義理堅いの意味とは?義理堅い人の特徴&心理・見分け方を徹底解説!
「義理堅い人ですね」と言われると悪い気はしないものです。
実際にポジティブな意味を持つ言葉ですので、義理堅い人と仲良くしたいと思う人は多いでしょう。
しかし具体的にどのような人物を指すのか、わからない人もいるかもしれませんね。
今回の記事では、義理堅いの意味や義理堅い人の特徴、見分け方を徹底解説します。
義理堅い人は友達だけでなく、恋人としても最適なので、ぜひチェックしてみてください。
Contents
義理堅いの意味・類語
義理堅いとは、人とのつながりを大切にし、疎かにしないことを意味します。
人の性格を表すときに使われる言葉であり、決して悪い意味で使用されることはありません。
そのため、人から「義理堅いね!」と言われたら、褒め言葉として受け取って問題ないでしょう。
義理堅いの類語には、律儀・誠実・実直といった言葉があります。
どの言葉もいい意味で使われることが多いでしょう。
義理堅いの使い方【例文】
「義理堅い」は人の性格を表す言葉として使います。
「義理堅い」の主な使い方は以下のとおりです。
【例文】
- 取引先の社長は昔気質の義理堅い人だった
- 義理堅い甥っ子は一度世話をしただけなのに毎年お歳暮を送ってくれる
- 困ったときにはすぐに駆けつけてくれる彼の義理堅さには頭が下がる
- 彼女は義理堅く、とても魅力的な人物だ
「義理堅い」という言葉を使うときは、ぜひ参考にしてみてください。
義理堅い人の特徴
具体的にはどのような人が「義理堅い」と言われるのでしょうか。
まずは、義理堅い人の特徴を見てみましょう。
約束事は必ず守る
義理堅い人といえば、約束事は必ず守るのが最大の特徴といえるでしょう。
彼らはどんな些細な約束でも守るべく誠実に行動します。
たとえ自分にとって損なことであったとしても、一度交わした約束を彼らが反故にすることはありません。
万が一守れなかった場合には、信頼関係が壊れないよう誠心誠意、謝罪をするでしょう。
損得勘定せずに動く
義理堅い人は義理人情に厚く、損得勘定せずに動きます。
自分にとって得だから損だからという理由で人間関係を選ぶことはありませんし、恩を受けた人が困っていれば全力で手助けするでしょう。
結果として自分が損をすることとなり、周囲から「要領が悪い」と言われてしまうケースもありますが、彼らがその生き方を変えることはありません。
自分のことよりも相手を優先するのが、義理堅い人の特徴というわけです。
責任感がある
責任感があるのも義理堅い人の特徴のひとつです。
自分に課せられた役割は責任をもって果たそうとする気持ちが強く、だからこそ周りの人々からも信頼感を勝ち得て、リーダーシップを発揮する機会も少なくありません。
ときには縁の下の力持ちとして、日の当たらない役を引き受けることもありますが、それでも彼らは誠心誠意力を尽くして手を抜くことは決してありません。
嘘をつかない
義理堅い人はごまかしたり、嘘をついたりすることが苦手です。
誰でも損はしたくないので自分に都合がいいように話を盛ってしまうことがあるものですが、義理堅い人は損得では動きません。
自分のために嘘をつくことはないので、周囲から厚い信頼を寄せられています。
もし彼らが嘘をつくことがあるとしたら、それはきっと事実を告げると誰かが傷つくときでしょう。
謙虚な性格をしている
義理堅い人はとにかく謙虚です。
自分の存在を過剰にアピールしたり、日々の努力を自慢したりすることなく、傲慢な態度は一切とりません。
自分の身分が上の立場になっても、恩を受けた人にはいつまで経っても謙虚な姿勢を貫きます。
義理堅い人の振る舞いに不快な思いをする人はほとんどいないでしょう。
義理堅い人の心理
ときに損をすることもあるのに、義理堅い人はなぜそうしてまで義理を果たそうとするのでしょうか。
ここでは、義理堅い人の心理について解説していきます。
常に感謝の気持ちを持っている
義理堅い人は常に感謝の気持ちを持っています。
律儀な彼らは一度受けた恩を忘れることは決してありません。
どんな些細なことでも、人から何かをしてもらったら、何度もお礼を伝え続けるでしょう。
本人が忘れた頃に感謝の気持ちを伝えることもあるので、「そんな前のことまで覚えてるなんて…!」と相手に感激されることも少なくありません。
人を疑わない
多くの人は損をしたくないという気持ちから、騙されていないかと他人の言動を疑います。
しかし、義理堅い人は損を避けようという意識がないため、疑うことがありません。
結果として騙されたり裏切られたりすることもありますが、彼らにとっての最優先事項は恩を返すことです。
そのため、自分が助けてもらった人の言葉を疑うことは頭になく、簡単に信じるようなところがあります。
騙されやすいことが義理堅い人の欠点といえるでしょう。
恋愛相手としても最適な義理堅い人の見分け方
一度した約束は必ず守り、他人の小さな親切にも感謝の気持ちを忘れない義理堅い人は、恋愛相手としても最適な人物です。
裏切ることのない相手であれば浮気の心配もなく、お付き合いするメリットはたくさんあります。
気になる異性が義理堅い人であるかどうかを見分けるには、相手と約束をして判断するのがおすすめです。
待ち合わせ時間にきちんと来る・貸したものを返してくれるなど、約束をしっかり守る場合は義理堅い人である可能性が高くなります。
反対に大した理由もなく集合時間に遅れてきたり、気まぐれでデートをドタキャンしたりするようなら、お世辞にも義理堅いとはいえません。
また、他人の親切に対する姿勢も判断材料になるでしょう。
他人に甘えるだけで常に何かしてもらうことを期待しているようなら、不義理な人かもしれませんよ。
義理堅い人と上手に付き合う方法
魅力あふれる義理堅い人とは良好な人間関係を築きたいものです。
最後に、義理堅い人と上手に付き合う方法を紹介します。
嘘はつかない
義理堅い人に嘘はつかないようにしましょう。
とくに自分を守るための嘘は絶対にNGです。
損得勘定で動かない義理堅い人は、自己保身に走る人の気持ちは理解できません。
義理堅い人は恩人の言動を疑うことはしませんが、嘘が発覚したときは心に大きなダメージを受けます。
嘘を言われれば誰だって傷つきますし、失った信頼を取り戻すのはかなり困難です。
疑わない相手だからこそ、こちらも真摯に向き合いましょう。
頼りすぎるのはダメ
義理堅い人は恩を感じている相手には多少の無理も聞いてくれます。
しかし、頼りすぎるのはNG行為です。
何でもやってもらっていては、相手を自己都合で利用しているのと変わりません。
それでは対等な関係を築くのは難しくなってしまいます。
相手の善意に甘えすぎず、しっかり恩を返していくようにしましょう。
そうすればきっと、良好な人間関係を築けるはずです。
義理堅い人と出会えたら大切にするのが吉!
どんな約束もきちんと守り、一度受けた恩を忘れない義理堅い人は、多くの人に慕われる存在です。
そんな義理堅い人と出会えたら大切にするのが吉です。
とくに結婚を意識しているなら、義理堅い人は男性女性を問わず、信頼できる最高のパートナーになる可能性を秘めていますから、真摯なお付き合いを心がけましょう。
また、相手を尊重し誠実に向き合う姿勢には、学ぶべきことがたくさんあるはずです。
彼らのように感謝の心を持って日々謙虚に生きることができれば、人間関係のトラブルで悩むことなく、穏やかな気持ちで過ごせるかもしれませんね。
- 義理堅いとは、人とのつながりを大切にし、疎かにしないことを意味する
- 義理堅い人の特徴には、約束事は必ず守る・損得勘定せずに動く・責任感がある・嘘をつかない・謙虚な性格などがある
- 義理堅い人は、常に感謝の気持ちを持っており、人を疑わない
- 義理堅い人を見分けるには、約束を守るかどうかをチェックするのがポイント
- 義理堅い人と上手に付き合うには、嘘をつかず、頼りすぎないことが大切