垂れ目とは?つり目かの判断基準・タレ目形成できるメイク術や美容整形手術も
人は見た目じゃないというものの、顔の作りで印象は大きく変わります。
吊り目だとキリっとした印象ですが、垂れ目だと可愛らしく見えるものです。
垂れ目が持つ優し気な印象を作るのには、どうすればよいのでしょうか。
今回の記事では、垂れ目の定義とつり目かの判断基準・タレ目形成できるメイク術や美容整形手術について解説します。
Contents
垂れ目とは?
人の目はつり目や垂れ目などさまざまなタイプがありますが、そもそもどのような状態だと垂れ目と呼ばれるのでしょうか。
まずは、垂れ目の意味と基準について見てみましょう。
垂れ目とはどんな目?
垂れ目とは文字通り垂れた目のことを指し、目頭に比べて目尻の位置が下がっている状態のことをいいます。
垂れ目は目尻が下がっているので、真顔でいても笑顔に見え、好印象を得やすいのです。
いつもニコニコしているように見える垂れ目顔は、男女を問わず好意を持ってもらえる愛され顔といえるでしょう。
つり目・垂れ目の基準とは?
垂れ目かつり目かの判断は、目頭の位置を基準にしましょう。
目尻の向きが上がっているか、下がっているかどうかで判断できます。
目頭よりも目尻が下がっている場合は「垂れ目」、逆に目尻の位置が上であれば「つり目」です。
垂れ目の特徴
垂れ目は目元の印象が穏やかになるので、優しい印象になるのが特徴です。
また、笑うと目尻の位置が更に下がることにより、可愛さがアップします。
丸みをおびた目になるので、自然と可愛らしい雰囲気になれるのも特徴といえるでしょう。
垂れ目さんにおすすめのメイク術
優し気な印象を持つ垂れ目顔ですが、その魅力を最大限に引き出すにはどうすればよいのでしょうか。
ここでは、垂れ目さんにおすすめのメイク術について解説します。
まつ毛は根元から立ち上げ縦を意識する
垂れ目を目立たせたくない人は、縦方向への広がりを意識したメイクを心がけましょう。
まつ毛を根元からしっかり立ち上げることで縦ラインが強調され、垂れ目の印象が和らぎます。
マスカラは根元を重点的に塗り、毛先に向けて徐々に細くなるように仕上げましょう。
逆に垂れ目を強調したいなら、目尻に多めにマスカラを塗るのがおすすめです。
目尻のアイラインは平行に引く
自然に仕上げたいなら、目尻のアイラインは平行に引くようにしましょう。
目尻にはリキッドタイプ、まつ毛の間を埋めるのにはペンシルタイプのアイライナーがおすすめです。
垂れ目のカバーとして目尻のアイラインを跳ね上げて書く人もいますが、角度をつけ過ぎるとかえって不自然になってしまうので注意しましょう。
黒目の上にラメを乗せる
黒目の上にラメを乗せると、目元にきらめきがプラスされてうるうるとした可愛らしい印象になります。
ただし、マスカラの塗り方によってはまつ毛にラメが隠れてしまう場合もあります。
まつ毛の間からキラキラとしたラメがきちんと見えるように、鏡を見ながら乗せる位置を決めましょう。
垂れ目にしたい人必見!垂れ目メイクのコツ
愛くるしく優し気な雰囲気の垂れ目に憧れる女性は少なくありません。
ここでは、垂れ目にしたい人におすすめの垂れ目メイクのコツを見ていきましょう。
アイラインは目尻から下げて長めに引く
垂れ目特有の目尻を作るには、アイラインを目尻から下げて長めに引くようにしましょう。
一重や奥二重の場合、アイラインがまぶたで隠れがちなので、目尻のラインを太めに書くのがおすすめです。
二重の場合は目元がはっきりしているので、派手で強めな印象を与えるブラックよりも、ブラウン系のアイライナーで柔らかい印象を作りましょう。
下まぶたに影を作るようにアイシャドウを入れる
アイシャドウを入れるときは、下まぶたに影を作るようにするのがポイントです。
濃いめのカラーを使えば、簡単に垂れ目っぽい目元を作れます。
二重の人は、アイシャドウも明るいカラーを使ってふんわりと仕上げるのがおすすめです。
ただし、色が濃すぎると派手になってしまうので注意しましょう。
マスカラは目尻を多めに塗る
マスカラを塗るときは、目尻を多めにするのが垂れ目メイクのポイントです。
目尻を重めに見せることで、垂れ目っぽい目元が作れますよ。
瞳が小さめの人は、上まつ毛だけでなく下まつ毛にもしっかりマスカラを塗りましょう。
上下のまつ毛をはっきりと見せることで、目の縦幅を強調でき目を大きく見せられます。
涙袋に明るい色を入れる
涙袋には明るい色を入れましょう。
ポイントは、目頭から目尻にかけて徐々に幅を広げていくことです。
目尻側に太めにカラーが入ることで、目尻が下がって見えて垂れ目っぽい印象を作れます。
垂れ目を作れる美容整形の施術
垂れ目を作る手段としては、美容整形もあります。
垂れ目を作れる施術は主に以下の通りです。
- 目尻切開
目尻を数ミリ切開し、横に広げて縫い留める整形術です。
目の横幅を広げたり、目の開きを改善したりできます。
手術の所要時間は1時間前後で、ダウンタイムは1週間程度です。
- 下眼瞼下制術(タレ目形成)
切開せず糸で下まぶたを固定する「埋没法」、まぶたの裏から皮膚を切開する「結膜切開法」、表から切開する「皮膚切開法」の3種類があります。
埋没法は切開なしでダウンタイムは少ないものの、元に戻る可能性があります。
切開法は、裏の結膜側から切る方が跡残りも少ないものの、大きくは切れません。
まぶたの皮膚側からは大きめに切れますが、傷跡が見えるリスクがあります。
- 二重整形術
目の縦幅を広げ、まぶたを二重にする整形術です。
切開せず糸を使う「埋没法」と、切開して二重を作る「切開法」があります。
- 涙袋形成術
目の下に涙袋を作り、目の重心を下に持ってくることで垂れ目っぽい目もとを作る形成術です。
ヒアルロン酸注射で行う手軽な方法や自分の脂肪を注入する方法などがあります。
ヒアルロン酸の場合は半年から1年ほどで吸収されて元に戻るため、どんな印象になるか試してみたい人におすすめの方法です。
- ボトックス注射
筋肉の働きを一時的に弱める薬剤によって垂れ目を作る方法です。
下まぶたを閉じる筋肉を緩めることでまぶたが下がるようにするだけなので、はっきりとした形で垂れ目になるわけではありません。
ヒアルロン酸注射同様、半年から1年ほどで吸収されて元に戻ります。
垂れ目さんも垂れ目にしたい人も、メイク次第で理想の目元を手に入れられる!
誰もが理想の顔立ちを思い描きますが、残念ながら自分の顔が理想通りとは限りません。
愛され顔といわれる垂れ目顔は優し気な雰囲気があり、憧れる女性は大勢います。
しかし、その一方で、自分の垂れ目が好きになれない人もいないわけではありません。
メイク術をマスターすれば、理想の顔立ちに近づけられます。
垂れ目さんも垂れ目にしたい人も、メイク次第で理想の目元を手に入れられるので、ぜひ挑戦してみましょう。
人の顔はみな一人ひとり違います。
カラーやラインなどいろいろ試して、自分の顔に合ったやり方を見つけてくださいね。
ぴったりメイクを手に入れて、ふんわり優しい愛され女子を目指しましょう!
- 垂れ目とは目頭よりも目尻が下がっている状態で、一般的に怒るとツリ目になり、笑うと垂れ目になるため、垂れ目には優し気で可愛らしい印象がある
- つり目と垂れ目の基準は目尻の向きが上がっているか、下がっているかどうか
- 垂れ目の特徴は、丸みを帯びていて優しい印象になること
- 垂れ目さんにおすすめのメイク術は、まつ毛は根元から立ち上げ縦を意識する・目尻のアイラインは平行に引く・黒目の上にラメを乗せる
- 垂れ目にしたい人におすすめの垂れ目メイクのコツは、アイラインは目尻から下げて長めに引く・下まぶたに影を作るようにアイシャドウを入れる・マスカラは目尻を多めに塗る・涙袋に明るい色を入れる
- 垂れ目を作れる美容整形の施術には、目尻切開・下眼瞼下制術・二重整形術・涙袋形成術・ボトックス注射などがある