収集癖とは?男女別の収集癖がある人の心理や特徴・治し方を解説
世の中には物を集めるのが趣味のコレクターと呼ばれる人たちがいます。
しかし中には、同じものを複数個勝ったり、必要ないものまで買い集めたりしてしまう人も存在します。
なぜそのような行動に走ってしまうのかも気になるところです。
今回の記事では、男女別の収集癖がある人の心理や特徴・治し方を解説します。
Contents
収集癖とは?
必要に応じてではなく、むやみやたらに物を集めてしまうことを「収集癖」と呼びます。
物そのものよりも集めることに関心が目的となってしまうので、シリーズものを全て揃えたり、必要なくなっても捨てられなくなったりしてしまうのです。
男女別|収集癖がある人の心理
収集癖は男性に多いといわれていますが、女性でも物を集めたがる人はいます。
ここでは、収集癖がある人の心理を男女別に見てみましょう。
男性|狩猟本能
収集癖が男性に多い理由は、本能的なものといわれています。
かつて男性は狩りをする役割を担っていました。
生きるためにはできるだけ多くの獲物を仕留めなければならなかった時代があったのです。
そうした時代の狩猟本能がDNAに刻まれており、今なお男性を収集へと駆り立てていると考えられています。
男性|優位であることを見せたい
古くから引き継がれる男性の狩猟本能は生存のためであると同時に、男性としての優位性を示すものでもありました。
数多くの獲物を集めた者が生存競争では有利であり、異性にモテたであろうことは想像に難くありません。
現代でも男として優位であることを見せたくて、よりレアなものや高級なものを多く集めようという心理が働いているのです。
女性|不安や寂しさを紛らわせたい
女性の場合、不安や寂しさを紛らわせたくて収集癖に陥る人も多くいます。
男性が狩猟本能であるのに対し、女性は貯め込むことで安心感を得る傾向があります。
心にぽっかりと空いた穴を埋める代わりに物を集めて、部屋が物でいっぱいになると安心できるのです。
女性|集めて満足したい
女性の多くは可愛いものが大好きで、眺めているだけでも癒されるものです。
そのため、できるだけ多く集めて満足したいという人も少なくありません。
寂しい気持ちがない人でも可愛いものや綺麗なものに囲まれていると、それだけで満足できるのです。
収集癖がある人の特徴
物を集めてしまう人にはどのような人物が多いのでしょうか。
ここでは、収集癖がある人の特徴を見てみましょう。
物を捨てるのが苦手
収集癖がある人は何でも貯め込んでしまい、物を捨てるのが苦手です。
物を手に入れることよりも集めること自体に執着しているため、一度手に入れたら箱から出さないままになってしまうものもあります。
使うわけでもなく、並べて眺めるわけでもないのに、それでも捨てることはできないのです。
限定という言葉に弱い
人間だれしも限定という言葉に弱いもので、これを心理学では希少性の原理といいます。
特に収集癖がある人は希少性に強く惹かれ、二度と手に入らないかもしれないと思うと買わずにはいられません。
後で考えてみると必要なかったなと思うようなものでも、限定品といわれるだけでとても素晴らしいもののように思えてしまうのです。
負けず嫌い
収集癖がある人にとってコレクションはいわばステイタスでもあります。
特にレアなものを集めて満足を得るタイプには負けず嫌いな人が少なくありません。
まだ誰も手に入れていないものをいち早く自分のものにしたいという欲求が、収集癖に拍車をかけてしまうのです。
物がなくなることに不安を感じる
物を集めて安心したいタイプは、物がなくなることに不安を感じずにはいられません。
特に物を貯め込みがちな人は物が減ると心許なくなって落ち着かなくなってしまいます。
そのため、物が減るとすぐに次のものを買ってしまうのです。
集めることに義務感がある
収集癖がある人のなかには完璧主義者の人もいます。
集めることに義務感があり、シリーズものやバージョン違いの商品などは全種類集めてコンプリートせずにはいられません。
集めることだけが目的になってしまいがちで、商品自体が欲しいという気持ちはそれほど強くはありません。
ストレスが溜まっている
ストレスが溜まっていることが収集癖の原因になることもあります。
その場合、ストレス発散のため買い物依存症になって大量に買い込んだり、チラシやDMなど無価値なものを貯め込んだりしがちです。
いずれも強いストレスに晒されることが原因となるため、ストレスは溜め込まないよう心がけましょう。
収集癖を改善する方法
収集癖にはまると置き場所にも困りますし、経済的にも負担になってしまいます。
やめたいけどやめられない収集癖はどうすればよいのでしょうか。
最後に、収集癖を改善する方法について解説します。
1ヶ月で使う金額を決めておく
無限に欲しいものを買い続けていては、いつまでたっても収集癖は治りません。
かといって、物を買うことがストレス解消や心の安定に繋がっていることもあり、いきなり買うこと自体を禁じてしまうのも考え物です。
物を買うことは容認しつつ、1ヶ月で使う金額を決めておくようにするといいでしょう。
上限を超えたら来月に持ち越すと決めておけば、過剰な我慢を強いられることなく、収集癖を抑えていけるはずです。
1つ買ったら何か捨てる
物が増えすぎると、生活空間が圧迫される問題も起きてきます。
置き場所に困るようになったら、1つ買ったら何か捨てるよう心がけましょう。
1つ買って何か1つ捨てれば今以上に物が溢れることはありませんし、1つ買って2つ捨てるようにすれば部屋は綺麗になっていくはずです。
収集癖のある人の中には物を捨てられない人もいますから、買ったら捨てると決めれば、自然と物を買わなくなるでしょう。
買い物以外にストレス発散方法や楽しみを見つける
お金を使うことが気晴らしになっている人は、買い物以外にストレス発散方法や楽しみを見つけましょう。
そもそもストレス解消をしていること自体が気苦労が多い証拠なので、ストレスのない環境づくりが何よりも大切です。
まずはストレスの原因を突き止めて改善を目指し、同時にスポーツや映画鑑賞など他の楽しみを見つけましょう。
捨てる基準を決める
収集癖のある人は物を捨てることに強い痛みを感じる人が少なくありません。
しかし物にも寿命はあるので、捨てる基準を決めましょう。
趣味のグッズは興味が他のジャンルに移ったら押し入れに閉まっておくよりも、他の現役ファンに譲った方が大切にしてもらえるはずです。
服も着なくなったら、人に譲るかフリマで売りましょう。
捨てるのが辛いなら、他の誰かに譲るようにすれば、手放しやすくなるはずです。
収集した物を置くスペースを決める
集めたグッズが増えていくと次第に家が物で占拠され、生活しにくくなってしまいます。
快適な生活を守るためにも、収集した物を置くスペースを決めるようにしましょう。
楽しむために物を集めているはずが、生活が不自由になってしまうのでは本末転倒です。
趣味のスペースを決めてそこからはみ出すようになったら買い控えるか、数を減らすようにしましょう。
スペースを守ることで必要以上に買うことがなくなりますし、快適な生活空間も維持できるはずです。
恋愛に没頭して収集癖とおさらばしよう!
やめたくてもやめられない「収集癖」。
恋愛に没頭して、そんな収集癖から抜け出してみませんか?
とはいえ「自分はオタクだから…」「恋愛経験なんてないし…」と、恋愛に億劫になっている人も多いはず。
しかし、そんな人同士であればどうでしょう?
お互い共通の趣味を持ち、恋愛もできる相手と二人で出かけたりして趣味を楽しむようになれば、きっと収集癖も落ち着いてくるはずです。
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ひどい収集癖は改善する必要あり!無理のない範囲で楽しめるようにしよう!
誰でも好きなものは集めたくなるものですが、収集自体が目的になってしまうと厄介です。
経済的負担が大きくなりすぎたり、部屋に物が溢れたりといったひどい収集癖は改善する必要があります。
無尽蔵に物を買い集めるのではなく、毎月趣味に使うお金を決めたり、趣味のスペースを決めたりして無理のない範囲で楽しめるようにしましょう。
買い物依存症になっている場合は、買い物以外のストレス発散方法や楽しみを見つけることも大切です。
物に頼らず、身体を動かしたり映画を見たりすれば、物も増えず快適な毎日を過ごせるようになるでしょう。