喧嘩別れしたカップルの割合は47%!その原因や別れることを防ぐ対策法を紹介
喧嘩が原因で恋人と別れたというのは良くある話です。
しかし、歴代の相手と喧嘩別れしていたり恋人とすぐ喧嘩になってしまったりする人は、その原因をよくわかっていない可能性があります。
そこで今回の記事では、喧嘩別れしたカップルの原因や喧嘩で別れることを防ぐ対策法を紹介していきます。
恋人と喧嘩別れしたことはある?
喧嘩が原因で別れた経験のある人はどれくらいいるのでしょうか。
恋人と喧嘩別れしたことはあるか、成人男女200人を対象に調査したところ「ある」と答えた人は全体の47%を占めていました。
およそ半分程度が喧嘩別れの経験があるということであり、喧嘩別れ自体はそれほど珍しくはないといえるでしょう。
つまり、喧嘩の仕方によってはどんなカップルでも即別れにつながりかねないということ。
些細な喧嘩のせいで恋愛関係を壊してしまわないよう、喧嘩別れのパターンや対策法を知っておくことが大切なのです。
別れるほど喧嘩になった原因とは
お付き合い中のちょっとした喧嘩はどんなカップルにもあることでしょう。
しかし、中には些細なトラブルだと思っていても決定的な諍いにつながるパターンも少なくありません。
まずは、別れるほどの喧嘩になってしまう原因や理由について見ていきます。
相手の浮気が発覚した
相手の浮気はしばしば喧嘩の原因になりやすいです。
カップルとしてお付き合いしているのに、相手が他の人と浮気してしまったらパートナーが怒るのは当然です。
また、喧嘩するうちに浮気した側も開き直ったりと話がこじれることも珍しくありません。
浮気自体がかなりの裏切り行為であり、そこからの喧嘩が別れにつながりやすいのは当然といえるでしょう。
- 女性の浮気が発覚して別れることになった。(男性/40代)
- 相手の「浮気」が発覚し、それを追求したが、「否定」された。(男性/30代)
- 彼の浮気癖が治らずに喧嘩ばかりで別れた。(女性/30代)
友人・家族を否定された
相手の人間関係や家族への口出しも、喧嘩別れにつながります。
いくらカップルといえど別人格であり、友人や家族を否定されたら喧嘩に発展しても仕方ありません。
とくに友人や家族といった、その人が大切にしている人間関係を否定されるのは恋人であっても我慢ならないもの。
軽く否定したつもりでも相手にとっては地雷であり、別れの引き金になりやすいです。
- 束縛が酷くなり私の友人に対して突っかかるようになったからです。(女性/30代)
- 母と食事に行くとマザコンと馬鹿にされて喧嘩別れになりました。(男性/20代)
頑張っていることを否定された
相手の頑張りや目標を否定するような物言いも、喧嘩別れに発展しやすいです。
仕事や趣味など、恋人が本気で取り組んでいることを馬鹿にしたり否定したりするのは、相手の人格を傷つけているのと同じです。
とくに自分が有能だと相手が甘く見えるかもしれませんが、自分の物差しで測らないことが大事です。
- 急に仕事が入りデートができなくなったと伝えたら、仕事と俺どっちが大事なのとものすごい勢いでぶちギレられた。じゃあ養ってくれるの?と聞いたらそれは無理と言われた。(女性/20代)
- 同じ職場で、仕事の事を否定してきて揉めて別れました。(女性/30代)
お金のトラブルがあった
お金のトラブルはどんな人間関係であってもトラブルの原因になります。
たとえ、愛し合っている恋人同士でもお金に不誠実であれば信用を失ってしまうでしょう。
貸したお金を返してくれない、借金癖があるといったお金のトラブルは、喧嘩別れにつながっても仕方ないのです。
- 同棲していて、留守の間にお金を取られた。(女性/20代)
- 借金があると言ったら振られた。(男性/30代)
会えないスレ違いが続いた
なかなか会えない状況というのも、喧嘩別れにつながりやすいです。
会えないすれ違いが続くと、お互い疑心暗鬼になってしまいます。
本当は相手が好きなのに会えないという欲求不満から、感情的になってしまいそこから喧嘩別れしてしまうカップルは少なくないのです。
- 仕事が忙しいことを理由に、コミュニケーション不足になった。(男性/30代)
- 会えない日が長すぎて耐えられなくなった。(女性/20代)
- 会えない間に冷めた。(女性/30代)
将来を考えられなくなった
交際が長くなれば、将来について考えるのは自然なことです。
しかし、価値観のズレや将来設計が異なると喧嘩別れの原因になります。
金銭感覚・家事・仕事・育児・同居など、あらゆる面のすれ違いを話し合いや歩み寄りではなく、喧嘩してしまうと「別れる」につながってしまうのです。
- 金銭感覚の違いで別れた。彼女に浪費癖があり結婚は無理だと思った。(男性/30代)
- どこからが不倫あるいは二股かで価値観が合わず喧嘩になり別れた。(男性/40代)
- 結婚するなら同居必須で別れた、喧嘩してても母親の肩を持つので将来も不安になった。(女性/30代)
些細なきっかけが原因
残念ながら、些細なきっかけにも関わらず喧嘩別れに発展するケースもあります。
記念日を忘れられた、遅刻が許せなかったなど、ちょっとしたきっかけが大喧嘩になってしまうこともあるでしょう。
その後上手く仲直りできればよいのですが、お互いが感情的なままだと引き下がれずに別れてしまうパターンも少なくありません。
- 自分の誕生日覚えてくれてなかったことが原因でした。(男性/20代)
- 記念日を忘れたり、ゲームなど趣味などに集中しすぎて構ってくれなかったりするのが続いた。(女性/20代)
- 些細なことでいいあいになり、それが過去を蒸し返して更に喧嘩になった。(男性/30代)
喧嘩別れを防ぐための7つの対策方法
後悔が残る可能性の高い「喧嘩別れ」、できればそんな悲しい結末は避けたいところです。
そこで最後に、喧嘩別れを防ぐためのポイントや対処法を紹介していきます。
「別れる」をすぐ口に出さない
売り言葉に買い言葉で、つい喧嘩の最中に「別れる」と言ってしまうこともあるでしょう。
しかし、本当に別れるつもりがないのならそうした言葉はNGです。
相手だって「別れる」と言われたら「じゃあ自分も」となってしまう可能性が高いでしょう。
同様に、「もう一緒にいたくない」「嫌いになった」といった別れを想起させるような言い回しも避けるのがベターです。
喧嘩しても話し合いをする
カップル間の喧嘩を完全に避けることは難しいです。
ちょっとした意見の食い違いなどで喧嘩に発展することもあるでしょう。
そんなときは、感情に流されずなるべく冷静に話し合うことが大切です。
お互い感情のままに意見をぶつけあうと、取り返しのつかないことになってしまいます。
頭にきても一呼吸おいて、話し合いができるまでクールダウンするよう心がけましょう。
異性関係に気をつける
異性関係は喧嘩別れの原因になりやすいです。
そのため、普段から周囲の異性との接し方には細心の注意を払うことが大事です。
たとえ浮気じゃなくても、やたら距離の近い異性の友達や二人の仲に入り込もうとしてくる存在がいるのはいい気がしないものです。
恋人が嫌がるような異性との関係性は、なるべく見直すことをおすすめします。
妥協点を決めておく
喧嘩別れしたくないなら、相手への妥協点を決めておくことが大切です。
どんなに好きな相手でも、短所や価値観の違いといった気になる部分はあるものです。
そうした部分をどの程度まで許すのか、妥協点を決めておけば些細なことで喧嘩に発展するのを防げるでしょう。
相手が大切にしていることを否定しない
喧嘩別れを防ぐには、相手が大切にしていることを否定しないことが大事です。
たとえば、相手が大事に思っている親友や趣味など、本人の根幹にかかわるような部分を否定するのは絶対NGです。
自分が大切にしていることを認めてくれない恋人は、一緒にやっていけないと思われても仕方ありません。
どうしても引っ掛かる部分があるのなら、否定せず話し合ってみることをおすすめします。
過去の怒りは持ち出さない
喧嘩がヒートアップしてしまうと「あのときもこうだった!」と、過去の過ちまで引っ張り出すパターンも少なくありません。
しかし、喧嘩別れを防ぐという意味では絶対避けたい行為です。
一度解決したはずの過去のことを持ち出されてしまっては、相手もどうすればいいのかわからなくなってしまいます。
いつまでも根に持つタイプだと判断されてしまう可能性が高いので、もし言いたくなってもグッとこらえることが大事です。
冷静になれないときは距離を置く
喧嘩してしまうと、どうしても冷静になれないこともあると思います。
そんな場合は無理せず、一度相手と距離を置くことを考えてください。
デートを少しお休みする、電話やLINEの連絡頻度を減らすなど、相手との接触を減らしてみることでイライラした気分が落ち着いてくるはずです。
お互い冷静になれれば感情をぶつけずに済むため、喧嘩別れのような悲しい結末を避けることができるでしょう。
喧嘩別れで後悔しないよう思いやる気持ちをもとう!
些細なことがきっかけでも、喧嘩別れにつながってしまうパターンは少なくありません。
つい相手を怒らせてしまう、恋人との喧嘩が絶えないという人は、今一度自身の言葉や行動を振り返ってみるようおすすめします。
何気ない指摘でも、彼氏・彼女の地雷を踏んでしまえば、取り返しのつかないことになるかもしれません。
喧嘩別れで後悔しないよう、ぜひ普段から相手を思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。
- 恋人と喧嘩別れした経験のある人は47%!
- 別れるほどのケンカの原因としては、相手の浮気やお金のトラブルといった深刻なものから些細なきっかけが別れにつながるパターンもある
- 喧嘩別れを防ぐためには、相手を否定せず冷静に話し合うことが大事