振る(ふる)の意味とは?振るほうが辛いと感じる女性心理・原因や対処法
好き同士で付き合ったものの、気持ちが冷めてしまったり価値観が違ったりして、恋人との別れを選んだ経験はありませんか。
なかには自分から振るという選択をしたものの、辛い気持ちに陥ってしまう人も存在するでしょう。
この記事では、「振る」の意味や、振るほうが辛いと感じる女性心理・原因や対処法を解説します。
恋人と別れて辛い思いをしている人は、本記事で辛い気持ちを解消しましょう。
Contents
「振る」の正しい意味や英語表記とは?
まずは「振る」という言葉の意味や英語表記を見ていきましょう。
「振る」の意味
辞典で「振る」を調べるとさまざまな意味が出てきます。
- 上下左右に手や足を動かす様子
- 人に仕事を割り当てる
- 努力して得た立場や地位などを捨て去る
- 為替や手形を発行する
- 話を引き出す
など、一口に「振る」といっても、前後の文で意味は異なります。
「中間管理職が部下に仕事を振る」という使い方もあれば、「告白された相手を振る」など使い方はさまざま。
ちなみに、男女間の「振る」という用語は振袖からきているようです。
その昔、芸娼妓が男性の求愛を断るときに袖を振っていました。
この所作が現代にも伝わり、「告白されたけど振る」「恋人を振る」と使うようになったそうです。
「振る」の英語表記
たくさんの意味がある日本語の「振る」ですが、英語ではどう表現するのでしょうか。
- abandon(見捨てる)
- refuse(断る)
- decline(丁寧に辞退する)
- shake(首などを動かす)
- flourish(腕などを派手に振り回す)
- wave(手など振り動かす)
- brandish(得意そうに振り回す)
- to swing something(体を振り動かす)
などの言葉があります。
「恋人を振る」という表現には「to break up with(~と別れる)」や「You dumped him.(彼を振った)」などの表現が一般的です。
振るほうが辛かった…と感じる瞬間や女性心理
恋人と別れるのは辛いものですが、なかには振られるよりも振るほうが辛かったと感じる女性もいます。
自分から別れを告げようと決めたはずなのに、どうして辛く感じてしまうのでしょうか。
次は、振るほうが辛かったと感じる瞬間や女性心理を解説します。
罪悪感を感じている
「他に気になる人ができた」「もう一緒にいても楽しくない」など自分本位な理由で彼を振った人は、罪悪感から振るほうが辛かったと感じます。
彼を傷つけたことを自覚しているので、「他にもう少し言い方があったのではないか」と後悔する人もいるでしょう。
「彼はこんなに自分を好きでいてくれるのに、どうして自分はそうじゃないのだろう」と、相手の気持ちに応えられなかったことで罪悪感を感じるケースもあります。
勢いで別れて後悔している
別れるつもりなんて全然なかったのに別れてしまうと、後悔だけが残ってどんどん気持ちが辛くなります。
落ち着いて考えてみればそんなに大したことではなかったのに、些細なイライラがきっかけで冷静な判断ができなくなってしまったのでしょう。
自分から振ったのにも関わらず、未練タラタラで次の恋愛に進めない状況に陥ることもあります。
相手の意見を尊重しなかった
自分の意見ばかりを主張し相手の意見を尊重しなかった人は、ふとした瞬間に罪悪感を感じます。
付き合っていくなかでお互いの存在が当たり前になると、感謝の気持ちを忘れがち。
相手に対して横柄な態度を取ったり、甘えて傲慢な発言をしたりして、自分本意な言動をしてしまうことも少なくありません。
別れた後に「もっと話を聞いてあげればよかった」「もう少し優しくできたよな…」と後悔し、辛く感じてしまいます。
愛してくれているか不安だった
恋人に愛されてるか不安だったという人も、振ってから辛いと感じます。
たとえば、相手に浮気されて別れを告げるケースです。
これは別れたことに対する後悔や悲しみではなく、「彼にとって自分は何だったのだろうか」「私はちゃんと好きだったのに、彼は違ったのだろうか」というショックな気持ちから辛くなります。
「せっかく付き合ったのに、この時間はなんだったのだろう」という一種の悔しさともいえるでしょう。
長い付き合いからの喪失感
長い付き合いだった恋人と別れると、ふとした日常生活の中で喪失感に襲われることがあります。
一緒に住んでいた人は、誰もいない家に慣れるまで時間がかかるかもしれません。
また、毎日していたラインや電話などが無くなると寂しくも感じるでしょう。
当たり前だった生活が一変し、改めて恋人の存在の大きさを再確認するのです。
別れた後の環境に慣れていない
別れる前は、別れたら晴れ晴れするものと思って振る決断をしますよね。
しかし、別れた後「ひとりって寂しい…」「別れたのに気持ちが楽にならない」と別れる前とは違った辛い気持ちに陥ることがあります。
「束縛されてばかりで無理!」と思っていたのに誰かに構ってほしくなったり、「連絡するのがめんどくさい!」と思っていたのにスマホが鳴らないことに寂しさを覚えたりすることもあるでしょう。
別れた後の環境に慣れるまでは寂しさ・後悔を感じやすいといえます。
恋心が残っていた
別れた後、自分の恋心に気付くと後悔しか残りません。
「もう1ミリも好きじゃない」と思って振ったのに、別れてはじめて恋人への愛情を再確認してしまうのです。
一緒にいる時間が長くなると、愛情なのか情なのか見分けがつかなくなることもあるでしょう。
最初は隣にいるだけでドキドキして幸せだったのに、長く付き合って相手の欠点ばかりに目がいくようになってしまうのです。
そうなると別れを選択してしまいがちですが、後悔する結果になってしまいやすいことを忘れないようにしてくださいね。
振ることを辛いと感じたときの対処法
自分で恋人を振ったのにも関わらず「辛いと感じてしまう」ことは、珍しいことではありません。
自分の感情をコントロールできず、辛いまま毎日を過ごし、気持ちに目を向けられずにいる人もいるでしょう。
ここでは、そんなときに試してほしい対処法を紹介します。
相手のSNSを見ない
別れた後は相手のSNSを見ないようにしましょう。
顔写真はもちろんのこと、相手の情報が入ってくるだけで、付き合っていたときの楽しい思い出が蘇り余計に辛くなる可能性があります。
相手のSNSを見なくても、友達のページから彼の情報が入ってきてしまうことがあるかもしれません。
SNSを完全にシャットダウンするのは簡単ではありませんが、別れた後は少しでも相手に関連したものは避けるようにしましょう。
ミュート機能を使って情報を入りづらくする手法がおすすめです。
規則正しい生活を心がける
恋人との別れが辛くて夜更かししてしまったり、暴飲暴食したりすることってありますよね。
しかし、そんなときこそ規則正しい生活を心がけましょう。
ここでポイントなのが、無理やりにでも規則正しい生活を心がけること。
「朝6時半に必ず起きて、夜は22時には寝る」「仕事前に30分ヨガやストレッチをする」と、自分にプレッシャーをかけましょう。
そうすることで自分で自分を鼓舞し、辛い気持ちを乗り越えられるはずです。
習い事・趣味に没頭する
習い事・趣味に没頭するのもおすすめです。
時間を持て余してしまうと、彼のことを自然と考えてしまいますよね。
ぼーっとする時間があるからこそ、彼のことを思い出してしまうのです。
そんなときは自分が楽しめる習い事や趣味に打ち込みましょう。
最初は何か作業をしながらでも彼のことを考えてしまうかもしれません。
しかし時間とともに考える時間がなくなり、あなたの中での彼の存在は薄れていくでしょう。
誰かに話を聞いてもらう
辛い気持ちをひとりで抱えられないときは、友達や家族に話を聞いてもらいましょう。
ときに第三者の意見は、自分ひとりの力では導き出せない答えをくれます。
具体的な解決策が出ないこともありますが、話すことはストレス解消にもつながり効果的!
ただし、同じ人に何度も同じ話をするとうんざりされる可能性があるので注意してくださいね。
新しい男性と知り合う
いつの時代でも失った恋を癒すのは新しい恋です。
すぐに誰かと付き合おうということではなく、友達付き合いを広げるのでもOK。
異性と食事したり遊びに出かけたりすることで、彼のことを思い出す時間が減るはずです。
振ることで未練が残っているなら再度告白するのもおすすめ!
お互いに共通点があって付き合うことになったり、一目ぼれで恋がスタートしたり、恋愛のはじまり方はさまざまです。
今は無料アプリを使えばすぐに新しい異性と知り合うこともできます。
しかし、どんな出会い方であっても恋人との別れは辛いもの。
別れの理由はさまざまですが、もし振ったことで未練が残っているなら、素直にその気持ちを相手に伝えるのもいいでしょう。
簡単にはOKが出ないかもしれませんが、誠心誠意気持ちを伝えれば復縁できるかもしれません!
復縁関連の参考サイトを見たり、ネットの商品詳細ページから有名著者の専門書を購入したりしながら、自分の恋に活かせる情報をGETしてみてください。
自分の気持ちに正直になって、素敵な恋愛をしましょう!
- 「振る」には「手や足を上下左右に動かす」「仕事を振り分ける」「話しを引き出す」などの意味がある
- 自分から恋人を振っても、罪悪感を感じていたり、相手の意見を尊重しなかったりする人は、別れてからも辛いと感じる
- 辛いと感じたときは、規則正しい生活を心がけたり、誰かに話を聞いてもらったりする対処法がおすすめ