献身的とは?言葉の意味・献身的な人の特徴・意識すべきことを徹底解説!
困ったときにさりげなくサポートしてくれて、恩着せがましさも全然ない…そんな献身的な人って素敵ですよね。
本記事では、献身的な人の特徴やモテる理由、意識すべきことを徹底解説していきます。
献身的な人になるためのポイントもお伝えしますので、尽くせるようになりたい人は要チェックです!
Contents
「献身的」の意味とは
献身的とは
“〔形動〕自分のことを顧みず、心身ともにささげるほど他のために尽くすさま”
引用元:コトバンク「献身的(読み)ケンシンテキ」
という意味を表す言葉です。
自分以上に相手を思いやる行動をとる様子や、そういった人の性格を指すこともあります。
おもてなしの心をもっている日本人、といえばイメージしやすいかもしれません。
素敵な長所!献身的な人の特徴
他人を大切にすると同時に自分を大切にするところが、献身的な人の特徴であり、最大の魅力です。
ここでは具体的な特徴について解説していきます。
周りの人に気遣いができる
さりげない気遣いができる人っていますよね。
献身的な人は、自分の立場よりも相手の立場を優先し行動します。
たとえば、
- 職場で困っている人がいれば、我先に手を差し伸べる
- 恋人の体調が悪そうであれば、頼まれる前に薬や栄養ドリンクを調達する
このように、周囲をよく観察して、相手の状態を察知できるのが献身的な人の特徴です。
見返りを求めず支援する
見返りを求めず、真っ先に周りの人を助ける人っていませんか?
献身的な彼らは、誰かに評価されたいわけではなく「ただ助けたい」という、純粋な気持ちだけで行動します。
手を差し伸べたからといって、助けた相手から何かお返しを要求することはないのです。
支援する相手も、恋人だろうが友達だろうが関係ありません。
愛する我が子が困っていれば、命を投げ出してでも手助けをする…そんな偉大なる母の心をもっているのが特徴です。
精神的にタフ
献身的な人は、打ち負かされないメンタルを持ち合わせています。
彼らは心の底から自分を信頼しています。
どんな困難に遭遇したとしても、「自分なら必ずやり遂げられる」という揺るがない芯があるのです。
そもそも自分の心に余裕がなければ、人をサポートすることなんてできません。
このように漫画にでてくるヒーローのような素質も、献身的な人によく見られる特徴です。
人から好かれる
なぜか周りに自然と人が集まってくるような人っていますよね。
献身的な人は、相手に求めるよりも、まず自分から与える傾向があります。
与えたものがその人自身に返ってくることがあるため、献身的な人は周囲から好かれやすい状況にいるのです。
これは「返報性の原理」といって、科学的に証明されている心理学の法則でもあります。
献身的な人には人から好かれるための好循環が、形として出来上がっているわけですね。
付き合いの長い友達がいる
最後の特徴は、付き合いの長い友達がいることです。
これは献身的な人が他人から信頼を得やすいことが理由です。
たとえば、
- 常に気遣いができる
- 見返りを求めず、困っている人に手を差し伸べられる
- 何事にも一生懸命努力をする
このような人がいたら「自分もこの人の力になりたい」と思いますよね。
献身的な人は信頼を得やすく身近な人を大切にできるため、長年積み上げた絆で結ばれた友達が多いのです。
献身的な人がモテる理由
献身的な人は「自分、自分」と主張することなく、「ここまでやってくれるんだ…」と好感を抱かせるほどのサービス精神に溢れています。
そんな献身的な人が、モテすぎて仕方がない理由をさらに詳しく解説していきます。
一緒にいて癒されるから
献身的な人と一緒にいると癒されます。
すべての人に対して優しさの心で溢れているからです。
献身的な人の包容力に、一緒にいる時間は常に「まるで自分が守られている」ような感覚を覚える人も少なくありません。
ついその居心地のよさに甘えてしまう…そう感じさせる人は、モテて当然ですよね。
理解者として支えてくれるから
献身的な人がモテる理由は、理解者として支えてくれるからです。
常に相手の立場に立っているため、こちらの苦しみをなんとか理解しようとする姿勢があります。
仮に、世界中からあなたが非難されたとしても、献身的な人はあなたを絶対に見捨てません。
このように、あなたがどんなピンチに陥っても良き理解者として支えてくれる人は、かけがえのない存在になります。
そんな異性を、周りの人は放っておかないでしょう。
健気な姿がとても愛おしいから
健気でとても愛おしいことも、献身的な人がモテる大きな理由です。
献身的な人は、常に周りのために損得を考えずに行動しています。
決して自分を顧みることなく、自己主張も控えめなため「なんでここまでしてくれるの!?」と相手にいわしめるほど尽くします。
自己犠牲のように見えるかもしれませんが、本人は辛いと思っておらず、逆に喜びを感じているほど。
その一生懸命さと純粋さゆえのご奉仕に、思わず私たちの心は愛おしさで満たされてしまうのです。
献身的な人になるには?
献身的な人になるには、「自分→身近な人→他人…」と自分に近いところからスタートするのがポイントです。
というのも、自分に優しくできない人に他人に優しくすることは不可能だからです。
さらに、身近で困っている人を差し置いて、赤の他人を手助けする、というのもおかしな話ですよね。
そのため、まずは自分、そしてより近しい人から献身的に接することを心がけましょう。
心地のいいことや好きなことをして、疲れたときには無理をせず休むことも大事です。
そうやって自分を大切にして心を満たし、溢れた愛や安心感を周囲に注ぐイメージです。
【注意点】献身的な人が意識すべきこと
一見向かうところ敵なしなイメージが強い献身的な人にも、注意点が3つあります。
それは「献身の目的を履き違えたとき」や「相手に悪意があるとき」のケースです。
目的を見失ったり、トラブルに巻き込まれたりなどの状況を避けるために、意識すべきポイントを解説していきます。
仕事や人に尽くすことを目的としない
まず、仕事や人に尽くすことを目的としないように注意しましょう。
一般的に献身的な行為は、とても気持ちが良いものです。
困っている人に手助けをすれば感謝されるので、その瞬間に心は大きな喜びで満たされるでしょう。
しかし、献身的な人が人に尽くすのは、「すごいこと」でも「良いこと」でもありません。
ただ純粋にその人を助けたい気持ちがあることを忘れてはいけません。
「誰かのために尽くしている自分」に酔ってしまうと、献身的な行為から離れてしまうので気をつけてください。
だまされないように異性を見る目を養う
献身的な人が、悪意のある男性や女性を好きになってしまったら大変です。
悲しいことに世の中には、悪意がある人間が一定数存在します。
そのとき、献身的な性格につけこまれて、まんまと利用されてしまう可能性があるのです。
最悪の場合、金銭トラブルにまで発展してしまうこともあります。
常に心に余裕をもって、異性を見る目を養っていきましょう。
執着や依存にならないよう気をつける
献身的な人は、執着や依存にならないよう注意してください。
人間には承認欲求という、根本的な欲求があります。
いわゆるニセモノの献身的行為をする人は、相手が求めてもいないのに人の行動や生活を干渉します。
献身的な人には見返りの気持ちはないので、優しさや思いやりを押し付けるようなことは絶対にありません。
精神的に疲れているときや、自分を信頼する力が足りないときは、他人に依存してしまいやすいため、誰でも陥りがちな状況です。
自分自身のよこしまな感情に気付いたら、一度冷静になることをおすすめします。
天使のような献身的な振る舞いで異性の心を掴もう
献身的な人には、周りの人間を虜にしてしまう魅力があります。
「私も献身的になりたい…」と憧れてしまいますよね。
しかし、悪い人に利用されてしまえば消耗戦に突入します。
それを防ぐためにも自分に対する思いやりの心を忘れずに、献身的な振る舞いで異性の心を掴んでいきましょう。