流されやすい人の特徴&心理とは?流されやすい性格の改善方法も徹底解説!
「友達が行くって言ってるから私も行こうかな」「彼女に言われた通り、流行りの家具にしようかな」など、自分の意見を持たない流されやすい人っていますよね。
必ずしも「流されやすい=悪い」というわけではないですが、自分の意見がなく誰にでも合わせていては、周りからの評価はあまり良くないかもしれません。
そこで今回の記事では、流されやすい人の特徴や心理、流されやすい性格の改善方法を徹底解説します。
他人の意見に流されやすいという自覚がある人は要チェックです!
流されやすい人の短所
流されやすい人には、「協調性がある」「良好な人間関係が築ける」といった長所があります。
しかし、周りに合わせてばかりいると、達成感や充実感を味わう機会が少なくなってしまうでしょう。
また、周りの目を気にしすぎて、ストレスを溜め込んでしまう恐れもあります。
周りに合わせると安心できたり、自信を持てたりしますが、必要以上に自分の気持ちを押し殺すのは禁物です。
【自己診断】他人に流されやすい人の特徴
ここからは、流されやすい人の特徴を紹介します。
次の特徴に当てはまるようなら、自分では気づいていなくても流されやすい人の可能性大です!
流行に敏感
他人に流されやすい人は、流行に敏感です。
たとえば、服屋に行けば流行りのアイテムが置いてあり、スタッフさんも積極的におすすめしてくれますよね。
流されやすい人は、トレンドを追いかけているので、おすすめ商品を迷うことなく購入することでしょう。
また、「ダサいって思われたくない」と周囲からの視線を気にしているからこそ、流行に敏感になっている場合もあります。
男性でも女性でも、流行を知らないと仲間に入れてもらえないのでは…と考えているのかもしれません。
社交的
社交的であることも、他人に流されやすい人の特徴です。
流されやすい人は、周囲の人と衝突することなく、円満な関係を築きたいと思っているため、どんな相手とでも近すぎず離れすぎずの距離感を保ちます。
コミュニケーション力が高く、相手に合わせながら気遣いができるので、人間関係は良好な人が多いでしょう。
こだわりがない
こだわりがないのも、他人に流されやすい人の特徴です。
「目玉焼きには絶対ソース!」「部屋の家具はウッド調じゃなきゃだめ!」といったようなこだわりがない人は、恋愛でも相手が言ったことに賛成することがほとんどです。
そのため、口論になることは皆無でしょう。
基本的に「なんでもいいよ」「どっちでもOK」といったスタンスでいます。
こだわりがないので相手に合わせてもストレスにはなりませんが、友達にも恋愛相手にも「自分の意思がない人なのだな」と思われてしまうことがあります。
スキルが足りない
他人に流されやすい人は、何かをするときにスキルが足りないということが多々あります。
自分が成功体験をしたことがない仕事を任されたとき、経験豊富な先輩の助言に流されてしまうのです。
プライベートでも自分がよく知らないことだと、ミスをしないためにもついつい相手に合わせたくなってしまうでしょう。
このタイプは、経験を積んでスキルが身についてくれば、他人に流されなくなるはずです。
他人を頼りにしている
他人に流されやすい人は、他人を頼りにしていることも特徴的です。
「自分で考えて行動するよりも、周りに合わせたほうが楽」という考え方なので、常に誰かを頼りにしています。
そのため、決断力もありませんし、責任感もないでしょう。
ただし、単純に楽をしたいだけでなく、「この人に任せたほうが安心だろう」と同僚や友達に信頼を寄せていることも少なくありません。
男女共通!他人に流されやすい人の心理
他人に流されやすい人の心理が理解できれば、自分の意見を言わない人と接するときでもイライラしなくなるかもしれません。
次は、他人に流されやすい男女の心理を解説します。
自分に自信がない
他人に流されやすい人は、自分に自信がありません。
「自分の案は間違っていないだろうか」「自分にはきっとできないだろう…」と、自分に自信が持てないので、反論されてしまうとすぐに引き下がってしまいます。
自分の意見が違ったときのことを心配してしまい、なかなか本音を言い出せないのです。
嫌われたくない
他人に流されやすい人は、他人に嫌われたくないと人一倍強く思っています。
自分が意見したことで誰かを傷つけたり、争ったりして嫌われることを恐れているのです。
たとえば、同僚よりも明らかに自分のほうがその仕事に向いているとわかっていても、その同僚に嫌われたくないがために大きな仕事を譲ることがあります。
また、恋人がデートの約束を忘れていたときでも、そのことを責めて別れることになったら嫌だからと、きつく言えないことも…。
嫌われたくない気持ちが強すぎると、結果的に自分を不幸にすることがあるので要注意です。
好かれたい
他人に流されやすい人は、誰からも好かれたいと思っている傾向があります。
学校でも会社でも自分の価値観と合う人・合わない人はもちろんいますし、いて当たり前ですよね。
ディベート思考があれば価値観が違う人と意見を言い合うことができますが、好かれたい気持ちが強い人ほど相手に合わせようとするので、本音を伝えることができません。
ときには自分に嘘をついてまで相手のペースに合わせてしまい、それが原因で人間関係がうまくいかなくなることもあるでしょう。
安心したい
他人に流される人の心理的特徴として、安心したいという気持ちが強いことが挙げられます。
とくに多数派の意見に合わせておけば、心強いと思うことでしょう。
自分の考えが1%でも正しくない可能性があれば、他人の意見に乗っかろうとして、自分がミスすることを避けようとします。
そうすればもし何かハプニングが起こったとしても、自分の責任になることはなく、安心していられるからです。
面倒事を避けたい
他人に流されやすい人は、面倒事を避けたいと思っていることも多いです。
社会に出て自我を通し続けるのは簡単なことではありません。
自分が良いと思ったことでも相手にとっては悪く思えるケースもあり、思わぬところでぶつかることがあります。
その点、他人に流されながら周りの意見に同調する生き方をすれば、面倒な争いが起こることもなく、安定した毎日を送ることができます。
平和に過ごしたいと考えている人ほど、流されやすくなるでしょう。
他人に流されやすい性格の改善方法
自分自身が他人に流されやすい性格だと自覚している人は、自分を変えたいと思っているかもしれません。
そんな人のために、他人に流されやすい性格の改善方法を伝授します!
1人の時間を設けて自分と向き合う
他人に流されやすい性格を改善するには、1人の時間を設けて自分と向き合うことが必要です。
いつも他人の意見に流されて生きている人は、自分で物事を深く考えないので、確立した自分の意見がありません。
1人の時間を設けて自分と向き合うことで、心の底にある本当の気持ちを知ることができます。
自分の意見を持つようになれば、ただ流されるばかりではなく、本音を伝える大切さにも気付けるはずです。
人と違った意見も評価されることを知る
他人に流されない性格になるために、人と違った意見も評価されることを知ってください。
このことが理解できれば、自分の意見にも自信が湧いてくるのではないでしょうか。
必ずしも「多数派=正しい」というわけではありません。
大人の社会では、たくさんある情報から自分の価値観でしっかり物事を考え、意見できる人が評価されます。
さまざまな意見を出し合って話し合えば、仕事のクオリティが高くなったり、自分の成長につながる新しい発見があったりするでしょう。
自分の気持ちを正直に伝えるようにする
他人に流されやすい性格の克服方法として、自分の気持ちを正直に伝えることもポイントです。
周囲の人とギクシャクしたくないからといって、いつも相手に合わせていると、逆に「距離を置かれてるのかも?」と思われてしまうことがあります。
良好な人間関係を構築したいなら、自分の気持ちを正直に伝えることを意識してください。
本音が言えるようになれば、信頼していることのアピールにもつながりますよ!
自分がどうなりたいか理想の目標を立てる
他人に流されない対策方法として、自分がどうなりたいかしっかり考え、理想の目標を立てることがおすすめです。
5年後10年後の自分をイメージして、そのために今何をするべきか具体的にリストアップすることがポイントです。
- 「5年後に英語が流暢に話せるようになるために、英会話教室に通う」
- 「10年後には独立したいから、今は会社で経営のノウハウをしっかり身につける」
- 「5年後に子供がほしいから、今は婚活に集中する」
このように、目標を叶えるために今できることを明確にしましょう。
そうすれば自然と自分軸で物事を考えることができます。
「嫌われてもいい」という意味の図太さを持つ
他人に流されない人間になるためには、「嫌われてもいい」という図太さを持つことが大事です。
「目の敵にされたくない」と思うと、どうしても自分の意見を言えなくなってしまいます。
しかし、すべての人に好かれている人なんて存在しません。
「嫌われても死ぬわけじゃないしな」と思うことで気持ちが楽になり、たとえ相手と意見が異なっても正直に伝えることができるでしょう。
流されやすいと自分軸で生きられない
他人に流されやすいと、自分の意思がそこにないので、達成感や充実感を味わうことが少なくなるでしょう。
自分の人生で決断を迫られたときは、周りに相談したとしても、最後は絶対に自分で決断することをおすすめします。
流されやすいままでは、いつまでも自分軸では生きられません。
とはいえ、周囲と良好な人間関係を築くには、他人に合わせるときは合わせ、自分の意見を求められたときは主張するといった柔軟性も大切です。
まずは自分ができそうな対処法から取り入れて、少しずつ流されやすい性格を改善していってくださいね!
- 他人に流されやすい人には、「達成感や充実感を味わう機会が少なくなる」「ストレスを抱えてしまう」といった短所がある
- 他人に流されやすい人の特徴には、「流行に敏感」「社交的」「スキルが足りない」などの特徴がある
- 他人に流されやすい人には「自分に自信がない」「嫌われたくない」といった心理がある
- 他人に流されやすい性格を直すには、1人の時間を設けて自分としっかり向き合うことや、自分がどうなりたいかの目標を立てることが大切