不平不満・愚痴を言わない人の特徴・心理&愚痴りたくなったときの対処法
どんなに辛い状況でも愚痴を言わない人って憧れますよね。
悪口や文句で周りを不快にさせないだけでなく、明るい笑顔と前向きな姿勢は好印象を持たれやすいです。
良くないことだと理解していても、仕事の不満や人間関係のストレスが溜まると、つい愚痴を言ってしまう人も多いでしょう。
愚痴を言わないことは良好な人間関係を築けたり、明るい人生を歩むための第一歩になります。
この記事では、愚痴を言わない人の特徴や心理を解説しつつ、愚痴を言いたくなってしまったときの対処法までも一挙公開!
ぜひ参考にして愚痴を言わない人を目指しましょう。
愚痴を言わない人の特徴や心理とは
愚痴を言わない人はどのような考え方や性格の持ち主なのでしょうか。
ここでは愚痴を言わない人の特徴や心理を解説します。
負の感情をコントロールできる
いくら愚痴を言わない人であっても理不尽なことに苛立ったり、不安になったりしないわけではありません。
愚痴を言わない人は負の感情を上手くコントロールできるのが特徴です。
感情を抑える強い意志を持っていたり、感情をコントロールする方法を身に着けていたりします。
負の感情をコントロールする方法として「6秒数える」「深呼吸する」などがあり、苛立ったときは心穏やかにして試してみましょう。
自分に自信を持っている
責任が重い仕事や難しい問題を目の前にすると、「失敗するかも」という不安な気持ちから愚痴を言ってしまう人もいるでしょう。
しかし愚痴を言わない人は、自分に自信を持っているので多少のことでは愚痴も弱音も吐きません。
これは過去の成功体験によって築き上げられたものといえます。
どれだけ困難な状況に直面しても「この前上手くいったから大丈夫」「自分ならできる」と自信があれば乗り越えられるでしょう。
他人の良いところに目を向けられる
愚痴を言わない人は他人の良いところに目を向けられます。
第一印象で「苦手なタイプかも」と思ってしまうと、悪いところばかり目についてすべてが嫌いになってしまいますよね。
愚痴を言わない人は、どんな人にも長所と短所があることを理解しています。
周囲の噂や見た目の印象に惑わされることなく、良いところを見つけられるので人間関係にストレスを抱えることが少ないです。
愚痴を言うことは怖いのを理解している
「口は災いの元」という諺があるように、他人に言った愚痴はいつか自分の元に返ってくるものです。
本当の怖ろしさを理解してるからこそ、愚痴を言わないように心がけている人もいます。
愚痴は雰囲気を悪くするだけでなく、周囲からの自分の評価を落とすことにも繋がりかねません。
他人への悪口が自分自身の首を絞める結果になることを知っているからこそ、発言には慎重になっているのでしょう。
謙虚な気持ちで人と接している
不平不満をすぐに口にしてしまうのは、自分の考えが一番正しいと思いこんでいるからかもしれません。
愚痴を言わない人は、相手の立場に関係なく謙虚な気持ちで人と接しています。
素直に意見を受け入れる姿勢を持っているので、反発して愚痴を言うようなことはありません。
また謙虚な姿勢は丁寧な口調や相手を気遣う態度にも表れます。
愚痴を言わない人は心地よい人付き合いをしているのも魅力といえるでしょう。
自分のプライベートな話はしない
愚痴を言わない人は積極的に自分のプライベートな話をしないのも特徴です。
職場に私情を持ち込むことがないので、そもそも愚痴を言うこと自体少ないでしょう。
日常会話でも話を聞く側に回ることが多く、悩みを親身に聞いたり、相談にのってアドバイスをしたりと聞き上手な人が多いです。
穏やかな表情をしている
普段から愚痴ばかり言ってる人はイメージが悪くなるだけでなく、表情も険しくなってしまうものです。
愚痴を言わない人は、いつも穏やかな表情をしているのも特徴といえます。
いつでも誰にでも明るい笑顔で接するので、周りを柔らかい雰囲気にしてくれるでしょう。
周囲を思いやる気持ちから、意識的に穏やかな表情で過ごすことを心がけているのかもしれませんね。
おおらかで素直な性格をしている
愚痴を言わない人は、おおらかで素直な性格の持ち主です。
人に優しく、心にゆとりがあるので、他人の失敗や面倒な仕事を押し付けられても、嫌な顔ひとつしないでしょう。
また、素直な性格のおかげで他人の忠告やアドバイスを率直に受け入れることができます。
辛い状況を笑顔で乗り越えたり、反省を活かして前向きに行動できたりと人間性の高さも人気の理由です。
自分の目標に邁進している
愚痴を言わない人は自分の目標に邁進している人が多いです。
やるべきことやゴールが明確に決まっていれば、他人の悪いところを気にしている余裕はありません。
愚痴を言って立ち止まる時間があれば問題解決のために動いたり、自分を高めるため有効活用したりするでしょう。
愚痴を言わない人は集中力と行動力があり、事を成し遂げることができる人でもあります。
愚痴を言いたくなってしまったときの対処法
良くないことだと理解していても、つい愚痴を言ってしまう人もいるでしょう。
また愚痴を言うことでしか関係性を築けない人もいます。
そんな人たちは、今すぐに改善する必要があります。
最後に愚痴を言いたくなってしまったときの対処法を紹介するので、ぜひ参考にして愚痴を言わない人を目指しましょう。
愚痴は言わずに書き留める
無理やり感情を抑え込もうとしても余計にストレスを溜め込むだけです。
愚痴を言いたくなってしまったら口には出さず、紙やスマホのメモに書き留めましょう。
書き出すことでネガティブな感情を自分の中から出すことができます。
愚痴を言ったり不満を溜め込んだりする癖をなくすことで、気持ちにゆとりが生まれるでしょう。
相手の発言や行動を考える
相手が何を考えているのか理解できないとイライラしたり、不安になったりして愚痴を言いたくなるものです。
そんな感情を払拭するために、相手の発言や行動の意味を考えてみましょう。
相手の立場になって物事を捉えると、言動の真意や相手の気持ちを理解することができます。
考え方や価値観に違いがあることがわかれば、愚痴を言いたい気持ちもなくなるでしょう。
愚痴を言わないルールを作る
愚痴を言うのが癖になってしまっている人は、新たな習慣で上書きしましょう。
自分の中で愚痴を言わないルールを作るのも1つの解決方法です。
例えば、愚痴を言いたくなったら「深呼吸をして冷静になる」「代わりに相手の良いところを見つける」など、ルールを習慣付けることで自然と愚痴は減ります。
また、どうしても我慢できないときは心から許せる親友にだけ愚痴を言うようにするのもいいかもしれません。
愚痴ではなく相談をする
ストレス解消のための愚痴は一時的に気分は晴れるかもしれませんが、根本的な解決には繋がりません。
不平不満を一方的な愚痴ではなく、解決したい悩みとして周囲に相談しましょう。
相談と愚痴では、周囲の受け取り方が変わり「愚痴なんて聞きたくない」から、「相談ならいつでも乗るよ」に変換されるのです。
また悩み相談であれば親身に話を聞いてくれたり、アドバイスをもらえたりするかもしれないので、根本的な解決にも繋がりやすいでしょう。
マイナス言葉をプラスに言い換える
愚痴や悪口などネガティブな発言が多いと考え方までマイナスになってしまうものです。
そうなれば、何に対しても不平不満を持つようになり負のループに陥り兼ねません。
普段からマイナス言葉をプラスに言い換えるように心がけることが大切です。
例えば、常識を知らない上司は「子供の心を忘れていない」、八方美人なママ友は「誰とでも仲良くできる」などポジティブな表現に言い換えます。
プラス言葉を意識することで愚痴を言いたくなる気持ちもなくなるでしょう。
ストレスを発散する
悪口や愚痴を言うことがストレス発散方法になっている人もいるでしょう。
そんな悪趣味はやめて、別の形でストレス発散することをおすすめします。
定期的にスポーツで汗を流したり、趣味に没頭したりしてストレスを溜め込まないようにしましょう。
気分が晴れれば愚痴を言いたくなる気持ちも湧かなくなるはずです。
職場につまらない愚痴を持ち込むのは今日から辞めよう!
仕事の不満や人間関係のトラブルなど、現代人にはストレスが付き物です。
とくに神経を擦り減らすことが多い職場は愚痴の温床といえるでしょう。
愚痴を言って気分が晴れることもありますが、職場の雰囲気を悪くするだけでなく業務に支障を来たす可能性もあります。
職場につまらない愚痴を持ち込むのは今日から辞めましょう!
このページで紹介した対処法を参考にして、少しずつ自分を変えていくことで前向きな人になれるはずです。
愚痴を言わない人になって、職場でも尊敬される素敵な大人を目指しましょう。
- 愚痴を言わない人の特徴に「負の感情をコントロールできる」「おおらかで素直な性格」などがある
- 愚痴を言いたくなったときの対処法は「不平不満を書き留める」「愚痴ではなく相談する」などが効果的
- つまらない愚痴を職場に持ち込むのはやめよう