泣き虫な人の特徴や原因とは?泣き虫な性格を改善する方法も大公開!
仕事や恋愛で何かあると、すぐに泣いてしまう泣き虫な人。
男性でも女性でも、泣きたくないのに涙が溢れてきて自分が嫌になる…というときもあるのではないでしょうか。
そこで、このページでは泣き虫な人の特徴や原因、泣き虫な性格を改善する方法について解説します。
泣き虫な性格を克服したい!という人は、ぜひ参考にしてくださいね。
泣き虫の意味とは
「泣き虫」とは、すぐに泣いてしまう人のことです。
目の乾燥を防いだり目に異物が入ったりしたときに一時的に涙が流れることがありますが、人は喜怒哀楽など感情が動いたときにも泣きます。
泣き虫という表現は子どもに対して使われることが多いですが、感情的になってよく泣く大人にも使われます。
泣き虫な人の特徴
ちょっとしたことですぐに泣いてしまう泣き虫な人には、どのような特徴があるのでしょうか。
泣き虫な人の特徴をチェックしてみましょう。
自分の心に素直
泣き虫な人は自分の心に素直で、感じたことをそのまま表現しています。
嘘をつけない性格なので、わかりやすくて接しやすいと好印象を持たれることが多いでしょう。
ただし、人によっては感情的で付き合いにくいと思われる場合もあります。
自分に自信がない
泣き虫な人は、自分に自信がなくてすぐに泣いてしまうことがあります。
自分に自信がない人はなんでもマイナスに捉えがちで、すぐに不安になったり落ち込んだりします。
たとえば仕事で小さなミスをして注意されたとき、「次から気をつけよう!」と前向きに考えるのではなく、「本当に自分は何をやってもダメだな…」とネガティブに捉えて涙してしまうのです。
人の気持ちが理解できる
泣き虫な人の中には自分のことで泣くのではなく、他人の気持ちを理解して泣くケースがあります。
これは、共感力が高いということに他なりません。
他人が喜んでいたり悲しんでいたりすると、その気持ちに感化されて涙がこみ上げてしまうのです。
思いやりがあって優しい性格だからこそ、他人の気持ちを理解して泣くことができるのです。
負けず嫌い
負けず嫌いな人は、他人より自分のほうが優れていたいという気持ちが強く、何事も勝たないと満足できません。
そのため、仕事やプライベートで上手くいかなかったり勝負事で負けたりすると、悔しくて泣いてしまうことがあります。
些細な出来事で悔し泣きをする人もいるため、周りは「なんでそんなことで泣くの?」と引いてしまう場合があるでしょう。
子どもっぽさがある
幼少期は辛いときや悲しいときに泣くことで感情を処理していますが、子どもの頃の泣き癖が残っていると、大人になっても泣き虫のままというケースがあります。
また、保護者が過保護で子どもが泣くとなんでも言うことを聞いてしまっていた場合、大人になっても泣いて要求を受け入れてもらおうとする場合も…。
泣き癖がひどい人は、他にも幼少期のトラウマが関係しているケースも考えられます。
日常生活に支障がある場合は、臨床心理学によるカウンセリングや心理療法などで根本的な原因を解決することが必要かもしれません。
寂しがり屋な性格
寂しがり屋な性格であることも、泣き虫な人の特徴として挙げられます。
寂しがり屋な人は孤独感を感じると、不安な気持ちを抑えきれずに泣いてしまうことがあります。
仕事で意見を受け入れてもらえなかった、恋人と会う時間がないなど、泣く理由はさまざまです。
自分にとって寂しいと感じる状況になると、悲観的になって涙が溢れてしまいます。
感情の切り替えが早い
泣き虫な人は楽しいときは笑い、悲しいときは泣くなど、喜怒哀楽の感情をストレートに伝えます。
自分の感情に素直なので、泣いていたと思ったらすぐに切り替えて笑っていることも少なくありません。
ショックが大きい場合は立ち直るのに時間がかかりますが、基本的に早く泣き止むのが特徴です。
人前でも号泣…泣き虫になる原因
人前でも号泣してしまう泣き虫な人。
どうして泣き虫になるのか原因を見ていきましょう。
自分の心に甘えがあるから
自分の心に甘えがあることが、泣き虫の原因になっている場合があります。
心に甘えがある人は注意をされたときや失敗したときに、泣いて許してもらおうとしたり手助けをしてもらおうとしたりします。
とくに幼少期に泣くことで大人たちに許されて育った場合、それが癖になっている可能性大です。
また、自分の立場が悪くなっている状況にショックを受けて、泣いてしまうこともあるようです。
自己肯定感が低いから
自己肯定感が低い人は周りの目を気にしすぎるところがあり、物事をネガティブに考える傾向があります。
人間関係が上手くいかないときに自分のせいだと強く感じたり、ちょっとしたミスでも落ち込んで「自分は何をやってもダメだ」「なんの能力もない」などと悲観的になったりするのです。
自己肯定感が低いと感情の浮き沈みが激しくなるため、泣き虫になる原因になります。
感情移入してしまうから
泣き虫なのは、感情移入しすぎてしまうことが原因の場合もあります。
人の気持ちを理解できる人は感情に入り込みやすいため、自分のことでは滅多に泣かなくても他人のことでもらい泣きする機会が多々あります。
ドラマや映画で感動的なシーンがあるとすぐに泣いてしまう人は、感情移入しやすい傾向があるでしょう。
怖い夢を見て、夢の中で泣いてしまい、起きたときに現実でも泣いていた…ということもあるかもしれませんね。
かまってほしいから
泣いていると他人から心配してもらえるため、かまってほしいという気持ちから泣き虫になっていることもあります。
同情を誘いたい、注目されたい、甘えたいという心理があり、かまってもらうことで自分の価値を感じています。
恋愛では女性が泣いて男性を困らせることがありますが、無意識でも計算でも、男性の注意を引きたくて涙を武器にしている場合もあるでしょう。
ストレスを抱えているから
ストレスが溜まると精神状態が不安定になり、感情のコントロールが難しくなることがあります。
些細なことで泣いてしまう、理由がないのに泣いてしまうという人は、ストレスを抱えているのが原因かもしれません。
涙を流すことには気持ちを落ち着かせる効果があり、感情のデトックスや、睡眠と同じくらいのリラックス作用があるともいわれています。
泣くのを我慢すると余計にストレスが溜まってしまうこともあるので、泣くことでストレス解消しているのかもしれません。
泣き虫な性格を改善する方法
すぐに泣いてしまう自分を変えたい人は、泣き虫な性格を改善するように心がけてみましょう。
泣き虫な性格の克服方法を紹介します。
「外では涙をこらえよう」と決意する
人前で泣いてしまうのを改善したい人は、「外では涙をこらえよう」と決意してみましょう。
「絶対にもう泣かない」と感情を抑えつけるのではなく、「一人になったときに思いっきり泣こう!」と決めると我慢しやすくなります。
泣く場所を決めることで、少しずつ感情がコントロールできるようになるはずです。
泣くのを我慢したら、ご褒美を買って自分自身を励ますと続けやすくなりますよ。
「泣いても解決しない」と認識する
泣いているときは、自分自身や相手の感情に集中しすぎていることがあります。
感情的になると自分の世界に入り込んで涙が止まらなくなってしまうので、「泣いても解決しない」と認識して冷静になりましょう。
体を動かしたり他のことに取り組んだりして、泣きたくなった原因や状況を考えすぎないようにすることも大切です。
冷静に自分を分析する
たとえ泣いてしまっても、自分を責めて悲観的になる必要はありません。
徐々に泣く回数を減らせるように、どうして泣いてしまったのか冷静に分析してみましょう。
「泣くことでもなかったな」と気づければ、同じ状況になったときに泣くことを我慢できる可能性があります。
ポジティブな言葉を発する
泣き虫な人はネガティブに考えがちなので、ポジティブな言葉を発するように心がけてみましょう。
もしネガティブな考えが浮かんでしまったときは、ポジティブに変換して考えてみるのです。
普段から笑顔を意識して前向きに考えることで、泣き虫を克服しやすくなります。
泣きたくなったときは、「泣かなくても大丈夫!なんとかなる!」と自分を勇気づけてみてくださいね。
自分が楽しいと感じる時間を増やす
泣き虫の原因はストレスが関連していることがあるため、日常的にストレスを発散して心を安定させるのがおすすめです。
ストレス解消には、自分が楽しいと感じる時間を増やすのが効果的。
趣味に集中したり友人と話したりするなど、気分転換になる時間を過ごしましょう。
映画好きの人なら、感動必至の映画やDVDを見て一度にたくさん泣くのもアリです。
泣き虫を卒業するためには自己表現がカギ
子どもは悲しい、悔しい、怒りなどの感情を上手く表現できないため、ちょっとしたことでも泣いて訴えるケースが多いです。
泣き虫な子どもにはきちんと言葉で自己主張して、解決策を考えることを教えるのが効果的とされています。
大人も同じようにただ泣くのを我慢するだけでなく、上手に自己表現ができるようになると泣き虫を卒業できるかもしれません。
今回解説した情報を参考に、泣き虫な性格の改善を目指してみてくださいね!