毒親育ちの女性の特徴・性格・悲しい恋愛感、幸せな恋愛の築き方を紹介
あなたは「毒親」という言葉の意味を知っていますか?
最近ではドラマなどでも毒親を取り上げた内容のものがありますよね。
その「毒親」とは「毒になる親」を略した言葉のことを指します。
この記事では「毒親」に育てられた女性の特徴や、性格、恋愛感について紹介します。
また、毒親の影響で恋愛が上手くいかない女性が、幸せな恋愛をする方法についても徹底解説します。
毒親持ちの女性の参考になることばかりなので、最後までチェックしてみてくださいね。
Contents
毒親とは
「毒親」とは、子供の成長に悪影響を及ぼす親のことです。
母の場合は「毒母」や「毒ママ」、父の場合は「毒父」と呼ばれ、毒親に育てられた人のことを「毒親育ち」と呼びます。
「毒親」といっても、子どもや家族にどのような悪影響を及ぼすのかは様々。
ここでは、毒親の特徴を「否定型」「放置型」「否定放置型」の3タイプに分けて紹介します。
否定型の毒親
否定型の毒親は子供が何か失敗してしまったとき、すぐに「怒鳴りつける」「暴言を吐く」「手を出す」といった行動をとってしまいます。
自分自身の感情に身を任せ、イライラや怒りを抑えるために子供を叱るようであれば毒親といえるでしょう。
また、子供の意見は間違っているものと決めつけて、話も聞かずに自分の言うことを聞かせようとする毒親もいます。
否定型の毒親たちにとって、子供は自分の言うことを聞く存在。
否定して強く怒ることで言うことを聞かせようとしているのです。
放置型の毒親
放置型の毒親は、子供に対して愛情表現やスキンシップをほとんどしません。
全く子供に関心がなかったり、機嫌が良い時や暇なときにだけ子供にかまうなど、子供をペットのように扱います。
放置型の毒親の中には「十分な食事を与えない」「病気になっても病院に連れて行かない」「不潔な環境で生活させる」などがあります。
これらは育児放棄であり、ネグレクトに当たります。
否定放置型の毒親
否定放置型の毒親とは、否定型と放置型の特徴を両方持っている毒親のことを指します。
普段は子供に対して無関心ですが、何か気に入らないことがあると怒鳴ったり手を出したりします。
否定放置型の毒親は「お前のせいで自由がない」「誰のおかげで生活できてると思ってるんだ」といったように、責任を感じさせる言葉ばかり浴びせる傾向があります。
毒親育ちの女性の性格とは
子供の意見を聞かなかったり、子供への興味や関心が薄い毒親。
このような両親に育てられた子供は、どんな性格になりやすいのでしょうか?
毒親育ちの女性には、共通する特徴があります。
ここでは、毒親育ちの女性の性格について解説していきます。
最低の親子関係で育つと、大人になっても大変なことばかりです。
依存心が強い
毒親に育てられると、親を信頼することなく成長してしまうため、他人に対しても警戒心が強くなる傾向があります。
しかし「誰かを心から信頼したい」という気持ちは人一倍強いため、自分が信頼すると決めた相手に対しては、依存してしまうことが多いです。
また、これまで親の意見に従って物事を決めていたため、自分で何かを決めることができないという女性もいます。
そのため、仲の良い友人や彼氏に依存することで、親の代わりに自分のことを決めてもらおうと頼ってしまうのです。
さらに、依存していた相手が他の誰かと親しくしたり、自分から遠ざかっていきそうになると、束縛する傾向もあります。
自己肯定感が低い
毒親は子供の意見を否定したり、少しの間違いでも厳しく怒ったりします。
そのため、毒親に育てられた女性は、自分に自信がなく自己肯定感が低く育ってしまうことが多いのです。
自分がしたいことや自分の感情が分からず、いつもおどおどしてしまったり、他人の顔色ばかり伺って行動していたりと、職場の同僚や友人との人間関係にストレスを感じてしまいます。
完璧主義
毒親育ちの女性は、完璧主義になる傾向があります。
自分が親から受けてきた扱いと同じように、自分の子供に対して、少しの失敗でも強く怒ったり暴言を吐いたりします。
完璧主義な上に自己肯定感も低い女性は、少しのミスでもひどく落ち込んでしまい、「なぜ自分はこんなにダメなのだろう」とすぐに自分を追い込んでしまいます。
独身アラサーOLミサキは、企画の相談をするべく総務課のオフィスを訪ねた。
すると、とても落ち込んだ様子の女性社員 サトミが目に留まる…
総務課のスズキにサトミのことを尋ねると「大したミスではないのにいつもあんな感じで…」とのことだった。
サトミはいわゆる「毒親」の家庭で育った女性だった。
スズキから毒親育ちの女性の特徴を聞き、サトミの力になりたいと考えたミサキ。
しかし、思いもよらぬ展開に…!?
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毒親育ちの女性が恋愛で失敗しやすい理由
毒親育ちの女性は「依存心が強い」「自己肯定感が低い」など、恋愛に悪影響を与えてしまう性格の人が多いです。
親との関係性や家庭環境は、その人の考え方や恋愛観に大きな影響を与えます。
ここでは、毒親育ちの女性が、恋愛で失敗してしまう理由を探ってみましょう。
無償の愛を信じられないから
毒親育ちの女性は、子供のころに無償の愛を受けて育った記憶があまりありません。
毒親は、子供が自分の役に立った時や、周囲に自慢できる時にだけ褒めるため、愛にはいつも条件が付きものです。
毒親から受けた変な愛情のせいで、彼氏ができても「なぜ私を愛してくれるのだろう」「何かして欲しいことがあるから優しいのでは」といったように、相手の愛を疑ってしまうのです。
相手を信頼できないから
毒親は自分の気分や感情によって、子供への接し方を変えることがあります。
そのため、子供はいつも親の様子を伺ってしまいます。
毒親育ちの女性は、彼氏に対しても「気に障るようなことをしてしまったら、嫌われるかもしれない」といつも考えてしまい、心から相手を信頼することができず、恋愛がうまくいきません。
親と同じパターンを繰り返してしまうから
毒親に育てられた子供は、恋人に対しても親が自分にしていたような変な愛情表現をしてしまうことがあります。
自分が結婚した時、自分が育った生活環境をモデルにしてしまうので、親と同じパターンを繰り返してしまうのです。
息子や娘に冷たく接してしまい、パートナーとの間に溝が生じることもあるでしょう。
そのため、結婚後も上手くいかない傾向が多くみられます。
彼氏に意見を言えないから
否定型の毒親は、自分の意見を押し付けて、子供を支配しようとします。
彼氏にも自分の意見が言えず、言いなりになってしまうため、恋愛において対等な関係を築くことが難しい傾向にあります。
大事にしてくれない相手を選ぶから
毒親育ちの女性は、幼少の頃に親からあまり愛情をもらっていないので、大事にされないことに慣れています。
そのため、適当に扱われていることに気が付けず、自分を大事にしてくれない男性を選んでしまう傾向があるのです。
また、毒親育ちの女性は、自分の価値を低く見積もっているため、幸せでいることに罪悪感を感じてしまう人もいます。
幸せになることを恐れて、自ら大事にしてくれない相手を選んでしまうのでしょう。
毒親育ちの女性が幸せな恋愛をする方法
恋愛関係において、相手を信じることや自分自身を好きでいることはとても大切なことです。
毒親に育てられたことで、恋愛が上手くいかないことが多い毒親育ちの女性ですが、対処法はあるのでしょうか?
ここでは、毒親育ちの女性が幸せな恋愛をするための解決方法について紹介します。
親と距離を置く
まずは、毒親と距離をおくことが大切です。
毒親自身は自分のことを毒親だとは思ってはいないので、自分を大切にしてくれない親や怖いと感じる場合は距離を置きましょう。
自分が一緒にいたいと思う相手との時間を増やし、繋がりを大切にしてみてください。
毒親からの干渉や縛りがなくなると、はじめのうちは不安や罪悪感を感じる可能性もあるでしょう。
周りから見たらクズ親でも、子どもにとってはどんな親も親。申し訳ない気持ちになることもあるはずでしょう。
しかし、少しでも親に違和感を感じたら距離を取るべきです。
自分の気持ちに正直になる
「自分の意見は否定される」と思わず、自分の気持ちに正直になって相手に伝えることが大切です。
食べたいものを聞かれた時や、意見を求められたときに、自分の気持ちをちゃんと言えるようになりましょう。
まずは友人など価値観が近い相手に、自分の意見を伝えてみましょう。
カウンセリングを受ける
毒親育ちの女性の中には「いつか親が反省してくれるかも」といったように、親に期待を抱いている人もいます。
そのため、自ら親と距離をおいたり、関係を切ったりすることができません。
自分で解決することが難しい場合は、カウンセリングを受けることをおすすめします。
カウンセリングでは、毒親から受けた傷を癒してもらえたり、毒親との関わり方について専門的なアドバイスをもらうことができます。
確実に秘密を守ってもらえるため、これまで周りの人にいえなかった悩みも相談できるでしょう。
自分の幸せを第一に考え恋をはじめましょう!
毒親に育てられ、過度に人に依存してしまったりネガティブなことを考えてしまったりしがちですが、本当のあなたは違うのではないでしょうか?
一歩踏み出すことで、自立した自分を見つけ出すことができるかもしれませんよ。
そんなあなたを丸ごと愛してくれる恋のチャンスも逃さないようにしましょう。
少しずつ自分のペースを大切にしながら「ハッピーメール」で恋の相手を見つけましょう!
毒親育ちの女性でも必ず幸せな恋愛をすることができますよ!
子供を支配するために、暴言や暴力をふるう毒親。毒親育ちの女性は、大人になっても毒親から受けた悪影響に悩まされています。
しかし、毒親から距離を置き、自分に正直になることで、幸せな恋愛をすることはできますよ。
子供の人生は親のものではありません。
この記事を参考に、毒親との関わり方を一度考えて直し、幸せな恋愛を見つけましょう。
他にも、毒親体験談や毒親エピソード、毒親論を読んだり、毒親診断をするのもおすすめ。
『毒親サバイバル(著者:菊池真理子)』など関連の毒親本を読むのもいいかもしれません。
- 「毒親」とは、子どもの成長に悪影響を及ぼしてしまう親のことである
- 毒親育ちの女性は依存心が強く、自己肯定感が低い、完璧主義な特徴を持っている
- 毒親の影響で「相手を心から信頼できない」「自分の意見が言えない」ことが恋愛が上手くいかない原因である
- 幸せな恋愛をするためには、親と距離をおき、自分の気持ちを正直に表現できるようになることが大切