パッと見わからない「腹黒い人」に共通する特徴・見分け方・対処法を紹介
いつもは普通に見えるのに、実は心の中では自分の利益を考えて1人でひそかに笑っている腹黒い人。
ふとした瞬間に彼らの本性を垣間見てしまい、驚く人もいるのではないでしょうか。
腹黒い人は普段は普通の善良な性格に見せかけることが得意なため、パッと見では判断しづらいのがやっかいです。
気づかないうちに、彼らの策略に巻き込まれて損をしていることがあるかもしれません。
腹黒い人に振り回されないよう、特徴や見分け方、関わってしまったらどんな対処をしたらいいかまで徹底紹介していきます。
Contents
腹黒いとは
腹黒いとは「陰険でいじわる」「心の中に悪だくみをもっている」という意味の言葉です。
つまり、腹黒い人とは「優しい態度をとっていても心の中では悪だくみをしてほくそ笑んでいるような人」のことを指します。
語源は海産魚である「サヨリ」から由来しているそうです。
サヨリはサンマによく似た形をした銀色の体が美しい魚ですが、捌いてみるとお腹の中は真っ黒な膜で覆われています。
外見と中身が正反対なことから腹黒いの代名詞となりました。
腹黒い=性格悪い?
「腹黒い」と聞くと性格が悪いイメージを抱くことがありますが、同様の意味ではありません。
一般的に性格が悪いというと、「人から好かれない性格の人」「人が嫌がることをわざとするような人」など、普段から誰が見ても悪い印象をもつ性格の人を指します。
一方、腹黒い人というのは普段は常識のある穏やかな人に見えるのに、実は心の中は陰険で他人の不幸を望んでいるような、「外見からは判断できない悪意ある人」というニュアンスが強いです。
同じマイナスな意味の性格を表した言葉ではありますが、外から見て分かりやすい・分かりにくいといった違いがあるため、「腹黒い」と「性格悪い」はイコールではありません。
また、似たような言葉に「サイコパス」という言葉がありますが、これは非人間的な思考回路を持っているという意味です。
「腹黒い」には似た言葉がたくさんあります。
ただ、ニュアンスは多少異なるので言い換えの際は気をつけましょう。
【男女共通】腹黒い人の特徴
少し接しただけでは判断できない腹黒い人たち。
しかし、彼らには当てはまりやすい特徴があります。
具体的にどんなものがあるのか、いくつか紹介していきます。
また、なかには「腹黒いと言われる」という人もいるでしょう
そんな性格をやめたい人も、まずは腹黒い人の特徴を知ることが大切です。
相手によって態度を変える
接する相手によって突然態度が変わる人を見たことがないでしょうか?
とくに腹黒い女性の場合、同性の前だとガサツでおしとやかさの欠片もないような人が、異性を前にするとコロッと態度が変わり、急に甘えたり可愛らしさをアピールしてきたりすることがあります。
このような場合、「男子に好かれたい」「かわいい女子と思われたい」と思っている以外にも、相手のことをうまく利用しようと思っている目論見が含まれている可能性もあります。
男性の場合も後輩の前では態度が大きいのに、立場が上の上司や先輩の前では突然調子よくご機嫌取りをしだす人などがいます。
自分にとって利益のある相手の前でのみ、良い顔を見せようとするのが腹黒い人の特徴です。
自分を大きく見せるための自慢話が多い
誰かを賞賛しているとき、「へ~、すごいね!でも私の方がもっとすごいよ!」など、頼まれてもいないのに空気を読まず自分の方がすごいとアピールをしてくる人は、腹黒い人の可能性が高いです。
人よりも常に優位に立っていたいため、ことあるごとにマウントを取りたがります。
見栄っ張りで「自分が常に一番優秀」と注目されていないと気が済まないのです。
周りの人のなかには、イキっていると感じる人もいるでしょう。
噂話が大好き
腹黒い人は噂話が大好きです。
なぜなら、相手に不利益な噂話を吹聴することにより、相手の評価を下げ、逆に「自分はこんなことをしない良い人アピール」ができるからです。
根拠のない情報を拡散することは、腹黒い人にとって、自分を優位に立たせるための手段です。
ただの世間話のふりをして人を貶めるような噂を広めている人は、実は自分の利益を頭で計算してわざと発信源になっている可能性があります。
自分の得になることしか考えない
腹黒い人は常に自分の利益を考えて行動しています。
そのため、自分にとってメリットがない行動はとりません。
自分の利益がある相手の前では常にいい顔をし、利益がないと判断した相手の前では不遜な態度をとります。
損得勘定ゼロで生きていくのは難しいですが、常に自分の得ばかり考えて相手には思いやりの欠片もない人を見かけたら、腹黒いと判断しても問題ないでしょう。
平気で嘘をつく
腹黒い人は嘘つきな傾向があります。
自分を良く見せる嘘をつき、相手から好印象を得ようとします。
自分を守るための嘘ではなく、自分が優位に立つための嘘です。
嘘も方便という言葉があるように、ときには誰だって嘘をつきます。
しかし嘘をつく頻度があまりにも頻繁で、その嘘が他人を貶めるような内容だったり、自分を過剰に美化していたりする場合は、腹黒い人である可能性が高いです。
人の弱みに付け込む
なにか他人が秘密にしておきたいことを知ったとき、その弱みに付け込もうとするのが腹黒い人です。
腹黒い人は計算高く、自分が利益を得るために人を利用しようとします。
その際、弱みを握っているような人は利用するのに格好の餌食なのです。
弱みを握っていることを盾にし、その人を意のままに操り、思い通りにしようとします。
容赦なく悪用されてしまう前に距離をとり、関わらないようにするのが得策です。
まるで二重人格
腹黒い人は人間観察が得意なため、人によって態度を使い分けるのが得意です。
そのため何も知らない人の目から見るとあまりの態度の違いに、まるで二重人格のように見えることもあります。
自分にメリットのない人の前では本音を喋り、逆にメリットのある人の前では建前ばかりを気にする…腹黒い人はその二重人格のようなバランスを保ちながら、人との関係性を築いているのです。
要観察!腹黒い人の見分け方
腹黒い人の餌食にならないためには、関わりを未然に防ぐことが大切です。
ここでは腹黒い人なのかどうかを見分ける方法を大公開します。
簡単に見極める方法ばかりなので、自分の身は自分でしっかり守りましょう。
初対面のときの印象
皆さんは初対面の人と会ったとき、どのような行動をとるでしょうか。
いきなり不愛想な態度とまではいかなくても、多少は警戒し慎重に接しますよね。
しかし、腹黒い人は自分を良く見せたがるため、初対面の相手だとしても過剰に感じのよい態度をとることが多いです。
「この人は良い人だ」と油断させておいて、本心では自分の利益のために利用しようとしている場合があります。
あまりにも感じのよい態度をするなら、裏の顔を持っているかもしれませんよ。
会話の内容
腹黒い人は自分を良く見せるために、他の人の印象を下げるような話が大好きです。
そのため、会話をしていると何かと人を批判するような話題になりがちです。
普通の人なら気にしないようなちょっとしたことであっても、まるで大事のように批判しさらにあら探しをしようとします。
善意からの批判ではなく、筋の通らないようなどうでもいいことで人を批判する会話をしてくる人は、腹黒い人だと思って警戒した方がいいでしょう。
物事の判断基準
腹黒い人は基本的に損得勘定を考えて行動しています。
「自分にメリットがあるかどうか」という点が、彼らにとって1番重要な物事の判断基準です。
自分にメリットがなければ、すぐに切り捨てて次の物事に移ろうとします。
腹黒い人にとって何の価値もないことだからです。
すぐに損得で判断しようとする人に出会ったら、腹黒い人だと疑って間違いありません。
周りの人への振る舞い方
「この人は腹黒い人なのかもしれない…」と思ったら、周りの人にどのように振る舞っているかを観察してみてください。
仕事で重要なポジションに就いている人には友好的に接し、自分より下の役職の人間には冷たく当たるなど、振る舞いが極端に変わる人は腹黒い可能性があります。
ママ友などでも、リーダー格であるママの味方ばかりをしているような人は自分のメリットばかりを考えて行動している場合があります。
人によってあまりにも振る舞いが変わる人には要注意です。
本音を話してくれるかどうか
腹黒い人の中には本音を話さないタイプの人もいます。
たとえ友人関係であっても自分の本当の気持ちを話してしまうと、腹黒い性格や言動がばれてしまうため、意図的に隠しているのです。
恋愛などでも、腹黒い人は相手を支配したいという心理が働いて、相手の情報ばかりを聞きたがります。
自分の情報をあまり話さない、自分の意見を言わないような人には注意した方がいいでしょう。
身近にいる腹黒い人の対処法
腹黒い人とは極力関わりたくないですよね。
しかし、会社やご近所など身近にいる場合は関わりをゼロにすることは難しいです。
周りにいるやっかいな腹黒い人への対処方法を紹介していきます。
自分の本音や弱みを見せない
腹黒い人は計算高いため、油断して安易に本音や弱みを見せてしまうと、そこにつけこまれ利用されてしまう危険があります。
そのため、出会って間もない人や「この人もしかして腹黒いかも?」と疑った場合は、自分の本音を見せないように気をつけて行動するのがおすすめです。
距離感を適度にとり、信頼できる人だと確信するまで安易に自分の情報は伝えないようにしましょう。
感情的になって本音を見せたら、相手の思う壺になってしまうかもしれませんよ。
悪口に便乗しない
人の悪口で盛り上がっているところを見かけると、ついつい便乗してしまうという人も多いのではないでしょうか。
しかし、本来悪口は良いものでない上に、一緒になって言っていると腹黒い人の仲間だと思われ、逆に自分に不利益な噂をまき散らかされてしまうかもしれません。
あなたも周りに悪いイメージを持たれて、距離を置かれてしまう可能性があります。
悪口には加担せず、聞き流すくらいにとどめておくのがベストです。
適度な距離感を保つ
腹黒い人との関わりをゼロにできない場合は、適度な距離感を保って接することが大切です。
あまりに近づきすぎてしまうと影響されて、自分の考えも腹黒く染まってしまう可能性があります。
自分自身が腹黒い人になってしまうのです。
会社仲間なら会社内だけの付き合いにして食事や合コンに誘われても行かない、ご近所さんなら挨拶くらいで済ませ、それ以外のプライベートな関わりはしないなど人間関係を極力少なくし、自衛するようにしましょう。
腹黒い人とは距離を置いて、新しい出会いを見つけよう!
腹黒い人と関わっていても、良いことは1つもありません。
それどころか弱みを握られたり、周囲から悪いイメージを持たれたりとデメリットのほうが多いでしょう。
そんな人とは距離を置いて、新しい出会いを探すのもいいかもしれません。
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交友関係を広げるために役立てみてください。
いい顔して近づいてくる腹黒い人には注意!
腹黒い人は大抵良い人を装って近づいてきます。
そのため、知らず知らずのうちに巻き込まれたり、弱みを握られたりしている場合が多いです。
しかし、本当に良い人と腹黒い人は言動からして違います。
会話の節々に違和感を感じ、「もしかしてこの人腹黒いかも…?」と思ったら、本記事を参考に適度な距離をとって関わりを減らしていくようにしましょう。
腹黒い人の餌食にならないよう付き合い方に注意して、楽しい毎日を送ってくださいね。
- 腹黒い人は初見では判断しづらい
- 相手によって態度を変える人は腹黒い人の可能性が高い
- 腹黒い人は人の弱みを常に探している
- 初対面で不自然に感じの良い人には注意する
- 腹黒い人と関わってしまったら適度な距離感で接する