行動力がない人は、行動力がある人に学ぼう!共通の特徴やPR方法を解説
行動力のある人を見て、羨ましいと感じることはありませんか?
就活や恋にも役立つ行動力は、羨んでいるだけでは身につきません。
思い立ったらすぐに行動に移せる人と移せない人、この違いはどこにあるのでしょうか。
今回の記事では、行動力のある人に学ぶ特徴やPR方法、行動力がない人に向けて改善方法を紹介します。
Contents
行動力がある人の特徴
行動力のある人は、仕事でも私生活でも必要に迫られる前に行動できる人です。
目標達成のために日々コツコツと努力し、やるべきことはきちんとこなすことのできる素晴らしい責任感を持ち合わせているともいえますよね。
趣味や恋愛においても、行動力のある人は誰よりも人生を楽しんでいるようなイキイキとした印象を与えます。
そんな行動力がある人たちの特徴について解説していきます。
自発的・能動的
行動力のある人は、自発的で能動的であり自分から進んで物事に取り組む積極性にあふれています。
好きなものだけにとどまらず、勧められてよかったものなど人の意見も素直に受け入れることができます。
また、人間関係においても積極的な部分を発揮して人脈を広げるのも得意なタイプです。
何かを始めるときに、「やらないと怒られるから」「みんながやっているから」という無駄な理由づけはしないことも特徴のひとつです。
好奇心旺盛
好奇心は行動力をかきたてる原動力となるため、好奇心旺盛な人が多いのも特徴です。
行動力がある人は多趣味であることも多いのです。
趣味を通じて新しい情報や経験を身につけ、中にはワンランク以上のステップアップを図る人も。
また、知らないものや不思議なものにも興味を持ち、知識を増やして才能を開花させる人もいるでしょう。
向上心が高い
向上心が高い人の中には、行動力がある人が多いというのも特徴といえるでしょう。
現状に満足せず、もっと高みを目指したいという気持ちが行動力をさらに発揮させます。
1つの成果が見えると満足してしまう人が多い中、もっともっとと自分を追い込んでしまうほどの行動力があります。
女性であれば、自分磨きを怠ることなくいつも完璧な状態を維持しているという人も多く見受けられます。
失敗を恐れずポジティブ
人間は一度失敗を経験すると、諦めや失望の気持ちが湧いてしまいポジティブな気持ちになれないことがあります。
子供の頃失敗して嫌な思いをした経験がある人は、特にそう感じるかもしれません。
しかし行動力がある人は、失敗を恐れずすぐにもう一度トライできるタイプで、成功するまで諦めないという粘り強さを持っています。
思考がシンプルで柔軟
思考がシンプル且つ柔軟であることは、目標を定めやすく行動も起こしやすいと考えられます。
ポイントを絞って行動することで、無駄な労力を使わずに結果を出すことができるのです。
また、計画性もあわせ持っているため、次に何をするのか目的がはっきりしていることも行動力へと繋がります。
「お金持ちになる」「仕事ができるようになる」など、曖昧な目標を掲げるよりも、「◯◯円貯める」「今週中に今の仕事を片付ける」といったシンプルな目標設定が習慣化しているといえるでしょう。
行動力がない人の改善方法
行動力がある人の特徴を見て、自分にはできていない…と感じている人に、ここでは改善方法を紹介します。
行動力がない人の多くに欠けているのは、ポジティブさです。
色々なことを余計に考えすぎず、シンプルに行動に移してみましょう。
優先順位をつけて即行動
行動力のある人間になるために、気になるもの全てに行動を移す必要はありません。
行動するべきことに優先順位をつけ、1つずつ期限を決めてこなしていくようにしましょう。
「今日やるべきこと」だけではなく、「今日できることは今日やる」という思考を身につけたやり方がおすすめです。
スキルアップを目指す
スキルアップも行動力を身につけるための大事なステップと捉えましょう。
なぜなら、スキルアップすることで高い段取り術や効率アップを身につけることができるからです。
高いスキルで仕事に臨めば、今までよりもスピードアップやクオリティの向上が狙えるでしょう。
ビジネスシーンで役立てることができれば、行動力が一気に上がり会社での評価も上がる可能性が高くなります。
小さな目標設定で達成感を味わう
小さな目標を設定して達成感を味わうことで、自己肯定感を高めることができます。
大きな目標を長い時間かけてクリアするよりも、1日1個の小さな目標を達成することから始めてみてください。
仕事のある平日、休日問わず、目標を設定することで、1日を無駄に過ごすことが少なくなり自然と行動力が身についてくるはずです。
仕事もプライベートも行動力のある人と接する
自分の目標とする行動力のある人と過ごす時間は、いい刺激となりプラスの影響が期待できます。
行動力のある人は知識が豊富なため、プライベートな時間に話しているだけでも勉強になります。
会社では、行動力のある人の行いを素直に真似してみることから始めるのもいいかもしれません。
自分との違いが分かれば、改善点に気づくことができるでしょう。
ミスを良い経験とポジティブに
ミスをするとネガティブな感情が湧いてしまい、他の仕事にも影響してしまうという人も多いことでしょう。
しかし、繰り返さない限りミスは良い経験としてポジティブに捉えましょう。
ミスをする原因を学んだと考えて、次回からは気をつければいいのです。
その経験とポジティブな感情が行動力に繋がっていくのでしょう。
行動力は長所になる【履歴書編】
行動力がある人材は、多くの企業が求める存在。
就活でもよく聞かれる「あなたの長所は?」という質問内容に対して使える自己PRになります。
履歴書は、企業があなたのことを知るきっかけとなるものです。
紙ベースの履歴書から時代が変わっても、今の日本では履歴書を参考に人選するというのが一般的な企業の採用方法です。
履歴書で行動力を長所としてアピールするときには、自分を商品だと思って売り込むことが必要です。
【例文】
私が人より優れている点は、行動力があることです。
子供の頃から物事を調べることが好きで、気になったことはその場で調べて解決する努力をしてきました。
広告マーケティングの仕事は、リサーチを得意とする自分にぴったりのものだと感じています。
今まで身につけた能力は、市場の解析で大いに役立つと思っています。
上記の例文でのポイントは3つ
- 行動力を明確に→行動力を生かして何ができるかを解説
- アピール→自分が得意とする分野を絞って伝える
- 採用メリット→会社への貢献度はどんなことがあるか具体的に伝える
自分には高い行動力があるため、採用してもらえれば会社のためになるということをしっかりとアピールしましょう。
また、その長所を仕事でどのように活かせるのかを詳細に説明できるとベストです。
自己PRしたい行動力【就活・面接編】
就活中の面接は時間が限られているため、伝えたいポイントを整理してまとめておくことが大切です。
また、行動力があるという長所をアピールするために、具体的なエピソードを交えて話すようにしましょう。
【例文】
私の長所といえるところは、結果が出ないときに原因を考えて解決に導く行動力です。
学生時代、販売のアルバイトをしていたのですが、お客様とうまくコミュニケーションが取れず悩む時期がありました。
そのときに行ったのが、自分の課題をまとめて書き出し、重要な項目から克服するという方法です。
その結果、コミュニケーションスキルが上がりアルバイトだけでなく、大学の人間関係にまでいい影響を与えることができました。
営業の仕事では、コミュニケーション能力を生かしてお客様と良い関係を築けると考えています。
上記の例文でのポイントは3つ
- 就職して活躍できる長所を伝える→行動力を発揮して問題解決ができること
- 簡潔にエピソードを伝える→過去の経験を手短にまとめる
- どのように活躍できるか伝える→会社にどんな影響を与えられるか
面接で長所を伝える際には、簡単なエピソードを交えて話すと相手も理解しやすくなります。
そして、その長所によって企業に与えられる好影響まで伝えることができればパーフェクトです。
役立つ行動力【新卒編】
新卒の就活では、周りと比較されることが多く人よりアピールできるポイントがなければいけないと思う人も多いことでしょう。
しかし、アピールする際のポイントをしっかり押さえておけば、自己PRが苦手な人でも大丈夫です。
【例文】
私には行動力があり、インターンをしていた時から周りの状況を把握するように心がけていました。
顔を覚えてもらうために、挨拶や業務の依頼は内線を使わず直接行いました。
また、コピーなどの雑務を引き受けて周りの業務効率が上がるよう務めました。
先輩から指示をいただかなくても自ら動ける人間であることを心がけています。
上記の例文でのポイントは3つ
- 周りをよく見て行動する→周りの状況を把握して動ける能力があることを伝える
- 自分から挨拶や声掛けをする→自分をアピールするために先がけて行動したことを伝える
- 業務の依頼など内線ではなく直接行う→誰とでも円滑に業務ができるコミュニケーション力があることを伝える
履歴書の自己PRは150文字前後、職務経歴書では270文字前後が基本パターンです。
「◯◯になりたいので◯◯している」など、現状を捉えて改善する行動力をアピールするのがおすすめです。
「行動力」を英語で伝える例文
外資系企業への就職を希望していたり、留学を希望している場合には英語で行動力をアピールする必要がありますよね。
また、会社にいる外国人と仲良くなりたいという人もいるでしょう。
就活でもプライベートの会話でも使える例文を紹介します。
例文①単語:action・読み方:アクション
He is a man of action.(彼は行動力がある)
行動力を示す単語はactivity(アクティビティー)を使うことが多いのですが、文章で使う際にはactionを用います。
アクションは「行動」を意味する名詞として使用し、アクティビティーは「行動する」を意味する抽象名詞として使用します。
友人に対しては、こんな使い方もできますよ。
I’m jealous of your action.(あなたの行動力が羨ましい)
例文②単語:act・読み方:アクト
He was praised for his act of bravery.(彼は勇気ある行動で賞賛された)
actは動詞として使用する単語です。
行為や行動などを表すもので、行動力として使用する場合には「spontaneously」や「voluntarily」を組み合わせると意味が通じやすいかもしれません。
- act spontaneously(自発的に行動する)
- act voluntarily(自分から動くことができる人)
仕事にも恋にも行動力あるのみ!迷っているなら今すぐ行動に移そう
行動力のある人は、自ら考えて動くことができる人物です。
無計画であれもこれもと手を出すのではなく、計画的に優先順位をつけて行動のできるタイプが多いのも特徴といえます。
そのため、仕事でも恋でもチャンスを掴むのがうまく、事前準備もしっかり整っているという完璧さがあります。
行動力のある人に憧れているのなら、迷わずに今すぐ行動に移しましょう。
体が動くことで発想や思考も柔軟になり、行動力のある人に一歩近づけるはずです。