「ちょろい」の意味と使い方とは?「チョロい人」の特徴と対処法を解説!
親しい間柄の人たちと話すときに「そんなのちょろいよ!」と言ったことがある人は多いのではないでしょうか。
ちょろいは口語で使われる言葉ではありますが、ビジネスシーンで使われることは少ないでしょう。
私たちが何気なく使っている「ちょろい」という言葉は、実は人に対して使われるときはいい意味ではないことをご存じでしょうか。
この記事ではちょろい人の特徴を男女別にまとめました。
Contents
「ちょろい」の意味・語源
ちょろいとは「安易な思考」「非常に簡単なこと」という意味があります。
「あの男子はちょろい」「彼女はちょろすぎる」などと人に対して使われる際は、単純だから簡単に落とせる、といった相手を見下したニュアンスが含まれています。
楽にこなせるという意味で、「この仕事はちょろいね」などと人以外にも使われる言葉です。
ちょろいの語源は、ネズミがちょろちょろ動く様子から使われるようになった擬態語の「ちょろちょろ」が形容詞として使われるようになり、「ちょろい」となりました。
ちょろい男性の特徴
「ちょろい男性」といわれると、どこか抜けているような間抜けな感じに聞こえますよね。
ちょろい男性にはどういう特徴があるのか解説します。
褒められると調子に乗る
褒められると調子に乗るのはちょろい男性の特徴です。
「○○さんって本当に仕事早いですね!」などと同僚から言われると、ついつい嬉しくなり、本来は自分の仕事ではない仕事も引き受けることがあります。
また、「○○さんって背も高くてオシャレですよね」なんて女性に言われると、まんざらでもない気持ちになり、恋人でもない女性に食事をご馳走したりして、女性の手のひらで転がされてしまうことも少なくありません。
とくに異性に褒められることに慣れていない男性は、褒められるとすぐに調子に乗ってしまう傾向があります。
色仕掛けに弱い
肌が少し露出しているファッションの女性や、ボディタッチが多い女性などに迫られるとコロッと落ちてしまう男性は、ちょろい男の代表です。
女性からすれば色仕掛けも相手を落とすテクニックの1つなので、相手に好意を抱いていなくてもすることができます。
また、芸能人などのニュースでよく聞くハニートラップを、「仕事」として色仕掛けをおこなう女性もいますが、そういう女性に騙されてしまう男性は、一般的にちょろいと思われてしまうのです。
優柔不断
判断力が低く、自己主張が少ないような優柔不断な性格であることも、ちょろい男性の特徴です。
デートのときに「どこへ行くか」「何を食べるか」を自分で決めることができず、女性に「どこに行く?」「何食べる?」と聞きっぱなしな男性は、女性からすると頼りがいがないように見えます。
その一方で、女性は自分のペースでデートを進めることができるため、ちょろい男だと思われてしまう可能性があるのです。
女性慣れしていない
ちょろい男性の特徴として代表的なのが、女性慣れしていないということです。
中高一貫の男子校出身者や、家族に男兄弟しかいなかった人に見られがちな傾向です。
こうした環境で育った男性は、成長過程で女性とコミュニケーションを取る機会が少なく、本能的に「女性とはこういう生き物」だと感覚で覚えることができません。
その結果、大人になってからも恋愛に苦労することが少なくないのです。
超イケメンでも「この人女慣れしてないかも」と女性に悟られると、「イケメンだけどちょろいな」と思われてしまう可能性があります。
女性に幻想を抱いている
これは「女性慣れしていない」と似ていますが、自分の価値観が出来上がる段階で女性との接点が比較的少なかった人は、アニメの中の女性キャラクターを見て「女性とはこういうものだ!」と思い込みやすく、現実世界ではあり得ないような幻想を女性に抱いていることがあります。
そういった男性は「女性とは○○だ」というオリジナルのセオリーを持っているので、自分の理想通りの女性がくるとイチコロです。
そのセオリーが相手にバレてしまえば、女性はそのキャラクターを演じることができるため、ちょろいなと思われてしまうでしょう。
庇護欲が強い
庇護欲が強い男性も、ちょろいと思われる傾向があります。
「女性はか弱い存在」「女を守ってこその男」などと思っている古き良き日本男児な男性は、一昔前の考え方が根付いており、裏の顔がある女性に気づくことができません。
庇護欲が強いため、女性に頼りにされると「俺がやるしかない!」と考えてしまい、まんまとそこにつけこむ悪女の思惑にハマってしまうのです。
精神的に弱っている
男性でも女性でも、精神的に弱っているときは普段と同じような正常な思考回路にならないため、いつもはNOと言えることでも断れないことがあります。
たとえば、仕事で大きなミスをしたときや、告白に敗れて失恋をしたときは、どんなに前向きな人でも一時は落ち込むでしょう。
精神的に弱っているときに優しくされたり、そばにいてくれたりすると辛い心に染みますよね。
そんなときに狙ってくる女性も酷いですが、そういう傷心状態の男性は「こいつちょろいな」と思われやすくなります。
ちょろい女性の特徴
続いて、ちょろい女性の特徴を解説します。
もし自分が次の項目に当てはまるという人は、ちょろい女と思われている可能性アリです。
なんでも受け入れる
なんでも受け入れてしまう女性は、ちょろい女と思われている可能性大です。
このタイプの女性は、「○○さんは優しいからお願いしたいなと思って」と職場などで何かを頼まれたときに、「まぁ頼りにしてくれてるし仕方ないかな」と他人の仕事を引き受けて自分の負担を増やすことがあります。
また、ちょろい女性は、交際している男性がマザコン男だろうがギャンブル狂だろうが、「しょうがないなぁ」と受け入れてしまう傾向があります。
なんでも受け入れてしまう女性は、ダメ男製造機にもなりえる存在です。
恋愛が長続きしない
ちょろい女性の特徴として挙げられるのが、恋愛が長続きしないということです。
残念ですがこのタイプの女性は、ほとんどのことでNOと言わないため「都合のいい女」として見られ、どんな男性にも大切に扱われないことが多いでしょう。
男性からすれば、自分の言うことを聞いてくれる女性は扱いが簡単で楽な存在です。
しかし実際は、自分の意見をしっかり持っていて、相手に伝えることができる女性のほうが魅力的に映りモテます。
恋愛が長続きしない女性は、どこか自分が我慢したり、良かれと思って相手に合わせてしまったりするため、男性にとって刺激がない女性に見えてしまうのかもしれません。
彼氏がいるのに他の男性に心を奪われ、結果的に恋人と破局するというケースもあるようです。
お酒に弱すぎる
お酒に弱すぎる女性は高確率でちょろいと思われます。
「お酒に弱い=男性に付け入る隙を与える」ということになるため、合コンなどでは簡単にお持ち帰りできそうに見えてヤリ目男性に狙われるのです。
女性がアルコールに酔って、「酔っぱらっちゃった」と頬を赤らめるのはモテ仕草の1つですが、たった一口飲んだだけでへべれけになったり、テンションが爆上がりしたりすると、見ている男性陣は「ちょろい女」という印象を抱きます。
女友達がいる飲み会であれば、たとえ酔っぱらっても友達がケアしてくれますが、婚活パーティーなどに1人で行った場合は、ドン引きされる可能性大です。
イケメンに目がない
イケメンに目がない女性は、周りからの印象が「ちょろい女」の可能性があります。
もちろんイケメンで性格も魅力的な男性もいますが、イケメンでも性格が残念な人もいますよね。
見た目命で「イケメンならなんでもいい」と豪語するような女性は、「顔がよければなんでもいいんだな」と周りから思われてしまいます。
たとえダメ男と付き合っていても、周りからは「あいつは本当にちょろいよな」と見下されるだけで、心配されなくなってしまいます。
イケメンに壁ドンをされてメロメロになってしまう面食い女子は、ちょろい女性の代表といえるでしょう。
メイクや服装が派手
メイクや服装が派手な人は、外見の印象から「ちょろい」と思われていることがあります。
ギャルなどド派手なメイクをする人のほうが、実は純粋で一途という場合もあるのですが、初対面などの内面を知らない人から見ればビッチに見えます。
下心丸出しで体だけの関係を求められるといった軽い付き合いを望まれやすいでしょう。
だらしない
女子力がゼロのようなだらしない女性は、「ちょろい女」と思われている可能性大です。
ちょろいと思われやすい女性は、カバンの中がごちゃごちゃで、清潔感のない身なりをしています。
家の中でリラックスする分にはいいですが、ちょっとコンビニに行くにも寝巻や、穴がたくさんあいたスウェットでいる人は、全体的にだらしなく見えます。
「しっかりしている」という印象は皆無なため、「こいつちょろいな…」と思われやすいのです。
純粋ですべてを信じる
他人を疑うことを知らない純粋無垢な女性は、他人から言われた話をすべて鵜呑みにしてしまうため、相手に「簡単に騙せるな」と思わせてしまうのです。
人を信じることは大切なことです。
しかし、その純粋な心理に漬け込んで、お金を借りてとんずらしようとする男性や、体目的の男性までも信じてしまうと、「ちょろすぎる」と痛い目を見ることもあるでしょう。
もう「チョロい人」なんて言わせないためにすべきこと
ちょろい人と思われやすい男女は、よく言えば純粋であり、素直な性格です。
そんな素敵な性格なのに、ちょろい人と言われてはしゃくに障りますよね。
そこで、もう「チョロい人」と言われないためにすべき対処法を解説します。
相手の本質に目を向ける
ちょろい人と思われないためのポイントは、相手の本質に目を向けることです。
相手が魅力的な外見をしていると、ついつい顔の良さや身長、声などに意識がいき、世間体のいい職業なら飛びついてしまうという人もいますが、本質はそこではありません。
- 相手がどういう価値観なのか
- どういう性格の持ち主なのか
- 言葉の真意はなにか
これらのことを考える習慣をつけると、相手になにか言葉を掛けられたときでも、そこに悪意があるかどうかを見分けることができます。
自分の性格をすぐに直すということは難しい話なので、友達に相談したり、信頼できる人に打ち明けてみたりすると、ポジティブなアドバイスをもらえることもありますよ!
「自分はどうしたいのか」という軸をもつ
ちょろい人と思われないためには、「自分はどうしたいのか」という軸をもつことも非常に大切です。
ちょろいと思われる人は、大抵自分の意思を主張しないで周りに流されることが多いです。
そのため、日常的に自分の意見を持つことを意識してみてください。
「自分はどうしたいのか」ということを考えることで、今まで見えていなかった自分の本心に気づくこともありますし、自分の意思を少しずつ言えるようになることもあります。
自分の意見が自然に言えるようになったら、ちょろいと思われることもなくなるはずです。
好意を丸出しにしない
ちょろい人と思われないためには、好意を丸出しにしないことも有効です。
異性に対して好意を丸出しにすると、相手に悪意がある場合、バカにされたり都合がいいように扱われたりする可能性も否定できません。
お互いの距離感が縮まるまでは、相手に好意があることは少し伝わるくらいでOKです。
上から目線でちょろいなんて思われることがなくなるだけでなく、反対に自分が手のひらで転がせるようになるかもしれませんよ!
「チョロい人」を卒業して本当の恋を見つけよう!
「チョロい人」と思われないようにするためには、自分自信の意識や行動が大切です。
恋愛においても、相手にわかりやすいように好意をアピールしない、相手に流されないなど意識的に改善してみてください。
チョロい人を卒業することができれば、素敵な恋もすぐに見つけられるはずです。
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ちょろいように見えてちょろくないならOK!
男性でも女性でも、外見や行動がなんとなくちょろそうに見える人っていますよね。
しかし、人間は見た目だけではないですし、ちょろいように見えても実際はちょろくないなら、なんの問題もありません。
むしろちょろそうに見えてしっかりしているというギャップに惹かれる異性は多いです。
自分自身のちょろさに悩んでいる人は、自分のちょろい部分を客観視したうえで、できそうなことから変えてみてくださいね!
- ちょろいとは「非常に簡単なこと」「安易な思考」という意味がある
- ちょろい男性の特徴は「女性慣れしていない」「色仕掛けに弱い」「優柔不断」などの特徴がある
- ちょろい女性の特徴は「イケメンに弱い」「お酒に弱すぎる」「だらしない」などの特徴がある
- ちょろい人と思われないためには、相手の本質に目を向け、自分はどうしたいのかということをしっかり考えることが大切