「悲劇のヒロイン」とは?意味やなりたがる女性の特徴、原因と上手な接し方
あなたは気付かないうちに周りに不幸アピールをして「悲劇のヒロイン」になって(なりたがって)はいませんか?
そのような女性は一見「可哀想」に見えるかもしれませんが、うっとうしいと思ってしまう男性も多いのです。
周りから敬遠されがちな悲劇のヒロインにはどんな特徴があるのでしょうか。
この記事では悲劇のヒロインの意味やなりたがる女性の特徴・原因、上手な接し方について紹介します。
Contents
「悲劇のヒロイン」とは
物事を過剰に悲しむ女性に対して使われるイメージがある「悲劇のヒロイン」ですが、実際にはどんな意味があるのでしょうか。
もともとの意味と実際に使われている意味とでは違う部分があるので、混同しないように注意しましょう。
まずは「悲劇のヒロイン」の意味と、よく耳にする機会が増えた「悲劇のヒロイン症候群」について紹介します。
「悲劇のヒロイン」の意味
小説や漫画、アニメなどで苦難や不幸に見舞われてしまう女性のことを悲劇のヒロインといいますよね。
主役の女性に対して使われることが多く、周りから注目を浴びる存在といえるでしょう。苦難に見舞われた歴史上の女性にも使われます。
また、日常で使う場合は過度な不幸アピールをしてくる普通の女性に対して皮肉っぽく使うことが多いです。
「悲劇のヒロイン症候群」ってなに?
悲劇のヒロイン症候群とは、必要以上に周りからの注目を浴びたがり、悲劇のヒロイン気取りになる女性の総称です。
「私って可哀想」という自己憐憫感情が強く、自分の不幸な境遇を他人に理解してもらおうとアピールする傾向があります。
他人の同情を誘うような自虐的な発言が多く、いつまでも悲しみに浸っているのが特徴です。
そんな悲劇のヒロイン症候群になってしまうのは、自己肯定感の低さが原因といえます。
【診断】悲劇のヒロインになりたがる女性の特徴
周りの人にも悪影響を及ぼす悲劇のヒロインは、自分でも気付かないうちに悲劇のヒロインぶっている可能性があります。
悲劇のヒロインになりたがる女性には共通の特徴があるので、自分や身の回りの人に当てはまる部分がないか確認してみましょう。
続いては、悲劇のヒロインになりたがる女性の特徴5選を紹介します。
不幸アピールが多い
自分の不幸エピソードを自慢話のように話し、過剰に不幸アピールをするのが悲劇のヒロインになりたがる女性の特徴です。
同情を誘うために話を盛る傾向があり、真実とは異なるエピソードを語ることが多いでしょう。
また、最近ではTwitterにネガティブなツイートをすることで不幸アピールをする女性も増えています。
なかには「もう恋愛とか無理」などと遠回しな投稿をしたり、プロフィール画像を変えることで不幸を匂わせる女性もいるようです。
かまってちゃん
悲劇のヒロインになりたがる女性心理の根底には「誰かにかまってほしい」という気持ちが潜んでいます。
また、自分の理想通りに慰めてもらいたいという自己中心的な気持ちを持っているのです。
とくに心配されることを好むので、軽度の風邪で大騒ぎしたり過去の不幸エピソードを話したがります。
「可哀想だね」「大丈夫?」といった言葉をかけられ待ちだとしたら、それは間違いなく悲劇のヒロイン症候群の可能性大でしょう。
行動力がない
悲劇のヒロインになりたがる人は、何かトラブルがあっても自分から動こうとせず、相手が動いてくれるのを待つ人が多いです。
基本的に「誰かがどうにかしてくれるだろう」というスタンスなので、自分の力で物事を解決したり変化させることは少ないでしょう。
また、普段から自己発信で行動することが少ないため、いざ行動しようと思っても重い腰が上がらず行動範囲が狭くなってしまうのも特徴です。
このような行動力のなさは「どうせ意味がない」というような諦めの気持ちが原因といえます。
平気で嘘をつく
不幸アピールが好きな悲劇のヒロイン症候群の女性は平気で嘘をつくため、エピソードにも嘘を盛り込む傾向があります。
たとえば、
- 日常生活に支障ないレベルでも体調不良をアピール
- かかっていない病気を装う
- 泣いてもいないのに泣いたと報告
など、さまざまな嘘のシリーズを持っているのです。
さらに過度な悲劇のヒロインになれば自傷行為をして怪我を装ったりするケースも。
これは「私って可哀想」と自分に酔いしれている気持ちが原因であり、嘘をつくことであたかも悲劇のヒロインのように演じているのです。
目立ちたがり屋
悲劇のヒロイン症候群の女性は、常に自分が一番可哀想な人物でいたいと思っています。
そのため、不幸話をみんなの前で発表するなど目立ちたがり屋な一面を持っているのです。
いつも自分だけが注目されていたいので自分以外の人の不幸話を嫌う傾向があります。表面上では心配していても内心妬んでいることもあります。
また、自分よりも不幸な人間にはつい対抗心や嫉妬心を抱いてしまうのです。
悲劇のヒロインになってしまう原因は?
面倒な工作が必要な悲劇のヒロインは、なぜ悲劇のヒロインになってしまったのでしょうか。
次に、悲劇のヒロインになってしまう原因について紹介します。
幼少期の愛情不足
悲劇のヒロインになってしまう人がかまってちゃんで目立ちたがり屋なのは、幼少期の愛情不足が原因と考えられます。
- 誕生日を祝ってもらったことがない
- 褒められたことがない
- 話を聞いてもらえなかった
と、小さい頃に親から十分に愛された経験がないため、過剰な不幸アピールで他人の気を引き愛情を求めるようになったのです。
その根底には「寂しい」「もっと愛されたい」という純粋な感情が隠されているのでしょう。
また、幼少期に過度なストレスを感じていた場合、そのストレスの反動で大人になってから目立ちたがり屋になる人もいます。
自信のなさ
自分に自信がないことが原因で悲劇のヒロインになってしまう人も多いです。
自分で自分を満たすことができないため、常に誰かにかまってもらったり同情してもらったりすることで承認欲求を満たそうとします。普段、自虐的な発言が多いのも自信のなさが原因でしょう。
このタイプは自分の心に余裕がなく、他人から幸せな話を聞いても「自分とは違う」と悲観的になる傾向があります。そのため、自然と周りから人が離れていってしまうことも多いのです。
また、幼少期に何でも指示してくれる親のいうことだけを聞いてきた人は「自分で何かに挑戦してやり遂げる」という経験がないために、自信のない大人になってしまいます。
自己顕示欲の強さ
悲劇のヒロイン症候群の人は「みんなから注目されたい」という自己顕示欲の気持ちが強く、他人に注目されることに自己価値を見出していることが多いです。
注目を浴びた上で同情されたい・もっとかまってほしいと思っているので、さらに悲劇のヒロインを演じるために自傷行為をして不幸さを演出することもあります。
注目されることを望んでいるものの、敵を作ったり批判を受けたりすることは苦手なので「同情を誘う」やり方で上手く自己顕示欲を満たしているのでしょう。
悲劇のヒロイン症候群の人との上手な接し方
同じ会社の社員や友達など、身近に悲劇のヒロイン症候群の人がいる場合はどのように接すればいいのか悩みますよね。
たとえば、仕事のグループ活動に一人でも扱いが難しい悲劇のヒロインがいれば仕事に支障をきたす可能性があります。
上手な接し方を知って、職場でも友達でも良好な関係性を築きましょう。
否定したり同情したりしない
悲劇のヒロイン症候群の人は、自分の不幸エピソードに対して同調と同情を求めます。
しかし不幸エピソードを否定してしまうと、腹を立てたりさらなる不幸アピールをしてくることがあるでしょう。
不幸エピソードが始まったら否定はせず、「そうなんだね、辛かったね」と同調してあげてください。
同調されることで相手も満足してそれ以上の不幸アピールはしてこないでしょう。
自分のことは話さない
「あなたの話を聞いてあげたから」という流れでつい自分の話をしないように気をつけましょう。
悲劇のヒロイン症候群の人は自分にしか興味がないので、こちらの話には興味を示しません。
とくに同じような不幸話をしてしまうと「私の方がもっと不幸なのに」と対抗心を抱かれ、関係が悪化してしまう可能性があります。
あくまでも聞き役に徹して上手なコミュニケーションを取りましょう。
適当に受け流すことも大事
不幸エピソードは適当に受け流すことも大切です。
いつも相手の不幸話を聞いてあげていると「この人はかまってくれる人だ」と認識されてしまい、いつまでも話し続けられてしまう可能性があります。
また、不幸エピソードばかり聞いていると自分まで気分が重くなってしまうので、受け流すスキルをつけておくことをおすすめします。
そんなあなたの態度を見て、「興味がないのかも」と話しかけてくる頻度が軽減されることでしょう。
新しい恋をしてみよう
悲劇のヒロイン症候群に悩まされていると、どうしても気分が滅入ってしまいます。
そんな気持ちをポジティブにするために新しい恋をするという解決策もあります。
恋をすると今までの自分の悩みなんてどうでもよくなるくらい、世界が180度変わるものです。是非恋をして気分を変えてみてください。
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悲劇のヒロインに影響されないように気をつけて!
悲劇のヒロイン症候群の人は、自分だけでなく周りの人まで不幸な気分にさせてしまいます。
とくに優しい人ほど影響されやすいので、前述で紹介した「上手な接し方」を参考に影響されないよう気をつけましょう。
そして、いつ何時、自分自身も悲劇のヒロインになりかねないので自分の行動や発言にも注意しておきましょう!