見返りを求めない人の特徴とは?恋愛傾向と見返りを求めない人になる方法
仕事でもプライベートでも、ついつい見返りを求めてしまうことってありますよね。
「私は〇〇してあげたのに…」と相手からのお返しを期待してしまう自分に嫌気が差すこともあるでしょう。
そこで今回の記事では、そんな見返りを求めない人の特徴や恋愛傾向・見返りを求めない人になるための方法について徹底解説していきます。
すぐに見返りを求めてしまう…という人は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ことわざ・名言でもよく見る「見返りを求めない」とは
「見返りを求めない」という言葉はことわざや名言でもよく見られますが、具体的な意味を聞かれると答えられないという人もいるのではないでしょうか。
まずは理解を深めるために、「見返りを求めない」の言葉の意味と類語、英語表記について紹介します。
言葉の意味
見返りを求めないとは、「他人に親切にしてもそのお返しや感謝の気持ちを求めないこと」を意味します。
たとえば、同僚の仕事を手伝ってあげても、そのお返しとして自分の仕事を手伝ってもらうことを要求しない、お礼を求めないことです。
類語
見返りを求めないの類語には、以下の言葉があります。
- 無償の愛
- 慈悲深い
「無償の愛」は、対価を気にせずに愛情を持つこと。
「慈悲深い」は、情け深く他人をいつくしみあわれむ気持ちが深い状態を意味します。
どちらも自分を顧みず相手に尽くすという意味合いを持つため、見返りを求めないの類語に該当します。
英語表記
見返りを求めないを英語でいうと「do not expect anything in return」となります。
- in return=お返しに
- do not expect anything=何も期待しない
という意味です。
また、「a giving person」で「見返りを求めない人」と表すこともできます。
見返りを求めない人の特徴
見返りを求めない人に近づきたいなら、まずは共通する特徴を知っておきましょう。
ここでは、見返りを求めない男子・女子の特徴5選を紹介します。
損得を考えて行動しない
見返りを求めない人は「これをすれば後々自分にメリットがある」など考えずに行動します。
「自分がしたかったから」「体が勝手に動いていた」と深く考えずに動くのです。
常に損得勘定なく動くため、結果相手の利益につながったとしてもそのお礼を求めることはありません。
義務感で動くのではなく純粋な親切心で行動するため、職場では良好な人間関係を築きやすいでしょう。
行動による結果は求めていない
見返りを求めない人は、自分の行動が報われるかどうかも気にしていません。
「この行動が良い結果をもたらすだろう」といった考えはないので、今後のことを考えて動くことはないのです。
良い結果を残せたとしても、周りから感謝されたい欲を持ちません。
「親切心=恩返し」と考える
見返りを求めない人は、「自分の親切心=これまで受けてきた親切への恩返し」という心理で動いています。
そのため、目の前の相手に親切にしているのは、ただ単に過去に受けてきた親切への恩返しだと考えているのです。
今までの感謝の気持ちを行動に表しているだけなので、相手に対して見返りを求めることはありません。
自分の現状に満足している
自分の今の生活に満足しているというのも、見返りを求めない人の特徴です。
現在の状況に何も不満がなく、幸せだと実感しています。
今以上の幸せを求めていないため、相手からの見返りを期待することもないのです。
見返りを求めるのは恥ずかしいと考える
そもそも「人に何かをしてあげてそのお礼を要求するのは恥ずかしい」と感じる傾向もあります。
自分自身がしたいと思っただけであって、その行動自体は大したことではないと考えているためです。
基本的に恩着せがましい考え方を嫌うため、見返りを求める人の気持ちが理解できないタイプが多いです。
見返りを求めない人の恋愛傾向
見返りを求めない人は、恋愛面でどのような特徴を持つのでしょうか。
ここでは、見返りを求めない人の恋愛傾向について解説します。
一途に尽くす
見返りを求めない人は相手を一途に想い、とことん尽くします。
自分を顧みず相手を想い続けることができるため、恋人としても結婚相手としても最適な存在といえます。
また、子どもに対しても惜しみなく愛情を注げるので、子育ても含め幸せな結婚生活を送ることができるでしょう。
依存しない
相手にとにかく尽くす人は関係性に依存する傾向にありますが、見返りを求めない人は意外にも相手に依存しません。
相手に尽くす一方で、自分の時間を大切にする人が多いからです。
反対に依存心が強い人は、自分が尽くしただけ相手からの見返りも求めるため、その点に違いがあるといえます。
相手への理解度が高い
相手の趣味や好み、価値観や考え方をしっかりと把握していることも見返りを求めない人の特徴です。
自分にとっては理解しがたいことでも、相手が好きならそれで良いという考え方を持っており、きちんと尊重できるのです。
相手への理解度が高いということは、お付き合いをする上で重要なポイントといえるでしょう。
「愛すること=幸せ」と考える
見返りを求めない人は、愛する相手がいるだけで幸せだと考えます。
もちろん相手に愛されることもひとつの幸せですが、自分が相手を愛することができる事実に幸せを実感するのです。
そのため、「もっと愛してほしい」といった見返りを求めることはありません。
「無償の愛」という言葉がぴったりな人といえますね。
異性にモテる
見返りを求めない人は異性によくモテます。
「親切心がある」「誰にでも優しい」「穏やかな性格」といったモテる要素をたくさん持っているため、男性・女性問わず人気があるのも特徴です。
見返りを求めず行動できる姿は、誰から見ても魅力的に映るのでしょう。
見返りを求めない人になるには?実践したい3つの方法
見返りを求めない人は、相手にしっかり尽くすことができる魅力的な人です。
恋愛でも友達関係でも、見返りを求めない姿勢は有利なポイント。
最後に、そんな魅力的な見返りを求めない人になるための方法を紹介するので、ぜひ実践してみてください。
まずは自分を愛すること
あなたは自分自身の弱い部分もすべて含めて、自分を愛することができていますか?
見返りを求めない人になるには、まずは自分自身を愛して自己評価をあげていきましょう。
人間誰しも完璧な人はいません。
自分の良い部分も嫌な部分も受け入れて肯定してあげることで、自己肯定感を徐々に高めることができ、自分を愛せるようになります。
そうすれば、人に対しても見返りを求めることなく、自然と思いのままに行動できるようになるはずです。
本物の愛について理解する
愛とはどんなものなのかを理解することも大切です。
本物の愛とは、自分だけでなく相手の幸せを願うことをいいます。
自分にとって不利益な出来事があっても、相手が幸せになれるならと行動できることが相手を愛することに繋がるのです。
今まで見返りばかり求めていた人は、「独りよがりになっていなかったか」「相手を考えての行動だったのか」を今一度考えてみましょう。
見返りを求めない行動を心がけていれば、相手もまたあなたを思っての行動で返してくれるようになりますよ。
無理をしすぎない
見返りを求めない人は、自分に不利益が生じても相手のために行動することもありますが、決して無理をしすぎないことも大切。
無理をしすぎると、どうしても相手に見返りを求めてしまいがちです。
また、犠牲になってまで親切にされたいと思う人なんていません。
自分のことを第一に考えた上で、相手に対して親切心を働かせるようにしてください。
自分も相手も幸せな状態でなければ、見返りを求めないことは不可能なのです。
自己犠牲の精神はやめにして、自分ができる範囲で相手に尽くしていきましょう。
自己満足できれば見返りは必要なし!片思いでも両思いでも見返りを求めないことが大事!
つい見返りを求めてしまう…という人は、現状に満足できていないことが原因かもしれません。
自己満足できていれば、相手からの見返りがなくても不満に思うことはないのです。
まずは、自分の良い部分も悪い部分もすべて受け入れることが見返りをなくす第一歩になりますよ。
片思いでも両思いでも、見返りを求めない姿勢は恋愛において有利になります。
ぜひこの記事で紹介した特徴や恋愛傾向・対処法も参考に、見返りを求めない素敵な人を目指してくださいね。
- 見返りを求めないとは、「他人に親切にしてもそのお返しや感謝の気持ちを求めないこと」
- 見返りを求めない人は「損得を考えて行動しない」「自分の現状に満足している」などの特徴がある
- 見返りを求めない人は「一途に尽くす」「相手への理解度が高い」などの恋愛傾向がある
- 見返りを求めない人になるには「まずは自分を愛すること」「無理をしすぎない」などが大事