彼氏を「好きじゃない」と思ったときにすべきこと&冷めたときの対処法
彼氏に対して「好きじゃない」と感じたことがある女性は、意外と多いかもしれません。
そんなときに悩むのが、ダラダラと交際を続けるか関係を切るかでしょう。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、曖昧な気持ちで決断をしてしまえば、後悔する可能性が高まるので、恋人と別れるか否かは慎重に考える必要があります。
そこで今回の記事では、彼氏を「好きじゃない」と思ったときにやってほしい3つのことや、相手への気持ちが冷めてしまったときの上手な別れ方について紹介していきます。
相手のことを「好きじゃない」と一瞬感じても、まだ嫌いになったことが確定したわけではありません。
すぐに行動に移さず、自分が後悔しないような決断を下しましょう。
Contents
付き合いたてでも起こり得る!彼氏を「好きじゃない」と感じるきっかけ
まず、彼氏を「好きじゃない」と思ってしまうきっかけを、4パターン紹介していきます。
付き合いたてのカップルでも、相手への恋愛感情をなくしてしまうことがあるので要チェックです。
浮気していたことが発覚した
相手を「もう好きじゃない」と思ってしまうもっとも代表的なパターンは、彼氏の浮気が発覚したときです。
そのような場合、彼女は傷つけられた側なので「好きじゃない」と感じるどころか、嫌いになっても仕方がありません。
浮気されたことで「私の何が悪かったの?」「私じゃだめなの?」と、彼女が自分に非があるように感じてしまい、苦しむ人もいるでしょう。
しかし当然ながら、悪いことをしたのは相手です。彼女が別れることを視野に入れても、誰も文句は言えません。
思いやりのない態度をとられた
人間誰しも思いやりの心をもって接してもらいたいと思うものです。
それが恋人同士であれば、一緒にいる時間が長い分、なおのこと気遣いを忘れてほしくはないでしょう。
それなのに、男性から「お前ってこんなこともできないのか」と馬鹿にするような言動をされたり、「お前が全部悪い」などと否定されたりすると、女性の心は冷めてしまいます。
思いやりのない発言や行動が続けば、彼氏に対して「この人との未来が見えない」「価値観が合わない」と感じるため、相手への恋愛感情がなくなってしまうのです。
一緒にいてもつまんないと感じた
「一緒にいても全く盛り上がらない」「そもそも話す気にもなれない」など、彼氏のことをつまらないと感じたときも、「好きじゃない」と思えてくることがあります。
本来なら、彼氏と一緒にいるだけで幸せを感じるものです。
しかし、一緒に過ごすことが苦痛なら、「こんな人とカップルでいいのかな」「なんで好きになったのか、今はもう分からない」と、恋愛関係になったことすら疑問に感じてしまうでしょう。
他に素敵な男性が現れた
彼氏よりもっと素敵な男性が現れてしまった場合も、「もう今カレのことは好きじゃないのかも…」と感じるきっかけになることがあります。
たとえ彼と知り合ったときは、「この人が一番素敵!」と思っても、カッコいい男性は世の中にたくさんいます。
そのような男性と仕事先で知り合ったり、友達として紹介されたりすれば、つい胸キュンしてしまうことがあるのです。
また、彼氏との関係が冷めているときほど、無意識に他人と比べて「あの人いいな~」「それに比べて私の彼氏は…」と思ってしまいやすくなります。
このような状態では、彼のことを好きじゃないという考えが、ますます加速していくことでしょう。
彼氏を好きじゃないのに付き合い続けるメリット
「好きじゃないけど…」と思いつつも、彼氏と縁を切れない人は多いものです。気持ちが冷めているにもかかわらず交際を続けるには、何か理由があるはずです。
そこで、彼女たちが好きじゃない恋人と関係を続けるメリットを紹介していきます。
孤独感に苛まれることがない
たとえもう好きじゃない相手だとしても、一緒にいれば孤独を感じずにすみます。
そのため、1人になることで押し寄せる寂しさを回避するために、さほど好きではない彼氏と付き合い続けている女性は意外といます。
とくに寂しがり屋な女子は、孤独感に苛まれることがないということに強いメリットを感じているでしょう。
しかし、心から相手を愛しているわけではないので、満たされない気持ちは当然抱えることになります。
それでも、彼に愛されている状況は失いたくないので、ついつい関係を続けてしまうのです。
「彼氏がいる」という社会的ステータスを保てる
「彼氏がいる」ということを、社会的ステータスとして見ている人もいます。
たとえば、「彼氏がいる=勝ち組」「彼氏がいない=負け組」のように考える女性にとっては、彼氏持ちの女性は格上の存在です。
女子会でも「彼氏持ち」という立場でいれば、「〇〇ちゃんは魅力的だから彼氏がいる」と思わせることもできるでしょう。
反対に「彼氏が何年もできない」という場合は、「変わり者」として扱われてしまうこともあるので、次の彼氏が見つかるまでキープしようと考える女性もいます。
「彼氏がいる」というだけで周りからの信頼感を得られるのは、好きじゃない相手だとしても関係を続けるメリットといえるでしょう。
金銭的に助かる場合がある
一般的なカップルであれば、デート代は彼氏が多めに払ってくれたり、奢ってくれたりすることが多いでしょう。
そのため、好きじゃない相手と交際を続けると、金銭的な面で助かる場合があります。
とくに毎回デート代をすべて出してくれるような男性であれば、女性にとってメリットしかないと感じる人もいるでしょう。
お金を気にすることなく美味しい食事が楽しめたり、欲しいものをプレゼントしてもらったりしていれば、彼氏に気持ちはなくても、今の関係をキープしたくなる女性は多いかもしれませんね。
彼氏を好きじゃないのに付き合い続けるデメリット
好きじゃない相手と関係を続けても、当然いいことばかりではありません。
以下のようなデメリットもあります。
ストレスが溜まる
まず、好きじゃない人と一緒にいることは、とてもストレスが溜まります。一緒にいる時間は、好きなフリをしなければならないので当然の話です。
しかも、彼が弱音を吐けば相談に乗り、長時間のやりとりをすることもあるでしょう。
また、体の関係をどうすべきかという問題にも直面します。昔は幸せに感じていたことでも、愛が冷めてしまえば嫌になるのが自然です。
無理をして恋人と一緒にいれば、さまざまな面でストレスが溜まり、心身共に疲弊してしまうかもしれません。
新しい出会いのチャンスを逃す
好きじゃない人との関係を続けていると、出会いのチャンスを逃してしまいます。
他の男性があなたをいいなと思っても、「彼氏持ち」という理由で恋愛対象から外されてしまうのです。
また、あなたがたとえ今カレを好きじゃないと思っていても、周りには分かりませんので、他の男性に気のある素振りを見せれば、浮気相手を探しているように思われてしまいます。
そのため、彼氏がいる状態での恋活・婚活はできないと思っていたほうがいいでしょう。
このように、好きじゃない彼氏と付き合い続けると、出会いの面ではマイナスポイントになってしまうのです。
一緒にいる時間が無駄になる可能性が高い
女性はたとえ美人であっても、年齢を重ねていくと、男性の恋愛対象や結婚対象から徐々に遠ざかっていきます。
そのため、将来結婚したい女性が好きじゃない男性と交際を続けていると、どんどん不利になるだけで、最終的に無駄でしかないかもしれません。
また、恋愛感情がない状態で交際を続けていれば、いずれ相手にもバレるため、傷つけることになります。
好きじゃない相手と一緒にいるのは、結局どちらのためにもならないので、デメリットにもしっかり目を向ける必要があるでしょう。
彼氏を「好きじゃない」と思ったときにすべきこと
彼氏を好きじゃないと思ったら、別れる前に自分の気持ちをじっくり確かめてみましょう。
次の3つの方法を試して、自身の心に問いかけてみてください。
彼氏のいいところに目を向けてみる
彼氏のことを「好きじゃない」と感じているとき、あなたの頭の中は相手の欠点でいっぱいになっていることでしょう。
しかし、マイナスな面ばかりに目を向けていれば、相手をどんどん嫌いになっていく一方です。それでは、自分の本当の気持ちに気付くことは難しくなります。
彼氏に対する自分の気持ちを確かめたいなら、好きになった当時のことを振り返りながら、相手のいいところに目を向けてみましょう。
「病気になったら、必ず桃缶を買ってきてくれる」「笑顔が爽やかでカッコいい」など、些細なことで構いません。
いいところをたくさん見つけることで、欠点が気にならないくらい、相手への好きな気持ちが蘇ってくるかもしれません。それでも、相手への恋愛感情が全然湧いてこないようであれば、もう完全に冷めきっている証拠です。
あなたの本当の気持ちを確認するためにも、まずは彼氏のいい部分を探してみてください。
一度距離を置いてみる
彼氏を好きじゃないと思ってしまったときは、一度相手と距離を置いてみることがおすすめです。
とくに毎日のように2人で会っている関係性であれば、家族みたいに遠慮がなくなってしまい、相手にトキメキを感じなくなっている可能性があります。
そのため、会う頻度を減らしてみたり、連絡しない日を作ってみたりして、自分だけの時間を確保することで本当の気持ちを確かめてみてください。
最初は「いなくても寂しくない」と思うかもしれませんが、次第に彼氏のことが気になりだし、「次会ったら○○に行きたい」「2人で○○をしたい」と恋しくなる場合もあるでしょう。
2週間・3週間と会わない日が続いても、全く何も感じないようであれば、彼氏に対する恋愛感情が消滅しているのかもしれません。
気持ちを整理して彼に話してみる
相手のことが好きじゃないという気持ちに囚われ、頭がいっぱいになっているときは、一度自分の気持ちを整理してみましょう。
自分の思いをすべて紙に書き出すことで、彼氏のどこが嫌なのか、相手にどうしてもらいたいのかが見えてきます。
その後は、彼氏に直接相談してみましょう。彼が悪いところを反省して、改めてくれるかもしれません。
そうすれば、あなたの恋愛感情が復活して、彼氏と良好な関係を築ける可能性があります。しかし、相手が話を聞いてくれないこともあるでしょう。
そのような場合は、本格的に2人の関係を見つめ直す必要があります。
もう別れたい…彼氏への気持ちが冷めたときの対処法
彼氏への愛情が冷めたことが確定した場合、別れを選ぶことになるでしょう。
そもそも一番最悪な結末は、ダラダラと関係を続けた後に、お互いが傷ついて終わることです。それならきっぱり別れてしまった方が、あなただけでなく彼氏にとってもいいはずです。
しかし、「もう好きじゃない」と伝えるだけでは、相手側は納得しないでしょう。別れを切り出すときは、理由を一緒に添えるのがベターです。
「仕事が忙しくて恋愛に時間を避けなくなってしまった」「2人の価値観が合わないから結婚が難しいように感じた」など、具体的に伝えることで相手も納得しやすくなります。
最後には「こんなことになってしまったけど、一緒にいてくれてありがとうね」とお礼を伝えましょう。
積もりに積もった不満で感情的にならずに、相手と綺麗に別れることを第一優先にすることが大切です。
彼氏を「好きじゃない」と思ったら一度冷静になろう!
彼氏を好きじゃないと感じてしまう経験は、誰にでもあるものです。しかし、すぐに別れを告げてしまうと、後悔するかもしれません。
そうならないためにも、行動に出る前に気持ちの整理をしましょう。
今は好きじゃないと思ってしまう彼氏にも、いいところがあるはずです。相手に対する自分の気持ちをじっくり考えて、別れるか否かの決断をしましょう。
まずは、一度冷静になることが大切です。後悔のない道を選ぶためにも、慎重に行動してくださいね。