コミュ力を向上したい|コミュニケーション能力の高い人の特徴や上げる方法
人間関係を円滑にするために必要不可欠なコミュ力ですが、最近ではコミュ力を重視して採用を検討する企業も数多く存在しています。
確かに中には驚くべきコミュ力モンスターがいるのも事実です。
では、人生を豊かにする「コミュ力」とは一体どんなものなのでしょうか。
この記事では、コミュ力の高い人と低い人それぞれの特徴や、コミュ力の上げ方、コミュ力を鍛えるためにおすすめの本やバイトについて紹介します。
コミュ力を高めて、毎日を楽しくより快適に過ごしましょう。
Contents
「コミュ力」とは?
コミュ力とは、コミュニケーション能力の略語です。
コミュニケーション能力が高ければ、人との会話や意思疎通を円滑に進めやすくなります。
一方、コミュニケーション能力が低いと、お互いに相手が何を考えているのかよくわからない、一緒にいても居心地が悪いと感じる傾向があります。
コミュ力の高さは、恋愛や対人関係をスムーズにするだけでなく、仕事においても上司に可愛がられたり出世しやすくなったりとさまざまなメリットがあります。
コミュ力を鍛えることで、人生そのものがスムーズに動きだすといっても過言ではないでしょう。
「コミュ力」の類語は「会話力」
コミュ力の類語に「会話力(トーク力)」という言葉があります。
会話力とは、その名の通り人との会話を円滑に、なおかつ相手に好感を抱いてもらうための能力です。
会話力の高い人は、相手が伝えたいことをスマートに理解できる「理解力」や「洞察力」に優れており、聞き上手な人が多いのが特徴です。
コミュ力も相手に好感を抱いてもらうことが前提なので、コミュ力と会話力は共通する部分が多いと捉えられているようです。
相手に質問を投げかける質問力や自分から話題を提供する発信力があると、よりコミュ力が高くなるでしょう。
コミュ力お化け(コミュ力おばけ)と呼ばれるコミュニケーション能力が極端に高い人にはなれないかもしれませんが、ちょっとした意識でコミュ力はアップさせることができます。
「コミュ力がない」と自覚している人も、決してあきらめる必要はありませんよ。
「コミュニケーション能力」の英語単語は2種類
コミュニケーション能力を英語で表現する場合、2通りの単語があります。
日本語で表現される「コミュニケーション能力」と、英単語で表現される「コミュニケーション能力」には、一体どのような違いがあるのでしょうか。
例文と照らし合わせて見ていきましょう。
言語をうまく扱うための知識や、言語を実際に扱う能力のことを表します。
いわゆる「コミュ力」に比べると、少し難しい専門的な意味を含んだ英語表現なので、日常的にはあまり使用されないでしょう。
日本人が使用する「コミュ力」と同じ意味と考えても良いでしょう。
「コミュニケーション能力・スキル」は、世界で共通する言葉だといえます。
「コミュ力」の高い人の特徴
コミュ力が高いと、人との信頼関係を上手く築くことができたり周囲にたくさんの人が集まったりとさまざまなメリットがあります。
コミュ力を上げることで物事が上手く運んだり、自分自身の考え方そのものに変化が訪れる可能性もあるのです。
ここでは、コミュ力の高い人の特徴について紹介します。
自分に当てはまる箇所がないか、コミュ力診断テストしてみてください。
話の話題豊富で中心人物になりやすい
コミュ力が高い人の代表的な特徴は、話題が豊富でいつも輪の中心にいるということです。
いろんな知識を持っている物知りな人との会話は面白く、良い刺激がもらえますよね。
明るい話題や面白エピソードを多く持っている人の周りには、話を聞こうと多くの人が集まるため、輪の中心人物になりやすいのです。
とにかく愛想が良い
コミュ力が高い人には愛想が良い人が多い傾向があります。
いつもムスッとして何を考えているのかわからない人と、いつもニコニコしている人なら、後者の方が圧倒的に親しみやすいですよね。
笑顔や穏やかな態度は、相手に心理的な安心感を与えます。
いつもにこやかで愛想の良い人は、老若男女問わずみんなから好感を持たれやすいといえるでしょう。
相手に対して親しみやすさを与えるので、初対面の人ともすぐに打ち解けられるのです。
コミュ力は会話だけと思われがちですが、笑顔といった非言語コミュニケーションも大切。
相手が話しやすい雰囲気づくりをしましょう。
甘え上手で可愛がられ上手
甘え上手で可愛がられ上手であることもコミュ力の高い人の特徴です。
例えば、先輩にいつもご飯をご馳走してもらえたり、仕事のミスをしても必要以上に責められない人は、甘え上手でコミュ力の高い人だといえるでしょう。
ミスが多いのになぜか憎まれない人は、周囲からすると迷惑な存在だと思われるかもしれません。
しかし、コミュ力の高い人は、この特徴を上手く使って自分の思うがままに物事を進めたり、ピンチを上手く切り抜けたりするのです。
ポジティブで人を否定しない
他人に甘く、適度に自分にも甘い人はコミュ力の高い人だといえるでしょう。
例えば、恋愛や仕事で行き詰まっているときに、否定的な意見をいう人と、否定せずに受け入れ前向きな意見で勇気づけてくれる人とでは、どちらに相談を持ちかけたいでしょうか。
ポジティブで人の話をしっかり受け止められる人は、周囲に頼られることも多く自然とコミュ力が高くなるのです。
「コミュ力」の低い人の特徴
対人関係だけでなく、仕事や恋愛においてもメリットの多い「コミュ力の高い人」ですが、反対に、コミュ力の低い人にはどのような特徴があるのでしょうか。
コミュ力が低いと、対人関係でつまづきやすく何をやっても上手くいかないような気がしますよね。
ここでは、コミュ力の低い人に共通する特徴を紹介します。
無表情で怒っていると思われる
コミュ力の低い人の大きな特徴といえば「無表情で怒っているように見える」ことです。
本人にそのつもりがなくても、喜怒哀楽の感情表現が苦手な人は「無表情」に見えてしまうのです。
無表情でいると「怒っているのかな?」「機嫌が悪そう」といった印象を与えてしまうので、自然と人を寄せ付けなくなってしまいます。
自分の話ばかりしている
コミュ力の高い人は、聞き上手で相槌を入れるのも上手です。
自分の話をしっかり聞いてくれる人とは、会話をしていても心地良いですよね。
しかし、それとは対照的にコミュ力の低い人は自分の話ばかりをする傾向が強いです。
例えば、相手の話には「うんうん」とテキトーな相槌を返しながら、「でも自分だったら…」と、すぐに自分の話にすり替えるなどの特徴があります。
自分の話ばかりされると相手はうんざりしてしまい、おのずと人が離れていってしまうのです。
相手の意見に否定から入る
仕事相談、恋愛相談などで悩みを打ち明けたとき、すぐに「やめた方が良いよ」と否定的な意見で返してくる人はコミュ力が低いといえます。
人は自分の中の価値観を真っ向から否定されると、イラッとしたり心を閉ざしてしまう傾向があります。
そのため一旦、相手の気持ちを肯定した上で「でも、こうした方がもっと良いと思うな」というようなアドバイスをすると、相手は好意的に受け取ってくれるでしょう。
相手が心置きなく話ができるような受信力はコミュ力を鍛えるのに欠かせません。
そもそも人見知り…
コミュ力の低い人に多く見られるのが、子どもの頃から人見知りな性格だということです。
高校生や大学生の頃の感覚から抜け出せずに、社会人になっても人見知りの人は多く存在します。
コミュ力の高い人でも「実は人見知りなんです」という人もいるほどです。
人見知りの人は「自分はそもそも人見知りだから仕方ない」という一言で片付けてしまいがちです。
しかし、人見知りのままでもコミュ力を高めることはできるので、自分の殻を破る勇気を持ちましょう。
コミュ力を上げる方法
コミュ力は、鍛えれば高めることができる能力なので、日常の中でしっかりとポイントを押さえて行動することが大切です。
コミュニケーション術をアップさせるにはどうすればいいのでしょうか。
今までコミュ力が低いことが原因で損をしたり、生きにくかったりと、感じることが多かった人はコミュ力の改善を図りましょう。
笑顔で挨拶をする
人と人とのコミュニケーションの基本となるのが「挨拶」です。
コミュ力の低い人は、自分に自信がない場合が多いため声も小さくボソボソとした挨拶になりがちです。
ハッキリとした声で気持ちの良い挨拶が理想的ですが、まずは小さい声でも笑顔で挨拶することから始めてみましょう。
相手が笑顔や自然な挨拶を返してくれると、自分の中で少しずつ小さな自信へと変わっていくはずです。
その小さな自信が積み重なることで勇気を持つことができ、自然に笑顔で挨拶ができるようになるでしょう。
話しやすい雰囲気をつくれば、きっとコミュニケーションをとれるはずです。
しっかり相手の話を聞き入る
コミュ力を高めるには、相手の話をしっかりと聞き入ることを心がけましょう。
コミュ力の高い人は、相手の話にきちんと耳を傾けることができます。
相手の話を聞いたあとは、自分の意見や感想を押し付けるのではなく相手の意見や気持ちに共感することが大切です。
共感力を忘れずに意見を述べたり助言したりすることで、好感を持ってもらえるでしょう。
まずは、自分の意見をいいたい気持ちをグッと堪えて、相手の話を聞くことからスタートしてみてくださいね。
相手への気遣いや心配りを大切に
人への接し方で印象が決まる「コミュ力」は、相手への気遣いや心配りを意識することが大切です。
自分勝手で気遣いのできない人は、いくら話題が豊富で話が面白い人でも「コミュ力の高い人」とはいえないでしょう。
行動や会話の流れから相手が何を考えているのか、何を求めているのかを見極める洞察力は、気遣いや心配りにつながります。
相手にとって「心地の良い人」になることでコミュ力の高い人だと判断してもらえるようになるのです。
相手との共通の話題や盛り上がる話を決めておく
人は、共通の趣味や話題があると会話が盛り上がり「この人と話すのは楽しいな」と感じるものです。
仕事の上司でも先輩でも、共通の話題で盛り上がることができれば、距離が縮まり、良い関係を築くことができるようになります。
仲良くなりたい人がいるなら、相手の趣味や好きなものをリサーチして事前に会話のネタを用意しておくと良いでしょう。
表情や身振りを会話に織り交ぜて話す
コミュ力の高い人に共通しているのが、表情が豊かで身振りが大きいということです。
リアクションの良い相手との会話は、単なる世間話でも楽しく感じます。
会話の中に身振りを入れようと意識すると、慣れるまでは不自然になってしまうかもしれませんが、まずは会話の中で表情の数を増やすことから意識してみると良いでしょう。
- 相手が笑ったら自分も笑顔になる
- 相手が悲しい話をしたら自分も悲しい表情をする
など、相手のリアクションに合わせてみる方法も効果的です。
コミュ力を鍛えるためにおすすめの本・バイト
コミュ力を高めたいと思っている人に向けて、コミュ力を鍛えるためにおすすめの本やバイトを紹介します。
本を読んだり実際にバイトをしたりとコミュ力を上げるために努力をしてみましょう。
ビジネスにも役立つおすすめの本3選
コミュ力を高めるためには、自分自身の考え方の根底を変える必要があります。
考え方を変えると自分の中の「意識」が変わるので、日常の行動がガラッと変わるのです。
ビジネスにも役立つおすすめの書籍商品を紹介するので、コミュ力を鍛えたい人は目を通してみてくださいね。
会社の同僚だけでなく、取引相手などさまざまな人間関係が円滑になるはずですよ。
とくに経営者の人はおすすめ本を読んでノウハウを学んでおきましょう。
伝え方が9割
コミュ力を鍛えるためにおすすめの本は、佐々木圭一さんの作品「伝え方が9割」です。
「伝え方次第で結果は変わる」というコンセプトをテーマにした内容で人とのコミュニケーションの取り方について教えてくれる一冊となっています。
作者が実際に実践して、失敗や成功を重ねてきた結果を学ぶことができるので、これからコミュニケーション能力や会話力を高めたいと思っている人にぜひ手にとってもらいたい本です。
超一流の雑談力
仕事コミュ力を鍛えるためには、普段の何気ない会話の中から意識を変えていくことが大切です。
安田正さんの作品「超一流の雑談力」は、仕事や人間関係をスムーズにするためには、「意味を持たない雑談ではなく意味のある雑談が大切」というコンセプトをテーマにした興味深い一冊です。
著者の熱い情熱と濃い情報は、コミュ力を鍛えたいと思っている人の意識を変えてくれることでしょう。
ノウハウを学べば、説得力がアップするはずですよ。
Kindle版もあるので、Kindleアプリの入っている人は紙書籍よりお手頃に手に入れることができますよ。
世界トップエリートのコミュ力の基本 ビジネスコミュニケーション能力を劇的に高める33の絶対ルール
タイトルの通り、世界に通ずるコミュニケーション力を学ぶことができる本です。
アウトプット編とインプット編に分かれているので、しっかり場面に合わせてノウハウを学ぶことができます。
基本ビジネスコミュニケーション能力を身に付けたい人はぴったりですよ。
コミュ力が自然と鍛えられるバイト
コミュ力を鍛えたいと思っていても、日常の中で意識し続けるのはなかなか難しいことですよね。
しかし、コミュ力が鍛えられる場所であれば、自分でも気づかないうちに自然とコミュ力を身につけられるかもしれません。
最後に、コミュ力が自然と鍛えられるバイトを紹介します。
カフェ
コミュ力が自然に鍛えられる代表的なバイト先としてあげられるのが、カフェです。
カフェは、接客業のためお客さんとのコミュニケーションが大事なのはもちろんのこと、バイト仲間たちとのコミュニケーションも大切にしなければなりません。
人間関係を円滑にして仕事を上手く進めたり、自分にとって居心地の良い環境を作り出すには、笑顔で人と接することはもちろん、相手が求めていることをしっかりと把握する必要があるのです。
カフェには若い世代のスタッフが多いので、休憩中や仕事後のプライベートな会話のやりとりで、良い関係を築くことができるというメリットがあります。
家庭教師
教育の手助けとなる家庭教師は、一対一で接することで自然とコミュニケーション能力を高めることができるバイトです。
カフェやレストランでは、出勤初日から大勢の人と知り合いコミュニケーションを図る必要がありますが、家庭教師なら知り合う相手は生徒とその親のみです。
コミュ力を鍛えたいけれど自信がない、という人はハードルの低い家庭教師のバイトからスタートしてみるのも良いでしょう。
もちろん、子供に勉強を教える学力と丹念に教えようとする精神力は必要です。
居酒屋・バー
居酒屋やバーは、コミュ力を鍛えることができる画期的なバイト先です。
スタッフ同士のチームワークで成り立つ居酒屋やバーのバイトは、コミュニケーションを取らなければ仕事になりません。
とくに、歓送迎会などのイベントの多い時期や週末には、居酒屋やバーの営業はかなり忙しくなります。
そんな忙しさの中で円滑に業務を回すためには、スタッフ同士の意思疎通はもちろん、お客さんの要望や仕事の効率化を先回りして考える必要があります。
コミュ力をしっかり鍛えたい人は、ぜひ居酒屋やバーでバイトをしてみましょう。
お客様と交流する機会もあるので適応力もアップするはずです。
コミュ力が高い人は恋愛でも有利!
コミュニケーション力の高い人は、気が利いて誰とでも仲良くできるので、異性からモテる人が多いです。
この記事を読んでコミュ力が上がれば、恋愛も上手くいくことでしょう。
しかし、「コミュ力が上がってもそもそも出会いがない…」とお悩みの人もいますよね。
そんな人におすすめなのがマッチングアプリ「ハッピーメール」。
累計会員数が3,000万を突破しているので、きっとあなたにぴったりのパートナーが見つかりますよ!
街頭広告などで目にしたことのある人もいるのではないでしょうか。
今の時代のもっとも効率の良い出会いの方法です。
相手が気になる文章を送れば、きっと異性との仲が深まるはずでしょう。
コミュ力が上がれば、仕事も恋もうまくいく予感…!
コミュ力が高い人と低い人では、人生の豊かさや充実度が違うはずです。
自分にコミュ力がないと感じている人も、少しだけ意識を変えたり対策をとったりすることできちんとコミュ力を鍛えることができますよ。
自己開示すれば、相手もきっと心を開いてくれるはずです。
コミュ力が高まることで、仕事や人間関係・恋愛でもきちんと信頼関係を築くことができますよ。
他にも言語化能力を鍛えるのもコミュ力アップにはおすすめ。
また、コミュ力を向上させるセミナーも開催されているので参加するのもひとつの手でしょう。
多くの受講生がいるので、安心してご利用いただけますよ。