【診断】回避依存症の人の7つの特徴を徹底解説!心理や恋愛傾向とは
あなたの周りに、他人との接触やコミュニケーションを極端に避けようとする人はいませんか?
もしかしたら、その人は「回避依存症」かもしれません。
回避依存症の人は、恋人や友人、好意を持つ相手などに対しても避けるような行動をとってしまいます。
この記事では、回避依存症の人の7つの特徴を徹底解説していきます。
回避依存症の人の心理や恋愛傾向まで詳しく紹介するので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
回避依存症とは
回避依存症とは、心のバランスを保つために他人と親しくなることを避けようとする状態をいいます。
親しい仲なのに急に離れていったり、そう思ったら急に近づいてきたりするので、周りの人達は困惑してしまいます。
恋愛依存症の一つ
回避依存症は、恋愛依存症の一つとされています。
恋愛依存症は、大きく「共依存症」と「回避依存症」の2種類に分けられます。
共依存症は、恋人に尽くしすぎたりお互いに強い依存関係になったりして日常生活に支障をきたす状態です。
一方、回避依存症は、恋人や好意のある相手に対して親密になるのを避けようとする状態のことを指します。
どちらかというと女性よりも男性の行動や言動に多く見られる傾向にあります。
原因
回避依存症になってしまう原因は、幼少期の家庭環境にあることが多いとされています。
親との絆が健全に形成されず、人と親密になることに対して不慣れなまま育ってしまうと、回避依存症の傾向が強く表れてしまうのです。
具体的には、以下のような環境で幼少期をすごすと回避依存症になりやすいといわれています。
- 両親がすべて口出しするような過干渉な環境
- 「他人に甘えてはいけない」と厳しく育てられた
- 一貫性のない両親の態度に翻弄された
- 育児放棄や虐待による愛情不足
また、幼少期の家庭環境のほかにも、成人後の恋愛のトラウマによって回避依存症になってしまうケースもあります。
回避依存症は、状況や環境によっては誰にでも起こりうるものなのです。
回避依存症の人の心理とは
好きな人から避けられると悲しい気持ちになってしまいますよね。
回避依存症の人は、どのような気持ちで他人を避けてしまうのでしょうか。
ここでは、回避依存の人の心理を紹介します。
周囲から嫌われたくない
回避依存の人は、「周囲の人から嫌われたくない」という気持ちが強いです。
周囲の人から嫌われることを恐れているので、自分からあえて距離を取ってしまいます。
自分から人を避けておきながら「嫌われたくない」と思うのは、少し矛盾しているような気がしますよね。。
他人に干渉されたくない
回避依存症の人は、相手に対して好意があったとしても「過度に干渉されたくない」と思っています。
親密な関係になるほど束縛されているように感じてしまい、連絡したり会ったりすることが億劫になってしまうのです。
自分の都合の良いようにしたい
「相手の都合を優先するよりも自分の都合の良いようにしたい」と回避依存の人は思っています。
自分のペースを頑なに守り、他人の指図や指摘を嫌う傾向があります。
自分の都合に従わない人とは距離を置こうとする場合もあるでしょう。
【診断】回避依存症の人の7つの特徴とは
回避依存症の人に共通する特徴を紹介します。
回避依存症の人の特徴を把握しておくと、親しくなれるヒントがつかみやすいですよ。
また、セルフチェックとしても活用してみてください。
他人に本音を打ち明けられない
回避依存症の人は、他人と一定の距離を保とうとするので、本音を打ち明けられない特徴があります。
「人と仲良くなりたい気持ち」と「自分を知られたくない気持ち」が葛藤しているのが、回避依存症の心理状態です。
ネガティブな感情をひた隠しにして、本当の気持ちを表現しない傾向があります。
他人に対して責任を負うことを避ける
深い人間関係は、自分のプライバシーに関わることを相手に話したり、相手のお願いを聞いたりすることで築くことができます。
しかし、回避依存症の人は他人に対し責任を負う行動を避ける傾向があります。
相手と深い関係を築くことを避けることで心のバランスを保とうとするので、周囲からは「冷たい人」と思われてしまうでしょう。
パーソナルスペースが普通より広い
回避依存症の人は、「パーソナルスペース」が普通より広い傾向があります。
パーソナルスペースとは、他人との距離感において不快感や息苦しさを感じる限界範囲のことです。
そのため、スキンシップなどに苦手意識を持っている人がほとんどです。
また、精神的なパーソナルスペースも広く、たとえ親しい友人や恋人からだったとしても、アドバイスや干渉、詮索などに対して極端に嫌がる態度を見せます。
好き避け行動をとる
好き避け行動をとるのも回避依存症の人の特徴といえます。
好き避けとは、気になる相手をあえて避けることで相手の気を引こうとする行為です。
このような駆け引きは普段から誰でも行う行為ですが、回避依存症の人は人一倍相手に嫌われるのが怖いと感じています。
どうしても自分から相手に近づいていくことができずに、好き避け行動をとってしまうのです。
見捨てられることに強い不安を感じる
回避依存症の人は、人から見捨てられることや、自分から人が離れてしまうことに強い不安を感じてしまいます。
その強い不安から深い人間関係を築くことを避けてしまうのです。
「仲良くなりたい気持ち」と「見捨てられる不安」がせめぎ合って、「見捨てられる不安」が勝ってしまうのでしょう。
一人ですごしたいと思っている
人間関係にストレスを感じやすい回避依存症の人は、「ゆっくり一人ですごしたい」と思っていることが多いです。
回避依存症の人は、他人にコントロールされることが何よりも苦痛で、自由がなくなることを極端に恐れています。
そのため、自分の自由が脅かされると突然音信不通になって、人間関係そのものから逃げ出してしまう可能性もあるでしょう。
自分のやり方を頑なに貫こうとする
「何ごとも誰かに邪魔をされたくない」と感じやすい回避依存症の人は、自分のやり方を頑なに貫こうとする特徴があります。
回避依存症の人は、周囲のアドバイスや忠告を聞き入れようとしない傾向があり、自分のペースを乱したくないと強く思っています。
周囲のアドバイスや忠告が好意によるものであることを頭で理解していても、自分のペースを乱されたことに対する不快感が勝ってしまうのです。
回避依存症の人の恋愛傾向とは
他人との親密な関係に苦手意識のある回避依存症の人には、一体どのような恋愛傾向があるのでしょうか。
事前に把握しておくと、心の準備にもなります。
詳しく見ていきましょう。
距離を縮めようとすると避ける
回避依存症の人は、親密な関係になった後に相手を失うことが怖いので、距離を縮めようとすると避ける傾向があります。
もっと親しくなろうと踏み込まれると、どうしても逃げようとしてしまうのです。
親密になりすぎて、相手に精神的に依存しすぎるのを避けているのでしょう。
相手の愛情を試す
回避依存症の人は、自分は誰からも愛されない人間だと思い込んでいます。
なので、恋人同士になった後でも相手の愛情に疑問を抱き、相手の愛情を試してしまうのです。
そっけない態度をとったり、いきなり連絡を絶ったりして、その後の相手の反応を窺おうとするのです。
常に恋人を優先する
回避依存症の人は、恋人から捨てられることを極端に怖がります。
なので、恋人の機嫌を損ねないために、自分の都合よりも常に恋人を優先する傾向があります。
仕事や友達との先約をすっぽかしてしまうこともあるでしょう。
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回避依存症を理解して少しずつ関係性を深めていこう!
回避依存症の人は、自分のペースを非常に大切にする傾向があります。
「もっと仲良くなりたい」と距離を縮めると嫌がられてしまう可能性があるので、ゆっくりと少しずつ関係を進めていくのが効果的です。
今回の記事を参考にして、回避依存症の人の特徴や心理を理解して、上手に親交を深めていきましょう。
- 回避依存症とは、心のバランスを保つために他人と親しくなることを避けようとする状態をいう
- 回避依存症の人の心理は、「周囲から嫌われたくない」「他人に干渉されたくない」「自分の都合の良いようにしたい」
- 回避依存症の人の特徴は、「他人に本音を打ち明けられない」「好き避け行動をとる」「自分のやり方を頑なに貫こうとする」など
- 回避依存症の人の恋愛傾向は、「距離を縮めようとすると避ける」「相手の愛情を試す」「常に恋人を優先する」