支配欲が強い男性の心理って？特徴・対処法・付き合い方を徹底解説！

支配欲が強い男性といると、「これを言ったら怒られるのではないか」と自分の意見をストレートに伝えることができないことがありますよね。

ましてや支配欲の強い恋人だと、お互いの価値観をシェアすることが難しくなり、一緒にいて辛くなってしまうこともあるかもしれません。

「支配欲が強い＝悪い」というわけではないですが、自分の心を息苦しくさせないためにも適切な付き合い方を知っておいたほうがよいでしょう。

この記事では、支配欲が強い男性の心理や特徴、対処法などを解説していきます。

支配欲とは

まずは「支配欲」の言葉の意味を理解していきましょう。

言葉の意味

支配欲とは、相手を自分の思い通りにコントロールしたいという「人を支配したい気持ち」のことです。

支配欲でいっぱいの人は相手に従属関係を要求するため、対等な関係ではいられなくなります。

同義語

支配欲の同義語には「所有欲」「征服欲」「権力への憧れ」などがあります。

支配欲が強い男性の心理

実は支配欲への憧れを持っているのは小心者な男性が多く、相手を支配して優越感に浸りたいという気持ちがあります。

支配欲が強い男性の心理を理解していきましょう。

自分に自信がない

支配欲が強い男性は自分に自信がない性格の人が多いです。

自己肯定感が非常に低く、自分自身の魅力に気づけていないので、力で相手を説き伏せようとしてしまいます。

また、相手を支配していないとそのうち自分の弱みを握られて、嫌な思いをするのではないかという不安をもっている人も少なくありません。

些細なことでも心配になる

支配欲が強い男性は、些細なことでも心配になってしまう心配性です。

「あの人が裏切るのではないか」「仕事が上手くいかないのではないか」と常に何かに怯えてしまいがちです。

このタイプの人は、できるだけ自分の味方を増やして安心したいがために、支配欲が強くなってしまいます。

恐怖心が拭えない

恐怖心が拭えない人は支配欲が強い傾向にあります。

このタイプの人にとっては、恋愛相手や友達など、自分にとって大切な人が離れてしまうのがたまらなく恐怖であり、どうしても繋ぎ留めておきたいと強く思う傾向があります。

だからこそ、その相手が自分以外の人間とコンタクトを取らないように根回ししたり、強い言葉や態度で相手に直接プレッシャーをかけたりするのです。

主導権を握ってコントロールしたい

支配欲が強い男性は、主導権を握ってコントロールしたいと思っています。

人間関係を形成するときに、相手より少しでも上に立って見下し、なんでも自分で決断を下したいタイプです。

恋愛であれば「リードしてくれる男らしい彼氏」と捉えることもできますが、一歩間違えば「束縛が強い彼氏」とも解釈することができます。

人をコントロールしたい気持ちが強すぎると、相手の意見を一切無視するようになり、自分だけで物事を進めてしまうので、そういう男性が苦手な人にとってはコミュニケーションを取るのが難しいかもしれません。

無自覚

無自覚で支配欲が強い男性もいます。

もともとの自分の性格や価値観が無自覚にそうさせてしまうので、たとえ他人に「支配欲強いよね」と指摘されても、理解できない人が多いはずです。

こういう人は自分に自信がないわけでもなく、心配性なわけでもなく、過去のトラウマが原因かもしれません。

幼い頃に大切な家族を失った経験や、初めての恋人を失った経験などが自分の中で強烈なトラウマになっていると、無自覚に支配欲が強くなるケースがあります。

支配欲が強い男性の特徴

次は支配欲が強い男性の特徴を紹介します。

人一倍プライドが高い

支配欲が強い男性は人一倍プライドが高いのが特徴です。

「俺はこんなことをする人間じゃない」「自分はもっとできる人間だ」という自分の理想像を強く描いており、現実とのギャップが大きい傾向があります。

理想と現実が自分の思うように噛み合っておらず、そのストレスが支配欲として表れている可能性もあります。

人を信用できない

基本的に人を信用できないのも支配欲が強い男性の特徴です。

とくに、自分がコントロールできない人間を全く信用することができません。

そのため、自分の考えや価値観を相手に埋め込み、一種の洗脳のようにして、自分を裏切らないようにしたいと思っています。

コミュニケーションが苦手

支配欲が強い男性は、人とのコミュニケーションが苦手な傾向にあります。

自分から積極的にコミュニケーションを取ろうとするのですが、相手の立場になった考え方をすることができず、なにかにつけて相手の意見を否定してしまいます。

他人との距離のつめ方が分からないので、徐々に打ち解けていきたいタイプの人にもガンガンコミュニケーションを取ろうとして、心を閉ざされてしまうことも少なくないようです。

暴力的傾向がある

支配欲が強い男性の中には、暴力的傾向がある人もいます。

このタイプの男性は、言葉で相手と上手くコミュニケーションができず、思い通りにいかないためイライラして手が出てしまうことがあります。

直接相手に手を出すだけではなく、物を投げたり蹴ったりして威嚇することもあるので、相手に恐怖心から距離を置かれてしまいます。

また、どんな手を使っても相手を自分のものにしたいという気持ちが強すぎて、自分が納得するまで行動してしまうので、恋人に対する束縛度が異常なことも…。

【関係性別】支配欲が強い男性の対処法

支配欲が強い男性は一癖あるので、付き合い方に悩むこともありますよね。

とくに彼氏の支配欲が強いと、束縛されてしまい友達付き合いができなくなる可能性もあるので困ってしまいます。

次は支配欲が強い男性の対処法を関係性別に紹介するので、自分に合った方法を見つけてくださいね。

【彼氏】しっかり愛情表現する

彼氏の支配欲が強いときは、しっかり愛情表現をしましょう。

恋人に対して支配欲が強い男性心理は、「相手を失いたくない」という気持ちが異常に強いです。

そのため「大好きだよ」「一緒にいて楽しい」などと、言葉にして愛情表現をすることで、安心させることができます。

また、女性から手を握ってデートしたり、ほっぺや耳にキスをしたりと、恋人同士の特別なスキンシップも積極的にするのがおすすめです。

【男友達】一定の距離感をキープする

男友達の支配欲が強いのであれば、一定の距離をキープすることが大切です。

その相手を特別扱いしてしまうと、「これで当然」と彼は思ってしまい、友達関係なのに対等な関係でいられなくなってしまうかもしれません。

他の友達との予定を入れたり、連絡を減らしたりして、彼と接触する頻度を少なくしていけば、そのうち自然と彼の支配欲は収まるでしょう。

【職場の人】否定せず言葉を選ぶ

支配欲が強い職場の人に対しては、できるだけ否定せず、何か伝えるときは言葉を選ぶようにすることがポイントです。

支配欲が強い人は否定されることを嫌うので、自分の意見を否定されてしまうと逆上し、逆恨みすることもあります。

しかし、支配欲の強い上司や同僚から意見を求められたとき、全ての意見に同調する必要はありません。

「そういう考え方もあるよね」「確かにそうかもしれないですね」と、やんわり濁す言葉をチョイスしましょう。

そうするだけで相手はあなたに受け入れられたと感じることができるはずです。

支配欲が強い男性との付き合い方

最後に支配欲が強い男性との基本的な付き合い方を解説します。

恋人の支配欲が強くて困っているという人は、ぜひ参考にしてくださいね！

従っている姿勢を見せつつ無理はしない

支配欲が強い男性と付き合うには、基本的に従っている姿勢を見せつつ無理はしないようにすることがポイントです。

束縛男やルールを決めたがる男性に対して、自分の中で可能な限りそのリクエストに答えてあげましょう。

最初は戸惑うかもしれませんが、こういう男性はそのルールさえ守れば、良好な関係性を維持することができるので、攻略法を覚えてしまえば簡単かもしれません。

もちろん自分の時間を持つことも大切なので、無理はしない程度で彼に合わせてあげることがおすすめです。

相手にすべて委ねる

支配欲が強い男性は、相手をコントロールしたいというだけでなく、2人の関係を自分でコントロールしたいと思っています。

そのため、思い切って相手にすべて委ねてみるのもひとつの方法です。

「俺がこの人を守らなくては」という使命感が強いので、女性側も安心して甘えることができるでしょう。

女性に頼られていると実感することができれば、さらに大切にしてくれるかもしれません。

「これだけはNG」という行為を伝えておく

支配欲が強い男性と付き合うときは、絶対にされたくない「これだけはNG」という行為をあらかじめ伝えておくことが大切です。

「〇〇されたら許さない」と自分の中で限界を決めておいてください。

男性も女性を傷つけたいわけではないですし、大切にしたいがゆえに支配欲が強くなっている可能性が高いです。

ですので、されたくないことだけをストレートに伝えて、その他で彼に合わせられるところは合わせていけば、いい関係を築けるでしょう。

支配欲が強い男性は実は寂しがり屋

実は支配欲が強い男性は、寂しがり屋なことが多いです。

寂しがり屋だからこそ、「相手を失いたくない」と強烈に思ってしまい、自分で支配してコントロールしたくなってしまうのでしょう。

女性心理としては、「男性にコントロールされると意見を言えなくなってしまいそうで怖い」と思う人もいるかもしれません。

しかし、意外と男性は単純なので「はいはい」と上手くかわし、手のひらの上で転がしてあげると、ストレスを溜めずに付き合っていけるでしょう。