臆病な人の心理&原因とは?性格が臆病な人の特徴や克服方法を解説
臆病な人の中には、ネガティブな考え方や消極的な性格を変えたいと思っている人がいます。
臆病な性格を克服するためには、一歩踏み出す勇気を持つことです。
今回の記事では臆病な人の特徴や心理、臆病になる原因、克服方法について解説していきます。
自分が臆病であることに悩んでいる人は、ぜひ本記事を参考にできることから実践してみてください。
Contents
臆病とは
臆病と聞くと、ネガティブな印象を持っている人が多いでしょう。
具体的に臆病とはどのような意味なのか、また臆病の類語・対義語についても解説します。
言葉の意味
臆病とは、気が弱く、些細なことでも恐怖心を感じてしまうことを意味する言葉です。
まだ起こってもいないことを悪い方向に想像して怖がるような性格・心理状態の人を、「臆病者」と表現します。
類語&対義語
「臆病」の類語には、「腰抜け」「小心」などが挙げられます。
いずれも何かに対して怯えて行動できないような人物像がイメージできます。
【「腰抜け」「小心」の使い方(例文)】
- もうあきらめるなんて腰抜けだな~
- 男らしいと思っていたけど、小心な人だった
また、「臆病」の対義語は「勇敢」です。
怖がって動けないような様子とは正反対で、困難を恐れない精神的な強さを意味する言葉です。
【「勇敢」の使い方(例文)】
- 勇敢に立ち向かう姿に感動しました
- 勇敢な功績を称えましょう
臆病な人の特徴
臆病な人には、いくつかの共通した特徴が見受けられます。
ここでは、些細なことでも恐怖心を感じてしまう、気が弱い人の特徴を紹介していきます。
感受性豊か
臆病な人の多くは感性豊かです。
あらゆる方面に張られたセンサーによって、普通の人が気にならないことが気になってしまい、些細なことで心配になります。
他人の感情を敏感に察知するため、他人が叱られているのを見るだけで、自分が叱られているかのような気持ちになり、怯えてしまうこともあります。
また、感受性が強い分、繊細で傷つきやすいことも、臆病な人の特徴の1つです。
あがり症
あがり症であることも、臆病な人によく見られる特徴です。
常に周りの目を気にして、人に良く思われたいという気持ちが強いため、人と話すときや大勢の前で発表する機会などがあると、異常に緊張します。
さらに「悪印象を与えたらどうしよう」「失敗するかもしれない…」と、マイナスな方向に考えてしまい、自分で自分を追い込んでしまうのです。
緊張しすぎると、手や声が震えたり顔が赤くなったりして、パニックになることも少なくありません。
小動物のように警戒心が強い
臆病な人は、小動物のように警戒心が強いことも特徴の1つです。
臆病な人の心は、ガラスのハートといわれるようにすぐ傷ついてしまいます。
だからこそ、自分を守るために他人をよく観察し、自分を傷つけない人かどうか警戒しているのです。
人間関係においても、優しくゆっくり距離を縮めていかないと、慣れてくれません。
恋活・婚活中の臆病な人は、出会いの場に参加することすら勇気がいることなのです。
受け身で他人任せ
臆病な人の特徴として、受け身で他人任せなことも挙げられます。
自分から積極的に行動して失敗するくらいなら、なにもしないほうがマシと考えています。
仕事に関しても、指示されなければどのように動いてよいか判断できないため、自分から率先して行動することはありません。
また、面倒事を避けるために、目立たないところに隠れたりその場から離れたりして、計算高く責任を回避することもあるでしょう。
職場で受け身のスタンスを見せてしまうと、周囲の人から無責任と思われることも…。
ネガティブな性格
臆病な人は、ネガティブな性格をしています。
基本的にマイナス思考なので、物事を悪い方向に考えてしまいがちです。
「どうせ自分にはできない」「失敗するに決まっている」と、行動する前から起こってもいないことを心配して、動けなくなります。
時には「自分の悪口を言っているのではないか」と、勝手な思い込みで被害妄想に駆られることも…。
ネガティブな性格からくるマイナス発言で、場の空気を暗くさせることも少なくありません。
恋愛する場面でも、好きな人や恋人への不安を悶々と募らせやすいでしょう。
臆病な人の心理
ここでは、臆病な人の心理について解説していきます。
嫌われたくない
臆病な人は、人に嫌われたくないという気持ちが、人一倍強い傾向にあります。
人に嫌われて疎外されることや、会社で評価が下がることを恐れ、常に周囲の顔色をうかがいながら、ありのままの自分を出せずに生きています。
「自分の発言が原因で嫌われたらどうしよう…」と不安に陥り、本音を伝えることや積極的にコミュニケーションをとることができません。
人に嫌われたくないという心理から、何か頼まれたら断れずに都合良い人として利用されることも少なくないでしょう。
恋愛ではいつも好きな人の本命になれない…という人は、臆病な性格が原因かもしれません。
責任を負いたくない
臆病な人が行動力に欠けている理由には、責任を負いたくないという気持ちが大きく影響しています。
自分で物事を決めて行動したときに、もし失敗してしまえば、当然自分の責任となりますので、自ら判断を下すことはせずに消極的な態度を見せるのです。
仕事であれば、給与や評価に影響が及ぶかもしれないと考え、守りの体制となりがちです。
責任を負いたくない気持ちが先行し、何事にも慎重になりすぎてしまうのでしょう。
自分を信じられない
臆病な人は、自分を信じることができません。
自分に自信がないため、「自分の意見がもし間違っていたら、恥をかくかもしれない」「信用が下がるのではないか」と考えます。
自分で自分を信じられないため、人の意見を優先し、自分の考えや意見を押し殺してしまうのです。
臆病になる原因
ここでは、なぜ人は臆病になるのか、3つの原因について解説していきます。
コンプレックスを抱えているから
臆病になる原因には、コンプレックスが影響している場合があります。
コンプレックスがあると劣等感を感じやすく、人と比較しては自分のほうが劣っていると感じ、「自分はダメな人間」と思い込んでしまいます。
また、「自分はみんなから見下されている」などと被害妄想に駆られ、人と関わることにどんどん臆病になってしまうことも…。
とくに見た目にコンプレックスがあれば、恋活や婚活において一歩踏み出せなくなってしまうでしょう。
過去の経験がトラウマになっているから
過去の経験がトラウマになり、臆病になってしまう人もいます。
たとえば、仲間外れにされたりいじめられたりした経験がトラウマとなり、二度と同じ経験をしたくないという恐怖心から、人との距離を置きたくなるパターンです。
また、職場で大きなミスをして自分の評価が下がってしまった経験がトラウマになり、挑戦する意欲や、新たな業務に関わる積極性が失われ、ますます臆病になってしまうケースもあるでしょう。
幼少期や家庭環境の影響を受けているから
臆病な性格になってしまうのは、幼少期や家庭環境が影響している場合もあります。
幼少期のしつけが厳しく、親からの過度な干渉により自由な発言や行動が制限されていた場合は、積極性に欠けてしまい、自力での成功体験も乏しくなりがちです。
また、両親の喧嘩をよく目にするような家庭環境だった人や、幼少期に十分な愛情を受けていない人は、人間不信になりやすく、臆病になってしまうのです。
脱・臆病者!おすすめの克服方法
臆病な性格に悩んでいる人は、克服方法を実践することで、臆病者から脱することができます。
ここでは、臆病な自分を変えたい人のために、おすすめの克服方法を紹介していきます。
臆病な自分を認めて受け入れる
臆病な性格を克服するには、臆病な自分を否定せず、認めて受け入れることが大切です。
欠点を改善するためには、その欠点を自分自身が自覚する必要があります。
自分の素敵なところと一緒に、臆病な部分もまるごと認めて受け入れましょう。
自分と向き合い、欠点を認めた上で「完璧な人はいない」「誰にだって失敗はある」と自分に言ってあげることも効果的ですよ。
思いっきり叫ぶ
臆病を克服する手っ取り早い方法として、思いっきり叫ぶこともおすすめです。
とくに普段から声が小さく、言いたいことが言えない毎日を送っているのなら、思いっきり叫ぶことで、自分の殻を破ってしまいましょう。
カラオケで思いっきり歌うことや、海や山などの自然の中で叫べば、スッキリとした開放感を感じられるはずです。
叫ぶ姿を人に見られたくない人は、枕やクッションに顔をうずめて叫ぶこともおすすめです。
自分の長所や得意なことを紙に書く
自分の長所や得意なことを紙に書くことも、臆病な性格を克服するために効果的です。
ネガティブ思考から臆病になっている人は、自分の欠点ばかりに目を向けてしまう癖があります。
そういった意識を変えるためにも、自分の長所や得意なことを紙に書き出して、自分の強みと向き合ってみてください。
なにも思い浮かばないという人は、家族や友人に褒められたことがある事柄を思い出して書いてみましょう。
やるしかない環境に身を置く
臆病な自分を克服するために、やるしかない環境に身を置いてみるのもよいでしょう。
臆病であるがゆえに、行動力や判断力に欠けている人ほど、家族や友人など、誰かと行動することが多く、人任せにする節があります。
自分がやるしかない環境に身を置くのは、多少ハードな克服方法ですが、一歩踏み出すためにはかなり効果的です。
たとえば、家族に頼りっぱなしで自立への一歩が踏み出せずにいる人は、勇気を出して一人暮らしをしてみることをおすすめします。
また、新しいことに挑戦するために、ジムや社会人サークルなどに入会するのも、楽しいかもしれません。
勇敢な人の姿勢を真似する
勇敢な人の姿勢を真似することでも、臆病な性格を克服することができます。
心理学的にも、行動を変えると、性格や心理に影響を及ぼす可能性があるといわれています。
全てを真似ることは難易度が高いので、できることから自分に取り入れてみましょう。
勇敢な人の行動や発言を少しずつ真似していくことで、臆病な自分から、勇敢な自分に変われるかもしれません。
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臆病な自分を変えることができたら世界は広がる!
ネガティブな感情に支配されやすい臆病な人は、視野や行動範囲が狭くなりがちです。
しかし、臆病な性格を克服すると決めて、一歩踏み出す勇気を持つことで、自分を変えることができます。
気が弱い自分を克服できれば、人間関係や職場での評価が一変し、世界が広がることでしょう。
より豊かな人生を送るためにも勇気を持って、ぜひ新たなことにチャレンジしてみてください。