子供っぽい人の特徴まとめ！損と感じている人が大人っぽくなる5つの方法

周囲から「子供っぽい」と言われてしまうと、なぜそう思われるのか気になるものです。

自分が社会人であれば、褒め言葉ではないのは確かですから、嬉しい気持ちにはなれません。

子供っぽい印象を与えることは、損と感じている人が多いでしょう。

今回の記事では、子供っぽい人の特徴や大人っぽくなる5つの方法を紹介します。

子供っぽさを卒業して素敵な大人を目指しましょう！

子供っぽいってどういう意味？

子供っぽいという言葉は文字通り、子供のように幼く感じられる様子を意味します。

人の見た目や仕草、発言などに対して用いられる言葉です。

子供っぽいと見なされるあどけなさや純真さは、必ずしもマイナスイメージを与えるものではありません。

天真爛漫な子供っぽさは、愛されキャラとなり得る要素のひとつです。

もっとも公の場では大人としての立ち居振る舞いが求められ、子供っぽい言動は相応しくありません。

幼稚で未熟と見なされれば、周囲から距離を置かれてしまう可能性があります。

公の場で「子供っぽい」と言われたら、大人の振る舞いを心がける必要があるでしょう。

【見た目編】子供っぽい人の特徴

初対面の人から子供っぽいと言われる場合は、見た目が幼いのかもしれません。

まずは子供っぽい人の外見的な特徴を見ていきましょう。

顔のパーツが下に寄っている

男女を問わず顔のパーツが下に寄っていると、子供っぽい印象を与えがちです。

人は成長につれて輪郭が縦に長く伸びていきます。

漫画や絵画などでも子供は丸顔、大人は面長に描かれますよね。

顔の輪郭で大人と子供の描き分けができるというわけです。

面長に比べると丸顔は、目鼻口といったパーツが下寄りになり、幼い印象が強くなります。

普段はオールバックの人が前髪を下ろすと子供っぽく見えるのもそのためです。

前髪によって額部分が隠れることで輪郭が丸く、パーツが下に寄って見えるため、幼い印象になるわけです。

大きめの洋服を着ている

大きめの洋服を着ていると子供っぽく見えることがあります。

服が大きすぎることで相対的に華奢に見えるからでしょう。

また、小さい子供はすぐに大きくなるので、大きめサイズの服を着ていることは珍しくありません。

そうしたことから、ダボダボの洋服を着ている男性・女性は、周囲に「子供っぽい」という印象を与えることがあるのです。

【性格編】子供っぽい人の特徴

見た目だけでなく、性格が子供っぽい人もいます。

続いては子供っぽい人の内面的特徴を見ていきましょう。

好奇心旺盛

大人になると些細なことでは動じなくなってくるものですが、常に好奇心旺盛で、関心がくるくると移り変わっていく人もいます。

好奇心旺盛な人は、何を見ても目新しく興味津々だった子供時代を彷彿とさせるだけに、周囲からは子供っぽいと見なされやすいでしょう。

一緒にいると飽きない存在ではありますが、相手を振り回して疲れさせてしまうケースも少なくありません。

無邪気

子供っぽい人はみな無邪気で、下手に取り繕ったり駆け引きしたりせず、裏表のない性格をしています。

安心して付き合うことができる一方、喜怒哀楽が激しく歯に衣着せぬ物言いで反感を買ってしまう無神経な面もあり、感情的になると対応が面倒になる場合もあるでしょう。

周囲からトラブルメーカーとして扱われることがあるので、無邪気な人は注意したいところです。

【行動編】子供っぽい人の特徴

子供っぽさは行動にも表れます。

次は子供っぽい人の特徴的な行動を見ていきましょう。

常に動き回る

子供っぽい人は腰を落ち着けて座っていることができず、常に動き回っています。

自宅にいても、飲み物をついだかと思えば掃除をはじめてみたり、本を手に取ったかと思えば料理をはじめたりして、予測不能な行動を取り続けます。

いつもソワソワしているため、一緒にいる人はリラックスすることができません。

座っていても貧乏揺すりをしたり、目線をいろんなところに向けたりして、とにかく落ち着きがないのが子供っぽい人の特徴です。

好きなことに没頭する

何事にも興味津々の子供っぽい人ですが、好きなことに没頭するだけの高い集中力を持っています。

もっともその能力が発揮されるのは自分の好きなこと限定です。

自分が満足するまでとことんやり尽くすため、求められるレベルや予定を一切無視してしまうところがあります。

たとえば、上司からAとBの2つの仕事を振られた場合、優先度はAが高くてもBに興味を示せば、重要ではない方を先に着手してしまうのです。

興味が持てないＡは期限が近づいても、全く手をつけないこともあり、同じチームのメンバーに迷惑をかけてしまうケースが少なくありません。

構ってアピールが激しい

子供は常に大人の注目を浴びたがります。

子供っぽい人も同様に、構ってアピールが激しいのが特徴です。

忙しいときでも空気を読まず、ちょっかいを出したり自慢話を聞かせたりしては相手の気を引きたがり、構ってもらえないとヘソを曲げてしまいます。

周りの人間が自分のご機嫌を取ってくれるまで、授業中でも仕事中でもお構いなしに話しかけ続けることもあるでしょう。

相手の状況より自分の気持ちを優先するため、「子供っぽい」と思われてしまうのです。

子供っぽい人はモテる？モテない？

純真無垢で裏表がない子供っぽい人は庇護欲を掻き立てる存在だけに、異性にモテる要素は確かにあります。

しかし何事も行き過ぎは問題です。

あまりに精神年齢が低く手がかかるようでは、いくら世話を焼いてくれる異性がいても面倒な弟妹としか思われず、恋愛感情を抱くことは期待できません。

相手と対等な関係を築けなければ恋愛関係に発展しにくいですし、いざというときに頼りにならない異性とは将来を思い描くことも難しいでしょう。

見た目が子供っぽいだけなら、常識的な行動を取ることでプラスのギャップが生まれますが、所かまわず言動が幼稚な場合はモテない可能性大です。

自分の子供っぽさが気になるなら、恋活・婚活をする前に大人としての振る舞いを身につけるようにしましょう。

子供っぽい人が大人っぽくなる5つの方法

子供っぽい言動を繰り返していれば、悪印象を与えかねません。

最後に、子供っぽい人が大人っぽくなる対処法を5つ紹介します。

きれいな言葉遣いを意識する

言葉はその人の品格や教養を映し出す鏡です。

普段から実年齢に合った、きれいな言葉遣いを意識するようにしましょう。

言葉遣いに自信がないなら、できるだけ本を読むのがおすすめです。

国語の教科書に載っているような文豪たちの作品であれば、時代を超えて読み継がれてきた美しい日本語に触れることができます。

本を読んだ後は作品の中に出てきた表現を使ってブログや日記を書いてみましょう。

実際に使ってみることで、文豪たちの表現を自分のものにしていけるはずです。

身についた言い回しは日常会話でもどんどん使っていくのがポイント。

同年代の友人相手では言葉がフランクになってしまうという人は、年配の人と話す機会を設けてみるといいかもしれませんね。

さまざまな知識を得る

読書は言葉遣いを学ぶだけでなく、広い視野を身につけるのにも役立ちます。

あまりに物を知らないとどうしても子供っぽく見えてしまうため、本を読んで知識を深めるようにしましょう。

とはいえ、興味のない本を手に取っても、すぐに飽きてしまいます。

好奇心旺盛なのが子供っぽい人の良いところですから、自分が興味を持てるものを見つけ、それに関連した本を読んでいくのがおすすめです。

読書が習慣になれば、きっと幅広いジャンルの本を読みたくなるでしょう。

さまざまな知識を習得していれば、大人の会話についていけるため、子供っぽい印象から離れることができますよ。

相手の立場になって考える

人間は誰でも子供のうちは自分中心に世界が回っているものです。

主観的にしか物事を考えることができず、周囲を配慮した言動はとれません。

しかし、たいていの人は大人になれば客観的に物事を見ることができるようになります。

そのため、自分を中心に物事を考える心理傾向が強いと、子供っぽいと見なされるのです。

子供っぽさから脱却しようと思ったら、相手の立場になって考えるようにしましょう。

他人を尊重する気持ちを持つことができれば、周りの人からの好意を受けとれるようになるでしょう。

相手の立場になって考えることは結果として、自分のためでもあるのです。

わがままな気持ちをどうしてもセーブできないときには、それが自分のためになることを思い出してくださいね。

TPOに合った服装を選ぶ

何事も見た目が肝心です。

とくに大人になるとドレスコードのある場に参加する機会が多いため、TPOに合った服装を選ぶようにしましょう。

よく「平服」を指定されていると「普段着でいいんだ」と誤解する人がいますが、平服とは略礼装のことであって、普段着のことではありません。

ファッションは自己表現のツールであるとともに、自分の所属を表すものでもあります。

ドレスコードを守ることで仲間であることがわかり、その場に居合わせたみんなが安心できるのです。

面倒だからという自分の都合だけで、高級ホテルでのレストランデートにラフな格好で出かければ、同伴の彼氏彼女だけでなく、その場にいる全員に嫌な思いをさせてしまいます。

TPOに合った服装選びは相手を思いやる気持ちの表れであることを常に念頭に置いておきましょう。

落ち着いた行動を心がける

大人っぽく見えるもっとも簡単な方法は、大人しく振舞うことです。

そもそも大人しいの語源は大人らしいで、騒がず穏やかな様子を意味します。

子供っぽい自分を卒業したいなら、まずは落ち着いた行動を心がけましょう。

感情が高ぶったり不機嫌になったりしたときは、深呼吸をして気持ちを落ち着かせることが大切です。

高揚した感情は態度に出さず、大人しい人のフリをしてみてください。

最初のうちは演技でも、繰り返していくうちに自然と大人っぽく振る舞えるようになるはずです。

職場で子供っぽい言動をとるのはNG

子供っぽい人は、周りの人が放っておけないような愛らしい印象を与えるケースがありますが、プライベート以外で高評価を得ることは期待しない方がいいでしょう。

とくに職場で子供っぽい言動をとるのはNGです。

お互い協力し合って仕事を成し遂げていく場なだけに、一人前の仕事をこなさなければ、みんなの足を引っ張ってしまいます。

大人としての自覚を持ち、落ち着いて行動するよう心がければ、子供っぽさの改善はそれほど難しくはないはずです。

好奇心旺盛だったり、高い集中力を持っていたり、子供っぽい人が持ち合わせる長所は決して少なくありません。

良いところは活かしつつ、信頼される魅力的な大人を目指してくださいね。