闇が深い人の特徴や心理とは?きっかけや原因・上手な付き合い方も解説
あなたの周りに「闇が深い人」っていませんか?
自分のことをあまり話そうとしなかったり、ネガティブ思考で友達も少なかったりと、どこか性格に闇を感じる人は「闇が深い人」に該当するかもしれません。
今回の記事では、そんな闇が深い人の特徴や心理、なぜ闇が深くなってしまったのかというきっかけや原因をまとめました。
そんな闇が深い人たちとどうやってうまく付き合っていけばいいのかも解説しますので、円滑なコミュニケーションのための参考にしてみてください。
Contents
闇が深い人ってどんな人?
「闇が深い人」とは、一般的に普段接するだけでは分からない、他人からみて分かりづらいような、推測しにくい性格や心理状態を持ち合わせている人を指します。
周囲から「どんなことを普段考えているのか分からない」というような感情を向けられている人は、闇が深い人である可能性が高いです。
男性も女性も、誰だって人には見せない裏の部分を持っています。それでも関わっていけば、なんとなくどんな性格で、何をしている人なのか、これまでの人生で何をしてきた人なのかといったことは想像できますよね。
闇が深い人は、その想像がしにくい人と考えると分かりやすいかもしれません。
闇が深い人の特徴や心理
闇が深い人の特徴や心理には、どのようなものがあるのか、まずはじめにみていきましょう。
「自分はもしかして闇が深いかも…」と思う人は自己診断をしてみてください。
自分のことを話そうとしない
闇が深い人の特徴として、自分のことを話そうとしないということがあります。交友関係のある人同士なら、日常会話の中でも、自分は今日どうしたとか、昨日あった出来事などを、聞かれなくても話すことってありますよね。
しかし、彼らは自ら話さないだけでなく、聞かれても答えないという傾向があります。
基本的には、他者にあまり関心がないため、同時に自分のことを周囲に知ってもらおうとする考えもないのかもしれません。そのため、周りの人から「本音が分からない」「何を考えているのか分からない」と思われがちです。
見た目がモテる
意外かもしれませんが、見た目がモテるタイプは闇が深い人が多い傾向にあります。
見た目が魅力的でモテる要素があるなら、人気者になれるような気がしますよね。しかし、彼らはその見た目の良さがあっても、なぜかバリアを張り人を寄せ付けない雰囲気を醸しだしています。
見た目はかっこいい、美人だけど、特定の友人がいなかったり、1人で過ごすことが好きなタイプの中には、もしかしたら闇が深い人が潜んでいるかもしれません。
基本的にネガティブ思考
闇が深い人は、「闇」という言葉の意味からも伝わるように、基本的にはネガティブ思考です。
物事を前向きに捉えにくく、行動や発言もネガティブ思考にもとづいています。
それゆえに、付き合う人も少なくなり、より闇の深さを増していくことになります。
目の奥が笑っていない
周りの人と楽しく談笑しているはずなのに、闇が深い人は、実は心から笑っていることは少なく、笑顔でも目の奥が笑っていません。
周囲の人たちの笑いに合わせているだけ、という印象が強く、付き合いづらい人だと思われてしまうことが多々あります。
八方美人で本当の友達が少ない
闇が深い人の中には、一見、多くの人と仲良くしているように見える人もいます。しかし、それがただの八方美人で、本当に心から許せる友達は少ないという場合がほとんどです。
彼らは、他人に自分の心の中まで入ってこられるのを恐れています。薄い人間関係であることに対して、諦めているケースも多いようです。
闇が深くなるきっかけや原因
それでは、なぜ闇が深い人たちは、そのような闇を作ってしまったのでしょうか。
その心の中に抱く闇が深くなるきっかけや原因について探ってみましょう。
過去にいじめられたことがある
闇が深くなるきっかけとして、過去に学校などでいじめられた経験が挙げられます。
幼少期や思春期の多感な時期に、いじめの被害者となって受けた傷の深さは本人にしか分かりません。
しかし、その傷は大人になっても消えることがなく、深く心に染みつくことがあるのです。
仕事で大きな失敗をした
幼少期の経験ではなく、大人になってから闇が深くなることもあります。たとえば、仕事などでの大きな失敗体験が闇を深くする原因にもなりえるのです。
これは優秀な人ほど、仕事での失敗体験が受け入れられずに、心に大きな影を落とすきっかけとなることがあります。
信頼していた人に裏切られた
闇が深くなる原因として、信頼していた人に裏切られたという経験も、大きなウエイトを占めることがあります。
とくに一番身近な家族に裏切られたり、もっとも悪いパターンでは、家族や親族から性犯罪を受けたりすることも、闇を根深いものにしてしまいます。
失恋をした
失恋は、誰もが経験することかもしれません。しかし、失恋という辛い気持ちになる出来事も、闇が深くなる原因です。
結婚を望んでいた人との別れや浮気をされて捨てられたなど、その失恋の痛手が大きいほど、心に受けたショックは大きく、それが心の中の闇を深くするきっかけにもなるのです。
闇が深い人との上手な付き合い方
身近や職場などで闇が深い人がいた場合、適切な接し方が分からないかもしれません。
闇が深い人と上手に付き合う方法について、解説します。
悩みをがっつり聞かないようにする
身近に闇が深い人がいて、仮にある程度、お互いのことを話せるようになったとします。闇が深い人も、「この人なら自分のことを話しても大丈夫」と思ったら、プライベートなことも話してくれるようになるかもしれません。
ただし注意点として、その話や悩みを聞きすぎてはいけません。
それに対するアドバイスや、彼らのサポートに回ろうとする言動は、逆に闇を深くしてしまったり、自分自身の負担になったりするからです。
明らかに闇が深い人は、身近な人に悩みを話すのではなく、病院にて医療やカウンセリングの専門家の力を借りるべきです。素人である自分が余計な手助けをして、事態を悪化させないように注意しましょう。
近すぎず遠すぎない距離感を保つ
闇が深い人と、どうしても付き合いを続けなければならないときは、近すぎず、遠すぎない距離感を保つことがおすすめです。
これは、闇が深い人と自分との距離を保つことが、お互いのためでもあるからです。
ちょっとした言動で、相手にストレスを与えてしまうかもしれませんし、お互いに深い関係になることを望んでいない場合もあります。
そんなときは、無理をして仲良くなる必要はありません。
闇が深い人とは深入りせず距離感を保って接しよう
闇が深い人と感じる人は、自分の周りを見渡すと、心当たりのある人が1人や2人はいるのではないでしょうか。
闇が深い人になってしまうきっかけや原因はさまざまです。そんな彼らに救いの手を差し伸べたいと思うのは、当然なことかもしれません。
しかし、彼らの闇に関してのケアをするのは、専門家に任せるほかありません。素人がその闇に深入りしても、闇をさらに深くしたり、または自分がその闇に巻き込まれる可能性があります。
ですので、闇が深いと感じる人には、あまり深入りをせずに、適度な距離感を保って接することが大切です。