細かい人に共通する特徴・心理とは?職場やプライベートでの上手な対処法
「細かい人と接すると疲れる…」と感じたことがある人は多いのではないでしょうか。
職場などで細かい人がいると助かることもありますが、細かすぎる部分に周囲が疲れてしまうことも少なくありません。
そこで今回の記事では、細かい人に共通する特徴や心理状態・職場やプライベートでの上手な対処法について解説していきます。
細かい人との付き合い方に悩んでいる人は、ぜひ本記事を参考にできることから実践していきましょう。
Contents
一緒にいると疲れる…細かい人の特徴
細かい人には、一緒にいる人を疲れさせてしまういくつかの共通した特徴があります。
ここでは、細かい人の特徴について解説していきます。
完璧じゃないと気が済まない
細かい人は、完璧じゃないと気が済みません。
ものごとに対して「こうあるべき」という独自のルールや目標があり、自分に厳しい完璧主義者なのです。
また自分に厳しい分、周りにも完璧を求めてしまう傾向にあるため、時には人間関係がギクシャクすることもあるでしょう。
とにかくプライドが高め
細かい人の特徴として、とにかくプライドが高めであることが挙げられます。
自分の意見が正しいと思い込むことが多いため、別の意見を述べてきたり訂正してきたりする相手に対して、自分が非難されたと捉え敵意を見せることもあります。
自分に自信をもっているため、反対意見は自尊心を傷つけられた気持ちになってしまうのです。
自分の意見が一番だと思っている
自分の意見が一番だと思っていることも、細かい人の特徴の1つです。
思い込みが激しく、ルールに従って行動している自分が誰よりも正しいと考えているため、自分以外の考え方を聞き入れることはありません。
ときには他人の意見を優先しなければいけない場面でも、柔軟な対応ができない人が多いでしょう。
感情的になりやすい
細かい人は、感情的になりやすい傾向にあります。
何ごとも細かく計画を立ててその通りに動きたい性格なので、少しでも計画がズレてしまうとイライラするなど、感情的になってしまいます。
細かい人は繊細な部分もあり、自分の思い通りに進まなかった場合に上手く対処できず急に怒りだすことがあるため、周囲を驚かせることも少なくありません。
お金は1円単位まで割り勘する
お金は1円単位まで割り勘するのも、細かい男性・女性によく見られる特徴です。
細かい人は、「お金に関することは適当ではいけない」という考えなので、1円単位までしっかり割り勘するのが当然だと思っています。
その場がしらけてしまうことはまったく気にせず、自分が食べた分は自分で支払うべきという概念以外は考えられないので、きっちり1円単位まで細かく計算して割り勘するのです。
彼氏・彼女が細かいタイプだと、デートは毎回割り勘になると覚えておきましょう。
細かさゆえに家事能力が高い
細かさゆえに家事能力が高いことも、細かい人の特徴といえるでしょう。
部屋の物はあるべき場所に戻し常に部屋を綺麗に保つなど、自分がやるべき家事は完璧にこなすことができます。
このような家事能力の高さは、細かい人の長所ともいえます。
細かい人と一緒に暮らすとほこり1つないきれいな部屋で過ごせるので、結婚相手としては向いているといえるでしょう。
しかし、相手にも同じレベルを求める傾向にあるため、相手が疲れてしまう可能性もあります。
ストレスを溜めやすく病気を発症しやすい一面も
細かい人は、ストレスを溜めやすく病気を発症しやすい一面もあります。
些細なことも気になり神経質になりがちだったり、ものごとが思い通りに進まないと感情のコントロールができずイライラしたりするので、その分ストレスを溜めやすい傾向にあるのです。
どんなに周りから「気にしすぎだよ」と助言されても聞き入れることができず、ストレスを溜め込み過ぎた結果、うつ病を発症するなど心が病んでしまう人も少なくありません。
大雑把な人とは程遠い!細かい人の心理とは
細かい人は一体、どのような心理状態なのでしょうか。
ここでは、細かい人の心理について解説していきます。
あらゆることが気になってしまう
細かい人の心理状態として、あらゆることが気になってしまうことが挙げられます。
細かい人は、人一倍真面目であるがゆえ心配性な性格なので、小さなことでも気になりすぐに不安になってしまいます。
「期待を裏切りたくない」「完璧にこなしたい」という気持ちが強く慎重になりすぎるあまり、あらゆることが気になってしまうのです。
他人から認められたい
細かい人は、他人から認められたいという心理が強い傾向にあります。
他人から認められたいからこそ、常に完璧にこだわり細かい部分を気に掛け、慎重にものごとに取り組むのです。
細かい人は、他人から認められることで平常心を保っているのでしょう。
失敗をして怒られたくない
細かい人の中には、失敗をして怒られたくないという心理を持っている人もいます。
これは、過去に大きな失敗を経験してトラウマになっているケースが多いでしょう。
「またあの失敗を繰り返したくない」「怒られるのはもうこりごり」といった感情から、細かいことまで気にするようになるのです。
「うざい」「嫌い」と感じる細かい人の上手な対処法
細かい人に対して「うざい」「嫌い」と感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、仕事関係などどうしても関わりが必要な場合もありますよね。
そこで最後に、細かい人の上手な対処法を紹介していきます。
まずは素直に意見を聞き入れる
細かい人の上手な対処法として、まずは素直に意見を聞き入れることです。
細かい人は、誰も気付かないことにまで目を向けたり対策を考えたりしているので、素直に意見を聞き入れることで良い結果に繋がるケースも少なくありません。
一見、「うざいな」と感じることもあるかもしれませんが、もしかすると苦手意識を持ちすぎている可能性も考えられます。
意見を理解しようと努力し素直に聞き入れることで、良いコミュニケーションのきっかけになるかもしれませんよ。
仕事で見習える部分は自分の糧にする
細かい人に対し、仕事で見習える部分は自分の糧にするのも対処法の1つです。
細かい人の正確さや完璧主義なところは、仕事においてとても強みになります。
見落としがちなことにも最善の注意を払ったり的確な対策を編み出したりと、細かい人の仕事に対するスタンスには見習える部分が多いため、自分の糧にすると大きな成長になるでしょう。
相手を褒めて自尊心を伸ばしてあげる
細かい人の上手な対処法として、相手を褒めて自尊心を伸ばしてあげることもおすすめです。
細かい人は、自分の能力を多くの人たちに認めてほしいといった自己顕示欲が強い傾向にあるので、あえて人前で相手を褒めてあげるのが有効です。
「細かい部分なのにすぐに気づけてすごいね」など、自尊心を伸ばせるような褒め言葉を伝えると相手も喜び、上手に付き合っていけますよ。
飲み会のときは会費制にする
細かい人がいる飲み会のときは、会費制にするという対処法もおすすめです。
細かい人は、損をしたくないという気持ちが強いため、飲み会などの勘定は1円単位まできっちり割り勘にします。
会社の飲み会でも「皆で食べたものは割り勘」「個人で注文したものは注文した人が負担」といった細かいルールをみんなに押し付けるケースも。
そのため、飲み会のときは会費制にしておくと、会計時に変な空気になることもなく気持ちよく過ごすことができるでしょう。
時には受け流すくらいの気持ちも大事
時には受け流すくらいの気持ちで接することも、細かい人の対処法として効果的な方法です。
細かい人の発言をすべて真に受けてしまうとストレスが溜まってしまうため、話半分で聞いておくのが一番でしょう。
もちろん、相手に無視されたと思われてしまうと逆効果なので、相槌はしつつ必要な情報以外は受け流すくらいの気持ちで接するのが得策といえます。
細かい人は言い換えれば仕事できる人!職場の苦手な上司でも上手に付き合おう
細かい人に対し苦手意識をもってしまうと、自分のストレスにもなり疲れてしまいます。
しかし、細かい人は職場において完璧な結果を出そうと真剣に取り組むため、仕事ができる人であり細かい人から学べることも多々あるのです。
職場の上司が細かい人だとしても必要以上に苦手意識をもたず、対処法を実践することで上手に付き合うことができるはずですよ!