしても愚痴が多くなります。
しかし、アドバイスをしたり励ましたりするのはNGです。
親切心からつい「もっとこうしたら?」「もっと頑張れ」と言いたくなりますが、本人はすでに十分頑張っています。
自分が良い状態ではないことは本人が一番把握しているはずですから、アドバイスや励ましはプレッシャーとして重くのしかかってしまうだけです。
自責の念に駆られ、自己嫌悪に陥るという負のループに陥る可能性が高いため、気持ちが落ち着くまでは控えた方がいいでしょう。
本当に辛そうなときはただそばにいてあげてくださいね。
情緒不安定な女性は周囲からめんどくさいと思われることがある
女性なら誰でも精神が不安定になることはあるものです。
とはいえ、開き直ってかまってちゃんぶりを発揮すれば、地雷女と思われてしまいます。
情緒不安定な女性は周囲からめんどくさいと思われることがあるので注意しましょう。
人間誰でも不調なときはありますが、相手を気遣う気持ちを忘れずに乗り越えていけば、きっと良好な人間関係を築いていけるはずです。
友達に支えてもらったら感謝の気持ちを忘れずに、次は支える側になってあげましょう。
- 情緒不安定になりやすい女性はネガティブ思考で自己肯定感が低く、繊細な人が多い
- 女性が情緒不安定になる原因として、生理・運動不足・睡眠不足などが考えられる
- 情緒不安定の対処法としては、ストレス発散をする・心が辛いときには深呼吸をする・規則正しい生活を心がけるのがおすすめ
- 情緒不安定な女性と接するときは、アドバイスや励ましは避け、そばにいて話を聞いてあげよう
- 情緒不安定な女性は周囲からめんどくさいと思われることがあるので、相手への気遣いを忘れないことが大事