寝起きが悪い人の原因&朝スッキリ目覚めるための対処法を完全解説!

寝起きが悪ければ、朝は頭がぼんやりした状態で過ごすことになるため、生活に支障をきたす恐れがあります。
仕事に行く時間に間に合わなくて遅刻してしまったり、機嫌が悪くて他人に八つ当たりしたりすれば、自分の評価を下げてしまうかもしれません。
朝の目覚めが悪い人は、なぜスッキリ目覚められないのか原因を解明しましょう。
この記事では、寝起きが悪い人の原因や、目覚めの悪さを改善する方法を紹介します。
1日を快適にスタートするためにも、ぜひ試してみてください。
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寝起きが悪いと好きな人・恋人に幻滅される可能性大!
寝起きが悪く、朝は眠くていつも不機嫌…。
そのような人は、日常生活に困るだけでなく、好きな人や恋人から幻滅される可能性大です。
なぜなら旅行などでせっかく一緒に寝ても、寝起きに不機嫌な態度で接してしまうため、2人で気持ちのいい朝を迎えられないからです。
寝起きの悪さは仕事や勉強だけでなく、恋愛にも悪影響を及ぼすため、なんとか克服しましょう。
寝起きが悪い人の原因
寝起きが悪い人には、いくつかの原因が考えられます。
次のことに当てはまらないかチェックしてみてください。
睡眠時間の不足
寝起きが悪い原因は、単純に睡眠時間が足りていない可能性があります。
忙しくて就寝時間が遅くなると、寝不足から朝は眠気やだるさに襲われます。
また、早く布団に入っても、なかなか寝付けず睡眠不足に陥るケースもあるでしょう。
そもそも寝つきが悪いのは、日中の昼寝が長すぎる・布団の中でスマホを見るといった原因が考えられるため、毎日の習慣を見直してみるのがおすすめです。
睡眠の質が悪い
睡眠は、時間だけでなく質も重要です。
十分に睡眠時間を確保しても寝起きが悪い場合、睡眠の質が悪いのかもしれません。
ストレスや、寝具が身体に合っていないことなどが睡眠の質を低下させる原因になります。
中途覚醒する場合、何が睡眠の質を低下させているのか、原因を追求しましょう。
低血圧
「低血圧だから朝が苦手」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
低血圧の人は、身体にめぐる血液の量が少ないのですが、酸素は血液が運ぶので、脳が酸素不足に陥りやすくなります。
そのため、脳の目覚めが悪く、身体への指令も鈍くなり、朝スッキリ起きられなくなってしまうのです。
また、脳だけでなく全身の筋肉や内臓などにも酸素や栄養が届きにくくなります。
その結果、活動するための神経が働きづらくなるため、体が活発に動くまでに時間がかかり、目覚めたときに不快感を感じてしまうのです。
病気
寝起きが悪いのは、睡眠時無呼吸症候群や睡眠相後退症候群といった病気が原因の可能性もあります。
なにをしても改善されない人は、疾患を抱えているのかもしれません。
病気の疑いがある人は、医療機関にて医師の診察を受けるのがおすすめです。
目覚めの悪さを改善!寝起きが悪い人の対処法
寝起きが悪くて困っている人は、これから紹介する7つの方法を試してみてください。
眠る前はカフェイン・アルコールの摂取を避ける
コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインには、覚醒効果がありますので、眠る前の摂取は避けておきましょう。
また、アルコールには利尿作用があるため、夜中にトイレに行きたくなり、熟睡を妨げることになるかもしれません。
お酒を飲んで寝るとアルコールを分解するときに「アセトアルデヒド」という物質が発生します。
「アセトアルデヒド」は眠りを浅くする働きがあるため、中途覚醒を招きやすく、夜中や早朝に目が覚めて、朝までぐっすり眠れないことがあります。
快眠のためには、眠る前のアルコールも控えておきましょう。
定期的にストレスを発散する
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、活動しているときは交感神経、休んでいるときやリラックスしているときは、副交感神経が優位になるのが正常です。
しかし、ストレスを受けると交感神経が優位になるため、夜間も副交感神経が劣位のままでうまく切り替わらないことがあります。
交感神経が優位の状態では心拍数が高く、精神が高揚して寝つきが悪くなるので睡眠の質が下がってしまいます。
良質な睡眠のためにも、定期的にストレスを発散しておきましょう。
枕・マット・布団など寝具を見直す
起きたときに身体に痛みがあれば、寝具が合っておらず睡眠時に首や肩、腰に負担がかかっている可能性があります。
痛みが原因で中途覚醒し、深い睡眠のノンレム睡眠が阻害されているかもしれません。
また、起床時に頭痛の症状がある人は、枕の高さが合っていない可能性もあります。
頭は4〜6kgの重みがありますので、適切な高さに調整することで、睡眠時に首や首回りの筋肉を休められます。
筋緊張型頭痛は身体に合った枕に変えることで、改善されることがあります。
自分の身体に合う適切な寝具で熟睡できれば、寝起きの悪さも感じなくなるでしょう。
ベッドに入ったら寝ることに集中する
ベッドに入ってから寝るまでの時間で、スマホを見たり本を読んだりして過ごしている人は多いのではないでしょうか。
それでは脳が「ベッドは活動する場所だ」と認識してしまいます。
質の高い睡眠のためにはベッドに入ったら寝ることに集中してください。
ベッドは「眠る場所だ」と脳に認識させれば、寝起きの悪さを改善できるかもしれません。
朝起きたらすぐに日光を浴びて伸びをする
朝起きたら二度寝せず、カーテンを開けてすぐに日光を浴びましょう。
乱れがちな体内時計も、日光を浴びることでリセットできます。
また、日光を浴びながら伸びをするとさらに効果的です。
身体を動かす抗重力筋は幸せホルモンを力の源にしているため、起きたら伸びをして全身の筋肉を動かしましょう。
反射作用で幸せホルモンを分泌しますので、身体の活動開始にさらなる効果が期待できます。
日光を浴びながら伸びをするだけで、寝起きの悪さを一気に改善できるかもしれませんよ!
通勤・通学前にカフェインを含む飲み物や炭酸飲料を飲む
自宅を出発する前にカフェインを含む飲み物や炭酸飲料を飲んで、目を覚ましましょう。
カフェインを多く含む飲み物には、コーヒーや玉露などがあります。
カフェインが血中に到達するまでには30分ほどかかりますので、早めに飲んでおくのがおすすめです。
また、爽やかな刺激がある炭酸飲料は、眠気を吹き飛ばしてくれるでしょう。
ただし、糖分が多く含まれていると眠気が増すため、甘くない飲み物を選んでくださいね。
眠気覚ましにツボを押す
手には眠気を覚ますツボが3つあります。
手のツボは、いつでもどこでも自分で押しやすいので、寝起きの悪さを改善したいときだけでなく、睡魔に襲われたときも押してみましょう。
【中衝(ちゅうしょう)】
中指から2〜3mm下の部分にあります。
もう片方の親指と人差し指で強く押してください。
【合谷(ごうこく)】
親指と人差し指の間で、手の甲側の骨が交わるくぼみの部分にあります。
もう片方の親指と人差し指で押してください。
【労宮(ろうきゅう)】
手の中央にあり、こぶしを握ったときに中指の先端が当たる部分にあります。
ボールペンなどで強く押してください。
寝起きが悪い人をスッキリ起こすコツ
恋人や家族など、身近に寝起きが悪い人がいると、起こすのも大変ですよね。
最後に寝起きが悪い相手をスッキリ起こす方法を紹介します。
相手の好きな音楽を流す
目覚まし時計の音よりも、好きな音楽で目覚めると朝から気分がいいでしょう。
けたたましい音が鳴る目覚まし時計は、すぐに止めてまた寝てしまうことも…。
好きな音楽ならそのまま聴いていたくなるため、相手の好きな音楽を流して起こしましょう。
美味しい匂いを漂わせる
起きてからの楽しみがあれば、気持ちよく起きられるかもしれません。
寝起きの悪い相手が自分から起きたくなるように、美味しい匂いを漂わせましょう。
美味しい朝食を作ってあげることで、毎朝機嫌よく起きてきてくれるようになるはずです。
また、朝食を抜くと脳がエネルギー不足になるため、集中力が続かなくて、仕事や勉強に支障をきたします。
朝ご飯をしっかり食べれば、1日をエネルギッシュに過ごせて感謝されるでしょう。
恋人関係ならスキンシップを図る
恋人の寝起きが悪い場合は、スキンシップで起こしてあげてはいかがでしょうか。
ハグしたりして、恋人ならではのスキンシップで起こしましょう。
良い雰囲気で目覚められれば、きっと朝から幸せな気分になれるはずです。
寝起きが悪くて吐き気や頭痛がする人は生活習慣の見直しを!
寝起きが悪く、スッキリ目覚めないのは、単に寝不足が原因というわけではありません。
朝起きて吐き気や頭痛がする人は、睡眠の質や身体に合わない寝具など、睡眠時間以外にも原因があると仮定して、生活習慣を見直してみましょう。
この記事で紹介した寝起きが悪い人の対処法を取り入れると改善の可能性がありますので、ぜひ試してみてください。
ただし、寝起きが悪いのは病気が原因の可能性もあるため、日常生活に支障をきたしている人や、原因に心当たりがない人は、医療機関を受診して専門家に相談してみることをおすすめします。
- 寝起きが悪いと好きな人や恋人に幻滅される可能性が高い
- 寝起きが悪いのは、睡眠時間の不足や睡眠の質が悪いことなどが原因として考えられる
- 寝起きが悪い人の対処法として、寝る前のカフェイン・アルコールの摂取を控えることや寝具を見直すことなどが挙げられる
- 寝起きが悪い人をスッキリ起こすには、相手の好きな音楽を流すことや、美味しい匂いを漂わせるなどの方法がある