失恋で寝れないときの対処法！やってはいけないことや寝れない理由を解説

「失恋をきっかけに寝れなくなってしまった…」という経験がある人も少なくないでしょう。

本当は早く寝て忘れたいのに、寝れないことで振られたことについて余計に考えすぎてしまうこともあります。

この記事では、失恋で寝れないときにやってはいけないことや、失恋で寝れない理由を解説していきます。

「失恋で寝れない夜はもう嫌だ！」という人は、是非とも参考にしてください。

失恋で寝れない理由

では、なぜ失恋をすると寝れなくなってしまうのでしょうか。

ここからは、失恋で寝れなくなる理由を解説していきます。

夜は感傷的な気持ちになりやすいから

失恋後の夜は、感傷的な気持ちになりやすいので寝れなくなることがあります。

日が射している昼間とは違って、夜は薄暗く、不安や寂しさを感じやすい傾向にあります。

そのため、夜になると失恋からくる不安や寂しさを感じてしまい、寝れなくなってしまうことがよくあるのです。

1人の寂しさを感じるから

1人の寂しさを感じることで、失恋後に寝れなくなることもあるでしょう。

昼間は学校や会社などで人に会う機会も多いです。

しかし、ベットの中は1人の空間であり、他人との関わりはありません。

1人になることで失恋からくる寂しさをより一層感じやすくなり、寝れなくなってしまうのです。

ついスマホやSNSを見てしまうから

失恋後に、ついスマホやSNSを見てしまい、寝れなくなってしまう人もいます。

ときには、失恋した相手のSNSを見てしまうこともあるでしょう。

しかし、SNSは基本的に楽しい内容の投稿であふれているものです。

そんな他人の投稿を寝る前に見てしまうと、失恋後の自分と比べてギャップを感じ、惨めな気持ちになってしまう傾向があります。

そういったマイナスの感情によって、寝れなくなってしまうのです。

失恋して寝れない！体の中で何が起こっている？

寂しさや虚しさから寝れなくなる人は多いようです。

では、寝れない体の中では一体何が起きているのでしょうか。

ここからは、失恋して寝れない体の中で起こっている出来事を紹介していきます。

ドーパミンの分泌が減っている

失恋で寝れないとき、体の中はドーパミンの分泌が減っている状態です。

ドーパミンとは神経伝達物質の1つで、幸福感に大きな影響を与えるとされています。

恋愛中はドーパミンが分泌され幸福感を感じやすいですが、失恋中はドーパミンが分泌されづらくなります。

そのため、幸福感を感じづらく寂しさから寝れない夜が続きやすくなるのです。

コルチゾールの分泌が増えている

失恋で寝れないときの体は、コルチゾールの分泌が増えていると考えられるでしょう。

コルチゾールとは、副腎から分泌されるホルモンで、「ストレスホルモン」ともいわれています。

失恋をすることで副腎皮質がコルチゾールを分泌し、ストレスを感じやすくなるので、夜にうまく寝れなくなってしまうことがあるのです。

セロトニンの分泌が減っている

失恋で寝れないときは、セロトニンの分泌が減っているといえるでしょう。

セロトニンとは心のバランスを整える重要な神経伝達物質であり、「幸せホルモン」ともいわれています。

「幸せホルモン」であるセロトニンは、「ストレスホルモン」であるコルチゾールが増えると、分泌が阻害されてしまうのです。

セロトニンが不足すると自律神経の乱れを引き起こし、睡眠に悪影響を及ぼします。

安眠するためには、セロトニンの分泌は不可欠といえるでしょう。

失恋で寝れないときの対処法7選

失恋で寝れない体の中では、さまざまなことが起きていました。

ここからは、失恋で寝れないときの代表的な7つの対処法を紹介します。

深呼吸や瞑想で心を落ち着かせる

失恋で寝れないときは、深呼吸や瞑想で心を落ち着かせるといいでしょう。

一般的に寝れないときは、脳をリラックスした状態にすることで入眠しやすくなるとされています。

ゆっくりと深呼吸をしながら瞑想をすることで、頭も気持ちも整理されて、リラックスした状態に持っていきやすくなります。

ハーブティーやアロマを試してみる

ハーブティーやアロマを試してみるのも、失恋で寝れない夜には効果的です。

ハーブティーやアロマの香りにはストレスを軽減し、脳の興奮を抑える作用があります。

とくに、ラベンダーやカモミールの香りは、心を落ち着かせるのに適しているとされています。

就寝前に取り入れることで高い入眠効果が期待できるでしょう。

穏やかなヒーリング音楽を聴く

失恋で寝れないときは、穏やかなヒーリング音楽を聴くのもいいでしょう。

ヒーリング音楽にもストレスを軽減させ、心を落ち着かせる効果があるとされています。

波や雨の音、鳥のさえずりなど、リラックスできる自分のお気に入りの音楽を見つけるといいでしょう。

ストレッチやヨガで体をほぐす

ストレッチやヨガで体をほぐすことで、高い入眠効果が期待できるとされています。

体をほぐすことで血行が良くなり、全身の筋肉が緊張状態から解放されます。

ベットの上でもできるので、失恋で寝れない夜にも簡単に取り入れることができるでしょう。

自分の気持ちを紙に書き出して整理する

失恋で寝れないときは、自分の気持ちを紙に書き出して整理してみるのもおすすめです。

自分の気持ちを文字に起こすことによって、自分の感情を客観的に見ることができます。

「なんで振ったんだー！」「大好きだったのにー！」など、今の気持ちをありのまま書いてみましょう。

客観的に見ることで、段々と気持ちが落ち着いてくるはずですよ。

友人や家族に相談する

失恋で寝れないときは、友人や家族に相談するのも有効です。

失恋のショックを1人で抱え込むと、結果的にそれがストレスになり睡眠を妨げます。

友人や家族に直接相談できないときは、メールや電話でも大丈夫です。

話しているうちに気持ちの整理もつき、立ち直るきっかけを与えてくれることでしょう。

泣きたいだけ泣く

失恋で寝れないときは、泣きたいだけ泣いてみましょう。

泣く行為には、不安や緊張を緩和し、心をリラックスさせる効果があるとされています。

また、悲しい気持ちをすべて出し尽くすことで、前を向くことにも繋がります。

泣き尽くしたあとには、心も体も疲れて自然と睡眠状態に入っていることでしょう。

失恋で寝れないときにやってはいけないこと

失恋で寝れないときに、ついついやってしまう実は逆効果なことがあります。

ここからは、失恋で寝れないときにやってはいけないことを紹介していきます。

無理に寝ようとする

失恋で寝れないときに、無理に寝ようとしてはいけません。

無理に寝ようとすると心がプレッシャーを感じて、緊張して余計に眠れなくなってしまいます。

むしろ、「失恋して寝れないのは当たり前」「そのうち寝れるだろう」と余裕をもって構えた方がいいでしょう。

気持ちを楽にすることで自然と寝れるようになるはずです。

スマホを見続ける

失恋で寝れないときに、スマホを見続けるのはやめましょう。

スマホには、大好きだった相手の写真やメッセージがたくさん入っているはずです。

うっかり目にしてしまったら余計に眠れなくなってしまいます。

失恋から立ち直るまでは、ベットでスマホは見ない方がいいでしょう。

過去のやりとりやメッセージを見る

失恋した相手との過去のやりとりやメッセージを見るのは、やめた方がいいでしょう。

眠りにつくためには、とにかく心をリラックスさせることが重要です。

過去の楽しかったやりとりを見ることで、後悔や反省で心がいっぱいになってしまい、余計に寝れなくなってしまうことがあります。

暴飲暴食をする

失恋で寝れないときに、暴飲暴食はしないようにしましょう。

たくさん食べたりお酒を飲んだりすることで、得られる満足感や幸福感は一時的なものです。

暴飲暴食を続けても健康を害するだけで、根本的な問題の解決には繋がりません。

また、お酒を飲むと睡眠が浅くなり途中で目が覚めてしまうことにもなります。

失恋で寝れないときは無理に寝ようとしなくていい

寝ることで失恋を忘れたいのに、寝れないのは本当につらいですよね。

しかし、無理に寝ようと自分にプレッシャーをかけるのは良くありません。

なるべくリラックスできる環境を整えて、自分をいたわってあげてください。

寝不足を解消して、しっかり睡眠をとることが失恋から立ち直る一番の近道ですよ。