マッチングアプリに潜む業者を回避!彼らの手口・特徴&見分け方まとめ
近年では街コンや婚活パーティー、婚活サイトなどさまざまな出会い系サービスが存在しています。
その中でも今注目を集めているのが、マッチングアプリです。
マッチングアプリは上手に使えば理想的な相手と出会うことができます。
しかし中には、勧誘目的の怪しい人たちも存在するので注意が必要です。
今回の記事では、マッチングアプリに潜む業者の手口や特徴、見分け方について紹介します。
素敵な出会いを叶えるためにも、ぜひチェックしてくださいね。
Contents
マッチングアプリに潜む業者とは【種類一覧】
不特定多数の人と出会えるマッチングアプリでは、その利便性を利用してさまざまな業者が出入りしています。
マッチングアプリに潜む代表的な業者の種類は以下の通りです。
- ネットワークビジネス・マルチ商法
- 投資詐欺
- 宗教勧誘
- 風俗勧誘
- 美人局
- アドレス回収・個人情報収集業者
いずれも出会い以外を目的としているため、やり取りを続けても時間の無駄になります。
彼らと関わればトラブルに巻き込まれる可能性があるので、マッチングアプリを活用する人は業者をしっかり見分けることが大切です。
ちなみに業者と混合されがちな「サクラ」は、運営側が雇う偽ユーザーのことです。
ひと昔前の出会い系サイトには多くいたイメージがありますが、運営歴が長く会員数が多いマッチングアプリであれば、サクラはいないと考えてよいでしょう。
偽ユーザーがいれば悪い噂が広がり、運営を続けるのが難しくなるからです。
そのため、マッチングアプリを選ぶときは、運営歴と会員数を必ずチェックしましょう。
卑怯!マッチングアプリに潜む業者の手口
マッチングアプリに潜む業者の手口は巧妙です。
彼らのやり方を知らずにいると、気づかないうちに業者の罠にかかってしまうかもしれません。
ここでは、マッチングアプリに潜む業者の悪質な手口を見ていきましょう。
別のサイトに誘導する
マッチングアプリに潜む業者のもっとも代表的な手口が、別のサイトに誘導するという方法です。
たとえばLINE交換をした後で、「調子が悪いからこちらのサイトを使ってほしい」と外部サイトのURLに誘導するケースがあります。
そのような外部サイトに誘導されたら、絶対にクリックしてはいけません。
ワンクリック詐欺にあったり、誘導先のサイトで課金させられたりする可能性があります。
デートの時に勧誘する
たとえ直接会えた相手でも油断はできません。
勧誘系の業者であれば出会ってからが本番です。
デートの時に勧誘を仕掛けてくる場合があるので、相手の言葉をすべて鵜呑みにするのはやめましょう。
マルチ商法や宗教勧誘が代表的ですが、最近は不動産や株などへの投資詐欺が増えています。
普通の男性会員・女性会員であれば素敵な人との出会いが目的です。
勧誘に熱が入っているような人は、100パーセント業者と考えてよいでしょう。
マッチングアプリに潜む業者の特徴
マッチングアプリに業者が存在しているということは理解していても、そうした相手を見分けるのは難しいかもしれません。
ここではマッチングアプリに潜む業者の典型的な特徴を紹介します。
思わぬトラブルに巻き込まれないよう、ぜひ覚えておいてください。
プロフィール写真がイケメン・美人
プロフィール写真の見た目がモデル級な人物には注意が必要です。
もちろんイケメンや美人が普通に登録している場合もありますが、そうした人たちはマッチングアプリ内でも人気が高いものです。
そのため、相手から積極的にアプローチしてくる場合は警戒することをおすすめします。
素敵なプロフィール写真を用意して、より多くの人物に営業をかけたいのかもしれません。
積極的な美人やイケメンが必ずしも業者であるとは限りませんが、何か怪しい部分があれば警戒心をもって接するのが賢明です。
写真や自己紹介文がコロコロ変わる
写真や自己紹介文がコロコロ変わるタイプの人は業者の可能性があります。
自分のデータをこまめに変更することでユーザーの反応を見たり、ターゲットを変えたりしているのかもしれません。
とはいえ、単にマメなユーザーという場合もあるため、他の部分もあわせて総合的に判断するとよいでしょう。
お金持ちアピールをしている
やたらお金持ちアピールが目立つ人は要注意です。
高価な買い物や外車、高級ホテルの画像をこれ見よがしにアップしている人は業者の可能性が高いです。
リッチな自分をアピールして、より多くの会員とつながろうとしているのかもしれません。
また、自己紹介文に「投資」や「株」といったワードが入っている人にも注意しましょう。
自然な流れで投資の話を持ちかけてくるケースがあります。
職業がミステリアス
職業がミステリアスな人は業者の可能性があります。
とくに「カウンセラー」「コンサルタント」「自営業」といった、具体性のない職種を記載している人には注意した方がいいです。
何をしているのかという質問にわかりやすい回答が返ってくれば大丈夫ですが、いくら聞いても具体的な業務内容を教えてくれない場合は、ほぼ業者と考えて間違いないでしょう。
職業を偽っているかもしれないので、仕事内容がミステリアスな人とは距離を置くことをおすすめします。
すぐにLINE(ライン)を交換したがる
すぐにLINEを交換したがるのは、業者の大きな特徴です。
通常マッチングアプリのユーザーは、直接的な連絡先の交換には慎重になる傾向があります。
マッチングしてすぐにLINEで連絡を取りたがるのは、監視の目をくぐり抜けたいからかもしれません。
相手の人となりがわかるまでは、アプリ内でのやり取りに留めておく方が無難です。
メッセージの会話がかみ合わない
業者の多くは、一刻も早く目的を達成したいと考えています。
そのため、メッセージのやり取りを楽しむよりも、自分の目的を優先した会話になりがちです。
聞いてもいないのにお金関係の話をしてきたり、質問にしっかり答えてくれなかったりすることが多ければ、業者の可能性を疑った方がいいでしょう。
自分の話ばかりをしてくるようなら、2人の距離を縮めることは考えていないはずです。
メッセージの会話がかみ合わない相手にはくれぐれも注意してくださいね。
早い段階でデートに誘ってくる
早い段階でデートに誘ってくる人には、男女ともに警戒することをおすすめします。
マルチ商法やネットワークビジネスの勧誘を目的としたユーザーかもしれません。
また、そうした業者以外でもヤリモクやメシモク、あるいはパパ活目的という可能性もあります。
真面目な出会いを求めているのなら、よく知らない相手とデートの約束をするのは控えた方がいいでしょう。
マッチングアプリに潜む業者の見分け方
続いては、マッチングアプリに潜む業者の見分け方を紹介します。
連絡先交換後に相手のプロフィールをチェックする
いいなと思った相手と連絡先を交換した後は、ぜひ相手のプロフィールをもう一度チェックしてください。
もしも相手のプロフィールが見られなくなっていた場合は、すでに相手がアカウントを削除しているかあなたをブロックしている可能性があります。
これから交流を深めていく段階で早々にアプリを退会してしまうのは、なんだか怪しいですよね。
あなたから運営側に危険ユーザーとして通報されることを事前に防いでいるのかもしれません。
業者かどうかを見極めるためには、LINE交換後の相手の動向に注意することをおすすめします。
1週間以上やり取りを続ける
マッチングアプリで知り合った相手とは、1週間以上やり取りを続けるようにしましょう。
真剣な出会いを探している人であれば、1週間程度のメッセージ交換は普通に行ってくれる人がほとんどです。
しかしビジネス目的の業者は、そうしたやりとりを無駄だと思っています。
メッセージのやり取りよりも、直接会うことをせかしてくるようなら危険ユーザーの可能性が高いです。
自分の身を守るためにも、まずはしっかりメッセージ交換を続けてみてくださいね。
マッチングアプリの業者から被害に遭ったときの対処法
いくら気をつけていたとしても、巧妙な手口を使う業者の被害に遭う可能性はゼロではありません。
もしもマッチングアプリに潜む業者の被害に遭ってしまったら、どうすればよいのでしょうか。
ここでは適切な対処法について見ていきましょう。
運営会社に通報する
被害に遭った場合、第一にすべきことは運営会社への通報です。
多くのマッチングアプリでは、プロフィール欄に「通報する」という項目があるので、そこから被害内容を連絡することが可能です。
通報を受けた運営会社側は、悪質ユーザーへの警告や退会処分といった措置を講じることができます。
とはいえ、運営会社が対応できる範囲は限られています。
問題解決につながらない場合は、他の方法での対処が必要になってくるでしょう。
国民生活センターに連絡する
金銭面での被害に遭った場合は、国民生活センターに相談することをおすすめします。
国民生活センターとは、商品やサービスといった消費生活全般でのトラブル相談を受けつけている独立行政法人です。
相談は無料なので、まずは電話で被害について問い合わせをしてみるとよいでしょう。
適切な対処法や解決方法を具体的に提示してくれるはずです。
警察や弁護士に相談する
勧誘どころか暴力や脅迫を受けたといった場合は、警察への相談を考えた方がいいかもしれません。
犯罪の可能性が高ければ、被害届を受理した上で捜査してくれるでしょう。
警察への相談は抵抗がある、あるいはすぐに動いてくれないという事案であれば、弁護士への相談が有効です。
相手が罪を犯していれば、法的措置をとることができるでしょう。
被害が大きい場合は、速やかに警察や弁護士に相談することをおすすめします。
マッチングアプリに潜む業者を回避しよう!
時間や場所を問わずに出会いが探せるマッチングアプリは非常に便利です。
しかし、本人確認や24時間監視のある優良アプリでも、残念ながら悪質ユーザーや勧誘目的の業者が潜んでいることがあります。
勧誘や詐欺といった被害に遭わないためには、怪しい業者を事前に見抜くことが大切です。
株や投資といった「おいしい話」をしてきたり、早い段階からやたらと会おうとしてきたりするタイプには注意しましょう。
「早く幸せをつかみたい!」と焦る気持ちもわかりますが、自分を守るためには冷静になることが必要です。
少しでも相手に違和感があれば、すぐに会おうとはせず、相手の人となりやプロフィールを精査することをおすすめします。
マッチングアプリに潜む悪質業者を回避して、素敵な出会いを叶えてくださいね。
- マッチングアプリには、ネットワークビジネスや宗教勧誘、投資詐欺などを目的とした業者が潜んでいることがある
- 悪質業者は別サイトへの誘導や、デートでの勧誘といった手口を使ってだまそうとしてくる
- プロフィール写真がやたらとイケメン・美人、お金持ちアピールがすごい、すぐに会おうとしてくるといった特徴があるユーザーは業者の可能性が高い
- マッチングアプリに潜む業者を見極めるには、連絡先交換後に相手のプロフィールをチェックするのがおすすめ
- 業者の被害に遭ってしまったときは運営会社に通報し、場合によっては警察や弁護士に相談することが大切