上京する人必見!田舎者にあるあるな特徴&東京人との違いを徹底解説!
日本には、都会と呼ばれる東京や大阪がある一方で、田舎と呼ばれる地域があります。
上京するときに、できる限り田舎者に見られたくないと考える人は多いかもしれません。
自分で気づいていない些細な言動が、意外と田舎者と思われている可能性があります。
都会人に田舎者だと思われたくない人は、この記事を参考に自分の振る舞いを見直してみることをおすすめします。
ここでバレる!上京した田舎者にあるあるな特徴
こちらでは、上京した田舎者にありがちな特徴を9つ紹介していきます。
上京してきた人にとっては、心当たりがある点が多いかもしれません。
電車でも外でも人の多さにびっくりする
田舎の環境に慣れていた人は、都会の人の多さに驚きます。
とくに東京は、都心の繁華街・通勤時間帯の電車内など、日常から人の多さを実感できる場面が多数存在します。
東京にいる人はそれが当たり前なため、人の多さに驚くことはありませんが、田舎では、普段から多くの人を見る機会が少なく、お祭りなどの大きな催しでしか人の集まりを見ることがありません。
どこに行っても人の多さを感じるのは、田舎者の特徴の1つです。
ビルや街並みに圧倒する
田舎から出てきた上京したての人は、大きなビルが立ち並ぶ東京の景色に、圧倒することが多いです。
高層ビルや高層マンションなどが密接して立ち並んでいる風景は、都会ならではです。
飲食店もビルの一角に入っていることが多いため、目印や看板が小さく、田舎から出てきたばかりの人は目的の飲食店を見つけられないことも…。
目に映る風景の違いに驚くことが、上京したての田舎者には多いようです。
観光地じゃなくても写真を撮る
観光地ではない場所で記念撮影をしてしまうのも、田舎者の特徴の1つです。
有名なファッションビルや大きな液晶ビジョンなど、東京人にとって当たり前な風景が、田舎の人にとっては特別な風景に見えるのです。
東京は、街並み自体がオシャレだったり、洗練されていたりする場所が多いので、上京してきた人にとっては魅力的に映るのかもしれません。
何気ない場所でカメラを構えていたら、東京人から田舎者だと思われている可能性があります。
なまりや方言がなかなか抜けない
田舎や地方には、各地域特有のなまりや方言があります。
田舎で生まれ育った人は、そこで生活していた時間が長ければ長いほど、なまりや方言が染みつき、上京してからもなかなか抜けません。
田舎で育った人やとくに関西の人は、その独特な言い回しやなまりを方言だと認識せず、標準語だと思って使っている場合も多いため、東京に出てきて指摘されてはじめて気づくことがあります。
また、東京でも方言やなまりが通じる言葉もあるため、上京してきて長い月日が経過していても、そのまま使っている田舎者も少なくないはずです。
どことなく芋っぽさがある
流行の発信源は東京であることが多いため、田舎へのトレンド情報は遅れて届く場合がほとんどです。
そのため、田舎者が上京してきたときに、すでに流行が終わっているファッションやメイク・髪色をしていることがあり、そのような身なりが芋っぽい印象を与えていることも少なくありません。
そのほかにも、眉毛や肌など全体的な雰囲気が垢抜けない感を醸し出していることも…。
東京ではアパレル店や美容院、エステなどさまざまな店舗が充実しており、見た目にこだわっていることが当たり前です。
そういった差でどことなく芋っぽさを感じさせてしまうのは、仕方がないかもしれません。
「東京の人は冷たい」発言
田舎から出てきた人や地方に住んでいる人は、「東京の人は冷たい」と発言することがあります。
東京に住んでいる人は、過度な干渉を苦手に思う人が多く、近所付き合いをすることがほとんどありません。
しかし田舎の人は、近所付き合いや地元の人たちとの人間関係を大切にしており、「野菜やお米は近所から無料でもらうため買ったことがない」という人もいるほどです。
そのため、田舎者からしてみれば近所と交流を持たない東京人を冷たいと感じますが、東京出身の人にとっては普通のことのため、「東京人は冷たい」と言われると「田舎者なのかな?」といった印象を抱くのです。
声が大きい
田舎者は、大きな声が特徴的です。
飲食店などで店員を呼ぶときも声がよく通る傾向にあります。
土地の広い田舎では、徒歩圏内にお店がなかったり、常に周りに人がいる状況が少ないので、自然と大きな声での会話が習慣になっているのです。
人の多い都会では、人との距離感が近いことから、周りの話し声を盗み聞きするようなこともありますが、田舎ではそういうこともありません。
東京で大きな声で会話をしている人は、周りから「田舎から上京してきた人」という印象を持たれやすいでしょう。
行列に並びたがる
田舎者は都会の行列に並びたがる特徴があります。
田舎では、行列を作ってまでなにかを待つことがなかなかありません。
そのため、東京で行列ができていると物珍しさと、その先にある期待値からつい列に加わってしまうのです。
ほかにも、田舎から上京してきた人は、話題のグルメや新スポット、街頭での新商品の無料配布に、行列ができていても並んで待つことに抵抗感を抱かない傾向があります。
のんびりマイペース
田舎者は、なにをするにしてものんびりマイペースな傾向があります。
田舎では、都会のようにせかせかと時間に追われているような人が周りにいないため、周囲の状況を気にすることなく、のびのびと自分のペースで行動している人が多いです。
そのような環境に慣れていると、時間に正確なことよりも、1つの物事に対して自分が満足するまで時間を費やして取り組むようになります。
上京してからも他者に合わせることなくマイペースな性格を貫いていると、田舎者に見られることがあるでしょう。
生粋の東京人との違い
生粋の東京人と、上京してきた田舎者とでは、過ごしてきた文化や環境の違いから、自身でも感じとれる異なる点が存在します。
こちらの項目では、東京人と田舎者の感覚や意識の違いなどを徹底解説していきます。
電車の遅れに対する感覚
車社会・車文化で、交通状況によって到着が前後する可能性がある田舎者にとって、電車が正確な時間で運行していることに尊敬の念を抱いています。
一方、普段電車を多く利用している都会人は、正確な時間に発着することが当たり前の環境で暮らしているため、数分でも遅れると「電車来ないなぁ」と不満に感じる傾向があります。
電車の本数が少ない田舎で育った人は、「ちょっと待てばすぐに来る!」と考えるため、不満に思う人はほぼいないでしょう。
歩くスピード
人が多く、常に時間に追われている東京では、歩くスピードが早いことが特徴です。
横断歩道で信号待ちをしていると、すぐに隣に人が並ぶため、信号が変わった瞬間にいち早く先に出ようとつい闘争心を燃やすなんて人も…。
一方で人口密度の低い田舎では、日常で時間に急かされることや、つい人と競歩してしまうような場面もなかなか遭遇しないため、歩くスピードもゆっくりな傾向があります。
そのため、東京人とは歩くスピードに差が出るのです。
家賃に対する感覚
物件を借りるときは、必ず家賃を見て決めますよね。
この家賃に対しても都会と田舎では、大きな差が生じます。
たとえば、都内で家賃が4万円だった場合、安い物件と考えるのが普通です。
しかし都内で4万円の物件は、築年数が数十年の木造住宅だったり、お風呂やキッチンが付いていなかったりと、充実した生活を送るには厳しい条件が付いてきます。
ところが、同じ4万円でも地域差はあるものの、田舎に行けば家族が暮らせるくらい大きな部屋を借りられることもあります。
そのため、東京人と田舎者では家賃に対する感覚が大きく異なるのです。
方言について
東京の言葉はいわゆる標準語といわれており、方言がありません。
そのため、「~やで」「なんでやねん」などの関西弁や、地方の「~やけん」「~じゃけん」などの可愛い・かっこいい方言に、憧れを抱く東京人は少なくありません。
田舎者や地方の人にとって普通の話し言葉が、都会人にとっては憧れの対象となるのです。
進学に対する意識
将来のために大学へ進学する考えを持っている人が多いですが、田舎では高校の卒業と同時に、そのまま地元で就職や、家の農業を受け継ぐ選択肢があります。
東京では周りが進学している人が多いため、自分もなんとなく進学しておこうと考える人が少なくありません。
一方で進学するには地元を離れなければいけない田舎者にとって、進学はハードルが高く、簡単に決められない環境にあります。
田舎者が都会で暮らすうえで気をつけておきたいこと
良かれと思ってしたことでも、他人を嫌な気持ちにさせていたら困りますよね。
そういったことを防ぐために、田舎者が都会で暮らすうえで気をつけておきたいことを3つ紹介していきます。
余計なおせっかいをしない
都会で育った人は、家族以外の人から世話を焼かれることに慣れていません。
そのため、田舎者がよかれと思って行ったおせっかいに、嫌悪感を抱いてしまう東京人もいます。
相談をされ、明らかにアドバイスや手助けを必要としている状況であれば、サポートをしてもいいですが、それ以外の場合は本人が言い出してくることを待っているスタンスがよいでしょう。
相手の価値観も尊重する
田舎育ちと都会育ちでは、価値観が異なるのは当然です。
田舎者からしたら信じられないようなことに都会人がお金をかけていたり、夜型の生活スタイルを普通にしていたりなど、さまざまな価値観の違いが存在します。
そのとき、価値観の違いに拒絶するのではなく、「そういう考えもあるんだな」と尊重する気持ちを持ち続けることが大切です。
自分の中にある常識や価値観を曲げずにいることも大切ですが、固定概念に捉われて自分の意見を押し付けることがないよう、注意してください。
人の秘密を広めない
田舎者は人の浮いた話や秘密を、近所や周囲の人たちへ話してしまう口の軽さがありますが、ここも都会暮らしをする際に気をつけるべきポイントです。
田舎では近所や周りとの交流が盛んなため、なんでも話してしまう癖があります。
とくに女性は恋愛に関する秘密が大好物であり、気づいたら職場や学年全体に知れ渡っているなんてことも…。
しかし、他人と一定の距離感を保っている都会人は、自分の話が知らないところで広まることを嫌います。
また、信用問題にも関わるので、他人の恋愛話に気分が乗ってしまっても、周りにペラペラと話してしまわないように気をつけてください。
東京にいる人の一部はもともと田舎者
東京の環境に馴染み、都会生活に慣れている人の中にも、田舎や地方出身者は多数存在しています。
上京する年齢層は10代~20代がもっとも多く、進学や就職というターニングポイントで環境を変化させる人はたくさんいます。
東京で出会った人もよくよく話を聞いてみたら、実は田舎や地方出身だったということもあるはずです。
婚活をしている人なら、せっかく上京してきたのに恋人の仕事や家庭の都合によって、田舎へ逆戻りなんてことも…⁉
東京で暮らし続けていくつもりの人はとくに、恋人探しの際には相手の出身地や将来像を何気なくチェックしておくといいかもしれません。