友達ができない人の特徴&原因とは?友達がいない人の対処法を大公開

進学や転勤など新たな環境ですぐ友達ができる人もいれば、いつまでも環境に馴染めず、新しい人間関係を構築できない人もいます。
どこに行っても友達ができない人は、悲しい思いをすることが多いかもしれません。
今回の記事では友達ができない人の特徴や原因、友達がいない人の対処法を大公開します。
気の合う人と仲良くなって一人ぼっちを卒業しましょう!
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大学生も社会人も友達ができないと孤独感に苛まれる…
大人になると子供の頃のようにいつも友達と一緒ということはなくなりますが、それでもいざというときに、頼りになるのが友達です。
大学生も社会人も友達ができないと孤独感に苛まれることは避けられません。
どんな悩みでも一人で抱え込んでしまうと、どんどん不安が膨らんでいってしまうものです。
そんなとき友達に話を聞いてもらうだけで、心の負担は軽くなります。
友達は精神の健康を支えてくれる存在でもあるのです。
友達ができない人の特徴
学校でも会社でも、身近な人たちと距離を縮めるのが苦手という人は少なくないでしょう。
まずは友達ができない人の特徴を紹介していきます。
自分に当てはまる項目はないか、チェックしてみてください。
空気が読めない
その場の空気が読めないと、友達ができない傾向にあります。
空気が読めない人は、みんなが譲り合っているときにはやたらと自己主張するのに、全員の力が必要なときに限って何ひとつやらないなど、周りが望まない行動を無意識のうちにしてしまいます。
そのため、周囲から距離を置かれ、いつまで経っても誰とも仲良くなることができません。
自分のことを話さない
2人の仲を深めるには、お互いのことを知る必要があります。
そのため、自分のことを話さないと、他人との距離を縮めることはできません。
心理学の世界では、自己開示には返報性があるといわれています。
自分のことをオープンにすることで相手からの自己開示も期待できるため、お互い打ち解けやすくなるというわけです。
内気な性格や過剰な警戒心など、自己開示が苦手な理由はいろいろあるでしょうが、勇気を持って自分のことを話さなければ、「仲良くなりたくないんだな」と受け止められ、自ら他人を遠ざける結果となってしまいます。
一人の時間が大好き
一人の時間が大好きな人も友達ができない傾向にあります。
このタイプは、普段は友達がいなくても困らないため、人と親しくなる努力をしないのですが、挫折して初めて愚痴る相手さえいないことに気づきます。
ネガティブな感情になったときは、度々孤独感に苛まれてしまうのです。
プライドが高い
異常にプライドが高い性格も、友達づくりの障害となってしまいます。
プライドが高い人は、他人のことを見下しがちなため、挨拶や差し障りのない雑談を嫌う傾向があります。
しかし、一見無意味に見える世間話には、他人に敵対心がないことをアピールするという重要な役割があるのです。
他人に警戒されないための貴重な機会を見逃してしまえば、攻撃的とみなされ距離を置かれてしまうのも仕方がないでしょう。
何事にもルーズ
何事にもルーズであることも、友達ができない人の特徴です。
待ち合わせにいつも遅れたりドタキャンを繰り返したりと、日頃の付き合いや生活習慣がルーズな相手と親しくしたいと思う人はいないでしょう。
借りたお金を返さないといった金銭面でのルーズさは、友達どころか、人として接点を持ちたくないと思われても不思議はありません。
友達ができない原因
人と仲良くなりたいのに、いつまでも一人ぼっちなのは辛いものです。
何が原因で他人と親しくなれないのでしょうか。
ここでは、友達ができない原因について解説していきます。
不潔な印象を与えている
「人は見かけによらぬもの」ということわざもありますが、関係が浅い相手を判断する材料はそう多くはありません。
とくに不潔な印象を与えている外見であれば、距離を置かれても仕方がないでしょう。
なぜなら清潔感は自力で獲得できるものだからです。
誰もが身なりを整えているのに、それを怠っているとなれば、ルーズな性格と自らアピールしているようなものです。
頭はフケだらけ、爪は伸びっぱなしなら、「衛生面が心配…」と思われてしまいます。
不潔な見た目を放置しているなら、どんなに内面が魅力的でも、それなりの評価しか得られないと考えるべきでしょう。
ネガティブオーラが全開
ネガティブオーラが全開だと、他人を遠ざける原因となります。
後ろ向き発言は、聞いているだけでも気が滅入ってしまうため、周囲から敬遠されるのも納得できるでしょう。
友達をつくりたい人に、とくに気をつけてほしいのは、卑下やセルフハンディキャッピングをすることです。
謙虚さをアピールするつもりで「自分なんて」と、頻繁に自分を卑下していると、周りはいちいちフォローしなければならず、面倒な人と思われてしまうことがあります。
また、自分が傷つかないように、失敗の言い訳となる言動をすることを「セルフハンディキャッピング」といいます。
たとえば、テスト前に掃除したくなったり、徹夜で勉強したのに「全然勉強してない」と言ってみたりする人がいますが、これはテストがうまくいかなかったときの予防線を張っているわけです。
本人にとっては何気ない言動でも、周囲から見ればネガティブオーラ全開にしか見えないこともあるので注意してください。
減点方式で相手を判断する
減点方式で相手を判断するやり方は、対等な関係を築きにくく、粗探ししているような印象を他人に与えてしまいます。
そもそも完璧な人間なんていません。
お互い足りない部分を補い合ってこその友達です。
あれがダメこれがダメ、と上から目線で駄目出しされて嬉しい人はいないでしょう。
周囲に指摘ばかりしていれば、「鬱陶しい…」と思われるため、友達ができなくて当然です。
独りよがりな言動が目立つ
お互いに譲り合い助け合っていきながら友情は育まれていくものですが、独りよがりな言動が目立つと誰も近づいて来なくなります。
自己中心的な言動は、精神的な未熟さが影響している場合がほとんどです。
人間誰でも子供の頃は他人を思いやることが難しく、自分中心に物事を考える傾向にありますが、成長とともに他人の気持ちを想像する力が身についていきます。
成人になっても独りよがりな言動を繰り返してしまうようなら、精神的に大人になることを意識しましょう。
友達ができない…と悩んでいる人は、まず自分の言動を振り返ってみてください。
損得勘定で動く
感情に流されてばかりでは損をしてしまいます。
とはいえ、損得勘定で動く人とは友達にはなれません。
他人の愚痴を聞いたところで一文の得にもなりませんよね。
それでも貴重な時間を割いて付き合ってくれるのが友達です。
損得で動いているうちは友達はできないと心得ましょう。
友達をつくりたい!友達ができない人の対処法
友達をつくるには、どのような方法があるのでしょうか。
最後に友達ができない人の対処法を紹介します。
うまくいかなかったことには必ず理由があるものです。
理由を明らかにした上で行動すれば、今度こそ友達付き合いはうまくいくはずです。
無理せずできることからはじめて、友達づくりの達人を目指しましょう!
外見は清潔感を意識する
外見は清潔感を意識することが大切です。
見た目は他人に自分を知ってもらう貴重な情報となります。
同じ品物でもリボンをかけて渡すのと新聞紙に包んで渡すのとでは、相手の受け取り方はまるで違いますよね。
それは人間だって同じです。
とくに清潔感は健康面に直結するだけにとても重要です。
毎日、洗顔や歯磨きを欠かさず、しわのない服を着るようにしましょう。
人と話す機会があるなら口臭ケアも意識してくださいね。
また、体臭は自分では気づきにくいため、家族など身近な人に聞いてみるのがおすすめです。
「スメハラ」という言葉もあるように、においの問題は快適な空間を脅かすものとして無視できません。
日頃のケアで防げることは少なくないので、意識して対策してみてくださいね。
ただし、お風呂や歯磨きなどが億劫に感じる場合は、うつ病の可能性もあります。
そんなときは自分を責めず、ゆっくり心を休ませてあげましょう。
日常生活に支障が出ているケースでは、専門医のカウンセリングを検討してみてください。
心身ともに健康でなければ、友達づくりもうまくいきません。
まずは自分自身をケアしてあげることが大切です。
Twitter・FacebookなどのSNSを活用する
「友達がほしいけど接点がない」という人は、TwitterやFacebookなどのSNSを活用するとよいでしょう。
リアルな付き合いだと緊張してしまう人におすすめの方法です。
仕事や学校は閉ざされたコミュニティだけに、自分と気の合う相手が必ずいるとは限りません。
しかし、SNSなら投稿を通じて世界中の人とつながることができるため、自分が求めている相手との出会いが期待できます。
まずはメル友を見つけてコミュニケーション能力を磨きましょう。
対面だと緊張してしまう人もネットを介してなら、気軽にはじめられるはずです。
また、友達は近くで見つけなければならないというルールがあるわけでもないですよね。
気の合う相手はもっと遠くに住んでいる可能性だってあります。
これまで友達に恵まれなかった人は、出会いの範囲を広げてみましょう。
社会人サークルに参加する
ネットの友人関係も楽しいものですが、リアルな付き合いができる友達がほしいなら、社会人サークルに参加しましょう。
自分と同じものが好きなサークル仲間であれば、気の合う相手を見つけやすいはずです。
友達づくりだけでなくサークル活動も楽しめれば、ネガティブオーラを脱ぎ捨てて何事にもポジティブに向き合うことができるでしょう。
行きつけのお店をつくる
友達をつくりたいなら、行きつけのお店をつくるのもいい方法です。
居酒屋やカフェなど、お気に入りのお店に足繁く通っているうちに、常連さん達と顔見知りになれるでしょう。
カウンター席があればカウンターに座って、まずはお店のスタッフと仲良くなるのがおすすめです。
バーではバーテンダーが1人客同士の仲を取り持ってくれることもあります。
もっともお店によっては客同士のトラブルを避けるため、声かけを禁止している場合もあります。
他の客に直接話しかけるのは、お店の人と仲良くなってからにしましょう。
マッチングアプリを使用する
友達づくりにはマッチングアプリを使用するのもおすすめです。
マッチングアプリといえば、恋人探しのイメージがありますが、友達をつくりたいときにも活用できます。
いろいろなアプリがありますが、できれば同性の登録会員にアプローチでき、興味のあることに「友達」関連の項目を選べるアプリがよいでしょう。
もちろん友達だからといって同性でなければならないわけではありません。
男性であれ女性であれ、異性の方が友達として付き合いやすいなら、異性相手に友達になりたい旨のメッセージを送りましょう。
登録数が多い上、検索機能で事前に相手のプロフィールをチェックできるため、気の合う相手を見つけやすいのもマッチングアプリのメリットです。
相手に興味を持って接する
サークルでもアプリでも、ただ参加すれば友達ができるわけではありません。
仲良くなるには、相手と会話することが必要不可欠です。
まずは相手に興味を持って接するようにしましょう。
「誰か友達になってくれないかなぁ」と、待っているだけではいつまで経っても友達はできません。
発想を転換させて、あなた自身が誰かの友達になるんだという意識を持つことが大切です。
相手に関心を持てば、「この人は何が好きなんだろう?」「趣味は何だろう?」「休みの日にはどんな遊びをするんだろう?」などと、次々と疑問が湧いてくるはずです。
興味を持って話を聞くことで、あなた自身が「面白そう!」と思える話題も出てくることでしょう。
相手に関心を示すことで親しみを感じてもらえますし、いろいろ教えてあげようと思ってもらえるかもしれません。
最初は性格が合わないなと感じても、新しく興味が持てることが見つかれば、人生の選択肢も増え、新たな人間関係を開拓していくこともできます。
未知のジャンルに足を踏み入れることを恐れず、積極的に人と関わっていってくださいね。
友達ができない…と悩んでいる人は前向きに行動してみよう!
友達ができない…と悩んでいる人は、前向きに行動してみるのがおすすめです。
いつまでも受け身の姿勢では、友達づくりはうまくいきません。
「犬も歩けば棒に当たる」というように、まずは何でもいいのではじめてみることが大切です。
友達づくりに一番重要なのは、友達ができたらいいなと願うのではなく、あなた自身が誰かの友達になるという意識を持つことです。
理想の友達になれるよう、清潔感を身につけ他人に興味を持ち、積極的に関わっていってくださいね。
- 友達がいないと孤独感に苛まれてしまう
- 友達ができない人には、空気が読めない・自分のことを話さない・一人が好き・プライドが高い・ルーズな性格といった特徴がある
- 友達ができない原因には、不潔な見た目やネガティブオーラ、独りよがりな言動などが挙げられる
- 清潔感を意識して社会人サークルに参加したり、マッチングアプリを活用したりするのが、友達づくりのコツ