【失恋の立ち直り方まとめ】心理・特徴・辛い気持ちから立ち直る方法を解説

辛い失恋から立ち直るには、自分自身で気持ちを上手にコントロールして悲しみから自分を解放していくことが大切です。
ですがそうはいっても、正直メンタルコントロールして気持ちを整理するなんて簡単にできることではありませんよね。
失恋すれば深く傷つきますし、冷静ではいられなくなるからこそ、立ち直り方がわからない…と悩んでいる男性・女性は多いはずです。
そこで今回の記事では、失恋の立ち直り方を詳しく解説していきます。
Contents
心理学から見る失恋の痛手・・・
まずは、失恋で感じる心の痛みについて、心理学的観点も交えながら考えてみましょう。
メンタルは関係なく落ち込む
失恋したときは、その人のもともとのメンタルの強さ・弱さに関係なく落ち込むことが多いです。
たとえ営業やクレーム対応などの仕事を通じてバキバキにメンタルを鍛えていたとしても、そのメンタルの強さは失恋にはあまり関係ないのです。
大事な人との別れをほとんど経験してこなかった人であれば、メンタルが強いと豪語している人でも、失恋後は悲しみの底に沈んでしまうこともあります。
うつ病や依存症に陥る可能性も考えられる
失恋後は、うつ病や依存症などの症状に陥ることもあります。
大切な人とお別れし、辛い失恋を経験すれば、立ち直り方がわからなくなるくらい悩んでしまうことも多いです。
そうなればいつまで経っても後悔や未練の感情が自分の中に渦巻いて、すっかり立ち直るきっかけを失ってしまいます。
結果として、
- 何にもやる気が起こらない
- 食欲が出ない
- 夜眠れない
- 人と会いたくない
- 異性が怖い
- 理由もなく不安を感じてしまう
といったような症状に悩まされることもあり得るのです。
なかなか気持ちを割り切ることができない
失恋の辛さから簡単に抜け出すことはできません。
気持ちの整理が大事…と頭ではわかっていても、気持ちを抑えることはやはり難しいからです。
相手のことは考えないようにしようと思っても、一人になればつい考えてしまい、顔を思い出しては泣いてしまう…。
そんな状況がいつまでも続くことは珍しくありません。
気持ち一つで「もう終わったことだ」と割り切ることが簡単にできれば苦労しないでしょう。
失恋の立ち直り方を考えるなら、そういった気持ちのコントロールの難しさも考慮すべきといえます。
【男女共通】失恋から立ち直るのが遅い人の特徴
では続いて、失恋の辛さから立ち直るのが遅い人の特徴や性質を見ていきましょう。
これは男子・女子共通でよくあるポイントなので、いつも失恋するとふさぎ込んでしまう人は、どんな理由から落ち込むのかをよくチェックしておきましょう。
一途に恋してた
相手のことを一途に想っていれば、その恋愛感情はより強く深くなります。
そんな一途な想いを結果として諦めなければならないのですから、辛いのは当然です。
気持ちが大きく相手に傾いていた分、拒否されたときの反動も大きいということです。
過去をいい思い出にしがち
失恋の立ち直り方に困ってしまう人は、つい過去の思い出を美化してしまう傾向があります。
思い出を美しいものととらえる考え方自体はとても素敵ですが、過去の良い記憶にすがるからこそ、失った後が辛くなるのです。
ネガティブ思考に陥りやすい
失恋から立ち直るのが遅い人は、もともとネガティブ思考な人が多いです。
特に自分を責めてしまいがちな人、あらゆることで心配や不安を感じやすい人は要注意。
「もうこんな私を大事にしてくれる人なんていない」と極端な発想にも至りやすいので、立ち直り方が余計にわからなくなってしまいます。
恋愛に依存してしまうタイプ
ひとたび恋愛を始めるとすぐに恋愛中心の生活になってしまうタイプの人も、失恋後は落ち込みやすいです。
相手に依存することで束縛などの行動も激しくなりやすいのが特徴。
だからこそ失恋して相手と別れた後は、気持ちのやり場がなく抜け殻のようになってしまいます。
ヒマな時間がある
失恋で落ち込みやすい人は、はっきりいってヒマな時間が多い人です。
人は、仕事など第三者の目線や強制力のある場にいないとき、今自分の中で一番ハマっていることを考えたり、もしくは逆に心配や不安を感じていることを考えたりします。
そのため家でじっとしているヒマな時間がある人は、いつまでも失恋のことを考えてネガティブ心理を引きずってしまうもの。
逆に仕事がとてつもなく忙しいタイプの人や多趣味の人などは、落ち込むヒマすらないので、失恋から立ち直りやすい傾向にあります。
恋人との別れ・片思い失恋の立ち直り方9選
大事な恋人と別れたり、片思いから失恋したりしたときに立ち直るためにペットで寂しさを紛らわす人もいますが、あまりおすすめしません。
何故ならペットも生きているのですから最後まできちんとお世話する大前提で飼うべきだからです。
自分の気持ちに向き合い、以下の方法を意識して自分なりの立ち直り方を見つけていきましょう。
自分の気持ちを受け止めてあげる
失恋は、多くの人にとって待ち構える恋の試練の一つ。
誰にでもある苦しみですから、無理に乗り越えようとする必要はありません。
また、どれだけの期間で立ち直れるのかも、そのときになってみないとわからない部分もあります。
だからこそそんなときは自分に無理を強いらず、落ち込んでいる気持ちをそのまま受け止めてみましょう。
「本当に辛かった。別れ話もよく頑張った。お疲れ様!」と自分を認めてねぎらう時間も必要です。
「立ち直らなきゃ」「自分はこんなことでは落ち込まないはず」と思っているよりも、気持ちを受け入れた方が回復は早いものです。
思い出はすべて手放す
美しい思い出は美しいまま取っておきたいところですが、今はすべて手放すのが一番。
きれいな思い出ばかりを見て過去を振り返っていても、失恋の悲しみは続く一方です。
当たり前ですが、過去の思い出に向けて時間が動くことはありません。
どんなことがあっても、相手と一緒にいない未来がこれからやってくるのは変わらない事実です。
だからこそ今は思い出を手放して、必要以上に執着しないようにしましょう。
写真やアクセサリー、手紙など捨てることができますが、記憶の思い出は簡単に消せませんよね。
そんなときはたくさん泣いて、少しずつでも気持ちの整理をするだけでもメンタルは楽になります。
自分の意志を強く持つ
別れた恋人や恋愛していた日々などにこだわっていると、自分の意志がなくなって依存体質になってしまいます。
失恋を機に、自分の意志は強く持つように意識してみましょう。
これからどんなふうに生きていきたいのか、何がしたいのか、自分の意志を持つことで恋愛以外にも人生の楽しみは広がります。
本当にその人が必要か考える
失恋して辛いときは、本当にその人が必要なのかを改めて考えることも重要です。
どうしても失恋後の孤独感が辛いと、「あの人でなければ…」と相手に固執してしまいます。
別れた後に何度も連絡してしまっている人も多いでしょう。
連絡をとっている間は『必要な人』と脳内で強く思ってしまうかもしれませんが、距離を置き冷静に考えてみれば「もしかして他にも出会いはあるのかも」「別の人間関係を模索する手もある」と気持ちに変化をもたらすことができますよ。
とりあえず干からびるまで泣く
失恋後は、基本的に泣くことを我慢しないでください。
泣くことも一つのセラピーになります。
泣くことによって自分の抑えていた感情を表に出せば、ネガティブ心理などのストレスは解消されていきます。
「失恋で本当につらかったけど、これでもかってくらい泣いたら意外とすっきりして切り替えができた」という人も多いものです。
失恋の気持ちにどっぷり浸かれる映画やドラマを観ながら泣くのも良いですね。
隅々まで友達に聞いてもらう
辛い気持ちを抑えずに表現することは一つのセラピーだと上記でも触れてきました。
そこで、友達に愚痴を聞いてもらったり悲しい気持ちを吐き出させてもらったりするのも、効果的なセラピーになるためとてもおすすめです。
自分で言葉にして悲しみや後悔の感情などを吐き出せば、それが気持ちを整理するきっかけになるもの。
同時に友達に共感してもらえれば、さらに心の状態は楽になるでしょう。
吐き出せないときは紙に思いを書く
失恋の辛さを吐き出せないときは、辛さを紙に書くという方法もあります。
人は、自分がどんな思いで辛さを感じていて、なぜ立ち直れないのか意外とわかっていないものです。
自分自身の心理状態を理解するのは、意外と難しいですよね。
考えるだけで整理するのは困難なので、紙に書いて、気持ちを整理することが大切になってきます。
がむしゃらに仕事に打ち込む
失恋して悩みが尽きないなら、その悩んでいる時間を仕事に充ててしまいましょう。
仕事をせざるを得ない環境に自分を置いておけば、ひとまず仕事中は落ち込むことはありません。
がむしゃらに仕事に打ち込んで達成感を得られれば、悲しみというストレスを解消するきっかけになります。
仕事で実際に結果を残せれば、失恋によって下がっていた自己肯定感をアップさせることにもつながり、自信喪失の状態から抜け出せるでしょう。
前向きに進むことで恋愛運アップにも繋がりますよ!
マッチングアプリで新たな恋を探す
失恋して辛いときは、マッチングアプリなどを使って新しい出会いを見つけるのもありです。
辛い失恋を忘れるために効果的なのは、やはり次の恋!
自分を必要としてくれる人が現れれば、失恋の悲しみなんて一気に吹っ飛んでいきます。
もちろん、出会い探しを悲しみのはけ口にして危険な恋ばかりするのはNGですが、実際に新しい出会いという刺激が気分転換のきっかけになるのは確かです。
「あの人しかいない…なんてことはないのかも」と思えて、視野を広げる機会も持てるでしょう。
素敵な人と巡り会えれば、自分磨きしてさらに魅力的になるきっかけも見つけられます。
高校生より30代からの失恋の方が辛い…立ち直り方を身につけておくと吉!
失恋の立ち直り方は、あらかじめ自分なりに身につけておくのが吉です。
ある程度大人になってから失恋を経験すると、結婚の話なども絡んできて深刻な心理状態に陥る可能性があるからこそ、意外と立ち直るまでには時間がかかります。
まずは自分の悲しみ・苦しみを受け入れたうえで、自分をいたわりながら辛さを少しずつ解消していきましょう。
失恋から立ち直ることができれば、良い経験を経て人としてまた一つ魅力アップできること間違いなしです!